ザ・リッツ・カールトン沖縄(The Ritz-Carlton Okinawa)は、沖縄本島北部・名護市にある最高級5つ星ホテル。
沖縄に数あるリゾートホテルの中でも、トップに名を連ねるホテルです。
リッツ・カールトンといえば、大人の雰囲気溢れるホテル、というイメージですが、子供連れファミリーでも楽しむことができるのでしょうか?
今回は、お正月に宿泊した時の様子を詳しくご紹介します!
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リッツ・カールトン沖縄
リッツ・カールトン沖縄は、マリオット・インターナショナルが展開するラグジュアリーホテルブランドであるリッツ・カールトン日本初リゾートホテルとしてオープンしました。
このホテルは、2011年に惜しまれつつ閉館した「喜瀬別邸HOTEL&SPA」を改装し、2012年4月に新たにリブランドオープンしたものです。
とはいえ、ホテル棟についてはほとんど変更を加えず、当時のラグジュアリーな雰囲気をそのまま活かしているとのこと。
喜瀬別邸時代は子供の宿泊不可、ゴルフやスパを目当てに訪れる富裕層がメインターゲットだったらしく、エントランスから高級感が漂っていました。
開放的なロビーには風が通り抜け、アジアらしい色合いと設えはバリ島を彷彿させます。
ロビーの一角には、ウォーターサーバーを備えたスペースが。
サーバーの中身は、沖縄らしくゴーヤやパイナップルなどを使ったフレーバーウォーター。
添えてあるグラスも琉球ガラス製で、とっても涼しげです。
真っ直ぐ進むと、水をたたえた中庭が姿を表しました。
ゆとりある空間には落ち着きが感じられ、これぞ大人のリゾートといった雰囲気!
更に進むと、階下にはプールを一望できます。隣の敷地はゴルフ場でしょうか。
かなり広そうなので、さっそく散策してみたいのは山々ですが、チェックインもありますし、ひとまずレセプションへ向かいましょう。
チェックイン!
それではチェックインへ。
リッツ・カールトン沖縄にはクラブラウンジがないため(2021年4月に新規開設・マリオットエリートステータスでの利用不可)、全員こちらのレセプションでの手続きとなります。
ソファに腰掛け、おしぼり&さんぴん茶などのウェルカムドリンクを頂きながらのチェックイン。さすがは5つ星ホテルです。
さらに、こちらのブレスレットもいただきました!南国の海を思わせるブルーが美しいですね。
マリオットボンヴォイ特典・お部屋のアップグレード
さて、チェックイン時のお楽しみは、マリオットボンヴォイの特典の1つである『お部屋の無償アップグレード』。
マリオットボンヴォイに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回「マリオットボンヴォイ・チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイート」を含めた上のお部屋がアップグレード対象となっていますが、この日はお正月。満室に近い状況ですので、それほど期待は出来ないかもしれません。
アップグレード結果は?
さて、気になる結果は…?
………
……
カバナとなりました!
ちなみにお部屋のカテゴリー一覧は下記の通り。
- デラックス ←元々の予約
- ベイデラックス
- プレミアデラックス
- カバナ ←アップグレード!
- プレジデンシャルスイート
- ザ・リッツ・カールトンスイート
混雑時にも関わらず3ランクアップグレードという、とってもありがたい結果になりました♪
一体どんなお部屋なのでしょうか?さっそく行ってみましょう!
カバナルームとは
カバナは全て1階、プールと同じフロアに設けられています。
公式サイトの紹介文がこちら。
屋外プールに隣接するカバナルームには、リゾートステイを満喫するのに欠かせない、ジェットバスやデイベッドを完備したガーデンがございます。屋外プールとはドアひとつでつながっており、泳ぎ疲れたらドアひとつで緑陰のジェットバスをお使いいただけます。また、水着で気ままにデイベッドでまどろむなど、都会では味わえない、非日常空間をお楽しみいただけます。
何やらとってもリゾートっぽいお部屋みたいですね!公式サイトでは、子供連れにおすすめのお部屋とも記載されていました。
カバナルームの全貌
今回のお部屋は127号室。ドアを開けると、正面にバスルームが。
そして、左手にベッドルームという作りになっています。
45平米とそこまで広いお部屋ではありませんが、大きなガラス窓から外のガーデンが見えるので、とても開放的な雰囲気です。
ミニバー
ちなみに、入口ドアの脇にあるミニバーはこんな感じ。
ネスプレッソのカプセルが3種類2個ずつに、無料のミネラルウォーターが6本。
市販のミネラルウォーターが用意されているホテルが多数派の中、リッツ・カールトンやHOTEL THE MITSUI KYOTOなど一部の最高級ブランドでは、オリジナルロゴ付きのものが用意されています。
グラス類もたくさん揃っていました。
有料メニューは、アルコールのミニボトルにおつまみになりそうなスナック類、
さらに冷蔵庫の中には、シャンパンやソフトドリンクなどなど。
バスルーム
続いて、バスルームに進んでみましょう。
まずは玄関側にトイレがありました。
前後に1枚ずつドアがあり、どちらも施錠することで完全に独立した空間となります。
トイレの隣にシャワーブース、さらに洗面台、浴槽という作りです。
シャワーブース
ガラス張りのシャワーブースには、レインフォレストシャワーとハンドシャワーが取り付けられていました。
シャンプー類
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはAsprey(アスプレイ)。
数多の高級一流ホテルで採用されている、信頼の英国王室御用達ブランドです。
洗面台
洗面台は、何かと使い勝手の良いダブルボウル。
子供連れだと洗濯する機会も多いので、2つあると助かるんですよね。
充実のアメニティ
引き出しを開けると、シェービングセットやヘアゴム、コットン、シャワーキャップに歯ブラシ、コームなどが収まっていました。
アメニティはこれだけではなく、ワゴンの上にはバスソルトや固形石鹸、ボディスポンジも。個人的に、沖縄らしい香りのバスソルトがとても気に入りました。パッケージも可愛い♪
子供向けバスアメニティも充実!
リッツ・カールトンは、子供も楽しく滞在できるようにとの配慮から「リッツ・キッズ」というプログラムを用意するなど、キッズフレンドリーなホテルブランドとして有名です。
そんなリッツ・カールトンですから、子供用の無料アメニティもとっても素敵!
チェックイン時に頂いた「リッツキッズ」と書かれたトートバッグには、アヒルのおもちゃにヴェレダのボディソープ&ボディオイル、可愛いスマイルマークのコップに歯ブラシと、一般的なホテルよりも豪華なアメニティが入っていました。
小さくても立派な一人のゲストとして扱ってもらえているようで、本人たちも大喜びでした!
可愛らしいラバーダックは、大人でも嬉しかったりしますよね♪
浴槽
浴槽は天井近くまで大きく取られた窓のそばにあり、目に入る範囲は完全なプライベートエリアです。
他人から見える心配もなく、開放感あふれるリラックスタイムを楽しむことができますね。
ベッドルーム
それでは続いてベッドルームへ。こちらも品の良いアースカラーでまとめられていて、落ち着いた雰囲気です。
ベッドはダブルサイズが2台。
子供2名との添い寝でも十分な幅ですし、スプリングもふんわりしていてとっても寝心地がよかったです♪
ベッドの正面には、ちょっと和風な雰囲気のデスクとテレビが。
PCを置いても十分な広さがあり、仕事も捗りそうです。
クローゼット
クローゼットの中には、予備の枕&毛布やバスローブ、宅急便の箱などなど。
宅急便の箱が備品として用意されているのは初めて見たかも?バスローブはワッフル地で爽やかな着心地でした!
引き出しにはフカフカのスリッパが。ちゃんと大人用と子供用2種類が2組ずつ入っています。
それとこちらが、オフシーズンはリクエスト制になっているビーチサンダル。リッツ・カールトンのロゴ入りです。
サイズは男性用・女性用・幼児用の3種類で、小学3年生の長女には女性用が届きました。きちんと測ってはいませんが、24cmくらいでしょうか。普段22cmを履いている長女、幸いそこまで違和感はなかったようです。
こちらのお部屋は外に出る機会も多いので、このビーチサンダルはとっても重宝!持ち帰りもOKなので、記念に頂いてきました。夏になったらまた活用したいと思っています。
ウェルカムスイーツ
テーブルの上に用意されていたのはウェルカムスイーツ。
リッツ・カールトンの箱に入っているのは、泡盛のボンボンショコラです。
グリーンの箱の中には黒糖が入っていました。
どちらも沖縄らしさ満点ですね。箱も可愛らしくて、こちらも嬉しいギフトでした♪
子供には遊び道具も
ちなみに、子供にもちょっとしたプレゼントが用意されています。バスアメニティ同様、「リッツ・キッズ」のロゴが入った塗り絵やワークブック人シール、色鉛筆のセットです。
日英併記になっているのが、さすがグローバルブランドのリッツ。色合いもおしゃれで、ずいぶん長いこと夢中になっていました。
庭にはジャグジー!プールへも直リンク
さて。このカバナルーム最大の魅力、それがこちらの専用のガーデンとジャグジーです!
ジャグジーは温水に出来ますので、冬でもプール気分を楽しめるのが嬉しい♡
今回の旅行でお世話になったシェラトン沖縄、オキナワマリオットいずれも水に入る機会がなかった子供達も、これには大喜びです。
親は側の椅子に腰掛けて、寛ぎつつ様子を見ていられますし、とても楽しい時間を過ごすことができました。
ジャグジーの隣には、外へと続くドアが。
開けてみると…
そこはリッツ・カールトンオキナワのメインプール!
この時期はオフシーズンのためクローズしていましたが、プールサイドにはパラソルやデイベッドが並び、とてもいい雰囲気です。
プールで遊ぶことこそできませんでしたが、訪れた1月当時でも気温は20度以上ありましたので、夕暮れ時に寝そべってのんびり。誰もいないプールも乙なものですね。
ちなみに、プールから直接アクセス出来る建物の1階には、これまたステキなライブラリーが設けられており、宿泊者は誰でも自由に入ることができます。
高級ホテルならではのゴージャスさです。
日中は、カウンターにフレーバーウォーターが用意されていました。
絵本の用意もあって、子供と過ごすにもぴったりのお部屋でした♪
ちなみに、プール側からお部屋に戻るドアはこんな感じ。
実はオートロックになっていて、鍵を持つ宿泊者しか入ることはできません。これなら安心ですね。
公式サイトにもあった通り、カバナルームは子供連れ・家族連れにピッタリ。ラグジュアリー感もありつつ、リラックスして過ごせる素敵なお部屋でした♪
最後に
ということで、今回は沖縄県名護市にあるホテル「リッツ・カールトン沖縄」カバナルームの様子を中心に詳しくご紹介しました!
さすがは世界に名だたる一流ホテルブランド、全体的に高級感があってとっても素敵でした。
終日静かに過ごすお客さんが多いようで、子連れファミリーはやはり雰囲気を壊さないように気を使う必要はあるかと思いますが、さすがキッズウェルカムを掲げるリッツらしく、子供向けサービスも大充実。
スタッフさんにも親切にしていただき、大変助かりました。
次回はハイクオリティなランチについてご紹介します!
沖縄以外のリッツカールトン宿泊記はこちら↓
ホテル概要
ホテル名 | リッツ・カールトン沖縄 (The Ritz-Carlton Okinawa) |
ホテルランク | |
リワードカテゴリー | 8(無料宿泊必要ポイント:70,000/85,000/100,000) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | なし |
住所 | 〒905-0026 沖縄県 名護市喜瀬1343-1 |
電話 | 0980-43-5555 |
部屋数 | 97部屋 |
沖縄旅の記録
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
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例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
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