2020年2月。今年も大好きなカタール航空に搭乗できる機会が巡ってきました!
今回の旅程は、新規就航したばかりの路線である、カタール・ドーハ発ポルトガル・リスボン行。
昨年の秋、ちょうど新路線を対象としたセール運賃が出ていましたので、どうせなら行ったことのないところに行こうと思いまして。ポルトガルは昔から一度は訪れてみたかった国ということもあり、あっさりと決定しました。
未踏の地と思うと少々緊張もしてきますが、何と言っても利用するのは安定のカタール航空。快適な旅になることは間違いありません!
一体どんな旅になったのか、旅行記形式で詳しくご紹介します♪
今回のフライト情報
さて、今回搭乗する便の情報は下記の通りです。
便名 | QR341 |
区間 | ドーハ(ハマド)- リスボン |
出発時刻 | 7:25 |
到着時刻 | 12:30 |
フライト所要時間 | 7時間55分 |
初めてのバス案内
この日の搭乗口はD24。ハマド国際空港からの出発で、初めての連絡バス利用となりました。
優先搭乗対象者は最終案内
搭乗口には「プライオリティボーディング=優先搭乗」として、ファーストクラス、ビジネスクラス、プリビレッジクラブとワンワールドのエリートステータスが挙げられています。
しかし、アナウンスによるとなんと「対象者は最終案内なので、アナウンスがあるまでは座っていて下さい」とのこと。
バスでの案内では、先に機内へ入っても、エコノミークラスの搭乗が終わるまで長時間待つことになるからなのでしょうね。ビジネスクラスでは初めて※の経験でした。
※ファーストクラスでは以前経験しました↓
いよいよバスへ
全てのエコノミー搭乗客が全員去った後、ようやくビジネスクラスとエリートメンバーが呼ばれ、バスへと向かいます。
さすがはリッチなカタール航空、専用ラッピングのバスが用意されていました!
中はこんな感じでゆったり。
国内のバスに比べれば、十分豪華でおしゃれなバスではありますが、聞くところによれば、本来カタール航空ビジネスクラス専用バスは、カーペット張りでソファが付いているとのこと。
新規就航路線が増えたため、ビジネスクラス用バスが足りなくなってしまったのか、それとも単なる仕様違いなのか…
エコノミークラス用のバスを見ていないので、その辺りは定かではありませんが、それよりも、バスが発車して使用機にたどり着くまで10分以上かかったことに驚いてしまいました。
ハマド国際空港、どれだけ広いのでしょうか。
ドリームライナーB787ー8
さあ、この日搭乗するのはこちらの飛行機です!
機種は、「DREAM LINER(ドリームライナー)」の文字が輝くB787-8。
乗り心地や燃費を飛躍的に向上させた機材として知られています。
ビジネス・エコノミーの2クラス制
この便にはファーストクラスの設定がなく、ビジネスクラスが最前方を占めていました。
キャビン前方から全体を見るとこんな感じ。
シートは以前の東京便などにも採用されていた、ヘリンボーン型のレイアウトです。
中央列の頭上にはオーバーヘッドビンがないため、すっきりと開放感がありますね。
自由に使えるミニバー
キャビン後方にはカウンターが設けられており、離発着時を除いておやつやフルーツ、シャンパンなどが用意されています。
シャンパンは「LALLIER(ラリエ)」という銘柄。桃に似たふくよかな香りが特徴とのことでした。
カタール航空のおやつは、毎回ヨーロッパの美味しいものが揃っていて大好きです♡
シート詳細
今回のシートは2Aを選択。
全体的にカーブしていて、どこか女性的な優美さを感じさせますね。
左の肘掛にコントローラー類を集約。液晶パネル付きのコントローラーは操作性が高く、手元で映画を観ることも出来ます。
もちろん全席に大きな個人用モニターも完備。
カタール航空では、4,000ものチャンネルが用意されているため、長いフライトでも飽きることなく映画やテレビ番組を楽しめました。
ちなみに、路線によってラインナップが異なる模様。
帰りにもう一度観ようと思っていたら見つからなかったり…(月を跨いではいません)。お目当ての映画は、観られるうちにしっかり観ておきましょう!
収納
さて収納はと言いますと、こちらも肘掛下にあります。
左には蓋つきで深いものが。一眼レフも収まりました。
そして右手にはヘッドフォン入れ。
足元には靴入れまで!
靴を床に置きっぱなしにしていると、リクライニングする時にうっかり巻き込んでしまったりするので、専用の収納があるのはほんとに便利です。
アメニティ
アメニティポーチに入っているのは、アイマスク・ソックス・耳栓と、おなじみのイタリア自然派化粧品メーカー「MONTE VIBIANO」製のフェイスミスト、クリーム、リップの3点セット。
ただ、以前ほどポーチのカラーバリエーションがなくなったような?
たまたまかもしれませんが、羽田からドーハまでの便でも、同じベージュのポーチでした。
そして、旧バージョンではポーチとアイマスク等小物の色が揃えてありましたが、今回はベージュに黒とシンプル。
いつも何色が当たるか楽しみの一つでしたので、これはほんのちょっぴり残念でした。
機内食
離陸後、航行が安定すると、いよいよお楽しみの機内食です!
はじまりはシャンパン
まずはドリンクとナッツが提供されます。シャンパン(ロゼ)をオーダーしました。
何度経験しても、嬉しく幸せを感じます。
この便では朝食を提供
羽田からの乗り継ぎでしたので、もう随分時間が経っているような気がしていましたが、現地時刻はまだ朝の8時。
カタール航空のビジネスクラスでは、好きな時に好きな物を頼めるアラカルト形式で機内食を提供しています。
メニューを開くと、1番上に「ブレックファスト」と記載されていました。
前菜からメイン、パンまで色々と選択肢がありますね。せっかくなのでお願いしてみましょう!
スムージー
まずこちらは、カタール航空に乗ったらぜひ頼みたいスムージー。
時期によって使用する果物が変わるのですが、この日はバナナ&メロンでした。
正直に言うと、普段どちらも自分から好んで口にする事はない果物ではあるものの、カタール航空のスムージーなら話は別です。
今回もフレッシュでとっても美味しかったので、搭乗される際にはぜひオーダーしてみて下さい!
メインが到着
前回の食事から結構時間が空いていたので、メインはがっつり「ハーブ&クリームチーズオムレツ・チキンソーセージ」を注文しました。
温められたパンと、しっかり冷えたたっぷりのバターにジャム、塩胡椒も一緒です。
奥中央に置いてある電池式のランタンは、以前はQスイートでしか見られないものでしたが、最近はそれ以外の便でもお目にかかりますね。
お味の方はさすが定評のあるカタール航空、とても飛行機の中とは思えないフワトロのオムレツにクリーミーなソースがよく合って、とっても美味しかったです!
ランチ
数時間のんびり映画を観続けて、そろそろ機内食ラストオーダーの時間となりました。
快適すぎて、時間があっという間に感じられます。
最後に注文したのは「チキン・ア・ラ・ノルマンド」。
詳細は記載されていませんでしたが、一般的にこのお料理はカルヴァドスやコニャック、またアップルサイダーなどで鶏肉を煮込んだものだそう。
マッシュルームや人参、ポテトがゴロゴロ入っていて、コク深くすごーく好きな味!
ビーフシチューなど、お肉の煮込みが好きな方なら、きっと気に入るメニューだと思います。
毎回カタール航空に乗る時に一番楽しみにしていると言っても過言ではない機内食。おかげさまで、今回も大満足でした!
リスボン・ポルテラ空港に到着
飛行機はその後も順調に飛行を続け、リスボン上空へ。
少し前までは雨が降っていたようですが、着陸とほぼ同時に晴れ間が覗くという幸運に恵まれました。
最後に
ということで今回は、カタール航空ドーハ発リスボン行きB787-8ビジネスクラスの搭乗記をお届けしました。
初めての国に行く時はドキドキしてしまいますが、お気に入りの航空会社なら安心して旅ができるなぁと改めて実感。
羽田から乗り継ぎを含めると、ほぼ丸一日という長時間のフライトでしたが、快適なシートと美味しい機内食、豊富な映画チャンネルのおかげで大した疲れもなく、今回も快適なフライトでした♪
これまでの搭乗記
ブログ内でご紹介してきた搭乗記はこちらにまとめています(リンク集)。
カタール航空関連
カタール航空は機材だけでなく、ファースト・ビジネスクラス専用ラウンジなども、全てが高品質でとても素晴らしいエアラインです!
JALの上級会員になろう
今回は、JALの上級会員を目指すJGC(JGP)修行の一環として、カタール航空Qスイートに搭乗しました。
どうすれば上級会員になれるのか?JGC修行についてはこちらで詳しくご紹介しています。
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