2024年9月2日、衝撃のニュースが飛び込んできました!
10月から一部クレジットカードに付帯するプライオリティパスの利用対象施設が制限されます。
本記事では、対象クレジットカードと改悪の内容について、現時点でわかっていることをまとめてみました。
対象はどのプライオリティパス?
皆様ご存知の通り、プライオリティパスは直接契約の他、クレジットカードの付帯特典として利用する方法があります。
今回利用制限されることが明らかになったのは、JCBとMUFGの一部プレミアカード。
具体的には以下の通りです。
- JCBザ・クラス会員(年会費55,000円/招待制)
- JCBプラチナ会員(年会費27,500円)
- JCBゴールド ザ・プレミア会員(年会費16,500円/招待制)
- 三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社のプラチナ会員
中には招待制で入会ハードルの高いクレジットカードも含まれているのですが、残念ながら改悪の運びとなってしまいました…。
どのように改悪される?
改定内容を端的に述べますと、「ラウンジ以外の施設が使えなくなる」とのことです。
JCBは今回の改訂を「国内」に限定しており、海外の施設については今のところ変更なさそう。
一方のMUFGは「空港ラウンジのみ利用可」と記載しているため、国内外問わず制限されそうな雰囲気です。
国内プライオリティパス対象施設一覧
国内でラウンジ以外の施設というと、「お食事」「ご休憩」「リフレッシュ」の3カテゴリー。
具体的には以下表のうち、赤字になっている施設が利用不可になってしまいます。
東京・羽田国際空港 |
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東京・成田国際空港 |
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大阪・関西国際空港 |
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名古屋・中部国際空港 |
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鹿児島空港 |
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最新情報はプライオリティパス公式サイトをご覧ください。
コロナ禍以降、続々とラウンジ以外の対象施設が増えてきていましたので、これは大変残念なニュースです。
いつから改悪?
肝心の期日ですが、クレジットカードによって異なります。
せめて半年は猶予が欲しかったところですが、改悪はいつも突然ですね…。
クレジットカード付帯プライオリティパスは年々改悪傾向
しかし、クレジットカード付帯プライオリティパスの改悪は今回が初めてではありません。
- アメリカンエキスプレス付帯PP…2019年から空港内レストラン利用不可に(ゴールドは利用回数制限もあり)
- 楽天プレミアムカード付帯PP…2025年1月以降、無料で利用できる回数が年間5回までに変更
今後、他のクレジットカードまで影響が及ぶ可能性も0ではなさそうです。
現時点で特にPP改悪が発表されていないクレジットカードには、
- セゾンプラチナアメックス
- エポスプラチナ
- 楽天ブラックカード
- ダイナースプレミアム
などがあります。
まとめ
ということで、クレジットカード付帯PPの改悪についての速報でした。
- 2024年10月から一部クレジットカード付帯プライオリティパスの特典が改悪
- 対象クレジットカードはJCBザ・クラス、JCBプラチナ、 JCBゴールド ザ・プレミア、三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社のプラチナ
- 具体的にはレストラン・休憩・リフレッシュ施設が対象外に
- JCBは海外の対象施設について現時点で変更なし
本国アメリカの物価高により、プライオリティパスの直契約料金も年々鰻登り。
利用者の増加でサービス継続が難しくなってしまったことも大きな要因だそうです。
残念至極ではありますが、サービスは縮小するものと割り切って、楽しめるうちに楽しみましょう!
ANA修行でスターアライアンス系ラウンジ利用権をゲットするのもアリかも?
ちなみにJAL修行は2024年から難易度が上がってしまいました…。
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