地上最後の楽園、インドネシア・バリ島。
世界屈指の高級リゾート地でもあるバリ島には、たくさんの有名外資系リゾートホテルがあり、各ホテル趣向を凝らしたサービスを提供しています。
今回、数ある高級ホテルの中から選んだのは、マリオット系列の最高級ラグジュアリーホテルセントレジス バリ リゾート。
感激ポイントが多すぎて、どこからご紹介していいのやら迷ってしまうほどなのですが、まずは驚くほど豪華な”空港送迎サービス”についてご紹介します。
空港シャトルを提供しているホテルは数あれど、セントレジス・バリのサービスは桁違い!!
一体何がそんなにスゴイのか全てお見せしますので、ぜひご覧ください♪
ガルーダ・インドネシア航空でバリ島デンパサール空港に到着!
東京からバリ島・デンパサール空港までは、ガルーダ・インドネシア航空の直行便を使って約7時間でアクセス可能です。
今回は、ANAマイルを使ってのビジネスクラス特典航空券で出かけてきました!
マレーシア航空やシンガポール航空が運行する経由便を使って行く方法もありますが、今回は未就学児の娘を連れての旅行でしたので、時間的にも体力的にもやはり直行便が一番(直行便があるのはガルーダ・インドネシア航空だけ/成田発着)。
ラウンジや機内も存分に満喫し、バリ島に到着です。
2023年羽田ージャカルタ最新搭乗記やバリ旅行記もぜひどうぞ!
セントレジス ・バリの空港送迎サービスとは
普通、ホテルの空港送迎サービスと言えば、入国審査を終えた後、到着ロビーに出て自分の名前を掲げているスタッフさんを探すのが定番ですが、デンパサール空港では少々事情が異なります。
飛行機を降りたらすぐにお出迎え!
なんと飛行機を降り、ブリッジを渡りきって建物内に入ってすぐのところまで、専属スタッフさんが迎えに来てくれるんです!(↓写真右の男性)
しっかり名前の入ったボードも用意されていて、これなら初めてでも迷いようがないですね。とっても物腰柔らかな方で、緊張も早々にほぐれてしまいました!
世間話をしつつ、到着口までアテンドしてくれます。
入国審査もアテンド
そのまま、まずは入国審査へ。
審査場は撮影禁止のため写真はないものの、一般の人たちが通るのとは別のファストレーンに案内してくれました。
私たちだけを審査員の前に残し、スタッフさんは先に進みますが、目の届くところで待っていてくれますし、審査自体もほぼスルーチェックイン状態。これも初めての異国では心強いですね!
聞くところによると、ほんの数年前までは審査官が飛行機に同乗していて、機内で入国審査を済ませることも出来たのだとか。インドネシア、びっくりですね!
荷物をターンテーブルで待つ必要なし!
入国後は預けたスーツケースを受け取って税関へと進むわけですが、案内されたのはこちらのラウンジ!
なんと、自らターンテーブルで荷物を待つ必要はなく、ここでのんびりしている間にスタッフさんが取りに行ってくれるのだそう!荷物の引換証を渡したら、室内でミネラルウォーターを飲みながら一休み。
まるでVIPのような待遇に恐縮するばかりです。
ラウンジの中はどうなっているのかと言いますと…
それほど広くはありませんが、バリ風の木工細工が印象的な落ち着いた雰囲気♪
奥はガラス張りとなっていて、お土産屋さんの様子が見えました。
窓側に座って、到着したお客さんたちが早速買い物している様子を眺めるのも楽しい時間です。
しばらくすると、スーツケースを回収したスタッフさんが戻ってきました。ラウンジを後にして、次は税関へ…。
到着ロビーへ
その後、無事税関もすんなりクリアして、到着ロビーへ出ました!
もともとインドネシアの税関は、基本的に全員が立ち寄らなければならない日本と異なり、海外でよくある自己申告型なので、申告するものがなければほぼスルーで出ることができるのですが、それでも現地のスタッフさんが同行してくれるのは心強かったです。
到着ロビーは外からの風がダイレクトに入り込むちょっと珍しい造り。
ここで初めてバリ島の空気を感じることができました。冬の東京から常夏のバリへ。久しぶりに感じる夏の宵の暖かさに、自然と心も浮き立ちます♪
送迎はトヨタ車で
その後、車寄せまで2,3分歩き、民族衣装がエキゾチックなもう一人のスタッフさん(↓写真左)と合流。そのまま15分ほど待ったところで、送迎車が到着しました!
車種はトヨタのinnova(イノーバ)。東南アジア〜中近東で販売されているミニバンです。
ウェルカムスイーツとおしぼり
車に乗り込む際、ここでお別れとなる2名のスタッフさんからこんなものを頂きました。
暗かったので写真も不鮮明になってしまっていますが、ラップでぐるぐるに巻かれたチョコレート×2と、冷やしたおしぼりです♪
翌日、明るいところで写真を撮り直してみました↓
中身はセントレジスのロゴ入りのチョコレート!次女と二人、美味しく頂きました♪
揺れと暗さでうまく撮れませんでしたが、車内には他におしゃれなミネラルウォーターも用意されていたりと、至れり尽くせりです。
ホテルまでは約20分
デンパサール国際空港からセントレジス ・バリリゾートまでは、高速道路を含めて約25分。
私たちの場合はちょうど空いている時間帯だったのか、行きも帰りも20分ほどでした。
12月、19時前の空は青とピンクが混ざり合って、とても幻想的な雰囲気!
風景も思っていたより近代的なのが印象的でした。
セントレジス・バリリゾートに到着!
高速道を降りて、東南アジアらしい繁華街を進むことしばし。セントレジス バリのエントランスに到着です!
…と、車が門の前で停止。
実は、バリ島の高級ホテルではセキュリティゲートを設けているところが多く、セントレジスもその一つ。敷地内に入る前に、麻薬探知犬による車内チェックを受ける必要があるのです。
これだとちょっと見えにくいかと思いますので、日中のゲートの様子がこちら!
どうやら、このワンちゃんは車が来るたびに少し離れた待機所から出勤しているようです。犬種はフラットコーテッドレトリバーでしょうか。見ている分には可愛かったのですが、バリ島ではそれほど薬系の犯罪が多いのかと、ちょっと驚きでもありました。
さらに、これだけではありません!
ゲートを出た後、ホテルのメインエントランス前には、こんな空港で見られるようなセキュリティチェックまで設置されています。
一見、いたって平和そうなバリ島ですが、これほど厳重にチェックする必要があるんですね。ただ、ホテル内にいる分には安心して過ごすことが出来ますので、とても良いことだと思いました。
さて、ここで空港から一緒だったドライバーさんともお別れ。
飛行機を降りてからホテルまでのシームレスなエスコート、ただただありがたかったです!
空港送迎サービスの料金は?
ここまでご紹介してきた空港送迎サービス、気になるのはお値段ですよね。
これほどまでに至れり尽くせり&手取り足取りの特別待遇なのですから、普通に考えればすごく高額になりそうなもの。
果たしてその料金はというと…
片道あたりIDR 350.000(≒2,800円)でした!
個人的にはもっとかかるかと思っていたので、お安くてビックリです!!
物価の差があるとは言え、片道20分のドライブ(高速利用)だけでなく、専属スタッフさんによる降機〜車までのエスコートに、ラウンジ利用まで入っているんですから、かなりお得ではないでしょうか?
次回デンパサール空港からセントレジス・バリへ移動する際にも、ぜひ利用したいサービスです♪
<帰りもセキュリティチェックまで送っていただきました↓>
実を言うとこのサービス、以前は全員に無料で提供されていたというお話も。また、宿泊プランに含まれていることもあるようです。
とはいえ、この内容で3,000円弱なら、納得の価格だと思います!
ただ、料金は事前の予告なく変更される可能性もありますので、必ずご自身でもご確認をお願いします。
利用方法は?
では、どうやって送迎サービスを申し込めばいいのかと言いますと、私の場合はメールでお願いしました。
ホテルに予約を入れると、到着時間などを尋ねるメールが届きますので、それに返信する形でお願いすればOKです。
最後に
ということで、今回はセントレジス・バリリゾートの空港送迎サービスについて詳しくご紹介しました。
チェックインからチェックアウトまで、何もかもが素晴らしすぎて驚きの連続!!これまで国内外の色々なホテルに滞在してきましたが、1、2を争う忘れがたい滞在となりました。
ドバイのアルマハ・ラグジュアリーコレクションに滞在した時にも同じようなサービスを利用したことがありましたが、まさか飛行機を降りてすぐの所から入国審査・税関まで同行してくれるとはビックリ!
感覚としては、タイ国際航空のロイヤルオーキッドプレミアムチェックインみたいな感じでしょうか。
今回は都合3名のスタッフさんにお世話になりましたが、みなさんフレンドリーで親切な方ばかりだったのも印象的でした♪
セントレジス・バリ関連記事
さて、次回はいよいよチェックイン。
アップグレードの結果と、素晴らしすぎるお部屋の様子はこちらの記事でご紹介しています。
子連れ旅にもセントレジス・バリは最適!驚きのサービス内容はこちらでレポートしています。
朝食も豪華絢爛で、思い出に残ること間違いなしです!
<これまでの宿泊記まとめはこちら♪>
マリオット系列ホテルのエリート会員になる方法
セントレジスバリは、マリオットインターナショナル(Marriott International)が展開するホテルです。
今回は、マリオットボンヴォイの「チタンエリート(旧プラチナ・プレミア)」のステータスを利用して滞在しました。
このステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
SPGアメックスにお得に入会する方法
用もないのに16泊はちょっと…という方には「SPGアメックス」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、SPGアメックスには、入会次年度以降、毎年1泊分の無料宿泊券が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)という非常に強烈な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
SPGアメックスは年会費のかかるクレジットカードですが、紹介プログラムを使えば、お得に入会することが出来ます♪
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