都心の真ん中に聳える5つ星ホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテル」。
プリンスホテル最高峰ブランドであるこのホテルには、選ばれた人だけが利用できる「クラブラウンジ」が設けられており、上質なドリンクやフードが提供されています。
今回、初めて夫婦で利用してみましたが、大人の上質な空間といった雰囲気の、とっても素敵なラウンジでした!
以下では、ラウンジの概要や利用条件・提供されているサービスを、時間別に余すところなくご紹介していきたいと思います♪
コロナ禍ではサービス内容が変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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ラウンジ概要
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテルのクラブラウンジは、34階に設けられています。
エントランスを入ってすぐ左手には立派なカウンターもあり、ここでチェックイン/アウトすることも可能。
私たちは36階のレセプションでそのままチェックインとなりましたが、こちらで手続きする場合は、飲み物や食べ物を頂きながらのんびり待てますし、ウェルカムシャンパンを頂くこともできます。
クラブラウンジの利用方法なども詳しく説明して頂けるようなので、特に初めて宿泊する場合には、こちらでチェックインする方が良いでしょう。
ラウンジ内の様子はこんな感じ。
この日はとにかく人が多かったため、全景を撮影することはできませんでした。時間帯によっては入口で順番待ちの列ができるほど!ホテルラウンジではあまり見ない光景だったので、強く印象に残っています。
特に、窓側の競争率はすごかった…!
目の前が拓けていて、東京タワー方面の素晴らしい景色を眺められますので、出来ることなら窓側の席を選びたいですね。
34階と高層階のため、いつもより空が近く、そして広く感じられました。東京都内でこの開放感を味わえるラウンジは本当に貴重だと思います。
クラブラウンジ利用条件
このザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジを利用できるのはこちら!
●マリオットリワードプラチナ以上
なお、対象者以外を同伴する場合の金額は、以下の通りとなっています。
ティータイム:3,000円
イブニングカクテル:5,000円
クラブラウンジ営業時間
クラブラウンジの営業時間は、下記ご参照ください。時間帯によって、提供される飲食物が変わります。
朝食 7:00~10:00
ティータイム 14:30~16:30
イブニングカクテル 17:00~19:00
12歳以下の子供さんは、17時以降利用することが出来ませんのでご注意を。
それでは、終日提供されているドリンクから見てみるとしましょう♪
ドリンク
ソフトドリンク&ビール
冷蔵庫の中には、コーラやミネラルウォーターの他、ビールや日本酒も入っていました。
基本的には、ザ・プリンスパークタワーのラウンジと同じ。
イタリア産フルーツジュース「YOGA(ヨーガ)」や、ギネスビールといった、ワンランク上のドリンクが取り揃えられているのが嬉しいポイントです!
何と言っても、せっかくの非日常空間。終日アルコールを頂けるのもいいですよね。なお、夜のイブニングカクテルでは、さらにワインやシャンパンなどが追加されます。
そのほかのジュース
ジュースは冷蔵庫に入っているものの他にも、ピッチャーで用意されていました。
奥から時計回りに、トマト・野菜・グレープフルーツ・グレープフルーツ・オレンジ・アップル。
また、机上にはエルダーフラワーシロップも。
ヨーロッパではメジャーなイギリス製のこのハーブドリンク、傍にあるお水で10倍に希釈して飲むようにとの注意書きがなされていました。風邪やアレルギーに効果があるのだとか!
日本ではあまりお目にかかりませんが、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町では、朝食会場のオアシスガーデンにも同じものが用意されていました。こういった珍しいものを気軽に試せるのは嬉しいですね♪
コーヒーマシン
コーヒーマシンは、大型の業務用。
メニューはこちら!
●アメリカンコーヒー
●エスプレッソ
●カフェラッテ
●アイスコーヒー
●アイスカフェラテ
●ホットミルク
1台でホットもアイスも作れるんですね。
個人的には、ホットミルクが入っているのがポイント高かったです。紅茶のティーバッグに注いで、美味しく頂きました。
ティーバッグ
ティーバッグはドイツ製「Ronnefeldt(ロンネフェルト)」。
このブログでも、何度かご紹介してきたホテルラウンジ御用達の高級茶葉メーカーです。
一つずつ半透明のプラスチックバッグに入っており、縦長のシルエットがとってもスタイリッシュなこの「LeafCup(リーフカップ)」シリーズは、Ronnefeldt公式サイトにてホテル&飲食店専売商品として紹介されていました。現在は、25種類がラインナップされているようです。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町ラグジュアリーコレクションホテルで取り扱われているのは、以下の6種類。
●ロージーローズヒップ(BIO)
●フルーティーカモミール
●ダージリンサマーゴールド(BIO)
●アールグレイ
●イングリッシュブレックファースト
アーユルヴェーダ(インド伝統医学)やBIO(オーガニック)等、いかにも体に良さそうなブレンドが魅力です。もちろん、ホテルブランドを問わず色々な高級ホテルが導入しているだけあって、味も折り紙付き!いつもよりちょっと優雅なティータイムになること請け合いです。
終日用意されているドリンクについてはここまで。
ソフトドリンクからティーバッグに至るまで、品質を吟味して選りすぐられていることがよくわかるラインナップでした!
朝食 7:00~10:00
続いて、朝食をご紹介します。
プラチナメンバーであれば、レストラン「OASIS GARDEN オアシスガーデン」を選択することも出来ますし、もちろんレストランとラウンジ両方を利用してもOK。
オアシスガーデンでは、都会の街並みを眺めながら、オシャレな空間でバラエティ豊かな朝食を楽しむことができました。
ラウンジの方はというと、スペースの都合上、さすがにレストランと同じ品数とまではいかないものの、一般的ホテルラウンジよりは充実した印象です。
パンコーナー
カウンターの中でもひときわ存在感を放つパンコーナーには、デニッシュやクロワッサンからプレーンなパンまで10種類。
小皿に入ったバターや、ジャムの小瓶も並んでいます。
チーズ&スープ
パンコーナーのお隣に並んでいたのは、チーズやスープ。
スープは、レストラン・オアシスガーデンのものを運んできているのかと思いきや、別の種類のようです。
オアシスガーデンでは「スープパルマンティエ(じゃがいもポタージュ)」、このクラブラウンジでは「ストラッチャテッラ(卵とチーズのスープ)」でした。
サラダ&シリアルバー
サラダは…?と探してみると、冷蔵庫の上、シリアルバーの隣にひっそりと。
あらかじめドイツのブランド「WECK(ヴェック)」のガラスキャニスターに一人分ずつ取り分けられていました!
自分の好きな野菜だけ取るということは出来ないものの、プロが用意しているだけあって、お豆や野菜がバランスよく入っていますし、衛生的でとってもよかったです。
容器も可愛いですよね♡高級感があっていいと、夫も感動していました。
スムージー
シリアルバーには、フランボワーズスムージーも。人気なようで、補充されるそばからなくなっていきます。
フレッシュでナチュラルな甘さの、とっても美味しいスムージーでした!
シャルキュトリー
ハムやサーモンは、壁際のショーケース内に陳列。
クスクスのサラダもありますね。ちょっと目先が変わっていて美味しそうです。
ホットミール
ホットミールコーナーには、ベーコン・ソーセージや本日の魚料理。この日はサーモンのトマトソースが置いてありました。
この他、パンケーキ、豚のソテー(品切れ)、白いんげんのブイヨンに、ポテト、じゃがいもグラタン、グリルトマト、おかゆなどなど。
パンケーキやおかゆに欠かせないコンディメントバー。
おかゆのトッピングはレストランと同じでした。パンケーキ用の方はというと、チョコレートソースやメープルシロップがありません。
個人的に、オアシスガーデンで一番美味しかったのがパンケーキだったので、この点ではレストランで朝食を頂いておいて正解でした!
エッグステーション
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジには、他ではあまり見られないエッグステーションも完備。
この時間帯だけオープンするのですが、こぢんまりながら本格的なキッチンです。
オーダーできるメニューはこちら!
●オムレツ(ハム・オニオン・トマト・チーズ・ハーブ・チリから好きな具材をチョイス)
●目玉焼き
●ポーチドエッグ
●スクランブルエッグ
オアシスガーデンとは一部異なるメニューですが、シグネチャーであるシェフズエッグは、クラブラウンジでも味わうことが出来ます。
レストランが混雑している時は、こちらで頂くのもいいかもしれませんね。
デザート
さてさて、食事の締めのデザートはと見てみますと…カットフルーツ、フルーツコンポート、そしてヨーグルトとミューズリーが。
スペース的なこともありますし、これだけ揃っていれば御の字です。
ただ、オアシスガーデンでは、オシャレなフランス産のヨーグルト用シロップや、より多くのフルーツがありましたので、デザートを充実させたいという方にはレストランの方がオススメです。
ティータイム 14:30~16:30
このプリンスギャラリー東京紀尾井町クラブラウンジで、一番素敵だと感じたのがこのティータイム!
置いてあるスイーツのクオリティが高く、しかもたくさんの種類があって、とっても満足できました♡
生菓子
例えば生菓子。
ホテルラウンジに置いてある生ケーキの類は、業務用のものが多いように思いますが、こちらでは見た目も味も、ホテルらしく上質なものが揃っています。
一番気に入ったのはカボチャプリン♪
濃厚ながら、甘さ控えめでとっても美味しかったです。年配の方に喜ばれそうな練り切りもありました。日本茶と一緒に頂きたいですね。
焼菓子
和菓子といえば、和三盆ケーキなども。マカロンは、かなり激甘でした。
パン
ボリュームが欲しい人には、デニッシュや「きのこと生ハムのキッシュ」がオススメ!
これならランチがわりにもできそうですね。キッシュは人気で売切れ続きでしたが、間をおかずマメに補充されていました。
小さなお菓子
ちょっと摘むのにぴったりな、小さなお菓子もいろいろあります。
こちらはミルクチョコレートとクッキー。ティータイムのお供として定番ですよね♪どちらも高級なお味でした。
そして、大好きなカヌレとパートドフリュイ。
おもちゃのような見た目でとっても可愛いんですが、お味は本格的です!
コーヒーにも紅茶にも合わせやすい、美味しいお菓子が勢ぞろいでした。
実食
生菓子から焼き菓子、チョコレートやフルーツ菓子にパンと、充実のラインナップ。私たちも、遅めのランチとティータイムをたっぷりと楽しませて頂きました♪
贅沢に生ハムが乗ったキッシュも上品で美味しかったですし、色とりどり様々なお茶菓子にテンションが上がります!
これが無料で楽しめるなんて、本当にありがたいことですね♪
イブニングカクテル 17:00~19:00
最後にご紹介するのはイブニングカクテル。
ホテルによって、完全に夕食がわりになるメニューを提供しているところから、アペタイザー程度のところまでいろいろとありますが、このザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジはと言いますと、どちらかというとアペタイザーに近い印象でした。
シャンパンはロスチャイルド
カクテルタイム最大の目玉は、何と言ってもシャンパン!
提供されている銘柄は、「シャンパーニュ・バロン・ド・ロスチャイルド・ブリュット」。市場価格では5,000円程度となっているようです。
スパークリングワインではなく、シャンパンがサービスされているホテルラウンジは、実はそう多くありません。これまでご紹介した中では、系列のザ・プリンスパークタワー東京(同銘柄)と、宮崎のシェラトングランデオーシャンリゾート、ヒルトン東京(いずれもモエ・エ・シャンドン)くらいではないでしょうか。
正直、違いがわかるほど詳しくはないのですが、やっぱりシャンパンと聞くと特別な気がしてしまいます(ミーハー)。
バーカウンターにはシャンパン以外にも、赤白ワインやスピリッツが揃っていました。
アペタイザー
食べ物の方はと言いますと…
ワインと頂きたいオリーブやドライトマト。
テリーヌやエスカベッシュ。
ライスサラダ、サラダニソワーズ、蓮根のきんぴら。
自分が欲しいだけカット出来るカンパーニュ。
ビールに合いそうな、ナッツやあられなどなど。
そして、ティータイムに引き続き、チョコレートとクッキーというラインナップでした!
実食
サラダやテリーヌ、小鉢などをちょっとずつ頂いてみました。
お味の方は美味しかったのですが、冷菜ばかりなので、これを夕食がわりにするのは日本人にとってはちょっと寂しいかもしれませんね。
やはり、ここでお酒と一緒に少し摘んでから、メインの食事に行くのが正しい使い方なのでしょう。
ホテル下にある赤坂鳥幸は予約必須!
ということで、私達もイブニングカクテルを楽しんだ後、夕食を取りに紀尾井町ガーデンテラスへ!
ここはザ・プリンスギャラリー紀尾井町に隣接するレストラン街で、評判の良いお店がたくさん入っています。
色々なお店がある中、私たちは3階にある「赤坂 鳥幸」を選択。
以前ファンくるのモニター調査で別支店を利用したことがあり、とっても美味しかったので、もう一度行きたいなと思っていたんです。
店内は満席でしたが、ちょうどお客さんが入れ替わるタイミングだったらしく、運よくカウンターに着くことができました。以後はお断りされていましたので、できれば事前に予約しておくことをオススメします。
何を食べても美味しいお店ですが、ぜひ食べて欲しいのは、何をおいてもこのレバー!
大きくて新鮮で、くさみは全くナシ!もともとレバー嫌いだった私も、お代わりしたくなるほど美味しかったです♡
前菜をラウンジで済ませていると、そうたくさんは食べられませんが、焼き鳥屋さんならお腹と相談しながら自由に注文できるのがいいですよね♪
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町に宿泊する際には、ぜひオススメのお店です。
最後に
今回は、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町のクラブラウンジについて詳しくご紹介しました!
イブニングカクテルの品数が少なめではあるものの、美味しいレストランに行く楽しみにも繋がりますし、窓からの景色も素晴らしく、夫婦でのんびり優雅な時間を楽しませていただきました。
この直後、再度系列の「ザ・プリンスパークタワー東京」に泊まった夫いわく、全体的な品数では劣るけれど、提供されている食べ物の質は、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の方が明らかに高かった!とのこと。
いずれまた再訪したいホテルラウンジの一つとなりました♪
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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