東京都目黒区にある「ウェスティンホテル東京」。
都心に位置し、ショッピングや観光には事欠かない立地ながら、閑静で落ち着いた佇まいが魅力的な唯一無二のホテルです。
また、世界的ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」傘下のホテルでもあるため、マリオットエリートメンバー(上級会員)の資格を有していると、様々な特典が受けられるというメリットも。
今回我が家は、ゴールドステータスを持って宿泊してきました。
実際にどんな特典を享受できたのかを含め、ウェスティンホテル東京での滞在について詳しくご紹介します!



ウェスティンホテル東京へのアクセス
それでは、まずホテルまでのアクセスから。
ウェスティンホテル東京は、JR恵比寿駅からおよそ徒歩9分。
JR恵比寿駅東口から「恵比寿スカイウォーク」を進み、恵比寿ガーデンプレイスを抜けた先にホテルがあります。
ウェスティンホテル東京の外観はこんな感じです。
こちらの正面玄関から中へと入りましょう。

エントランス前には馬車が置いてあり、運が良ければ実際に動いている様子を見ることができます♪
エントランス
広々としたロビーは、煉瓦色に包まれたクラシカルな雰囲気。
ウェスティンホテル東京は1994年に開業し、「ホテル新御三家」の一つに数えられる格式の高いホテルです。
ちなみに、新御三家と呼ばれるホテルは下記の3つ。
・パークハイアット東京
・ウェスティンホテル東京
名だたるホテルと並んで、高い評価を受けています。
チェックインはレセプションで
それではチェックインしましょう。
レセプションには3つのデスクがあります。
チェックイン開始の3時ごろには、マリオットボンヴォイと一般を分けるレーンが設けられていましたが、それでは捌ききれないほど大変な賑わいとなっていました。

レセプションのそばにあるコンシェルジュデスクでは、LOVOTのウェスリーくんを発見!
ウェスティンホテル東京は「心癒されるひと時と新しい宿泊体験を提供したい」という想いのもと、LOVOTとの時間を存分に楽しめる専用プランも提供しているのだそうです。
アップグレード結果は?
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
今回は、マリオットボンヴォイ「ゴールドステータス」を持っての宿泊。
もし当日空室があれば、より良いお部屋にアップグレードしてもらえる可能性がありますが、今回は…
…
……
高層階へのアップグレード
でした。
お部屋の広さは変わりませんでしたが、眺めの良いお部屋に上げていただくことが出来てラッキー♪
この日は週末で満室近い状況でしたので、空いている日であれば、もう少し良いお部屋になるかもしれません。
ご参考までに、ウェスティンホテル東京のルームカテゴリは以下の通りです。
- デラックス キング/ツイン
- エグゼクティブ キング/ツイン
- デラックススイート キング/ツイン
- エグゼクティブスイート
- プレジデンシャルスイート
- インペリアルスイート

プラチナ以上のステータスを持っていると、スイートルームにアップグレードされる可能性があります。
有償アップグレードも
ウェスティンホテル東京では、上記の無償アップグレードが叶わなかった場合、有償アップグレードという選択肢もあります。
これは当日追加で料金を支払うことで、お部屋のランクを上げてもらうことが出来るという制度。
約1万円の追加料金を支払うことで、クラブラウンジにアクセス可能なお部屋にアップグレードしてもらえます。
ただ、この有償アップグレードについても、空室がなければ当然利用不可。
実は、この日も有償アップグレードが可能かどうか確認してみたのですが、稼働率が高いため残念ながら不可とのことでした。
その他のエリート会員向け特典
ウェスティンホテル東京では、ルームアップグレード以外にも、マリオットボンヴォイエリート会員向けの特典を用意しています。
内容は以下の通りです。
アンバサダー チタン プラチナ |
|
ゴールド |
|

マリオットのステータスにご興味のある方は、ゴールドステータスが自動付帯するクレジットカード「マリオットアメックス」をご検討ください。持っているだけでゴールドメンバーになれる他、決済額によってプラチナメンバーにアップグレードされるという独自の特典も付いています♪

13階のお部屋へ
では、さっそくお部屋に行ってみましょう。
本日のお部屋はこちら、1324号室です!
ゲストルームの全貌
入口からの眺めはご覧の通り。
左手にクローゼット、右手にウェットエリア、そして奥がベッドルームという作りになっています。
面積 | 42㎡ |
客室アメニティ |
|
客室内メディア |
|
ウェットエリア
まずウェットエリアを見てみましょう。
ドアを開けると、お手洗い・洗面台・浴槽が仕切りなく並んでいます。
すでに開業から30年ほど経っているため、若干時代を感じるものの、綺麗に管理されていました。
シャワーブース
左手前には独立したシャワーブースも。
レインシャワーとハンドシャワーが付いており、広さも十分です。
壁には、ウェスティンオリジナルのホワイトティーアメニティが掛かっていました。
近年はプラスチック削減のため、ミニボトルではなくこういったディスペンサーでシャンプー類を提供するホテルが増えています。
洗面台
洗面台はシングルボウル。
台上のアメニティボックスは2段になっていて、下の段にはシェービングキット、歯ブラシが。
上の段にはコットンやヘアブラシ、ボディスポンジなどなど。
ヘアブラシや歯ブラシは竹製です。シャンプーのディスペンサーといい、随所に環境への配慮が感じられますね。
クローゼット
続いてウェットエリアの反対側に設けられたクローゼットをオープン!この通り、容量たっぷりです。
中には一通りの備品が揃っていました。
- ハンガー
- バスローブ
- アイロン
- アイロン台
- スリッパ
- 洋服ブラシ
- シューミット
- ランドリーバッグ
床に置かれた籠には、靴磨きサービスの案内が添えられています。
電話で依頼した後、この籠に靴を入れて廊下に出しておくと、磨いてから戻してくれるようです。
ベッドルーム
そして、ベッドルーム全景がこちら!
窓側から見るとこんな感じです。
ベッド
壁際にはダブルベッドが2台。
真ん中に台があるため、ハリウッドツインにすることは出来ませんが、それぞれ小学生の子供と添い寝しても問題ないゆとりでした。
ミニバー
ベッドの正面にあるのはミニバー。
ネスプレッソや湯沸かし器、ミネラルウォーターは無料でいただけます。
ウェスティンホテル東京のミネラルウォーターは「いろはす」。
ネスプレッソカプセルは2種類です。紅茶と日本茶のティーバッグもありました。
有料のメニューはというと、引き出しの中にアルコールドリンクとスナックが少々。
台の下にはミニ冷蔵庫が収納されており…
中にビールやソフトドリンクが入っていました。
キャビネット
ミニバーのあるキャビネットには、パジャマも入っています。
広げてみると、このようなワンピースタイプ。
ホテルのパジャマで柄が入っているのは珍しいですよね。ボタニカルなパターンがおしゃれで、個人的にはとっても気に入りました!
子供用アメニティ
ちなみに、お願いすると子供用のアメニティも届けていただけます。
- スリッパ
- 歯ブラシ
- パジャマ
パジャマのサイズは110~120くらいでしょうか。
身長135cmの次女には少し小さめでしたが、着られないことはありませんでした。

スリッパのサイズはかなり小さいので、未就学児でないと厳しいと思います。
デスク
お部屋の片隅には、デスクやテーブルセットも設けられています。
お仕事や食事にも事欠きませんね。
窓からの眺め
そして、窓からの眺めはこんな感じ!
眼下には恵比寿ガーデンプレイスを臨み、時間帯によっていろんな場面を楽しむことが出来ました。
周辺にはおしゃれなお店もたくさん♪
なお、ウェスティンホテル東京は恵比寿という土地柄、少し足を伸ばせば中目黒や代官山など、都内屈指のお洒落スポットにも気軽に出かけることが出来ます。
我が家は夜、代官山のスプリングバレーに行ってきました♪
醸造所を兼ねたスタイリッシュな館内に…
限定ビールをはじめ、ここにしかないメニューもたくさん。
普段あまり来ないエリアなので、これだけでもウェスティンホテル東京に泊まった甲斐がありました!
最後に
ということで、ウェスティンホテル東京について詳しくご紹介しました。
今回は、夫のマリオットアメックス(旧SPGアメックス)の無料宿泊特典を使っての宿泊。
ウェスティンホテル東京は、1泊あたり50,000円以上になることも珍しくないのですが、無料宿泊特典の上限である50,000ポイントで宿泊できる日も多く設定されており、ポイント効率は比較的高めです。
エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)も大変混雑しているとのこと。
コロナ禍が続いてはいるものの、宿泊者はだいぶ増えてきているようですね。
本格的にインバウンド客が戻ってくる前に、一度泊まられてみたらいかがでしょうか?
↓この他の宿泊記はこちら↓
ホテル概要
ホテル名称 | ウェスティンホテル東京 |
所在地 |
〒153-8580 東京都目黒区三田1丁目4−1 |
エグゼクティブラウンジの有無 | あり |
子供の添い寝条件 | 小学生まで無料 |
階数 | 地上22階 地下2階 |
部屋数 | 438室 |
開業 | 1994年10月 |
最寄駅 | 恵比寿駅から徒歩9分 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスにお得に入会する方法
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスは年会費のかかるクレジットカードですが、紹介プログラムを使えば、お得に入会することが出来ます。

マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
関連記事
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。


我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
2015年12月 陸マイルを貯め始める 2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ 2017年2月 長女と大阪日帰り旅行 2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅 2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ 2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ 2018年3月 ANAエコノミーで上海へ 2018年5月 JALどこかにマイルで家族4人福岡旅行 2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行 2018年10月 家族4人で京都・大阪へ 2018年10月 次女と2人で宮崎へ 2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ 2019年1月 家族4人ANAビジネスクラスでホノルルへ 2019年3月 JALエコノミーで香港へ 2019年4月 次女と2人JALエコノミーで香港へ 2019年4月 家族4人JALで大阪へ 2019年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2019年5月 家族4人JALエコノミーでグアムへ 2019年7月 長女と2人ANAビジネスクラスでウィーン(+プラハ・ブラチスラバ)へ 2019年11月 ワンワールド特典ファーストクラス航空券でヨーロッパ周遊へ 2019年12月 次女とガルーダ・インドネシア航空ビジネスクラスでバリ島へ 2020年1月 家族4人JALで沖縄へ 2020年9月 JAL特典航空券で広島へ 2020年11月 JAL特典航空券で京都へ 2021年8月 ANA特典航空券でドイツ・ミュンヘンへ 2022年3月 ANA特典航空券でアメリカ・ニューヨークへ 2022年5月 エミレーツ航空ファーストクラスでドバイへ 2022年5月 シンガポール航空でインド・デリーへ 2022年8月 ZIPAIRでハワイへ 2022年10月 ANA特典航空券(トクたび)を利用し鬼滅ジェットで福岡へ 2023年2月 ZIPAIR/サウスウエスト航空/ユナイテッド航空でサンノゼ・ラスベガス・サンフランシスコへ 2023年4月 ガルーダインドネシア航空ビジネスクラスでジャカルタ・バリへ(ANA提携特典) 2023年5月 エティハド航空ビジネスクラスでアブダビ経由カイロへ(ANA提携特典) 2023年6月 ANA特典航空券でイギリス・ロンドンへ 2023年7月 エバー航空&ANAで台湾・台北へ(ANA提携特典) 2023年7月 JAL特典航空券でグアムへ |
マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪