インドネシアのナショナルフラッグキャリア「ガルーダインドネシア航空」。
首都ジャカルタだけでなく、日本人にも人気のリゾート地バリ島へ直行便を運行しており、バリらしいおもてなしを楽しめる、なかなか素敵な航空会社です。
今回は、バリ島の玄関口・デンパサール国際空港にある、ビジネスクラス搭乗客向けのサービス「ガルーダインドネシアビジネスクラスラウンジ」の訪問記をメインに、旅行記形式で詳しくご紹介します♪
2023年ガルーダインドネシア航空最新搭乗記&ラウンジ訪問記もぜひどうぞ!
デンパサール・ングラ・ライ国際空港に到着!
さて、今回は0:40発のバリ島発・成田行きの飛行機に搭乗します。
滞在していたセントレジスバリを21時30分にレイトチェックアウトして、予め頼んでおいたホテルの送迎車で空港にやってきました。道が空いていたので、20分も掛からなかったと思います。空港がリゾートから近いというのは、かなりの高ポイントですね。
車寄せに着くと、ドライバーさんとは別の方が「理系マイラー妻様ですね?ご案内します」とスマートにエスコート。
半分寝ぼけていたので、「えっ、なんで名前を知ってるの?ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスにはこんなサービスまで??」と一瞬混乱してしまいましたが、なんのことはない、ホテルの送迎サービス(有料)の一環で、出発時はセキュリティチェックまでスタッフさんが同行してくれるのです。
入国する時には、飛行機を降りたところで待機していてくれましたし、空港職員ならいざ知らず、民間企業がそこまで出入り出来るなんて、VIPでもないのにスゴイですよね!こんなサービスを体験できる国は、そう多くないのではないでしょうか。
料金も送迎含めて7,000円ほどでしたし(2019年12月時点)、バリ島を訪れる際には是非利用されることをオススメします!
ファストレーン&プレミアムチェックインを利用
さて、バリ島デンパサール・ングラライ空港の国際線ターミナルでは、2段階のセキュリティチェックが設けられており、最初の検査場には、有料送迎サービス利用者やビジネスクラス搭乗客向けのファストレーンが用意されています。
スタッフさんが優先レーンの係員に対象者であることを告げ、すんなりチェックへ進むことが出来ました。ここでこのスタッフさんとはお別れです。お世話になりました!
検査終了後は、前方左手にあるガルーダインドネシア航空のプレミアムチェックインカウンターへ。
ここを利用できるのは、ファーストクラス、ビジネスクラス、ガルーダマイルズプラチナ会員です。今回はビジネスクラスなので、通常のチェックインカウンターではなく、こちらへやって来ました!
さっそくチェックイン手続きを行なって、機内に持ち込めない大きな荷物などを預けてしまいましょう!
なお、私たちが来た時はご覧の通り誰もいませんでしたが、混んでいる時間帯はこちらのソファで待つこともできそうです。
いざ出国
チェックイン手続きを終えたら、2つ目のセキュリティゲートを潜ってようやく出国です。
まず入り口で搭乗券をスキャンしてゲート内へ。その後、再度の手荷物検査とパスポートコントロールが待っていました。
一応見回してはみたものの、こちらでは優先レーンを見つけられず。一見かなり混雑してはいましたが、15分ほどで全ての手続きが済み、無事出国です!
ガルーダインドネシアラウンジへの道のり
それでは続いて、ガルーダインドネシア航空のラウンジを目指しましょう。
地図はこちら。
出国審査を終えたら、免税店が並ぶ通りをぐるっと回り込む感じですね。
歩き始めて程なく、ラウンジへと続くエレベーターと階段にたどり着きました。
上階では、道なりに進むだけ。
こちらがガルーダインドネシアラウンジのレセプションです!
ガルーダインドネシアラウンジ概要
ガルーダインドネシアラウンジは、アッパークラス搭乗客とエリートメンバーに開放されているラウンジです。
サービス
提供されているサービス内容は以下の通り。
営業時間
最終便まで営業しているため、万一便が遅れても追い出されることはなさそうです。
利用資格
ガルーダインドネシアはスカイチーム所属の航空会社なので、エリートプラスメンバーも利用可能。
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- ガルーダマイルズプラチナ
- スカイチームエリートプラス
先述の通り、私たちはビジネスクラスに乗ることで資格を得ました。
貴重なファーストラウンジも併設
手続きを済ませて中へ進むと、道が二手に分かれています。
今回利用するのは右手のビジネスラウンジ。
一方の左手には、ファーストクラスラウンジがあります。
公式サイトによれば、ガルーダインドネシア航空のファーストクラスラウンジがあるのは、ジャカルタのスカルノハッタ空港と、このデンパサール・ングラライ国際空港だけ。
聞くところによると、ガルーダインドネシア航空のファーストクラスはかなりお手頃価格なのだとか。一度は体験してみたいものです。
ビジネスクラスラウンジ内の様子
ラウンジの中は思っていたよりもコンパクトですが、ガラス張りの天井と豊富な照明のおかげで、明るく開放感があります。
こちらは免税店を見下ろすテラス席。
窓辺はカウンター席、奥はソファ席となっており、さらに通路の奥にもシーティングエリアが続きます。
通路には、お酒を注文できるバーカウンターが。
一番奥まで進むと、4人掛けのテーブル席が並んでいました。
こちらのエリアは照明も控えめなので、仮眠をとっている方も。そのほとんどが日本の方だったのが印象に残っています。
シャワー室
ラウンジで重宝する設備といえば、やはりシャワーですよね。
このガルーダインドネシアラウンジにも設置されているのですが、トイレの中に1室あるのみ。
空いていれば自由に使うことが出来ます(訪問時はかなり待ちました)。
中にはトイレとシャワーブース。
ヘッドシャワーとハンドシャワーの2つがあり、アメニティやタオルはなし。
もしかしたら、スタッフさんに申し出れば何かしら貸与があるのかもしれません。
ドライヤーは洗面台に付いていました。
設備は最低限ながら、清潔で抵抗感なく利用できそうです。
が、タイミングによってはかなり待ちますので、出来ればここに来る前にシャワーを済ませておいた方が良いでしょう。
ブッフェのメニュー
それでは、フードメニューはどんなラインナップなのでしょうか。
全体の面積に比して、ブッフェカウンターはかなり大きめに作られており、ライブキッチンまで設けられていました。こちらではパスタを注文できるようです。
ドリンクはジュースやお水など。アルコールは先述の通路にあるミニバーで注文する必要があります。手前のケースにはパン類が収まっていました。
エキゾチックな雰囲気のアイランドカウンターには、たくさんのお料理が並んでいます。
こちらのお鍋にはおかゆと書かれていました。埃除けでしょうか、トッピングにナフキンがかかっているところに繊細な気配りを感じます。
赤いお鍋の中には、それぞれカレーや煮込み料理などが入っていました。
こちらはインドネシア料理のバクワン。
野菜の天ぷらのようなものだそうです。
保冷されたケースの中には、色とりどりの野菜やフルーツが並べられていました。
フルーツだけでなく、チョコレートプディングや…
いろんな種類のケーキまで!
決して広くないラウンジ、しかも深夜の時間帯にこれだけのラインナップが準備されているとはちょっとビックリ。
ホテルのレストランでお腹いっぱい食べた後でしたので、ラウンジではほとんど何もいただきませんでしたが、どれも綺麗に盛り付けられていてとっても美味しそうでした♪
最後に
ということで、今回はバリ島デンパサール・ングラライ国際空港のガルーダインドネシアラウンジについて詳しくご紹介しました。
まだオープンからそれほど経っていないのか、小さめながら綺麗なラウンジです。フード類も充実していて、食事についても満足できるかと思います。
難点を強いてあげるなら、シャワー室などのファシリティが若干乏しいことと、深夜になるにつれて席を見つけるのが難しいほど混雑してきたことでしょうか。
今回は二人連れ、シャワーも済ませた後だったため、特に問題ありませんでしたが、大人数で利用する際にはちょっと不便を感じるかもしれません。
もし今後家族で来る機会があれば、もう少し早めにチェックインしておこうかな、と思う次第でした。
東京・成田行きのビジネスクラス搭乗記はこちら↓
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