東京・東銀座にオープンした「アロフト東京銀座」。
日本初上陸のアロフトブランドということで、何かと話題に上ることも多いホテルですが、マリオット系列のため、エリートステータスを持っていると様々な恩恵を受けることができます。
一口にエリート特典といっても、ホテルブランドによりその内容は様々。
今回は、アロフト東京銀座でプラチナ会員に提供されている特典内容を、詳しくご紹介したいと思います!
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アロフト東京銀座で受けられるプラチナ特典
まず、プラチナ特典は主に以下の4点が設けられていますが、アロフトの場合はご覧の通り限定的となっています。
主なマリオットプラチナ特典 | アロフトでの提供状況 |
お部屋の無料アップグレード | なし |
ラウンジアクセス | なし |
ウェルカムギフト | あり |
レイトチェックアウト | あり |
マリオットプラチナがあれば、スイートを含むお部屋の無料アップグレードを提案してくれるホテルブランドが多数を占めるものの、アロフトブランドのホテルはアップグレード対象外。
また、クラブラウンジも設置されていないため、ラウンジアクセス権も貰えません。
一方で、選択制のウェルカムギフトやレイトチェックアウトの特典は受けられます。
実際に宿泊してみたところ、ウェルカムギフトの満足度がかなり高かったので、以下で詳しくご紹介したいと思います!
3つのウェルカムギフト
アロフト東京銀座のウェルカムギフトは、下記3つからの選択制です。
- 500ボーナスポイント(1回のみ)
- 飲食アメニティ(1回1人分)
- レストラン朝食(本人+同伴者分、滞在中毎日)
- レストラン特別ランチ(土日祝前日のみ選択可能/本人+同伴者分、一回のみ)
ホテルにチェックインする際に、どれがよいか尋ねられますので、事前に決めておくと迷わずに済みます。
ウェルカムギフトの選び方
「どれを選べばいいか分からない!」という方に向けて、オススメの選択基準を簡単にまとめてみました。
500ポイントがオススメな方
ポイントボーナスについては、例えば下記のような方にオススメです。
・食べるものは自分で決めたい
・朝食は食べない
・とにかくポイントが貯めたい
ただし、ウェルカムギフトの500ポイント付与は1滞在で1回のみの提供(宿泊数分ではない)ため、連泊される方には少しもったいないかもしれません。
飲食アメニティがオススメな方
飲食アメニティは、例えば下記のような方にオススメです。
・朝食は食べない
・アロフト独特の雰囲気を味わいたい
・1人の時間を楽しみたい
アロフト東京銀座の飲食アメニティは、後でも詳しくご紹介しますが、バーチケット1名分(アルコールドリンク付き)。おしゃれなバーでお酒を楽しみたい方にはピッタリの特典ですね。
ただ、上記のポイントボーナスと同様、1滞在で1回のみの提供(宿泊数分ではない)となっているため、連泊される方にはあまりオススメできません。
朝食がオススメな方
飲食アメニティは、例えば下記のような方にオススメです。
・連泊する
・ホテルのブッフェが好き
・お得度を優先したい
朝食特典については、ここまでの2つと違い、同伴者を含む2人分まで無料になります。また、連泊する場合には、宿泊数分の朝食が無料になります。
アロフト東京銀座の朝食には3,000円のメニューもあるため、2名分(6,000円)が毎朝いただけると考えれば、他の特典よりかなりお得度は高めですね。
ランチがオススメな方
ランチはちょっと特殊。土日祝前日チェックインでしか選ぶことが出来ません。有効期限が来年3月末となっていることも、他とは違うところです。
どういう方にオススメかと言いますと…
・銀座まで来る機会がある
・ステイ後にもアロフト銀座の雰囲気を味わいたい
・朝食は食べない派
ランチの料金は1人2,500円と、朝食に比べるとお手頃価格なのですが、内容としてはランチの方が上。手の込んだ美味しいお料理をいただくことができます。
ホテルのスタッフさんのお話によれば、大部分の方が「朝食」を選ばれるとのことでした。
飲食アメニティ
それでは、アロフト東京銀座のウェルカムギフトがどんなものなのか、実際に見ていきましょう!
500ポイントはそのままマリオットボンヴォイの口座に加算されるだけなので割愛するとして、飲食アメニティとはどんなものかと言いますと…
- wxyz barでのワンドリンク&アペタイザー(一人分)
を頂くことが出来ます。実はかなり気に入ってしまいまして、すでに2回この特典を頂きました!
wxyz barとは、一階のホテルエントランスを潜ってすぐ右手にあるこちらのバーのこと。
wxyzバーの様子
中に入ってみると、カラフルでありながら落ち着いた空間ですが、夜はもっと煌びやかで一味違う感じになるのでしょうね。
公式サイトには、「新進気鋭のアーティストを迎えたAloftお馴染みのライブコンサートシリーズ、Live@Aloftのパフォーマンスもお見逃しなく」とありました。今はやっていないようですが、コロナ禍が落ち着いた後にはまた違う楽しみ方ができそう。
奥にはビリヤード台もあり、大人の社交場といった雰囲気です。
ドリンク
特典のワンドリンクは、普段バーで提供されている通常メニューから選ぶことが出来ます。
最初に訪問した時は、まだオペレーションがしっかり定まっていなかったのか、ボトルでなければどれでもどうぞ、という感じでしたが、2回目は「1,500円以下のドリンクをお選びください」と変更されていました。
1,500円でどんなものが頼めるのかと言いますと…
シグニチャーカクテルの「アロフトピンク」をはじめとした「アロフト カクテル」はどれも1,200円。
日本酒はほぼボトルなので厳しいですが、国産ウィスキーは「響ジャパニーズハーモニー」まで範囲内です。
ワイン系は、シャンパンから赤白ロゼワインまで全てOK。これは嬉しいですね。
シャンパンやシグニチャーカクテルがオススメ!
こんなオシャレなバーに来ることなんて滅多にありませんから、まず1回目は一番優雅な気分に浸れそうなシャンパンをオーダー!
気軽に国際線に乗れていた頃は、空港のラウンジや機内で毎回のように頂いていたシャンパンも、この頃はすっかりご無沙汰でしたので、美味しさもひとしおです♪
ヴーヴクリコというと、一昨年に京都のマリオット系ホテル「翠嵐」で初めて飲んだことを思い出します。あの頃は、まさか2年後こんなことになろうとは、想像もしていませんでしたね…。
そして、2回目の訪問時にオーダーしたのが「ピンクアロフト」!やっぱりホテルの名を冠したシグネチャードリンクも一度味わってみるべし、ですよね。
ご覧の通り、蘭の花が添えられたとっても可愛らしいカクテルで、インスタ映え間違いなし!原材料は下記の通りです。
- アブソルート
- クランベリージュース
- ミルク
- クリーム
- ストロベリーシロップ
パッと見た感じ、デザート代わりになる感じなのかな?と思っていましたが、予想に反して甘さは控えめでした。
最近悲しいかな、あまり甘いものを受け付けなくなってきたので、さっぱりと美味しくいただくことが出来てとってもよかったです。
こんな素敵なバーで楽しむ、本格的で美しいカクテル。至福のひと時ですね。
アペタイザー
また、ドリンクだけでなく、飲食アメニティにはアペタイザーも一皿付いています。
内容はお任せですが、この日のメニューは、ローストビーフでクリームチーズを巻いたもの、サーモンクリームのタルトレット、生ハムと梨の3種類。
どれも好きなものばかりで美味しくいただきました。
こういうお洒落でちょこっとつまめるおつまみ、特に女性には嬉しいのではないでしょうか。
宿泊日数分・しかも同伴者分まで付いてくる朝食とは異なり、飲食アメニティは一滞在1回・一人分のみということで、コスパ的には少々劣るかも知れませんが、個人的には一泊だけならむしろ朝食よりこちらを選ぶかな、と思えるくらいの満足度でした!
朝食
ではでは、続いて朝食へ。特典内容は以下の通りです。
- レストラン The Warehouseでの朝食
- 本人+同伴者1名分
- 宿泊日数分
会場となるのは、2階にあるレストラン「The Warehouse(ザ・ウェアハウス)」。
ウェアハウスとは倉庫という意味ですが、公式サイトによれば「遊び心のあるインダストリアルな雰囲気の、銀座ファクトリーのクラブをイメージしたスペース」とのこと。
中に入ってみると、確かに倉庫と言うよりはクラブっぽいかな?
L字状の店内中央付近にはブッフェカウンターがありまして…
一番奥のエリアはこんな感じ。
アジアンビューティーな女性のアートが目を引きます。
それほど席数は多くなく、8時台になると満席になりました。
朝食はメイン+ブッフェ
朝食は、席まで運んでもらえるメインメニューとブッフェから構成されているとのこと。
メインはこんな感じです。
- 卵料理
スープ
卵料理1種類:スクランブルエッグ、目玉焼き、ポーチドエッグ、ボイルドエッグ、オムレツ
サイドディッシュ2種類:ベーコン、クリスピーベーコン、ポークソーセージ、チキンソーセージ、ジャンボンブラン - おにぎり
シャケ、梅、佃煮の3個セット
野菜の味噌汁
実は、最初に目にしたこちらのレストランの正式な(?)朝食メニューはこんな感じでした。いずれもドリンクとブッフェ込みのお値段です。
- ALOFT スープ+卵料理+サイドディッシュ 3,000円
- Harley ブッフェ+スープ 1,800円
- ONIGIRI おにぎり+味噌汁+漬物 1,800円
が、最近は口頭で「メインを卵料理かおにぎりか選んでください」、または最初からおにぎりの提案はなく、チョイスは卵料理だけだったり、と対応はスタッフさんによってまちまち。
ということで、直近の現状を踏まえ、卵orおにぎりが選択式メインということでご紹介していきます。
ブッフェメニュー
ドリンク、サラダ、デザート、パン、シリアルは各自ブッフェスタイルとなっています。
こんなにたくさんのジュースが並ぶドリンクカウンターは初めてかもしれません。
オーソドックスなアップル、オレンジのほか、ブドウや桃も用意されていました。
お隣にはコーヒーマシンが。
最初の一杯はスタッフさんが席まで持ってきてくれます。
また、帰る頃にテイクアウトを提案してくれることも。深みがあって美味しいコーヒーなので、お部屋でも飲めるのは嬉しい限りです。
パンコーナーには、トーストからデニッシュ、マフィン、クロワッサンまでよりどりみどり!
可愛らしいドーナツもありました。
シリアルもフレーク系が9種類に、
混ぜて美味しいドライフルーツやナッツも9種類。
パンにも負けない品揃えとなっています。
卵料理
では続いて、オーダー形式のメインへと参りましょう。まずは卵料理から。
何度かオーダーする機会がありましたので、順番にご紹介していきます!
こちらはオムレツ。
チーズ、ほうれん草、トマト、マッシュルームなどの具を選ぶことが出来ます。欲張りな私はもちろん全部入り!素材の旨みが存分に味わえますね。
付け合わせはクリスピーベーコンとポークソーセージにしてみました。お野菜の内容は、その日によって異なるようです。
美しい盛り付けと絶妙の焼き加減は、やはりホテル朝食ならでは。
続いてはポーチドエッグ。
茹で加減は固めでオーダーしたら、ギリギリ半熟部分も残っていて、バッチリ好みな感じでした♪下にはカリッと焼かれた薄いトーストが敷かれています。
ただし味つけは、卓上の塩胡椒やケチャップでどうぞ、と至ってシンプルですので、ちょっぴり寂しい気も…。せっかく卵にトーストと、綺麗にお料理されているので、オランデーズなど何かしらソースが掛かっていると最高だったかも、なんて、贅沢を言ってはいけませんね。
そして目玉焼き。
こちらは焼き加減を聞かれなかったのですが、トロトロな仕上がりでした。半熟〜固めがお好きな方は、指定した方が良さそうです。
ちなみに、両面焼きもOK。
スクランブルエッグは、かなりトロトロとしていて、ちょっと珍しいタイプでした。
付け合わせの中では、上に写っているジャンボンブラン(茹でハム)が柔らかくて臭みもなく、個人的に一番好きかもしれません。
卵料理には、日替わりのポタージュスープがついてきます。
この日はサツマイモのポタージュ。朝から体に優しい、バランスの取れた朝ごはんでした!
おにぎり
続いて、おにぎりセットはこんな感じ。
あさりの佃煮・シャケ・梅の3種類に、漬物とお味噌汁がついています。誰かに握ってもらったおにぎりって美味しいですよね。お味噌汁も、野菜のお出汁を活かした上品な味わいでした!
ブッフェに並んでいるのは全て洋食メニューですので、朝は和食派という方にはこちらがオススメです。
ランチ
最後にご紹介するのが特別ランチ。特典内容は以下の通りです。
- レストラン The Warehouseでのランチ
- 本人+同伴者1名分
- 1回分
- 有効期限は2021年3月31日までなので、チェックアウト後でも利用OK
会場は、朝食と同じ2階のレストラン「THE WAREHOUSE」。
朝食の時よりも空いていて、リラックスして食事を楽しむことができました。
コース構成は前菜+メイン+デザート
特典コースは、サラダとメイン、デザートとコーヒー・紅茶という構成となっています。
メインをお肉orお魚から選択した後、サラダが席まで運ばれてきました。
グリーンサラダの周りには3種類のデリが添えられています。この日は鱈のエスカベッシュと、オリーブとハムのパウンドケーキ、サーモンクリームのカナッペ。ちょっと珍しい組み合わせのサラダですよね!
シンプルなドレッシングでいただくお野菜の合間に、ちょこっと味変も出来る楽しいサラダでした。
サラダを食べ終わる頃、可愛い布袋に入ったパンが登場!
これがしっとり柔らか&あったかくてすごく美味しかったです♪糖質制限中のはずが、ついつい完食してしまいました…。
続いてメインへ。この日のお肉料理は、鶏肉のソテーバルサミコ&醤油ソースです。
お肉は単純に焼いただけという感じではなく、あらかじめ低温調理でもされているのか、柔らかくてとってもジューシー!添えてあるお野菜の色合いも秋らしく、素敵な一皿でした。
そしてこちらが魚料理。鱈のソテーごぼうソースです。
ごぼうソースってあまり聞いたことないですよね。滋味深く香ばしく、こちらもとっても美味しかったようです!
最後はデザートとコーヒー・紅茶でおしまい。
コーヒーはスタンダードなものだけでなく、カプチーノやラテなども対応してもらえます。
デザートは、バナナキャラメルムースにバナナのカラメリゼを乗せたクラッカーとアイスクリーム。
それほど甘くなく、とっても美味しかったです♪
たくさん食べる男性にはちょっと物足りないかもしれませんが、量よりも美味しいものを食べたいという方は、きっとランチ特典に満足できるはずです!
最後に
ということで今回は、アロフト東京銀座のプラチナ特典について詳しくご紹介しました!
アロフト東京銀座にはクラブラウンジなし&アップグレードなしということで、マリオットやシェラトンに比べるとプラチナ特典は少なめ。
けれど、出来るだけお客さんに楽しんでもらいたいという気遣いが感じられる、素敵なホテルでした♪
<お部屋の宿泊記はこちら↓>
<お隣にあるマリオット系列「ACホテル」の宿泊記はこちら↓>
ホテル概要
ホテル名 | アロフト東京銀座 |
リワードカテゴリー | 5(無料宿泊必要ポイント:30,000/35,000/40,000) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | なし |
住所 | 〒104-0061東京中央区銀座6-14-3日本 |
電話 | 03-6278-8122 |
部屋数 | 205部屋 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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