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タイ国際航空A380ファーストクラス搭乗記〜設備編〜

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ANAマイルで実現した「ファーストクラス世界一周旅行」!

その名の通り、飛行機でぐるーっと地球を一周。大陸間移動は全てファーストクラスを利用という、夢のような旅です♪

羽田からバンコクへの第一便に続いて搭乗するのは、バンコク発ロンドン行き。今回もタイ国際航空の便を利用します。

けれど一つ前回と違うのは、新型A380ファーストクラスを体験できるということ!

A380は日系の航空会社では運行していない機材(搭乗当時。2019年現在はANAが導入済み)ですし、この機材のファーストクラスシートの質の高さを色々なところで見聞きしていましたから、とっても楽しみにしていました。

以下では、タイ国際航空のA380ファーストクラスのシートとアメニティ、その他の設備を詳しくご紹介していきます♪

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フライト情報

今回搭乗するのはこちらの便です。

便名 TG910
区間 バンコク(スワンナプーム)ーロンドン(ヒースロー)
出発時刻 01:10
到着時刻 07:15
フライト所要時間 12時間5分

タイ国際航空A380ファーストクラスシートの全貌

世界一周旅行の最初の目的地、タイ・バンコクを発ち、一路イギリス・ロンドンへ。

羽田からバンコクに飛んだ時は、B777の旧式シートでしたが、前述の通り、バンコクからロンドン行きは念願のA380新型シートです!

ファーストクラスは12席

ファーストクラスのシートマップはこちら。

この日はフルブッキングでした。

今日の座席は最前列窓側、1Aを選択。

さっそくシートスペックからご紹介していきましょう!

シートスペック

シートの詳細はこちら。

シートピッチ 208cm
座席幅 69cm
リクライニング角度 180度

十分ゆったりしているビジネスクラスでも座席幅は51cmですから、更に20cm近くも広くなると、相当の余裕が感じられます。

シートピッチ(前後幅)が2m超というのも、とても贅沢ですね♪

収納

ただし、座席のスペースがたっぷりしている割には、収納は少なめです。

23インチの大型モニター下の収納棚は布団置き場になっているため、機内持ち込み用のスーツケースは置いておくところがなく、搭乗早々にCAさん預かりとなりました。

モニター横の壁は小さなクローゼットになっていて、2着洋服がかけられるようになっています。

窓際の収納はこんな感じ。中はかなり深く、座ったままではとても底に手が届きません。

そのすぐ下にある物入れにはいくつか電源も付いていて、カメラを充電しながらしまっておくのに重宝しました。これはいいアイデア!

フルリクライニング可能

当然のことながら、座席は180度倒すことが可能。

休みたい時は、CAさんが座席を倒し、寝具を整えてくれます。

幅が広いので、寝返りも余裕!飛行機でこんなにぐっすり眠ったことはないというほど熟睡してしまいました。

12時間のフライト中、起きている時間より寝ている時間の方が圧倒的に長かったため、今思うとちょっぴり勿体無いような気もしますが、ファーストクラスだからこそ熟睡出来たわけで、ある意味正解の過ごし方とも言えるのかもしれません⁉︎

リクライニングコントローラー

リクライニング角度は、手すりのコントローラーで調節可能です。

謎のモニター?

座席横には、モニターのようなものが付いていました。

B777では同じような形状のものがリクライニング操作板だったのですが、こちらはスイッチを押してみてもライトが点くだけ。

うーん、手元灯だったのでしょうか?それにしては収納も出来ず、大仰なサイズでしたが…謎です。

ヘッドフォン

ヘッドフォンはもちろんノイズキャンセリング機能付き。

タイ国際航空のエンブレムもしっかり入っています。

モニターコントローラー

個人用モニターのリモコンは手元にあります。

昔ながらのコントローラーですね。

タイ国際航空ファーストクラス専用アメニティ

この便でも、リモワポーチに入ったアメニティキットが付いていました。初便はピンクでしたが、今回はライムグリーンです。

もちろん持ち帰ることも出来るのですが、荷物を増やしたくなかったので、手を付けずそのまま置いてきてしまいました。

というわけで、中身については前回の記事をご参照ください。

パジャマ

その他、滑走路に出る前にパジャマを配ってくれます。男女兼用とのことで、サイズはMを選択。

袋にはタイっぽい模様がついていますが、中身はベージュ無地のパジャマです。

ゆったりしていて、滑らかな着心地。こちらも持ち帰り可能なので、今後旅のお供にしようと有り難く頂いてきました。平均的な日本人男性にピッタリのサイズなので、今は自宅で夫のお気に入りパジャマになってます(笑)。

化粧室

タイ国際航空のファーストクラスは、お化粧室が豪華なことでも有名です。

全体の写真がうまく撮れなかったので、公式HPから拝借しました。

化粧室が着替え室を兼ねています。ドアを開けると、すぐ椅子とご対面。快適にパジャマに着替えることができました。

着替えスペースの脇には、タオルがたっぷり入った棚が。この奥がトイレスペースになっています。

スワンナプーム国際空港のロイヤルファーストラウンジのお手洗いは、いつもとっても綺麗で感動しましたが、機内は満席のため、終始トイレ争奪戦が繰り広げられていたこともあって、それほどマメに掃除されている雰囲気ではありませんでした。

ロクシタンのボディローションと香水(さくら、緑茶)が置かれていて、自由に使うことが出来ます。

洗面台にも蘭の生花が飾られ、優雅な雰囲気を演出♪うがい用コップのディスペンサーも内蔵されていますし、

お手拭きはタオルでした。さすがファーストクラスです!

アメニティポーチに入っていたのと同じ歯ブラシセットも。

広いので、皆のんびりしたくなってしまうのでしょうか、いつも待ち時間が長めでした。

キャビン前方のラウンジエリア

ファーストクラスは2階にあるため、コックピットがない分前方にも贅沢なスペースが用意されています。

こちらはラウンジエリア。深夜1時発だったため、誰も使っていない様子でしたが、家族連れなどには談話室として使い良いかもしれません。

離陸後しばらくすると、カウンターにお菓子とミネラルウォーターが用意されました。

機内食が充実しすぎていて常に満腹だったので、とても手が出ず断念。

ちなみに、1階へ降りる階段は、タキシングの段階でロープが掛けられ、使えなくなっていました。

最後に

タイ国際航空A380のファーストクラスは、B777よりも新しく高級感があり、これぞファーストクラス!という贅沢な気分に浸ることができました。

今回はバンコク発便を利用しましたが、日本発でも、成田や関西空港から出る便にはこの機材が使われているのだとか。

もしまた乗る機会があれば、ぜひ成田発便も検討したいですね。とてもいい経験になりました。

この他、A380の搭乗記を多数公開中です!

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