キャセイ・パシフィック航空の本拠地、香港国際空港。
この空港には、キャセイ・パシフィックが総力を挙げて展開する、素晴らしいラウンジが全部で6つもあります。
中でも「ザ・デッキ」は、2018年にオープンしたばかりの最新ラウンジ!
ビジネスクラスラウンジでありながら、洗練された空間と本格的なお料理を楽しめる、キャセイ・パシフィックらしい素敵なラウンジです。
今回は、キャセイパシフィック航空ラウンジ「ザ・デッキ」の利用条件から、内部の様子までを詳しくご紹介したいと思います♪

香港にはキャセイパシフィック航空ラウンジが5つ!
香港国際空港のキャセイパシフィック航空ラウンジは、前述の通り5つもあります!
(キャセイ・パシフィック航空公式サイトより)
ファーストクラスラウンジ | ザ・ウィング | ターミナル1、1-4番ゲート付近 |
ザ・ピア | ターミナル1、61-63番ゲート付近 | |
ビジネスクラスラウンジ | ザ・ウィング | ターミナル1、1-4ゲート番付近 |
ザ・ピア | ターミナル1、65ゲート番付近 | |
ザ・デッキ(本記事にてご紹介) | ターミナル1、16ゲート番付近 |
香港国際空港キャセイラウンジマップ
それぞれのラウンジは、こんな感じに配置されています。
(キャセイ・パシフィック航空公式サイトより。一部改変)
図中、中央付近の塗りつぶされたところは、2018年にクローズした「ザ・キャビン」というラウンジ。右下は同じく、アライバルラウンジがあった場所です。
「ザ・ウィング」と「ザ・ピア」には、それぞれファーストクラス用とビジネスクラス用が併設されており、二者間の空白を埋めるようにビジネスクラスラウンジ「ザ・デッキ」が設置されているというイメージですね。
今回訪れる「ザ・デッキ」があるのは、ターミナル1本館6階の16番ゲート付近。
日にもよりますが、羽田空港行きのJAL便を利用する際には、今回ご紹介する「ザ・デッキ」、または「ザ・ウィング」が最寄りラウンジとなることが多いようです。
実を言うと、JAL指定ラウンジはカンタス空港ラウンジだったりするのですが…やはり噂に名高いキャセイラウンジの方が人気とのこと。いつかはカンタスラウンジも覗いてみたいと思っています。
豪華絢爛!ファーストクラスラウンジ「ザ・ウィング」「ザ・ピア」訪問記はこちら↓


ザ・デッキへのアクセス方法
さて、それではザ・デッキへと向かいましょう。16番搭乗口の近くなので、15−19搭乗口方面に進めばOKです。
ザ・デッキは搭乗口があるフロアの1階上、7階に位置しています。こちらのエスカレーターで上がりましょう。エレベーターもありました。
エスカレーターの先には「CATHAY PACIFIC THE DECK 玲瓏堂」の文字が!
ラウンジへの入口は左手の脇にあります。
キャセイパシフィック航空ラウンジ「ザ・デッキ」営業時間
キャセイパシフィック航空「ザ・デッキ」利用資格
こちらの「ザ・デッキ」を利用するためには、下記いずれかの条件を満たす必要があります。
- ファーストクラス搭乗者と同行者1名
- ビジネスクラス搭乗者と同行者1名
- ワンワールドエメラルド(JALの場合はダイヤモンド&JGP)会員と同行者1名
- ワンワールドサファイア(JALの場合はサファイア&JGC)会員と同行者1名
いずれの場合も、ワンワールド加盟航空会社運行便に搭乗することが前提条件です。
今回私が搭乗するのはJALエコノミークラスですが、「JGP(JGCプレミア)」というワンワールドエメラルドステータスを持っているため、こちらのラウンジを利用することが出来るというわけです。
JGCになるための方法については、こちらの記事をご覧ください♪
それでは受付を済ませ、さっそく入室してみましょう♪
「ザ・デッキ」内部の様子
シーティングエリア
ラウンジ入ってすぐには、こんな感じにソファが数席と、奥にフードカウンターが設けられています。
そのお隣は大きめのソファが並ぶエリア。ファーストクラスとビジネスクラスが混在していることもあり、利用者は相当多いようで、かなりの混雑ぶりでした。
さらにそのお隣には、羽田空港や台湾桃園空港に似た、ちょっとファミリーレストランを彷彿させるダイニングエリアが。
ちょうどお昼過ぎの時間帯でしたので、こちらも満席。
結局室内には落ち着けるところが見つからなかったので、外のテラス席に座りました。こちらはなぜかスカスカです(笑)
ラウンジをL字状に囲むこのエリアは、その名もずばり「ザ・テラス」。
公式サイトでは「カクテルグラスを傾けながら夕陽を堪能したり、人々が行き交う様子を眺めたり」という楽しみ方が紹介されていました。
ちょうど羽田から到着したばかりのJAL機を発見!
ザ・ウィングでも思いましたが、こんなに開放感あふれるラウンジって珍しいですよね。
ザ・テラスの隅っこにはヌードルバーもありました。
ザ・デッキのフード&ドリンクサービス
ラウンジ内のフード&ドリンクサービスには並々ならぬこだわりを持つ、キャセイ・パシフィック航空。
コンパクトな「ザ・デッキ」においても、そのポリシーは変わりません。
キャセイパシフィック航空名物!ヌードルバー
キャセイパシフィック航空ラウンジの名物といえば、こちらのヌードルバー!
コーポレートカラーのグリーンがとってもおしゃれですよね。
訪問日、お昼のメニューはこんな感じでした。
- 担々麺
- ワンタン麺
- ベジタブルラーメン
- ラクサ
- BBQポークまん
- エビ&豚肉しゅうまい
- クリーミーカスタードまん
- 野菜まんじゅう
混雑時には注文した後に呼び出しブザーを渡されますが、この日は待ち時間0でした。注文したのはこちら↓
ワンタン麺とBBQポークまんです♪
羽田や台湾でも食べたことがあるメニューですが、香港が一番本格的なお味だったような?さすがは本場ですね!
ブッフェメニュー
入口近くのブッフェ台にはどんなメニューがあるのかというと、こちら!
穀物やフルーツを使ったサラダ類に、チーズやハムなどなど。おしゃれなラップサンドやハンバーガー、クラッカーにパンもあります。
ホットミールもいくつか用意されていました。
チキンバーガンディやお豆を炒めたもの等々、基本的には他のキャセイパシフィック航空ラウンジと同じメニューが提供されているようです。
ドリンク
ドリンクバーは、ブッフェ台側とヌードルバー側の2箇所設置されています。
冷蔵庫の中にコーラやファンタといったソフトドリンク、ビール。脇にはスピリッツ類とウォーターサーバーが置かれていました。
ビジネスクラスラウンジにも関わらず、スパークリングワインではなくちゃんとしたシャンパンがあるのが素晴らしいですね!
銘柄は「G.H.MUMM CHAMPAGNE BRUT CORDON ROUGE(マム コルドンルージュ)」。
G.H.MUMMとは、フランスで約200年以上続くメゾンで、この銘柄もなかなか高い評価を得ているようです。販売価格は一本4,000円前後とのことでした。
ビールはご当地香港が誇る「香港ビール」。いわゆる地ビールです。
銘柄はそのものズバリ「ホンコンビール」と「ドラゴンズバック」の2種類。「ドラゴンズバック」は「龍の背」と呼ばれる香港のハイキングコースが由来になっているようですね。
次回は飲み比べてみたいものです!
その他はというと、コーヒーマシーンに…
赤白ワイン、ジュース(トマト、りんご、オレンジ)が置いてありました!
リラクゼーションエリア
心ゆくまで上質なお食事・ドリンクを楽しんだ後は、ちょっとのんびりリラックスといきましょう。
ラウンジ入って右の奥に進んだところは、リラクゼーション用スペースになっています。
あいにくこの「ザ・デッキ」には、「ザ・ピア」や「ザ・ウィング」のような本格的なマッサージや浴槽があるわけではありませんが、必要十分な設備は整えられています。
リラクゼーションルーム
まず目に止まったのは「リラクゼーションルーム」。
この中には、背もたれ高めのソロチェアが6脚用意されていました。
ラウンジ室内のシーティングエリアはどこも人でいっぱいでしたが、このお部屋は割と空いていました。目立たない場所にあるからでしょうか。
それぞれにライトもついていて、読書やお仕事にも向いていそうですね。
シャワー室
シャワーを使いたい場合は、スタッフさんに声をかけましょう。お昼時は空いていて、すんなり利用することができました。
個室の中はこんな感じ!
入って左手に洗面台とトイレ、
正面奥にシャワーブースという作りです。
シャワーヘッドから蛇口に至るまで、ゴールドで統一されているのがとってもお洒落ですよね♡
シャワー室のアメニティはイソップ
オーストラリアのオーガニックコスメを積極的に採用しているキャセイパシフィック航空。このシャワー室でもイソップのアメニティが勢ぞろいでした!
シャワーブースにはボディソープ、シャンプー、コンディショナーが並び…
洗面台のソープ&ローションももちろんイソップ。
さらにさらに、洗顔料と化粧水、パウチに入ったフェイシャルクリームまであります!
基礎化粧品までついていて、その上こちらもイソップ製だなんて素晴らしいですね♪
ちなみに、マンダリンフェイシャルクリームは60ml5,076円だそうです…お高い!
その他のアメニティ
そのほかに添えられていたのは綿棒、コットン、シャワーキャップ、サニタリーバッグ、歯ブラシでした。
タオルはハンド・フェイス・バスの3サイズ。
フィリップス製のドライヤーも備え付けられていますし、高級ホテルと比べてもなんら遜色ない品揃えで、とっても快適なシャワールームでした♪
最後に
今回は、香港国際空港キャセイ・パシフィック航空が直営する最新ラウンジ「ザ・デッキ」について詳しくご紹介しました!
なにぶんコンパクトなため、混雑すると席を見つけづらいという問題はありますが、有名デザイナーであるイルゼ・クロフォードさん率いる「スタジオイルゼ」監修のスタイリッシュな内装と美味しいお料理の数々、充実したシャワールームはとっても魅力的。
この日搭乗したJAL26便羽田行きに一番近いラウンジだったので、軽い気持ちで利用しましたが、思った以上に素晴らしいラウンジでした!さすがはキャセイパシフィック航空ですね。
次回はザ・ウィングのビジネスクラスラウンジについてご紹介の予定です。
その他のキャセイパシフィック航空ラウンジ訪問記
これまでに訪れたキャセイ・パシフィック航空のラウンジ訪問記はこちら♪






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