ヒルトン・ロンドン・パディントンは、イギリスの首都ロンドンにあるパディントン駅に直結しているとっても便利なホテルです。
このホテルには、エグゼクティブルーム宿泊者と、ヒルトンオナーズダイヤモンドメンバーが使える「エグゼクティブラウンジ」が設けられています。
エグゼクティブラウンジは、上級会員等を対象としたラウンジであるため、雰囲気も素敵ですし、無料で頂ける軽食やドリンクも盛り沢山。
今回は、私が世界一周旅行の途中で宿泊した際の、ヒルトン・ロンドン・パディントンのエグゼクティブラウンジの様子を詳しくご紹介します。
ラウンジ概要
エグゼクティブラウンジは、ホテルのパディントン駅側の入口すぐの所にあります。
営業時間は下記の通り。
朝食 6:30-11:00
カクテル 18:00-20:30
実際には、朝食やカクテルの他にも、アフタヌーンティーが設けられていましたが、時間帯は公表されていませんでした。
室内の様子
エグゼクティブラウンジの室内は、赤みがかった木材が暖かく明るい雰囲気を演出しています。
ダイニングエリアにはテーブル席が設けられており、落ちついて食事を取ることができます。
窓が大きく取られ、
お茶を飲みながら、直結しているパディントン駅のホームまで見渡せるようになっていました。
大きな駅にたくさんの利用者が行き交っている様子をぼんやり眺めるのも楽しい一時です。
ラウンジの奥にはソファ席もありますし、
仕事にうってつけの半個室も。
それぞれのブースに電源、パーテーション、荷物置き場が付いていて、デスクも広く、なかなかの使い心地でした。
ドリンク
続いて、終日提供されているドリンクをご紹介します。
まずは、コーヒーマシンにオレンジ&アップルジュース。
コーヒーマシンでは、エスプレッソ、アメリカン、ホットチョコレート、カプチーノ、カフェラテ、モカの6種類を作れます。
冷蔵庫の中には、シュウェップスやミネラルウォーター。
こちらのミネラルウォーターは、お部屋に無料特典として置いてあったのと同じHILDON。
もう一方の冷蔵庫には、オレンジジュースとコーラなどのソフトドリンクが収まっていました。
朝食
続いて、朝食。毎日6:30から提供されていました。
こちらはシリアルやミューズリー。ドライフルーツを好きなだけ入れることが出来ます。
ジャムは日本でもおなじみ、フランス製のボンヌママン。ストロベリーやマーマレードに加えて、蜂蜜の瓶もありました。
パンはデニッシュやカンパーニュなど、4~5種類はあったでしょうか。
肉類も外せません。ベーコンとウィンナー。ウィンナーはハーブとスパイスが効いていて、外国の味がしました。
こちらはハッシュドポテトとポリッジ。ポリッジとは、オーツ麦をミルクで煮込んだおかゆのようなものです。食物繊維たっぷりなので腹持ちもよく、日本でも健康志向の人々の間で密かなブームになっているんだとか。
ケチャップやマヨネーズ、マスタードも小瓶で置いてあるのがなんともオシャレですね。
この他、ハムにチーズ、サラダ、ヨーグルト、フルーツと、外国には珍しく、焼き魚も。
狭いラウンジながら、不足のないラインナップでした。
この日は、ウィンナー、ハム、ハッシュドポテト、焼き魚、サラダ、パイナップル少々、クロワッサン、ヨーグルトを頂きました。
イギリスはあまり食事に力を入れていないイメージがありましたが、予想に反してかなり充実していました。
アフタヌーンティー
前述の通り、時間帯は案内されていませんでしたが、午後はカウンターに軽食が用意されています。
クッキーやプレッツェルにポテトチップス。
そして、メインはこちらのサンドイッチ類です。
チキンマヨ、ツナ、ハム野菜のサンドイッチと、レモンタルトが並んでいました。
日本の東京マリオットホテルや、ザ・プリンスさくらタワー東京等のエグゼクティブラウンジには及ばないものの、十分昼食代わりになりました。
この瓶ジュースもフレッシュな風味で美味しかったです!
カクテルタイム
最後はイブニングカクテルのご紹介。この時間には、アルコール類が提供されます。
ビールは「Point」というメーカーのもの。IPAとアンバーラガーの2種類が置いてありました。
Pointとは、1857年に創業したアメリカンクラフトビールメーカーとのこと。
IPAは苦手なので、アンバーラガーをいただきました。このトンガリ頭…妖精か何かなのでしょうか。それとも帽子かな?
ワインやジャックダニエル、ウォッカなどもありました。
ワインはスペイン産「Casa ALBALI」のシラーズ(赤)でした。スペインやドイツで色々賞を取っている銘柄のようです。
食べ物はと言うと、ハムやチーズのカナッペ、ぶどう、チーズ。
クラッカー、ドライフルーツ、カット野菜。
ホットミールは、サモサとチキンティッカなどなど。ソースは魚とマンゴーチャツネがありました。味に保守的と言われるイギリスで、アジア系の料理が並んでいたのがちょっと意外です。
さっそくお気にいりの駅が見える席で頂きます。
味はそれなり(冷凍食品?)だったものの、冷たいものと温かいものそれぞれ用意されていたので、不足はありませんでした。ビールも飲みやすくて美味しかったです。
最後に
私の場合、ロンドン・ヒースロー空港に到着してから、そのままホテルに向かったので、こちらに着いたのは朝9時ごろ。
当然、部屋の用意はまだ出来ていないとのことでしたが、チェックイン前にラウンジに自由に出入りできるキーを頂けたので、とっても助かりました。
ほぼ終日何らかの食べ物が用意してあり、思い返せば滞在中の食事は殆どラウンジで完結。物価の高いロンドンではかなり重宝しました。
このホテルは、タワールーム宿泊者専用ラウンジが別にあるようですので、次回はそちらにも行ってみたいですね。
今回は、ヒルトンオナーズダイヤモンドメンバーの資格によって、エグゼクティブラウンジを利用することができました。
ANAダイヤモンドとのステータスマッチで頂いた”なんちゃって”ヒルトンダイヤではありますが、取得した甲斐があったというものです。
ただし、ホテルのステータスは原則1年間だけなので、このステータスも来年3月で終了してしまう予定。
ヒルトンダイヤのお陰で、すっかりホテルステータスの魅力に取り憑かれてしまい、現在はマリオットとSPGのプラチナステータスを取るべくチャレンジ中です。
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今回のロンドン滞在は、陸マイラー活動で貯めたANAマイルを活用したファーストクラス世界一周旅行の一環です。
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