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マリオットアメックスプレミアム徹底解説!メリット・デメリットを知ってお得にカードを使いこなそう

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マリオットボンヴォイアメックスのメリットとデメリット

2022年2月、満を持して「マリオットアメックス」がリリースされました!

このカードは、マリオット・ボンヴォイ・アメックスカード(Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード)という旅行特化型のクレジットカード。

絶大な人気を誇ったSPGアメックスの後継カードということもあり、旅好きのユーザーを中心にリリース直後から注目を集めましたが、新しくなったマリオットアメックスは、一体どんな魅力を持ったカードなのでしょうか。

この記事では、マリオットアメックスの特典や、そのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

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  1. マリオットアメックスの概要
    1. プレミアムとスタンダードの違い
    2. マリオットアメックスの年会費は高い!
  2. マリオットアメックスプレミアムのカード特典
    1. 特典1:持っているだけでゴールドエリート昇格
      1. マリオットボンヴォイの上級会員とは?
      2. 上級会員を維持するのは難しい
      3. マリオットゴールド会員の特典内容
    2. 特典2:年間400万円の決済でプラチナエリート昇格
      1. スイートルームにアップグレードされることがある
      2. エグゼクティブラウンジにアクセス可能
      3. ホテルの朝食が無料で食べられる
    3. 特典3. 持ってるだけで年間15泊の宿泊実績
    4. 特典4. 年間150万円の決済でマリオット無料宿泊特典
      1. 無料宿泊特典だけで年会費の元が取れる?
    5. 特典4. ポイント還元率が高い
      1. ポイントをうまく使うのがコツ
      2. ホテル宿泊で獲得ポイントが倍増
      3. ゴールドエリート特典で更にポイント増加
    6. 特典7. マイル移行レートが高い
      1. まとめて交換でボーナスマイル
      2. 有効期限を気にせずマイルを貯められる
      3. ANAマイルもJALマイルも貯まる
    7. 特典7. 家族カード1枚無料
      1. 空港ラウンジが同行者の分まで無料に
      2. 子供の空港ラウンジ利用無料がメリット大
  3. マリオットアメックスプレミアムにデメリットはある?
    1. デメリットその1:年会費が高い
    2. デメリットその2:マリオット系列以外のホテルが使いにくくなる
  4. まとめ
  5. マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
    1. プラチナチャレンジとは
    2. マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる

マリオットアメックスの概要

まず、基本的な情報として、マリオットアメックスには2種類のカードが存在します。

具体的には「プレミアム」と「スタンダード」の2券種。それぞれの正式名称は下記のとおりです。

・Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード

マリオットボンヴォイアメックス誕生

プレミアムとスタンダードの違い

2つのカードの違いを表形式でまとめてみました。

Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード
年会費 49,500円 23,100円
家族カード 1枚目無料
2枚目以降24,750円
1枚目無料
2枚目以降11,550円
マリオットステータス(自動付帯) ゴールドエリート
(年間400万円以上利用でプラチナエリートへアップグレード)
シルバーエリート
(年間100万円以上利用でゴールドエリートへアップグレード)
ポイント還元率
  • Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用=100円あたり6ポイント
  • 日常の買い物=100円あたり3ポイント
  • Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用=100円あたり4ポイント
  • 日常の買い物=100円あたり2ポイント
エリート達成のための宿泊実績(入会・継続時) 15泊 5泊
無料宿泊特典 年間150万円以上の利用で一泊
(50,000ポイント相当/最大15,000ポイント上乗せ可能)
年間150万円以上の利用で一泊
(35,000ポイント相当/最大15,000ポイント上乗せ可能)
プロパティクレジット 100米ドル
(対象料金で「ザ・リッツ・カールトン」「セントレジス」に2連泊以上すると獲得できる)
空港ラウンジ 国内28カ所、海外1カ所の空港ラウンジ利用可能
スマートフォン・プロテクション スマートフォンの修理費用を3万円まで補償 ×
海外旅行傷害保険 利用付帯 最高1億円 利用付帯 最高3,000万円

マリオットアメックスの年会費は高い!

上記のように、プレミアムの年会費は、税込49,500円。スタンダードの年会費は、税込23,100円

いずれも高額なクレジットカードですが、プレミアムに関しては約5万円であり、一般的な感覚からすると簡単には手が出ない価格帯と言えます。

しかし、年会費5万円が高いのか安いのかは、カードに付帯されている特典次第。

仮に年会費が数千円でもあっても、その特典を全く使えなければ持つだけ損ですし、逆に年会費が数万円を超えていても、その特典を十分に活用できればお得になることもあるのです。

事実、プラチナカードやブラックカードのような高額なクレジットカードの保有者は、そのようなところに魅力を感じてカードを持っているはず。

ということで今回は、より豪華な特典が付帯されたプレミアムカード(以下、「マリオットアメックスプレミアム」)を中心に、カードの魅力を検証していきます。

理系マイラー
理系マイラー

年会費が高くてびっくりですが、特典が自分に合っていれば、保有する価値は十分あると思います。

マリオットアメックスプレミアムのカード特典

最初に、マリオットアメックスプレミアムの主な特典(メリット)をまとめてご紹介します。

特典1.持ってるだけでゴールドエリート昇格
特典2.年間400万円の決済でプラチナエリート昇格
特典3.持ってるだけで年間15泊の宿泊実績
特典4.年間150万円の決済でマリオット無料宿泊特典
特典5.ポイント還元率が高い
特典6.マイル移行レートが高い
特典7.家族カードが1枚無料

それでは、上記特典を1つ1つ詳しく見ていきましょう。

特典1:持っているだけでゴールドエリート昇格

1つ目の特典は、マリオットボンヴォイのゴールドエリート(上級会員)ステータスを獲得できるというもの。

マリオットアメックスを持っているとマリオットボンヴォイゴールドエリートになれる

しかも、条件は「カード保有」のみです。

通常、マリオットの上級会員になるためには、ホテルに何泊もする必要があるのですが、このマリオットアメックスプレミアムを使えば、カードを持っているだけでゴールドエリートとして扱われます

極端な話、今までホテルを一度も使ったことないという方でも、いきなりゴールドエリートになれてしまうのです!

マリオットボンヴォイの上級会員とは?

マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)は、アメリカを本拠地とする世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」の会員プログラム。

このプログラムの上級会員になれば、世界中のマリオットグループホテルで様々な特典を得ることができます。

マリオットボンヴォイの会員ランクとその条件は下記の通り。

会員ランク ランクアップ条件
一般会員 無料の会員登録だけでOK
シルバーエリート
年間10泊以上
ゴールドエリート 年間25泊以上
プラチナエリート 年間50泊以上
チタンエリート
年間75泊以上
アンバサダーエリート
年間100以上+マリオット系列ホテルでの年間利用額2万ドル以上

シルバーエリート以上が上級会員にカテゴライズされるわけですが、「シルバーエリート」の更に上のランク「ゴールドエリート」になるためには、マリオットグループのホテルに「年間25泊以上の宿泊」をすることが条件となります。

同じ系列のホテルに1年で25回も宿泊するなんて、よほどホテルを利用する機会が多い方でないと無理ですよね。

ほぼ2週間に1泊するペースですから、普通に生活している限り現実的な数字ではありません。

上級会員を維持するのは難しい

また、運良く条件をクリアできたとしても、そのステータスを維持するためには、毎年同じ数だけ宿泊する必要があります。

例えば、ゴールドエリートの資格を維持しようとすると、毎年25泊以上ホテルに宿泊する生活を続けなければなりません。

しかし!!!

すでにご説明したとおり、マリオットアメックスプレミアムを保有していれば、ホテルを全く利用しない場合でも、半永久的にゴールドエリートを維持できるのです

年間25泊してゴールド会員になっている人たちからすれば、反則技と思えるくらいに凄い特典ではないしょうか。

日本国内のマリオット系列ホテルは、安いブランド&時期でも一泊10,000円前後。

もし最安を狙って25泊出来たとしても、単純計算で25万円ほどかかることになります。

それが5万円弱の年会費で済むのですから、ホテル好きの方にとってはたまらない特典と言えるわけです!

マリオットゴールド会員の特典内容

それでは、マリオットボンヴォイの「ゴールエリート」というのは、どれくらい凄いステータスなのでしょうか?

ゴールドエリートメンバーがマリオットグループのホテルに宿泊すると、以下のような特典を受けることができます。

・お部屋の無料アップグレード
・レイトチェックアウト(午後2時まで)
・ウェルカムギフト(500ポイントまたは250ポイント)
・宿泊時の利用金額に対して25%のボーナスポイント

上記特典の中でも、お部屋の無料アップグレードは魅力的!

当日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも豪華なお部屋に宿泊することができます。

例えば、ホテルで最安のお部屋を予約していた場合でも、角部屋や高層階の広い部屋に案内されることも。

もちろんアップグレード料金は無料ですから、お部屋の差額分はまるまるお得になります。

1万円のお部屋を予約していて、2万円のお部屋に無料アップグレードされれば、実質1万円得したとも言える訳です。

特典2:年間400万円の決済でプラチナエリート昇格

さらにさらに、マリオットアメックスプレミアムで年間400万円以上決済する方なら、もっとお得に。

なんと、カード保有で与えられる上級会員の資格が、「ゴールドエリート」から「プラチナエリート」にグレードアッするのです!

マリオットアメックスで年間400万円以上決済するとプラチナに

利用金額集計期間は、毎年1月1日〜12月31日

ゴールドエリートは年間25泊が条件であるのに対し、プラチナエリートはその2倍の年間50泊が必要。

毎週最低でもホテルで1泊するような方でないと、到達することができないランクです。

そして、ゴールドとプラチナの間には、例えば以下のように、決して超えることのできない壁があります。

スイートルームを含むお部屋の無料アップグレード
・エグゼクティブ(クラブ)ラウンジへのアクセス
無料朝食を含むウェルカムギフト

・レイトチェックアウト(午後4時まで)
・ウェルカムギフト(1,000ポイントまたは500ポイント
・宿泊時の利用金額に対して50%のボーナスポイント

これらの特典は本当に魅力的なものばかりなので、以下で少しだけ詳しく説明します。

スイートルームにアップグレードされることがある

誰もが憧れるホテルで最も豪華なお部屋、それが「スイートルーム」

ゴールドエリートの場合、残念ながらスイートルームへのアップグレードは叶いませんが、プラチナエリートであれば、空き状況次第でスイートルームへのアップグレードも可能。

最も安いお部屋を予約していた場合でも、最高級スイートルームに泊まれることがあります。

私自身、プラチナ以上を保持すべく毎年地道に宿泊実績を重ねているのですが、スイートに上げて頂いたことは一度や二度ではありません。

エグゼクティブラウンジにアクセス可能

特別な宿泊客だけが利用できるエグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)にも入れるようになります。

エグゼクティブラウンジのサービス内容はホテルによって異なりますが、食事やお酒までいただけるラウンジも珍しくありません。もちろん無料です(一部アルコールを有料にしているホテルもあります)

ラウンジで過ごす時間が、ホテルライフを贅沢なものにしてくれるのは間違いありません。

特に海外滞在時、安全かつ手軽に飲み物や食べ物を得られるのは、他に代え難いベネフィットです。

ホテルの朝食が無料で食べられる

また、朝食が無料になるのも嬉しいところ。

ホテルの朝食は得てして高額になりがちですが、プラチナステータスがあれば、滞在中ずっと無料にすることが出来ます(一部対象外ホテルあり)

朝早いと周りのお店が開いていなかったり、そもそも周辺に飲食店がなく、事実上ホテル内での朝食しか選択肢がないこともあります。

その必要経費が無料になると考えると、トータルの旅費に与える影響は、プラチナ特典の中でも「朝食無料」が最も大きいのかもしれません。

理系マイラー
理系マイラー

400万円決済という条件は決して簡単なものではありませんが、その決済額を狙える位置にいるのであれば、マリオットアメックスプレミアムの価値は跳ね上がります!

特典3. 持ってるだけで年間15泊の宿泊実績

また、マリオットアメックスプレミアムを保有していると、毎年カードを更新するタイミングで15泊分の宿泊実績(エリートナイトクレジット)が加算されます。

マリオットアメックスを持っていると毎年15泊の宿泊実績プレゼント

つまり、実際にホテルには泊まっていないのに、15泊したことにしてくれるということ。

これの何が嬉しいかというと、ここまで説明してきた「上級会員」のステータスが簡単に獲得できるから。

15泊分の宿泊実績が毎年自動的に付与されることで、より高いランクのステータスに到達しやすくなるのです。

会員ランク 通常の条件 15泊分追加後の条件
プラチナ 年間50泊 年間35泊
チタン 年間75泊 年間60泊
アンバサダー 年間100泊 年間85泊

※アンバサダーは宿泊実績とは別に2万3千ドル利用の条件あり

すでにご紹介したように、マリオットアメックスプレミアムには、400万円以上決済でプラチナエリート資格が貰えるという特典もありますが、プラチナ昇格だけを目的とするのであれば、この15泊特典の方が重要。

15泊の宿泊実績を貰いつつ、実際に年間35泊してプラチナ昇格を目指すのが現実的かと思います

年間15泊の宿泊実績は、毎年マリオットのプラチナ以上をキープしたい方にとって必要不可欠の特典です。

特典4. 年間150万円の決済でマリオット無料宿泊特典

マリオットアメックスで年間150万円決済して、翌年度以降もカードを継続すると、マリオットグループのホテルで使える無料宿泊特典1泊1室分(50,000ポイント上限)を獲得できます。

<無料宿泊特典の獲得条件>
「年会費支払い(カード更新)」+「プログラム期間中(カード入会/切替日から毎年1年間)に150万円以上利用」

年1回の限定特典ではありますが、条件を達成し続ければ毎年特典を獲得可能。

年間150万円決済し続ける方であれば、毎年1回は無料でマリオットグループのホテルに宿泊できます。

ちなみに、マリオットアメックス「プレミアム」でなく、「スタンダード」でも同じ条件で無料宿泊特典がもらえますが、スタンダードの場合の特典は35,000ポイントまで

利用できるホテルがかなり限定されてしまいます。

50,000ポイントまでOKなのは、さすが「プレミアム」といったところですね。

また、50,000ポイントではギリギリ足りない場合でも、手持ちのポイント(最大15,000ポイント)と無料宿泊特典を合算し、65,000ポイントまでの無料宿泊に交換することが可能。

最高級ホテルを除けば、ほぼこの無料宿泊特典で利用することが出来るというわけです。

無料宿泊特典だけで年会費の元が取れる?

マリオットグループのそれなりのホテルに宿泊しようとすると、地域やシーズンにもよりますが、1泊あたり3万円~5万円、もちろんそれ以上になることだって珍しくありません。

となると、もし無料宿泊特典をクリア出来れば、毎年3万円~5万円程度のポイントバックがあるのと同じ。

そう考えれば、約5万円の年会費が決して高くないことが分かりますよね。

5万円の年会費を払ったとしても、5万円のホテルに無料宿泊できれば、実質的な手出しはゼロ。

年間150万円利用するかどうかが、マリオットアメックスプレミアムを保有すべきかどうかの大きな分岐点となりそうです。

理系マイラー
理系マイラー

カード利用額150万円ということは、単純計算で1月当たり12万5千円

毎月このくらいの決済額をクリアできる方には、マリオットアメックスプレミアムを強くおすすめできます。

特典4. ポイント還元率が高い

クレジットカードを選ぶ際に、まずポイント還元率を気にする方は少なくないと思います。

そんな方にも、マリオットアメックスプレミアムはおすすめです。

マリオットアメックスプレミアムを決済に利用すると、マリオットグループのホテルで使えるポイント(以下、マリオットポイント)が、100円決済するごとに3ポイント貯まります。

つまり、ポイント還元率は3%

これは、マリオットポイントの価値を1円より低く見積もったとしても、かなり高い還元率と言えます。

仮にマリオットポイントが「1ポイント=0.5円」の価値しかないとしても、円ベースの還元率は1.5%

クレジットカードのポイント還元率としては最高クラスの数字です。

ポイントをうまく使うのがコツ

マリオットポイントは、ホテル宿泊時に利用すれば、「1pt=1円以上」として利用することもできます。

例えば、国内有数の高級ホテル「リッツ・カールトン日光」は、最安のお部屋に60,000ポイントで無料宿泊できるのですが、そのお部屋に有償で宿泊しようとすると、10万円以上します。

リッツ・カールトン日光ガーデンビューダブル(ポイント宿泊)

リッツ・カールトン日光ガーデンビューダブル(有償宿泊)

(上例は2022年1月時点の情報です。2023年現在はポイント変動制が設けられたため、該当ホテルの必要ポイント数は上昇しています。)

この場合、1ポイント=1.7円以上の価値を有することになり、実質的なカードのポイント還元率は5%超え

条件が限定されているとは言え、かなりお得な使い方ができることになります。

私も実際にポイントを使って、リッツ・カールトン日光に宿泊した経験があります。このときはオフピークで50,000ポイント。信じられないくらいお得な宿泊でした。

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ホテル宿泊で獲得ポイントが倍増

また、マリオットボンヴォイ加盟ホテルでマリオットアメックスプレミアムを利用すると、100円決済するごとに6ポイント貯まります。

つまり、ホテル宿泊時は貯まるポイントが2倍

その結果、ポイント還元率も2倍の6%になります。

ホテルに泊まる機会が多ければ多いほど、この2倍ポイント還元のメリットを享受できるため、旅好きからの支持率が高いのにも納得です。

ゴールドエリート特典で更にポイント増加

さらに、マリオットアメックスプレミアムに付随する「ゴールドエリート会員資格」により、宿泊時の利用1米ドルにつき12.5ポイントも同時に獲得可能

例えば1ドル=100円と仮定して、宿泊費が30,000円の場合…

カード決済に応じた還元ポイント(6%):1,800マリオットポイント
ゴールドエリート会員特典:3,750マリオットポイント

つまり、これだけで5,550マリオットポイントを獲得できるというわけです。

その上、ゴールドエリート会員はウェルカムギフトとして1滞在あたり250ポイントまたは500ポイントがもらえます(額はホテルによって異なります)ので、最大で6,150ポイントをゲットできる計算に!

もはや、マリオットでの支払いには、必ずマリオットアメックスプレミアムを利用しないと損だとすら思えてしまいます。

ただし、旅行代理店などの第三者を通じた予約は対象外になってしまうので注意が必要です。

マリオットグループのホテルにはベストレート保証もありますし、ホテルの予約は公式サイトから行うのが鉄則ですね。

上記は、Marriott Bonvoy参加ホテルでの宿泊や直営レストラン、オンラインショップ等でのお支払い代金が対象です。

特典7. マイル移行レートが高い

せっかくポイント還元率が高くても、ホテルでしか使えないなら意味ないなぁ…と思っている方も安心してください。

マリオットポイントは、航空会社のマイル(マイレージ)に交換することもできます。

マリオットアメックスではマイルへの移行レートも高い

しかも、選べる航空会社も豊富。

ANAマイルJALマイルはもちろんのこと、海外の多くの航空会社のマイルに交換できます。

  • エーゲ航空 Miles+Bonus
  • エア・カナダ アエロプラン
  • ANAマイレージクラブ
  • アビアンカ航空 LifeMiles(5000ボーナスマイル適用なし)
  • コパ航空 ConnectMiles
  • エディハド航空 Etihad Guest
  • ハワイアン航空 HawaiianMiles
  • 日本航空 JALマイレージバンク
  • ルフトハンザ航空 Miles&More
  • カンタス航空 カンタス・フリークエントフライヤー
  • シンガポール航空クリスフライヤー
  • タイ国際航空ロイヤルオーキッドプラス
  • ブエリング航空 Vueling Club
  • エアリンガス AerClub
  • エールフランス航空/KLMフライング・ブルー
  • アメリカン航空 AAdvantage(5000ボーナスマイル適用なし)
  • ブリティッシュ・エアウェイズ Executive Club
  • デルタ航空スカイマイル(5000ボーナスマイル適用なし)
  • フロンティア航空 FRONTIER Miles
  • イベリア航空 Iberia Plus
  • 大韓航空 スカイパス(5000ボーナスマイル適用なし)
  • カタール航空プリビレッジクラブ
  • サウスウェスト航空 Rapid Rewards
  • ターキッシュエアラインズ Miles&Smiles
  • ユナイテッド航空マイレージプラス
  • エアロメヒコ クラブプレミエ
  • アラスカ航空 Mileage Plan
  • アシアナ航空 アシアナクラブ
  • キャセイパシフィック航空アジア・マイル
  • エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ
  • 海南航空 Fortune Wings Club
  • インターマイルズ
  • LATAM航空 LATAM Pass
  • Multiplus Fidelidade
  • サウディア Alfursan
  • TAPポルトガル航空 Miles&Go
  • ヴァージンアトランティック航空 Flying Club

(2024年1月時点)

マリオットポイントは「陸マイラー」にとっても、非常に重要なマイル獲得源となるポイントです。

マリオットポイントからマイルへの交換レートは、原則として「3:1」。

数値的には3分の1に減ってしまいますが、マリオットポイントとマイルの価値を比較すると、ほぼ等価交換と言えるレートです。

たび
たび

ANAマイルやJALマイルは、一般的に1マイルあたり1.5円~2円程度の価値があると言われています。

まとめて交換でボーナスマイル

原則「3:1」と説明したのは、もちろん例外があるから。

マリオットポイントをマイルに交換する際、1回の手続きで60,000ポイントをマイルに交換すると、特別ボーナスとして5,000マイルが追加されますアメリカン航空・デルタ航空・アビアンカ航空・大韓航空除く

このため、60,000ポイントをマイルに交換すると、通常分20,000+追加分5,000=合計25,000マイルを獲得出来るということに。

この場合の交換レートは「3 : 1.25です。

マリオットアメックスプレミアムを通常のショッピング等に利用した場合、100円毎に3マリオットポイントが貯まるので、マイルに交換する前提であれば、100円利用毎に1.25マイル貯まる計算になります。

つまり、マリオットアメックスプレミアムの決済時のマイル還元率は1.25%

これは、ANAカードやJALカード等のマイル獲得に特化したカードと比べても、全く引けをとらない還元率です。1マイル=2円換算すると、円ベースの還元率は2.5%にもなります。

理系マイラー
理系マイラー

マリオットアメックスプレミアムは、カード決済でマイルを貯めるカードとしても十分通用します!!

ユナイテッド航空のマイルに交換すると、10%プラスされます↓

リワードプラス

有効期限を気にせずマイルを貯められる

ちなみに、マリオットポイントの有効期限は、最後のポイント獲得から1年とされています。

1年」という数字に着目すると少し短いような気もしますが、その起点は「最後のポイント獲得から」となるので、普段からマリオットアメックスプレミアムを利用する場合、どんどん有効期限は伸びます。

つまり、年に1回100円だけでもカードを利用すれば、ポイントの有効期限は実質的に無期限となります。

ということは、マリオットアメックスプレミアムを使うことで、有効期限を気にせずマイルを貯めることができるようになるのと同じ。

ANAマイルやJALマイルには獲得から3年という有効期限が設定されているため、通常コツコツと時間をかけて貯めることはできません。

しかし、最初は有効期限のないマリオットポイントとして貯めておき、実際に利用する段階になってマイルに交換して使うようにすれば、有効期限を気にする必要はなくなります。

ANAマイルもJALマイルも貯まる

マイルを貯めるカードの代表格は、「ANAカード」や「JALカード」ですが、これらのカードを使った場合、「ANAマイル」または「JALマイル」のいずれか一方しか貯めることはできません。

当たり前のことですが、ANAカードを使って貯めることができるのはANAマイルだけで、JALマイルを貯めることはできません。

逆もまた然りで、JALカードを使って貯めることができるのはJALマイルだけで、ANAマイルを貯めることはできません。

・ANAカード ⇒ ANAマイルが貯まる
・JALカード ⇒ JALマイルが貯まる

もちろん、ANAマイルやJALマイルのいずれか一方を集中的に貯めても問題ないのですが、両方貯めておいた方がよい場合もあります。

例えばマイルを使って特典航空券を発券する場合、その予約可能枠はANAとJALで差があります。

つまり、ANAでは特典航空券が取れないけれども、JALなら取れるという状況もあり得るのです。

その点、マリオットアメックスプレミアムで貯めることのできるマリオットポイントは、ANAマイルにもJALマイルにも同じように交換することができます。

マリオットポイントを貯めるという行為は、すなわち「ANAマイル」と「JALマイル」を同時に並行して貯めるという行為と実質的に同じなのです。

<マリオットポイント60,000ポイント保有している場合>
・ANAマイルに交換申請すれば、25,000ANAマイルを獲得可能
・JALマイルに交換申請すれば、25,000JALマイルを獲得可能
理系マイラー
理系マイラー

マリオットアメックスプレミアムは、マイル還元率の数字(1.25%)だけを見ても非常に優秀ですが、マイルの使い勝手という意味でも、他を寄せ付けない魅力を持っています。

特典7. 家族カード1枚無料

マリオットアメックスプレミアムは、家族カードを枚無料で発行することが可能です(2枚目以降24,750円)

これも、旧SPGアメックスにはなかった特典です。

残念ながら、家族会員にはマリオットボンヴォイのステータス(ゴールドエリート)は付与されませんが、以下のようなメリットがあると考えられます。

  • 家計を一括管理できる
  • 利用額に関するキャンペーンの際、本人カード決済額と合算できる
  • 家族カードでもアメックスオファーを利用できる
  • 空港ラウンジ2名無料特典は家族カードにも該当する

空港ラウンジが同行者の分まで無料に

マリオットアメックスプレミアムだけの特典ではなく、アメックス全般に見られる特典ではありますが、個人的には空港ラウンジの利用時に本人+同行者1名の計2名分が無料になるという点に、大きなメリットを感じています。

ここでいう空港ラウンジとは、所謂「カードラウンジ」のこと。

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当日飛行機を利用する人を対象として、空港内に開設されているラウンジで、特定のクレジットカードを持っていると無料で利用することができます。

一般的にゴールドカードが該当しますが、基本的に料金無料になるのはカード契約者本人のみ。

ところがマリオットアメックスプレミアムなら、同行者の分まで無料にすることができるのです。

子供の空港ラウンジ利用無料がメリット大

上記特典が効果を発揮するのは、特に子連れの場合

大人は対象クレジットカードを持っていれば無料になりますが、子供はそうはいきません。

クレジットカードが持てるのは基本的に18歳以上のため、小さい子供を連れていると、大人が対象カードを持っている場合でも子供の分の料金を払う必要が出てくるのです。

しかし、マリオットアメックスプレミアムなら、この問題も解決。

例えば、両親がマリットアメックスプレミアムとその家族カード(合計2枚のカード)を保有していれば、子供2名分がそれぞれ同行者として扱われ、ラウンジ利用料金が無料になります。

つまり、大人2名、子供2名が無料!

空港を家族連れで利用する機会が多い方には、地味に嬉しいポイントです。

我が家の場合が、まさにこのケースにピッタリと当てはまるため、アメックスにはいつも助けられています。

マリオットアメックスプレミアムにデメリットはある?

マリオットアメックのデメリットとは

さて、ここまで良いところばかりをご紹介してきましたが、マリオットアメックスプレミアムは本当にメリットばかりのカードなのでしょうか?

実際に申し込むことを検討する場合、メリットよりもデメリットの方が気になることがありますよね?

あえて隠さずに言うと、マリオットアメックスプレミアムにもデメリットはあります

ですから、マリオットアメックスプレミアムを申し込む前に、メリットだけではなくデメリットについてにも、ちゃんと知っておくべきです。

デメリットその1:年会費が高い

これについては改めて説明するまでもありませんね。

マリオットアメックスプレミアムの年会費は、冒頭でもご紹介したように年会費49,500円(税込)

決して安くはありません。

ですから、「ここまで紹介してきたマリオットアメックスプレミアムの特典(メリット)が、自分にとって年会費以上の価値となるか」を慎重に検討する必要あり。

例えば、マリオットグループのホテルに宿泊する機会が少なかったり、カードの決済額が少なかったりする場合には、マリオットアメックスプレミアムの特典を十分に活用することができず、結果的に宝の持ち腐れとなってしまう可能性があります。

理系マイラー妻
理系マイラー妻

逆に旅好きの方であれば、デメリットはかなり小さくなります。

デメリットその2:マリオット系列以外のホテルが使いにくくなる

マリオットアメックスプレミアムが特にその効果を発揮するのは、マリオットグループのホテルに宿泊する際です。

ですから、マリオットアメックスプレミアムを保有してしまうと、それ以外のホテル(例えば、IHGグループやヒルトン等)に宿泊するのがもったいなく感じてしまいます。

もちろんマリオットグループのホテルを選択すれば何も問題ないのですが、事実上ホテルの選択肢を狭めてしまうことには変わりありません。

その結果、ホテルを自由に選びたいという方には大きいデメリットになってしまうでしょう。

ゴールド会員としての特典を受けたいがために、他のホテルを選択肢から外さざるを得ない状況を享受できるか」が重要なポイントです。

たび
たび

マリオットグループのホテルは日本全国、世界各地にたくさんあります。
有名都市には必ずと言ってよいほどある状況なので、選択肢をマリオットに絞ってもよい場合には、デメリットはほとんど感じられません。

 

まとめ

以上、マリオットアメックスプレミアムの「メリット」と「デメリット」についてご紹介しました。

今回ご紹介した特典(メリット)を改めてまとめると…

特典1.持ってるだけでゴールドエリート昇格
特典2.年間400万円の決済でプラチナエリート昇格
特典3.持ってるだけで年間15泊の宿泊実績
特典4.年間150万円の決済でマリオット無料宿泊特典
特典5.ポイント還元率が高い
特典6.マイル移行レートが高い
特典7.家族カードが1枚無料

これらの特典が活用できそうか、じっくり検討してみてください。

マリオットアメックスプレミアムは、かなり年会費の高いクレジットカードですので、よほどお金持ちでもなければ、とりあえず作ってみようという訳にはいかないと思います。

申込みには、それなりに覚悟が必要です。

しかし、マリオットアメックスプレミアムには、旅好きにとって見逃せない特典がいくつも付帯されています。

マリオットグループのホテルを頻繁に利用する機会があるのなら、ほぼ確実に年会費以上のメリットを享受できるでしょう。

また、普段はホテルを使う機会がない方であっても、家族旅行等で利用するかもしれない場合には、大いに活躍してくれるはずです。

マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには

マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。

例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。

この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。

その方法が「プラチナチャレンジ」です。

プラチナチャレンジとは

プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。

上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。

現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。

マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる

用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。

マリオットアメックスプレミアム券面

このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。

例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。

また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!

マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。