羽田空港第3(旧国際線)ターミナルには、JALサクララウンジが2つあります。
1つ目は「JAL サクララウンジ(4階)」。そして2つ目が、今回ご紹介する「JAL サクララウンジ・スカイビュー」です。
この「JALサクララウンジ・スカイビュー」は、2019年10月29日にリニューアル。
しばらくの間、当時改装中だったファーストクラスラウンジの代替施設となっていましたが、2020年に純粋なビジネスクラスラウンジとしての運用が開始されました。
数ある中でも「スカイビュー」という他にはない名前を冠するサクララウンジ、一体どんなところなのか気になりますよね?
というわけで、以下では「JALサクララウンジ・スカイビュー」の利用条件から、内部の様子、サービス内容まで、そのすべてをご紹介したいと思います!!
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JALサクララウンジ・スカイビューとは
JALサクララウンジ・スカイビューは、日本が誇るフラッグキャリアJAL(日本航空)が運営するラウンジの1つです。
「スカイビュー」という名前からも分かるように、その特徴はラウンジからの眺望!
このラウンジは、駐機場のすぐそばに設置されており、窓の外にはすぐ飛行機が見えるようになっているのです。
飛行機を見ながらくつろぎたい方には、かなりオススメのスポットと言えます。
JALサクララウンジ・スカイビューの場所
JALサクララウンジ・スカイビューがあるのは、羽田空港の第3ターミナルビルです。
フロアマップで見ると下記の通り。
(JAL公式サイトより)
保安検査場から左手、114番搭乗口方面へ。わかりやすく「ラウンジ」という看板が出ていますので、迷うことはありません。
このエリアには他にも、キャセイパシフィック航空やANAラウンジ、デルタスカイクラブなど、いくつかのラウンジが集められています。
サクララウンジ・スカイビューがある5階までは、エスカレーターまたはエレベーターで上がりましょう!
JALサクララウンジ・スカイビューの利用条件
「JALサクララウンジ・スカイビュー」の基本的な入室資格は以下の通りです。
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- プレミアムエコノミークラス
- エコノミークラス(※別途条件あり)
- JMBダイヤモンド
- JGCプレミア
- JMBサファイア
- JGC
- oneworldエメラルド
- oneworldサファイア
サクララウンジは、JALのアッパークラス搭乗客や上級会員向けのラウンジではあるものの、条件を満たせば有料(税込4,950円)で利用することもできます。
詳しくはJAL公式サイトをご覧ください。
JALサクララウンジ・スカイビューの営業時間
JALサクララウンジ・スカイビューの営業時間はこちら(2023年12月現在)。
2023年3月、ワンフロア下の4階にサクララウンジが出来たのですが、混雑で入れないこともしばしば。
これをカバーする目的もあって、該当の時間帯にスカイビューをオープンしているものと思われます。実際午前中に訪れたところ、4階サクララウンジは満席で入れず、スカイビューを案内されました。
JALサクララウンジ・スカイビューの全容
それでは、JALサクララウンジ・スカイビューの様子をご紹介していきましょう!
まずはエントランスです。
中のレセプションで搭乗券を出して、入室手続きを済ませましょう。
ラウンジ内のエリアマップがこちら!
レセプションから少し進んだところに「クローク」があり、そこを抜けると、マップ左手にブッフェカウンターを備える「ザ・ダイニング」、マップ右手にたくさんのソファが並ぶ「ラウンジエリア」となっています。
ラウンジエリア側には、トイレ、更衣室、授乳室等も設置されていますが、このラウンジには、マッサージチェアやシャワーはありません。
ただし、2023年12月現在は4階サクララウンジのシャワールームを借りることが出来ます!詳しくは後ほど。
クローク
まずは、エントランス入ってすぐのところにある「クローク」。
ロッカーの数は48ありました。
一番下の段は若干大きめの作りで、機内持ち込み可能なスーツケースがぴったり入るサイズとなっています。
ラウンジ内は結構広いので、入室前に大きな荷物は預けておくのがオススメ。
ちなみに、ロッカーは暗証番号方式となっています。持ち歩く鍵がないので便利なのですが、そのせいで稀に荷物を預けたことを忘れて出発してしまう方もいらっしゃるのだとか。どうぞお気を付けください。
THE DINING
続いてご紹介するのは、「THE DINING(ザ・ダイニング)」。その名の通り、ブッフェカウンターを擁する食事用スペースとなっています。
白木の明るく清潔感溢れるインテリアで、とってもオープンな雰囲気ですね。
以前は本館サクララウンジと離れていた分需要が高く、朝食の時間帯は席を見つけるのが難しいほど混雑していましたが、前述の通り現在は4階に新しく出来たサクララウンジの方へ集中しているようで、この通り空席が目立つ状況でした。
メインはオーダー制に
また、サクララウンジでは近年フルブッフェからフードコートのようなオーダー制に変更されています。
ダイニングエリアの入口側に、スタッフさんが常駐するカウンターが設置され…
時間帯によってラインナップが変わる「JAL’s Table」メニューから、好きなものを注文する仕組みです。
もしくは、JALのラウンジ内だけで使える公式アプリ「JAL Lounge+」からオーダーを入れることも可能。
カウンターに表示されている内容と同じメニューが表示されていますので、希望数量を選択して注文すればOKです!
先日ファーストクラスラウンジの方でもこのアプリを使ってみたのですが、そちらでは席まで配膳してもらえる一方、サクララウンジではあくまで呼出ベルの代わり。順番が来たら自分で取りに行く必要があります。
新型コロナがきっかけとなったのか、他の空港・エアラインでも近年同様のシステムを導入するところが急激に増えた印象ですね。
ちなみにパンなど、一部食品は現在もセルフ式で提供されていました。
ドリンクカウンター
「ザ・ダイニング」には、ドリンクカウンターもあります。
ソフトドリンクからアルコールまで幅広い品揃え。
なお、ラウンジ内には何箇所かドリンクバーが設けられており、他の場所にはまた違う銘柄が揃っていました(後述)。
コーヒーマシンの傍には、お茶請けに嬉しい個包装のスナックも。
これも以前はなかったかと思いますが、先日の成田サクララウンジでも同様のサービスが提供されていました。
機内食に備えて控えめに
ラウンジ内で提供されている飲食物は、もちろん全て無料。
となると、どうしてもいろいろ食べたり飲んだりしたくなってしまいがちですが、この後には国際線の機内食も控えています。
私の場合、特に今回はJALファーストクラス機内食が待っているということで、JALオリジナルビーフカレーをほんの3口程度とケーキだけ頂きました!
実はカレーがあまり得意ではないのですが、JALさんのカレーはついつい食べてしまうんですよね。
美味しくて大好きです♪
ラウンジエリア
さて、ラウンジ入口から見て「ザ・ダイニング」の反対側は、広々とした「ラウンジエリア」となっています。
大きめのソファとテーブルが並び、リラックスして過ごすことができそうですね。
一番奥には、より落ち着いた雰囲気のスペースが広がっていました。
ドリンクバー
こちらのお部屋にもドリンクバーが用意されています。
わざわざ遠くまで歩いて行かなくても、ドリンクやスナックを調達できるのがいいですね。
冷蔵庫にミネラルウォーターやトマトジュース、アイスコーヒーなどなど。
ビールの銘柄は、「サッポロ生ビール」と「サントリーパーフェクト」でした。
ワインやリキュール、日本酒なども、ザ・ダイニング同様に揃っています。
化粧室・更衣室
ラウンジエリアの片隅には、化粧室と更衣室を完備。
更衣室は特に手続きの必要もなく、空いていれば利用OKです!
ロングフライト前は特に、こうした着替えができるお部屋があると重宝しますね。
お化粧室はと言いますと、ドアを開けたら突然階段が。
オシャレではありますが、バリアフリー化が進む昨今にあってちょっと珍しい作りです。
シャワー
最初に触れた通り、サクララウンジスカイビュー内にはシャワールームがないのですが、公式アプリ「JAL Lounge+」から、4階サクララウンジのシャワーを予約・利用することが出来るようになりました!
現在何名待っているかも、こうしてアプリで確認できます。
利用可能になったらプッシュ通知でお知らせ。
あとは4階サクララウンジのレセプションで搭乗券を提示し、鍵を借りてシャワー室へ向かうだけです(シャワー室利用で両ラウンジを行き来する場合、入室手続きは不要です)。
この日は2番ブースを指定されました。
ドアを開けるとこんな感じ!
ベージュのタイルが落ち着いた印象です。洗面台とトイレも付帯していて、狭すぎず使いやすい間取りでした。
洗面台の上に置かれたアメニティは歯ブラシセットとコップのみ。ヘアブラシやシェーバーもお願いすれば頂けます。
レイン・ボディ・ハンドと3つのヘッドが付いていて、言うまでもなく水圧は十分!
シャンプー類はコーセーの「プレディア」というラインです。
この4階サクララウンジが出来る前は、TIATラウンジ等別の場所まで行かなければなりませんでしたので、現在も別フロアへの移動が必須とはいえ、随分利便性が向上した印象でした!
スカイラウンジ
さて、5階のサクララウンジ・スカイビューに戻りましょう。
サクララウンジ・スカイビュー最大の特徴を持つ「スカイラウンジ」がこちら。
こちらの魅力は、何と言っても窓側席のこの眺めです!
正面には遮るものなく駐機場が広がり、たくさんの飛行機を眺められるようになっています。
この開放感、これから海外に飛び立つんだなぁと旅気分を一層盛り上げてくれますね♪
ドリンクカウンター
このスカイラウンジエリアにも、ドリンクカウンターが設けられていました。
カウンター上にはコーヒー、紅茶、ジュースサーバーなどなど。
こちらはちょっと離れたところにあるビールサーバー。銘柄は…と思ったら、全て準備中になっていました。
スカイラウンジはその広い面積の割に利用者が少なく、ゆっくり堪能できてとっても居心地がよかったです♪
搭乗口へ
そうこうするうち、出発の時間が近づいてきました。
搭乗口へと向いましょう!
今回もフライト前に充実した時間を過ごすことができ、大満足でした♪
最後に
というわけで、今回はリニューアルしたばかりの羽田空港国際線ビル「JALサクララウンジ・スカイビュー」について詳しくご紹介しました!
2020年2月まで、このスカイビューラウンジはファーストクラスラウンジの代替施設となっていましたが、そちらのリニューアルが完了した後、現在の運用がスタート。
大きな窓から駐機場を見渡せる開放感はそのままに、各種サービスが効率よく利用できるように生まれ変わりました!
羽田空港から国際線の飛行機に搭乗する機会があれば、ぜひ利用してみてください♪
クレジットカードで入れるラウンジはこちら。
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