最近、個人的イチオシNo. 1の航空会社、エバー航空(EVA Airways/長榮航空)。
頭ひとつ抜きん出たサービスとホスピタリティに、きっと誰もが驚かされること間違いなし!
そんなエバー航空、本拠地桃園国際空港で運営するビジネスクラスラウンジ『THE Infinity Lounge/ザ・インフィニティ・ラウンジ』へのこだわりも半端じゃないんです。
綺麗で明るい雰囲気のインテリア、台湾ならではのご馳走が盛りだくさん♪
今回も撮影許可を頂けましたので、写真多めにご紹介します!
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エバー航空The Infinity Loungeへのアクセス
桃園国際空港におけるエバー航空の便は、すべてターミナル2発着。
インフィニティラウンジがあるのもターミナル2です。
出国審査を終えたら、Gates B/C方面へ向かい…
進行方向左手にあるエスカレーターで上へと上がりましょう。
すると、正面にフロアマップが見つかります。
インフィニティラウンジがあるのは左側。
こちらがエントランスです!
ネオンカラーは時間と共に移り変わります。毎回まるで違うラウンジに来たよう。
日本の空港ラウンジではあまり見かけない演出ですよね!
ファーストクラス&スターアライアンスゴールド用ラウンジが隣接
ちなみにインフィニティラウンジのお向かいには、ファーストクラス&エバーダイヤモンドメンバー用の「THE Garden」、そしてお隣にはエバーゴールドステータスメンバー&スターアライアンスゴールド用の「THE Star」という二つのラウンジが隣接しています。
最も格式高いTHE Gardenについては、もちろん外から眺めることしか許されず…。
ただ、公式サイトでかなり詳しく紹介されていますので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。
THE Starの方もスタッフさんのご厚意で見学&撮影させていただけましたので、ご興味のある方はこちらもどうぞ。
桃園国際空港にあるエバー航空ラウンジは全部で4つ。少し離れたところに「THE Club」が設けられています。
エバー航空インフィニティラウンジの概要
それでは早速チェックインしましょう!
レセプションはインフィニティラウンジ&スターラウンジ共通です。
利用条件
このラウンジを利用するためには、以下いずれかの条件を満たす必要があります。
- エバー航空運航便のロイヤルローレル/プレミアムローレル/ビジネスクラス搭乗者
- スターアライアンス加盟航空会社運航便のファーストクラス/ビジネスクラス搭乗者
スターアライアンスゴールドメンバーは併設されている「THE Star Lounge」を案内されます。
営業時間
ラウンジは深夜時間帯にはクローズされるため、夜を明かすことはできません。
また最も混雑するAM4:30からAM9:30の間は、マイル引き落としおよび追加料金での同伴者の入室ができない可能性があります。
森をイメージした室内
それでは中へ!
家具はグリーンとベージュを基調としており、明るく柔らかな雰囲気が印象的です。
さらに奥にはハイバックチェアが整然と並ぶエリアが続いています。
一番奥のエリアに設けられた象徴的なオブジェは、まるで天に向かって聳える世界樹のよう。
公式サイトによればこのラウンジ、「明るい都会の森」をイメージしているそうです。
The Infinityは、明るい都会の森のような、緑豊かなスカイツリー、ゆるやかなカーブを描くエレガントな壁が特徴のラウンジです。ファッショナブルかつ環境に配慮した空間でおいしい中華や洋食をご提供するほか、ドライエリアとウェットエリアを分離した広くて明るいシャワールーム4室を備え、都市の森、微笑みの大地、幻想的な漂流、輝く星空といった大自然からインスピレーションを受けたモダンな設備が、旅の疲れを癒します。 また、現在のビジネスニーズに合わせ、ほとんどの座席にコンセントを備え、全エリアでWi-Fiが利用可能です。(エバー航空公式サイトより)
この日は運よく窓側端っこの席に案内されました。
窓の外はチェックインカウンターが並ぶ出発ロビー。外の空気も感じ取れて、開放感抜群です!
ソファの背もたれが高いため他のお客さんが全く気にならず、居心地最高でした!
ビジネスセンター
一角にはビジネスセンターも完備。
搭乗券や旅程表もスマホ表示が当たり前になった最近ではあまり需要がないのか、いつ見ても空席でした。
シャワールーム
シャワールームは4室。レセプションで鍵を借りる必要があります。
今回は運よく待ち時間なしで入室することができました。
スツール付きの化粧台には、アメニティも一通りセットされています。
ブラシやシャワーキャップはゴールドのパッケージで統一。
シャンプー類はロクシタンでした。
ちゃんとトイレもついていますし、隅々まで綺麗に清掃されていて気持ちの良いバスルームでした!
ちなみに使用制限時間は20分。
ANAラウンジと同じです。
ドライヤーはあるものの、髪が長い女性にはちょっと短すぎるかもしれませんね。
圧巻のフードプレゼンテーション
さてこのインフィニティラウンジ、とにかくドリンク&フードメニューのバリエーションが豊富!!
ご覧の通りスペース自体はそれほど広くないにも関わらず、ぎっしりと美味しいものが詰め込まれているんです♪
ドリンク
コーヒーはUCCとヨーロッパで人気のilly。
冷蔵庫の中にはソフトドリンクやビールがたっぷりと。
よく見ると十六茶やカルピスといった日本製品も陳列されています。さすが台湾!
アルコールコーナーには赤白ワインを始め、各種取り揃えられていました。
エバー航空ならでは!なのが、こちらのコーナーです。
台湾らしくウーロン茶やパイナップル&グァバジュースに…
タピオカミルクティーも!
タピオカとミルクティーが別々になっていて、自分好みの割合で作れるのも嬉しい♪
エバー航空ビジネスクラス機内サービスでもバブルティーが提供されていますが、そちらはあくまで長距離路線だけのサービスですので、短距離路線に搭乗される際はこの機会をぜひお見逃しなく!
人気なのかそれとも単に入れ替えなのか、夕方には姿を消していました。
朝食
続いてフードプレゼンテーションへ。
提供されるお料理は時間帯によって若干変わります。
まず朝の時間はというと…
台湾の朝食には欠かせない豆乳が大きなサーバーで登場!
台北市内にも名店が多くありますし、スターラックス航空ラウンジでもコラボメニューが提供されています。
点心も数種類蒸篭で提供。
お粥にはお約束の各種トッピングが添えられていました。
私は機内で頂きましたが、とっても美味しかったです!
みんな大好き、蘿蔔糕(ローポーガオ=大根餅)なども。
温かいおかずは5種類ほどあって、こちらも皆美味しそう!
卵料理や中華風おこわに野菜の炒め物と、栄養バランスもバッチリですね。
朝ラウンジを訪れたのは、ウィーンから到着後、東京へと乗り継ぐほんのわずかな時間だったため、何も頂く余裕がありませんでしたが、このラインナップなら本格的な台湾式朝食が楽しめそうです!
昼食
それでは次に、昼食時間帯のラインナップをチェック!
サラダバーには色とりどりの野菜が並んでいます。
こちらは中華風の炒め物とパスタ。
厚揚げや野菜の煮物など、全体的にヘルシーな印象です。
ジャンキーなものが食べたい方には、セルフホットドッグコーナーも設けられています。
子供が喜びそうですね。グアムのJAL指定ラウンジにも似たようなものがありました。
お料理はまだまだあります!
かぼちゃスープや中華風ヌードル、台湾名物の牛肉麺などなど。
パンコーナーには小袋のスナックも。
個人的に感動したのがこちら。壺に入った焼き芋です!
ねっとり甘くて絶品!お芋が好きな方には是非是非おすすめです♪
デザートコーナーにはヨーグルトやケーキ、
さらには大人も嬉しいハーゲンダッツ食べ放題!
ここまで充実している空港ラウンジは間違いなく希少です!!
メニューが多すぎて、全制覇には遠い道のり。10回来ても網羅出来るかわかりません。胃袋がたくさんあったらいいのに…。
迷った末、こちらを頂いてきました。
手前のお皿に乗った茶色い物体は、例の美味しすぎる焼き芋です!
お味の方もクオリティ高く、それでいて香辛料の塩梅は日本人にも絶妙!
本場の味を色々試せて最高です♪
夕食
夜はランチの延長といった感じで、大きくメニューが変わるわけではないのですが、覗いてみるとちょこちょこと品物の追加や入れ替わりがありました。
中でもこれは!と思ったのがこのサンドイッチ。
台湾のサンドイッチって、ほんのり甘くてふわふわで本当に美味しいんですよね!
先日の九份旅行ですっかり虜になってしまい、帰国後に日本橋にある台湾サンドイッチ専門店『洪瑞珍』さんにまで行ってしまったほど。
タロ芋のサンドイッチとかぼちゃスープを夜食に頂きましたが、優しい味に身も心も癒されました♪
一日を通して美味しいもの三昧、台湾本場の味を堪能できて大満足でした!
搭乗口へ
さてさて、いよいよ搭乗です。
往路訪問時は14時から23時まで9時間のトランジット。
いつの間か免税店は軒並み閉店時間を迎えていましたが、インフィニティラウンジが快適すぎて全く苦にならない9時間でした!
今回、台北市内は素通り(往路の松山空港〜桃園空港のバス移動だけ)だっため、ラウンジ内で台湾の味を満喫できたのが一番嬉しかったです。
しかもあんなにたくさんメニューがあるなんて、もう感動の一言!
もちろん日本便搭乗時も利用できますので、このラウンジのために桃園に行くのもアリかも?
アジア最高峰といえば香港のキャセイかなと思っていましたが、ここインフィニティもそれに勝るとも劣らないラウンジでした。
また次回訪れる日が今から楽しみです♪
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