難波での3時間を目一杯楽しみ、伊丹空港に戻ってきました。
ANAは南ターミナル。来た時にはあまり建物をよく見ていませんでしたが、意外と小さな空港なんですね。
入るとすぐにANAのカウンターが設置されています。なかなかの混み具合。ちなみに、プレミアムチェックインは2階にあります。
伊丹空港のANAラウンジは2019年にリニューアルしました。
本記事は以前の情報をまとめたものです。
空港でも食い倒れます
いざエスカレーターへ…と進もうとしたところ、娘がANAのカウンター正面にあるたこ焼き屋さんに目ざとく反応しました。
昨年伊丹空港にオープンしたばかりの「道頓堀くくる」さんです。50店舗以上展開するたこ焼き屋さんとのこと。東京でもよく見るアップルポテトパイ「らぽっぽ」の系列店なのだそうです。
あれだけ食べておいて、なんとまだ食べたいという…。仕方がないので、テイクアウト用「空たこセット(伊丹空港限定)」を一つお願いしました。カードを渡され、テープの外で待つよう言われます。
作り置きを詰めてすぐに渡されるのかと思ったら、ちゃんと焼きたて作りたてを用意してくれました。
先客はいませんでしたが、待ち時間は5分ほど。混む時間帯は余裕を持って臨んだほうが良さそうです。
伊丹空港のプレミアムチェックイン
商品を受け取ったら、2階のプレミアムチェックインに向かいましょう。
エスカレーターを上って正面が保安検査場入口です。入場制限がかかることも多いそうですが、この日はこの通り空いていました。
この右手にプレミアムチェックインが設置されています。
こちらもご覧の通りがら空きです。伊丹空港はビジネス客が多いですから、平日の方が混むのでしょうね。
ダイヤモンドメンバーの特権!ANAスイートラウンジ
手荷物検査を終え、制限区域に入って左手奥(写真正面)にラウンジの入口があります。
伊丹空港のANAラウンジは2フロアに分かれており、入口のある階がプラチナ&SFC向けのANAラウンジ、その下階がダイヤモンドメンバー&ミリオンマイラー向けのANAスイートラウンジになっています。
まずは入口で入室手続きをします。奥に進むと、下に降りる階段が見つかりました。
この日はANAラウンジの方も空いていたようですが、せっかくダイヤモンドメンバーなので、下階に直行です。
階段を降りると、「此処から先はスイートラウンジ」の表示。
この奥の受付でもう一度、搭乗券をかざして入室手続きをしなければなりません。
ANAスイートラウンジに行く場合、今回のようにANAラウンジを経由すると2回も入場手続きが必要になってしまいます。手荷物検査場にある階段を降りて搭乗待合室に行き、そこからANAスイートラウンジを目指すと、手続きが1回で済むので楽ですね。
ANAスイートラウンジの利用条件
スイートラウンジの利用対象者は下記の通り。
- ANAダイヤモンドメンバー
- ANAミリオンマイラー(要ラウンジアクセスカード)
ANAグループ運航便&コードシェア便にANA便名で搭乗することが前提条件です。
同行者は?
さらに、ANAスイートラウンジの入室資格者には、同行者が認められる場合があります。
利用者 |
|||||
ステータス・当該クラス | 同行者一人目 | 同行者二人目 | 同行者三人目 | 同行者四人目 | 特典利用者登録済み ( 本人同行なし) |
ANAダイヤモンドメンバー | メンバー本人のステータスカード提示 | 2,000マイル または ANAアップグレードポイント2ポイント |
2,000マイル または ANAアップグレードポイント2ポイント |
2,000マイル または ANAアップグレードポイント2ポイント |
ANAアップグレードポイント2ポイント |
ANAミリオンマイラー (要ラウンジアクセスカード) |
メンバー本人のステータスカード提示 | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | × |
ただし2021年5月3日から、同行者には細かい条件が追加されました。
本人のステータス | 同行者の条件 |
ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー |
|
プレミアムクラス搭乗者 |
|
プレミアムクラス搭乗者は以前と変わらず、同日にANA便やコードシェア便に乗る人であれば、一緒にラウンジに入れる一方、ANAダイヤモンドメンバーの同行者は、同じ便に乗る人に制限されることになったというわけです。
さっそくドリンク&ミールカウンターをチェック!
ラウンジに足を踏み入れるや、ANAラウンジの清々しい香りに包まれました。
<お家でANAラウンジ気分が味わえる!オリジナルアロマについてはこちら♪>
何はともあれ、提供されているメニューをチェックイしてみましょう。
ビールサーバーはスイートラウンジ御用達、エビスとプレミアムモルツです。
車酔いしやすい長女との旅ということで、朝は慎重に飲まずにいましたが、あとは帰るだけなので、遠慮なくプレミアム・モルツを頂きます。
伊丹空港のANAスイートラウンジといえば、マネケンのワッフルでしょう!と楽しみにしていたのですが…ん?見当たらない?
なんと前月にバナナマフィンへと変更になっていました…。
伊丹空港リニューアル工事に伴って、一時的に変更されているとのこと。
ゆったりした空間で大阪最後の時間を満喫
週末夕方のANAスイートラウンジは、空席率90%以上とがら空き状態です。
モノレールが見える窓側の端に陣取り、遅めのおやつを頂くことにしました。
551蓬莱で購入した中華ポテト。飴がさくさくと小気味よく、とっても美味しかったです。
1階で購入した道頓堀くくるの空たこセット。たこ焼き8個に多幸(たこ)焼きそばが付いています。
さすがは空港店、お客さんの大部分がこれから飛行機を利用するため、「匂いが少ない」との謳い文句が書かれていました。ANAのラウンジも「匂いの強いもの持ち込み禁止」となっていますので、これは助かりますね。
締めはカプチーノとバナナマフィン。
ANAスイートラウンジは数が少なく、現在のところ、羽田、伊丹、那覇空港にしかありません(今秋新千歳にもオープン予定)。
ダイヤモンドメンバーになって3ヶ月のうちに、そのうちの2つを体験できたこともよい思い出です。
どこのスイートラウンジにもあるものだと思っていたシャワールームがないことも、勉強になりました。
少し早めに搭乗口へ
伊丹空港ではダイヤモンドメンバーが多すぎて、優先搭乗の列がものすごいことになると聞いていましたので、ひと目見てみたいと早めに搭乗口へ向かいます。
ターミナル改修工事のため、一部閉鎖されていたこともありますが、かなりこぢんまりした昭和の雰囲気漂う空港ですね。
売店も小さく、搭乗口付近には1店舗しか見当たりませんでした。
最近気になっている呼吸チョコ(大容量&高価で断念)や、
点天のひとくち餃子(以前は東京でもさかんにCMが流れていましたが、最近見ませんね?)、
おたべや福豊梅の梅干し、
五感のええもんちぃ等々、
モロゾフの通天閣クリスピーショコラ(東京ではスカイツリーバージョンが売ってますね)
と、食品類は結構な充実度でした。
ただ、キーホルダーなどの雑貨類はかなり少なく、市内か搭乗待合室に入る前に買っておくべきでした。
いざ優先搭乗!
お土産品が増えたため、優先搭乗で荷物入れを確保することに。
搭乗口前には、このようなテープが張ってあり、ダイヤモンドメンバーとプラチナ・SFC・スターアライアンスゴールド・プレミアムクラスと区別されています。
思ったほど人数は増えませんでしたが、それでもダイヤモンドメンバーだけで10人ほどいたでしょうか。やはりこの路線は他よりも上級会員が多いようです。
帰りも5列目の窓側です。最後までいい天気で、とても楽しい旅行となりました。
ANA特典航空券で行く大阪母娘旅これにて終了
日帰り旅行のため時間は限られていましたが、大阪のよいところをたくさん知ることができました。
いつも家族4人で行動しているので、長女と2人だけというのも新鮮でした。
いつも聞き分けのよい長女に我慢させてばかりなので、こうして一対一でゆっくり話をしたり、一緒に美味しいものを食べたりする機会を持てたのは、親子双方にとって良かったのではないかと思います。
マイルを貯めていなかったら、SFC修行をしていなかったら、おそらく気軽にこういう旅行をしよう!とはならなかったでしょう。
長女は帰りの機内でぐっすりでしたが、翌日も「昨日はとっても楽しかった!またママと一緒にどこか行きたい!」とご機嫌。
また近いうちにこんな時間が持てたらいいな。とっても充実した1日でした。
<前の話>