ANAプラチナ会員になって約半月が経過しました。
SFCの申し込みもしたし、プラチナカードも届いたし、とりあえず満足満足!夏に特典を使うのが待ち遠しいな~なんて思っていた所、来月義母が上京してくることに。
先日ご報告の通り、義母の分のSFCも申し込みしてありますので、このまま行けば、義母が最初にプレミアムメンバーの特典を受けることになります。
が、なにぶん心が狭いもので、苦労(はほとんどしてないけど)の末得たプレミアムメンバー特典、私が最初に使いたい!
そこでなんとかしてその前に飛行機に乗れないものかと画策し、このたび特典航空券を取って北海道に日帰り旅行することにしました。
ほんとに心狭いですね(笑)。
以前は特典航空券といえば、何度か海外に出かけて有効期限ギリギリにやっと必要数貯まったマイルを、国内線1往復に替えるのがやっとでしたが、陸マイラー生活を始めてたった4ヶ月で、私個人名義だけで10万マイル(SFC修行フライト分の約3万マイル含む)、家族合算分のファミリーマイルだと、今や16万マイルに到達!
ローシーズン期間であれば、2人でヨーロッパをビジネスクラス(80,000マイル)で往復できてしまいます。すごいですよね…。元手が完全に0だったとは言えませんが、それなりにサービス(外食やエステ等々)を受けた上にポイントが貰えて、最終的に大量のマイルになるんですから、まさに錬金術です。もっと早く始めておけば!と今更ながら悔やまれます。
おかげさまで当サイト経由でポイントサイトに登録してくださる方が予想以上に多くいらっしゃる(ありがとうございます!!)んですが、不思議な事にあまり活動されていないようなんですよね。
当方の伝え方に問題があるのか、いざやってみたら面倒くさかったのか…。よくわかりませんが、投資のようなリスクもないのにほんと勿体無いなぁと思うこの頃です。ほんの数ヶ月でヨーロッパ往復が可能!って、そんなに魅力を感じないのかな。まぁ、詐欺っぽく聞こえることが一番のネックなのかもしれませんね。
それはさておき、今回特典航空券をプレミアムメンバーになって初めて予約したわけですが、いくつか気付きがあったので、ご紹介したいと思います。
プラチナメンバーになっても国内線特典航空券は先行予約できない
ご存知の通り、プラチナ会員になると国内線先行予約が使えるようになります。特典航空券でもそれは同じだと思っていました。
が!国内線特典航空券の先行予約が出来るのは「ダイヤモンドメンバーのみ」なんだそうです。つまり、ダイヤモンドメンバーだけが発売2週間前から特典航空券を予約することが可能で、プラチナ以下は一般と同じ発売日からでないと予約ができません。
一方、ややこしいのですが、国際線特典航空券はプラチナ・SFCでもダイヤモンドメンバー同様に優先予約が可能です。ただし、これは「先行」予約ではなく、あくまで「優先」して予約が出来るというもの。発売開始は搭乗の355日前午前9時からと、一般との差はありませんが、開放されている席数に違いがあり、平会員では「空席待ち」になっていても、プラチナ・SFC以上なら取れる可能性があるということでした。いつか恩恵を受けてみたいものですね。
特典航空券のスゴイところ
特典航空券って、4日前まで申し込みできるのに、便変更・日時変更が可能なんて、よく考えてみればものすごくお得ですよね。
今回の北海道行きは、特典航空券システム上ローシーズンのため、羽田‐新千歳の往復で12,000マイルでした。1マイル2円で換算しても、往復24,000円で行けるということです。
同じ日・同じ便の航空券を4日前に取ろうと思ったら、最安の特割でも52,680円。倍以上です。なんと1マイル=4円以上になります!陸マイラーやっててよかった。
旅割75や55ならもっと安く済みますが、だいぶ前から購入する必要がありますし、バーゲン型運賃では当日前便に空席があったとしても一切変更は出来ない、また取消手数料が高額と、様々な制約があります。
特典航空券は「明日の予約便をもっと遅い時間にしたい」などの変更こそ出来ないものの、4日前まで予約可能ということは、下記のような変更が可能ということです。
図を見ていただければお分かりのように、一旦予約を取った後、日付は変えずに時間変更だけしたい場合でも、原則として搭乗4日前までに済ませておく必要があります。(上の図では、4月24日が搭乗日ですので、便変更は4月20日までに済ませておく必要があり、翌日の4月21日には変更できなくなってしまいます。)
しかし、搭乗4日前を過ぎてしまった場合でも、その日から4日後以降の便になら変更することができます。例えば、搭乗日の4月24日に急用が発生して乗れなくなった場合でも、4日後の4月28日以降の便になら変更可能。搭乗日2日前の4月22日時点であれば、4月26日以降の便に変更できるということですね。
また、特典航空券は当日の前の便に空席があれば、前倒しすることもできます。時間が読めないようなら、とりあえず遅めの便を取っておいて、空港で早い便に変更するのも手ですね。空きがある場合に限りますが。
特典航空券は急な用事で今すぐ飛行機に乗りたい!という時には使いづらいのですが、搭乗予定が4日後以降であればとても重宝します。
普通運賃のように予約なしのオープン発券はできませんが、特典航空券はバーゲン型運賃よりは普通運賃に近いと言っていいのではないでしょうか。往復普通運賃なら69,580円ですので、より特典航空券の有り難みが感じられますね。
ANA公式発表路線以外でも、B777ならプレミアムエコノミーあり!
今回は迷いに迷って結局北海道にしたわけですが、実は近場なら海外も行けるのでは?と一度はアジアも検討しました。
国際線のラウンジは国内線より豪華ですし。使える特典はできる限り使いたいですからね。
できればプレミアムエコノミーにアップグレードしたいなぁと思い調べてみたところ、ANAの公式HP上では、「シンガポール」「バンコク」「ジャカルタ」の3路線にアジアで初めてプレミアムエコノミー設定がされたとのこと。
でも、つい先日シンガポールに行ったばかりですので、もうちょっと違う雰囲気の所に行きたいなぁ…。
それなら、プレミアムエコノミーは諦めて香港あたりかな、と見ていると、あれ?羽田‐香港にプレミアムエコノミーの設定がある??
下、右側の図に小さくプレミアムエコノミーと表示がありますが、15~19列がそれに当たります。
いろいろ条件を変えて調べてみたところ、どうやら羽田‐香港のB777にはプレミアムエコノミーがあるようです。正式に発表されていないのは、機種が限定されているからなんでしょうか。
もしかして一時的なものかな?と12月までランダムに試してみましたが、調べた限りB777にはどれもプレミアムエコノミーがありました。ちなみに、香港の他にも上海、北京のB777で同様にプレミアムエコノミーが利用できるようです。よくよく調べればもっと出て来そう。
ただ、通常の国際線予約サイトから「プレミアムエコノミー」の空席照会をすると、「設定がありません」と出ます。どうやら、「プレミアムエコノミー」のシートではあるけれども、運用上は「エコノミー」のようです。
上図はあくまで参考図で、プレミアムエコノミー部分はブロックされた状態です。24時間前のオンラインチェックインで指定できるようになりますが、「エコノミー」にカテゴライズされる以上、おそらくプレミアムメンバー以外でもアサインできるでしょうから、結構な競争率になりそうですね。
プレミアムメンバーサービスの優先座席指定は国内線だけとなってはいますが、ここでもなんらかの優先があることを期待したいところです。
国際線特典航空券の空席待ちは14日前まで
何はともあれ、香港国際空港優先レーンも使ってみたいし、龍鬚飴食べたいし、香港にしよう!と一旦は決心。往路が「空席待ち」と出たのですが、プラチナになったことだし空席待ちも優先されるはず、と申込みしてみることに。(下図は参考例です。)
便を選択して送信をポチッと押すと、次の画面でエラー。
???とエラー内容を読むと、空席待ち受付期限を過ぎてしまっていたので、それから先へは進めません、とのこと。選べないなら空席待ち受付中だと誤解させる表示をしないで欲しいんですが…。
国際線特典航空券の受付は「出発96時間前」。国内線と違って、日付でなく時間ギリギリまで迷えるのはいいんですが、空席待ちは第一区間出発の14日前までと厳しい。
国際線特典航空券は国内線特典航空券に比べて設定席数が少ないのか、結構先まで満席になっていることが多いんですよね…。
ということで、季節にもよるでしょうが、直前にどこかに行きたいという時には国際線特典航空券は難しいですね。優先レーンとプレミアムエコノミー使ってみたかった…無念。
最後に
香港旅行で初のプレミアムエコノミー&優先レーン利用が叶わず残念ですが、北海道は人生初なので楽しみです。
SFC修行中のように、飛行機に乗るのが主な目的なんですが(笑)、いろいろ見て回って、美味しいものをたくさん食べて買って帰って来たいと思います!
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