日本からバリ島への直行便を運航する唯一のエアライン、それがガルーダインドネシア航空!
ハネムーンや家族旅行で利用をお考えの方も多いのではないでしょうか?
成田・羽田空港発着の機材は少々古さが目立ちますが、2019年に導入されたA330-900neoは、さすが最新機器を搭載していてピッカピカ!
今回は、ジャカルタ-バリ島デンパサール行きの便で利用したのですが、インドネシア国内線にも関わらず、サービスが充実していたのも嬉しい驚きでした。
ということで本記事では、A330-900neo機内の様子からバリ島到着までを詳しくレポートします!
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フライト情報
本題に入る前に、今回のフライト詳細は以下の通りです。
便名 | GA402 |
区間 | ジャカルタ – デンパサール(バリ) |
出発時間 | 07:05 |
到着時間 | 10:10着 |
所要時間 | 2時間5分 |
シート | ビジネスクラス |
同じインドネシアではありますが、ジャカルタとバリ島の間には1時間の時差があります!
エアポートホテルから早朝のジャカルタ国際空港へ
今回は出発が早朝となるため、前日羽田空港からジャカルタに到着した後、市内までは出ずにターミナル3に直結する「ANARAホテル」に一泊しました。
ターミナル2階西側から直接行き来出来てとっても便利!
お部屋も綺麗でよかったのですが、ただ一点だけ、バスルームに下水の匂いがかなり充満していたのがちょっと辛かったです…。
申し出ればお部屋を交換してもらえたのかもしれませんが、あとはもう寝るだけでしたし、ドアを閉めてベッドルームにいる分にはそこまで感じなかったこともあり、そのまま就寝しました。
ホテルから空港までは徒歩1分
翌朝は5時前にホテルを出発して空港へ。
ホテルを出てわずか1分でターミナル入口に到着しました。
ここで手荷物検査を受けて中へ入ります。空港内に入る際にプレ検査が必要なのも、東南アジアあるあるですね。
飛行機に乗る前に、再度もっと本格的な手荷物検査が行われます。
ガルーダインドネシア航空が使用するこのターミナル3は、2017年に運用が開始されたばかりの比較的新しい建物です。
マレーシアのクアラルンプール国際空港同様、案内にはしっかり日本語を併記。
最近ハワイをはじめ、欧米では中国語や韓国語表記が増え、日本語を見かける機会は減ってきたように感じますが、東南アジアでは比較的健在です。
ターミナル3に国内線・国際線カウンターが併設
道なりに進むと、チェックインカウンターが並ぶ大きなホールに行き当たりました。
ターミナル3は、チェックインカウンターA〜Cが国際線、D〜Fが国内線という具合に分かれています。
これから搭乗するバリ・デンパサール空港行きは、もちろん国内線ですので、一番奥へと進みましょう。
ビジネスクラス専用カウンター
3分ほど歩いたところに、国内線ビジネスクラス用チェックインカウンターを発見!
ここで手続きをお願いしまして、無事搭乗券をゲットしました♪
いざ搭乗待合室へ
ということで、さっそく手荷物検査場へ。
中にはビジネスクラス搭乗客やステータスホルダー専用の優先レーンがあり、1~2分で搭乗待合室に入ることができました。
搭乗まではまだ時間があるため、ガルーダインドネシアビジネスクラスラウンジへ向かいます。
サービス詳細や内部の様子は、こちらの記事をご覧ください!
国内線ラウンジにも関わらず、フードプレゼンテーションが充実していて、朝ごはんをしっかりいただくことができました♪
国際線ラウンジの方はANA/JALの指定ラウンジとなっています。
搭乗機は新機材!
少し余裕を持ってラウンジを後にし、搭乗口へと向かいます。
ここに至るまで、今日の機種が何なのか全く気にしていなかったのですが、窓の外を見てびっくり!
ガルーダインドネシア航空の新機材、A330-900neoではありませんか!
これはコロナ禍の直前、2019年に導入されたばかりの飛行機です。
バリ島まで2時間程度の短い旅ではありますが、中はどんな風になっているのか、弥が上にも期待が高まります♪
優先搭乗開始
いよいよ搭乗開始です。早朝の便にも関わらず、搭乗口前にはかなり多くのお客さんが集まっていました。
まずはビジネスクラスからの優先搭乗ということで、早々に入場。
ビジネスクラス搭乗客は手前のブリッジからの搭乗です。
新しい飛行機、ワクワクしますね〜!
A330-900neoビジネスクラス
さて、こちらがA330-900neoのビジネスクラスキャビンです!
写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、さすが新しいだけあってとっても綺麗!!
正面のモニターも高解像で美しい!!
こう言っては何ですが、是非ともこの機材を日本直行便に固定で投入してくれないものかと…この飛行機だったら、何時間でも思う存分楽しめそうです。
調べてみたところ、この機材は少なくとも2回羽田に来たことがあるようです。
そのうちデフォルトになるのでしょうか?期待してしまいますね。
シート
シート配列は、1-2-1。
スタッガード式になっていて、どの席からでもスムーズに通路へ出られます。
収納
新しい機材だけあって、座席にはちょっと気の利いた収納が設けられています。
こちらはヘッドフォン置き場。
側面下部は、ドア付きの収納スペースとなっていました。
ここなら離発着時にも小物を入れておけて便利ですね。
モニター下にも、リュックサックやハンドバッグ程度なら収納できるようになっていました(離発着時除く)。
機能
便利な機能も色々。
隣席との間には、収納可能なディバーターが設けられています。
読書灯は上部を押し込んで引き出し、点灯させるタイプです。
イヤホンジャックのお隣には、USB電源も。
モニターのリモコンは液晶付きです。
サイドテーブルの脇には、照明やシートコントローラーが並んでいました。
もちろん座席はフルフラットにすることができます。
日本でも国内路線に国際線仕様機を投入することがありますが、あくまでイレギュラーであって、当たったらラッキーと言える程度。
ですがガルーダインドネシア航空は、つい先程訪れたラウンジといい、国内線と国際線の垣根が低いといいますか、両者のサービス内容に違いがほとんど感じられません。何だか不思議な感覚です。
こうして振り返ってみても、違うのはウェルカムドリンク・アメニティポーチの有無くらいでしょうか。
国内線ではあらかじめミネラルウォーターが席に置かれているだけで、離陸前のドリンクサービスはありませんでした。
化粧室
お手洗いは、おむつ替えシート付き。
洗面台の上には、国際線と同様にハンドソープ、マウスウォッシュ、香水などが用意されていました。
バリ島へ向けて離陸!
当便は早めに搭乗が完了したようで、定刻より5分ほど早くスポットを離れ、滑走路へ。
その後の待ちもなく、スムーズに離陸しました♪
これから2時間、どんな旅になるのでしょうか?
機内食
水平飛行に入ると、機内食が提供されます。この日は洋食:オムレツか、インドネシア料理:チキンソテーの二択。
またしても「あれっ、これって国際線だったっけ?」と勘違いしてしまいそうでした。
洋食
まずは長女が選択したオムレツです。
メインのオムレツにはチキンソーセージと野菜、ポテトが添えられており、よく食べる長女も満足できた模様。
インドネシア料理
そしてこちらが私のチキンソテーです!
ご飯がある分、パンではなくえびせんが添えられていました。
長距離フライトと比べるとさすがに簡略化されていますが、きちんと陶器の食器に盛られていて、お味もなかなかです。
デザート
デザートは、外国の味がするチョコチップマフィンと…
口直しにちょうどいい量のカットフルーツでした。
インドネシア式コーヒーは要注意
食後にはインドネシア式のコーヒーをオーダー。
一見何の変哲もないコーヒーですが、コーヒー粉に直接お湯を注ぎ沈澱するまで待つという、トルココーヒーにも似たインドネシア独特の飲み方を楽しむことができます。
最初そうとは知らず、カップに半分ほど残ったコーヒーを一気に口に流し込んでしまい、予期せぬ大量のコーヒー粉に仰天しました(笑)
あくまで最後まで静かに傾けつつ飲むのがコツです!
ドリンクサービス
最後はCAさんがトレーにパックドリンクを並べて回ってきてくれました。
こういう時は、何故かつい正体不明なものを選択してしまうタイプです。
こちらはインドネシア伝統のジャムゥ(ハーブ飲料)で、疲れを取り除く効能があるのだそう。
玄米やウコンが含まれていて、健康に良さそうな味でした!
バリ島デンパサール国際空港に到着!
2時間のフライトで機内食があると、到着まであっという間。間もなくバリ島に着陸です。
溢れんばかりの緑の中に、特徴的な赤い屋根屋根が顔を覗かせ…
無事、デンパサール国際空港に到着しました!
ここまでの2時間、とっても快適でした。
ここからは、3年ぶりのバリ島をしっかり満喫したいと思います♪
必要マイル・諸税
ご参考までに、今回の旅で支払ったマイルと諸税は以下の通りです。
- 必要マイル数 126,000マイル
- 支払い総額 139,820円
羽田ージャカルターバリ往復(4区間)、ビジネスクラス、2名分
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最後に
ということで今回は、ジャカルタからバリ島までのビジネスクラス搭乗記をお届けしました。
ガルーダインドネシア航空公式サイトによれば、このA330-900neoは3機しかないとのことですので(単に更新されていないだけの可能性もありますけれども)、偶然当たってとってもラッキーでした!
サービス内容も国際線とほぼ変わらず、非常に快適。おかげさまで大満足の2時間となりました。
バリ島滞在記も是非ご覧ください♪
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