念願叶った世界一周旅行の最初の目的地は、タイ。生まれて初めて訪問する国です。
現地で何をしようか色々考えてみた結果、
○本場のタイ料理とタイマッサージを楽しむ。
○ワット・ポーを見に行きたい。
という3つに落ち着きました。
バンコク滞在時間は21時間ほど。この後にもイギリス・ドイツ・イタリア・スイス・スペイン・アメリカと長旅が控えていますし、体力ナシなので、このくらいが関の山でしょう。
今回はスワンナプーム国際空港に到着してからラウンジ滞在を経て、観光のためタイに入国するまでをご紹介します。
個人的には、ロイヤルファーストラウンジも勿論ですが、降機後ファーストクラス専用カートに乗れたのが一番楽しかったです!(動画あり)
バンコク・スワンナプーム国際空港に到着
羽田発のタイ国際航空ファーストクラスに乗って6時間、バンコク・スワンナプーム国際空港に到着しました。
定刻より45分ほども早い、早朝4時5分に着陸。
次に乗り継ぐ予定のロンドン行きの出発時刻は、日付が変わって午前1時10分なので、約21時間バンコクで過ごすことになります。
まずはロイヤルファーストラウンジへ
先に挙げた3つの目的のうち、特に楽しみにしていたのは、タイ国際航空が世界に誇る豪華絢爛な「ロイヤルファーストラウンジ」を体験すること!
せっかくの初タイ訪問ですし、まずは入国して観光すべきか?とも思ったのですが、如何せんまだ朝早すぎるので、一旦ロイヤルファーストラウンジに行くことにしましょう。
どんなラウンジなのか、とっても楽しみです。
至れり尽くせり!
降機すると、グランドスタッフさんが2人、それぞれ名前を書いたボードを持って待っていました。
着いて行ってみましょう。
コンコースに出ると、2台のカートが置かれていました。どうやら入国する人用と、ラウンジに行く人用に分かれているようです。
判断基準はよくわかりませんが、おそらく次のフライトまで時間があるからでしょう、私は入国組に振り分けられていました。
「入国審査場に案内しますので、こちらに乗ってください」と誘導されましたが、スタッフさんに「とりあえずラウンジに行きたいので、乗るカートを変更してもらえませんか?」と聞いてみることに。
「えっ、時間があるのに入国しないんですか??本当にラウンジ行きでいいんですね?」と念を押されましたが、「寝不足のまま夜明け前に出歩ける気がしませんので、ラウンジでお願いします!」とラウンジ行きのカートに乗せてもらいました。
ロイヤルファーストクラスラウンジの場所
ロイヤルファーストラウンジがあるのは、出発エリア3階コンコースD。
出典:タイ国際航空公式HPより
どちらも同じ制限エリアではありますが、到着エリアから出発エリアに入るには、再度セキュリティチェックが必要なのだそうです。
というわけで、カートでセキュリチェックまで連れて行ってもらうことに。
空港内のカート移動が楽しい!
エキゾチック美人なスタッフさんの運転で、さっそく出発します!
これは楽しい♪
日本国内の空港でも走っているのを見かけますが、実際に乗ったことはありませんでした。
噂には聞いていましたが、機内のみならず地上でも特別なサービスを受けられて、やっぱりファーストクラスってスゴイですね!
カートはセキュリティチェック前で停車。ここで手荷物と身体チェックを受けた後、出発エリアに入りました。
ラウンジオープンまで待機
セキュリティチェックには私たちの他誰もおらず、あっという間に検査完了。
検査場からラウンジまでの距離は数十メートルほどでしたので、徒歩で移動します。
降機からラウンジ前に来るまで、トータル10分もかかりませんでした。時刻はまだ午前4時15分です。
「ラウンジのオープンまではまだ時間があるので、各々そのあたりの椅子に座って待っていて下さい」とのことで、しばし解散。オープン時間を初便の到着時間に合わせているわけではないんですね。
教えてもらった休憩エリアで、ぼーっと待ちます。日本語のアナウンスも聞こえてきて、ちょっと不思議な感じ。
夜明け前にこんなに寂しいフロアでファーストラウンジの営業を待つというのも、なかなかにシュールです。
「ラウンジ営業時間は朝5時から」と公式HPで書かれていたので「あと45分も待たないといけないのか〜長いな〜」と思いつつ、何の気なしにファーストラウンジ近くにあるビジネスクラス用シルクラウンジのドア前まで行ってみましたら…。
あれ?営業は5時15分からと書かれています。
もしや…と思いつつ、ロイヤルファーストラウンジも見てみると、同じ紙が貼ってありました。つまり、丸々1時間待ちということになります。たった15分の差と言えど、寝不足の身には堪えますね…。
まだ朝早すぎてお店も開いていないですし、他に特に見るものもなく、とりあえず空港内のフリーwi-fiに繋いでネットサーフィンして時間を潰しました。
その後、5時15分ピッタリにラウンジがオープン!
ラウンジ内の様子はこちらでご紹介しています。
到着早々、ロイヤルファーストラウンジ&タイ料理を味わうという目的が達成されました!
タイ入国審査でトラブル
ラウンジで食事や仮眠を取った後、午後1時過ぎにワット・ポーへ向かうことにしました。
まずはタイに入国しましょう。
ラウンジがある3階からエスカレーターで2階に降り、「Arrival(到着)」を目指して進みます。
入国審査場には、ファーストクラス利用者向けのファストレーンが有りましたので、有難く使わせてもらうことに。
…が、ここでトラブルに見舞われました。
以前シンガポールで一瞬入国した際は、滞在先住所に「Transit」と書けばそれで済んだため、てっきりタイでも同じようにすればいいのかと思っていたのですが、「今から行く所を書かないとダメ!」と指摘されました。
「今から行く所…ワットポーと書けばいいんですか?」と尋ねると、「それでいいから早く書いて」と言われたものの、かと思ったら書いたそばからぐちゃぐちゃっと消されてしまい、早口のタイ語で怒鳴り散らされ、挙句は「シッシッ!」の手振り…。何を言われているのか全くわからず、困り果ててしまいました。
謝りつつ「英語で言って頂けませんか?」と何度かお願いした結果、タイの後に行く国の滞在先を書けばいいとようやくわかり、イギリスのホテル名を書いてどうにか入国することが出来ました…該当箇所には「タイ国内の滞在先」とあったので、イギリスの宿泊先を書こうとは全く思い至りませんでした。
なんとか審査が終わった時には、どっと汗と脱力感が…。
あとで聞いたところによると、最近はタイの入国審査が厳しくなっているとのこと。
最近外国に行く機会が多くなった割に、毎回何の問題もなかったことからすっかり油断していました。理解も準備も完全に不足していたなと反省。入国拒否や別室送りにならずに済んで、本当に良かったです…。
スーツケースを預けて身軽に
観光にスーツケースは不要なので、空港で預けておくことにしました。
ダメ元でロイヤルファーストクラスラウンジでも預かってもらえるかどうか聞いたのですが、セキュリティ上の理由からNGとのこと。本当にラウンジに戻ってくるかの保証もないですし、これはまあ当たり前ですよね。
コインロッカーが見当たらなかったので、有人のカウンターでお願いしました。
料金は1日100バーツ。日本円にして300円くらいです。
スワンナプーム国際空港からワット・ポーまでは、電車を2回乗り継いだ後に船に乗らないといけませんから、大きな荷物を持っていくのは厳しいです。預けて正解でした。
いよいよワット・ポーへ
荷物を預けたら、電車賃と船賃+αとして、3千円をタイバーツに換金。
早速空港地下にある駅に向かいましょう。
初めてのタイ。どんなところなのか楽しみです!
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おまけ
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