風光明媚な港町として知られるクロアチアのドゥブロヴニク。
人気ドラマ『ゲームオブスローンズ』の舞台として一躍有名になりました。
某大手旅行会社の統計によれば、東欧の中でダントツの人気を誇る街なのだとか!
日本からの直行便はないため、個人旅行はちょっとハードルが高いと思われがちですが、ドイツやオーストリアで乗り換えれば意外と簡単にアクセスできます。
ヨーロッパ主要国に少し慣れて、今度はちょっと雰囲気の違う国を訪れたいな、という方には特にオススメ!
今回はドゥブロヴニクで最高の景色を誇るアパートメント『Dommy&Gabby』をご紹介します♪
私はこちらをBooking.comで予約しました。
Dommy&Gabbyへのアクセス
さて。
アパートメント『Dommy&Gabby』があるのはここ!ドゥブロヴニク空港から18.5km離れた場所です。
今回は初めてのクロアチアで勝手も分かりませんし、調べた限りバスでアクセスするのは難しそうなので、手っ取り早くタクシーを依頼していました。
空港からアパートまでは20分ちょっと。
走り始めて15分ほど経った頃、ガードレールの向こうにドゥブロヴニク旧市街が見えてきました!!
ドゥブロヴニクでホテルを探す場合、海抜の低い旧市街か、それとも絵葉書そのものの風景を楽しめる山側にするかが悩みどころです。
旧市街側の方が観光名所やお店が豊富で便利なのですが、今回はとにかく朝から晩まで上から街全体を眺めていたい!と思い、後者を選択することにしました。
大通り沿いであればともかく、山手の大部分の宿泊施設は階段移動が必須となります。
Dommy&Gabbyの場合、下の航空写真の通り駐車場で下車して階段を降りていかなければなりません。
アパートまで軽く100段以上ありますので、荷物は軽め・小さめに纏めるのが鉄則です!
到着時はオーナーさんが荷降ろしを手伝ってくれたので助かりましたが、帰路では猛暑の中地道に持ち上げなければならず草臥れ果てました。
旧市街と往復する場合も特に暑いシーズンは過酷です(階段が急で滑りやすく、2回も転んで最終的にカメラを壊すという…(涙))ので、年配の方や足腰に自信のない方は注意が必要です。
こちらがDommy&Gabbyのエントランスです!
到着時はオーナーさんが待っていて、フラットの案内や注意事項を教えてくれます。チェックアウトは鍵を室内に残して出るだけでOK。滞在中もWhatsAppでやりとり出来ますので、不自由はしませんでした。
リビング
こちらのアパートには2室あり、今回は奥側をお借りすることに。
ドアを開けると、シンプルで可愛らしい雰囲気!
照明が日本と同じ白色灯なので、明るく感じられていいですね。
キッチン
作りはいわゆる一般的なアパート。室内には完璧なキッチンも備え付けられています。
食洗機・洗濯機完備で、長期滞在にもぴったりです。
オーブンやIHに加え、トースターとポット、電子レンジといった調理家電も。
この辺りにはこれといったレストランがないため、部屋で簡単な料理が出来るのは思った以上に便利でした!
ちなみに冷蔵庫の中にはサービスのソフトドリンク&ミネラルウォーターと食パンが2枚、
さらに嬉しいことに、赤ワインも無料でプレゼントしていただけました♪
パンは朝食としてありがたく頂戴します。
インスタントコーヒーやジャムも大量に用意されていたのが嬉しい!
ワインは夜のお楽しみとして取っておきましょう。
寝室
キッチンのお隣は寝室です。
窓の外は普段使われない狭い通路になっていて、光が入らずぐっすり眠ることができました。
シャワー
ウェットエリアは浴槽なしのユニット式。
オールインワンシャンプーや石鹸にドライヤー、救急セットなど必要なものは一通り揃っていて安心です。
リビング
そしてこちらがリビング。一人では勿体無いくらいの広さですね。
こちらにも大量のキャンディが用意されていて、ホスピタリティ満点です。
絶景のバルコニー
さてさて、いよいよこのアパート最大のお楽しみであるバルコニーへ!!
…
……
………
ご覧くださいこの絶景!!!
正しく夢に見た通り、まるで絵葉書そのものではありませんか。
どうしてもこの角度から旧市街を眺めたくて、数多のホテルを比較研究した甲斐がありました。
まさに理想の光景です。
日本から遥々9,000km超。
台北・ウィーンでのトランジットを含めた総所要時間はおよそ35時間。
基本的に直行便で済ませたい私にとっては決して簡単な道のりではありませんでしたが、疲れも吹き飛ぶ絶景にただただ感動の一言です…。
もちろん素晴らしいエアラインのおかげで快適な旅ではありました。
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移り変わる街の表情
バルコニーには大きなテーブルと椅子や日除も設置されていて、24時間いつでもこの絶景を眺めながら仕事したり食事したりと心ゆくまで満喫できます。
朝焼けが染める静寂の旧市街。
昼にはオレンジの屋根屋根が紺碧の海と鮮やかなコントラストを描き出します。
夕暮れには優しい金色の光が溶け込み…
そして夜には幻想的な青のヴェールが。
光に照らされる教会も美しいですね。
訪れた日はちょうど月の綺麗な夜で、一層旅情を掻き立てられました。
涼しくなってからテラスで飲むワインがこれまた格別!
3日間の滞在中、テラスにいる時間が一番長かったかも?
不思議なことに、どれだけいても見飽きることはありませんでした。
チェックアウトの日も立ち去り難くて、残された最後の1分1秒まで目に焼き付けたほど(笑)。
この風景をいつでも独り占め出来るなんて最高ですよね。
やはりこのアパートメントを選んで大正解でした!
ちなみにドゥブロヴニクはジブリ映画「魔女の宅急便」や「紅の豚」の舞台なのでは?という話をよく聞きますが、実際に行ってみるとちょっと違うかな、という印象を受けました。
ただ、そう言われるのも納得のザ・ヨーロッパ感が味わえる素敵な街だと思います!
最後に
ということで今回は、クロアチアの宝石ドゥブロヴニクのおすすめホテルをご紹介しました。
これ以上ないほど贅沢な三日間で、一生忘れられない思い出になりそうです。
ただ、バカンスシーズンは恐ろしいほどの混雑ぶりと熱波(なんと発電所が爆発するほど!)で移動には相当難儀しましたので、観光で出歩くのがメインなら低地のホテルの方がいいかもしれません。
一方でドゥブロヴニクのアイコニックな風景をお求めの方には、これ以上ない選択肢となるでしょう。
ちなみに地元の方によれば、ドゥブロヴニクを訪れるなら9〜10月ごろが一番いいシーズンだそうです!
ぜひバケットリストに入れてみてはいかがでしょうか?
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