ANA224便(ドイツ・フランクフルト→羽田)は、ヨーロッパから日本へ帰国する際の主要な選択肢のひとつ。
長時間フライトを快適に過ごせるかどうかは、シートの快適性や機内サービスが大きく影響します。
ANAのビジネスクラスはスタッガード配列のシートを採用し、長距離フライトでもしっかりと休める設計。
さらに日本らしいおもてなしや、こだわりの機内食も楽しみのひとつです!
今回は、ANA224便ビジネスクラスの搭乗体験を詳しくレビューします。

今回もポイントサイト経由で貯めたANAマイルを使用して特典航空券を発券しました!


関連記事もぜひ併せてご覧ください♪


フライト詳細
本日のフライト情報は以下の通りです。
便名 | ANA224便 |
区間 | フランクフルト-東京羽田 |
出発時刻 | 11:30発 |
到着時刻 | 08:40着(翌日) |
所要時間 | 13時間10分 |
搭乗クラス | ビジネス |
空港に隣接するシェラトンを出発
今回もフランクフルト空港に隣接するシェラトンホテルに滞在。

連絡通路が設けられているため、雨の日も寒い日も移動は楽々です。
部屋を出てからほんの数分で空港に到着です!
搭乗まではルフトハンザラウンジで
今回も預ける荷物はないので、チェックインカウンターをスルーして制限エリアへと入りました。
ビジネスクラスなら、搭乗前に専用ラウンジを利用することができます。
国内であればANAラウンジですが、国外だとスターアライアンス系の別エアラインラウンジを案内されることがほとんど。
フランクフルト空港の場合は、ルフトハンザ・ドイツ航空の直営ラウンジとなります。

出発直前までプレッツェルや生のドイツビールが味わえるのが嬉しい♪
最後のいい思い出になりました。
優先搭乗で早めに機内へ
出発30分前、いよいよ搭乗開始です。
長旅になることが多い国際線では、国内線よりも搭乗待ちの列が長くなる傾向にあります。
しかし航空会社の上級会員だったり、ファースト/ビジネスクラスに搭乗する人には、車椅子ユーザーや赤ちゃん連れのお客さんの次に機内に案内してもらえる優先搭乗サービスが。
これを利用すれば、通路で待ちぼうけになることなくスムーズに座席へと辿り着けるというわけです!
ANA BUSINESS STAGGERED
現在、羽田-フランクフルト線は『B787-9』という機材で運航されています。
コロナ禍以前は、ファーストクラス『THE Suite』あり&最新ビジネスクラス『THE Room』搭載のB777-300ERだったのですが、なかなか元通りにはならない様子…。


ということで、シートは一つ古いタイプの『ANAビジネススタッガード』でした。
日本の航空会社で初めて採用した「スタッガードシート配列」。シートを互い違いに置くことで、どの席からも直接通路に出ることができる画期的な全席通路側スタイルです。周囲を気にすることなく、眠る、食べる、楽しむ、仕事する。機内の時間と空間を自由にコーディネートしてお過ごしください。(ANA公式サイトより)
旧式とはいってもしっかりフルフラットですし、窓側は完全ソロシートのため快適度は文句なく100点!
長いフライト中、隣の人に気を遣うことなく通路に出られると、旅のストレス度がかなり違ってくるものです。
特に最近はロシア上空を避けるため飛行時間が従前よりも長くなっていますので、重要なポイントですね。
アメニティは順次エッティンガーへ
この時のアメニティは英国を代表する老舗ラゲッジメーカーである『Globe-Trotter(グローブ・トロッター)』のポーチに、ロクシタンのコスメやANAオリジナル歯ブラシセットが入っていました。
ただし2024年春頃からは、同じくイギリス発祥のエッティンガーとコラボした新しいアメニティキットへと移行しています。

ウェルカムドリンク
席に落ち着いてしばらく経つと、CAさんがウェルカムドリンクのサービスに回ってきてくれました。
ANAの場合、オレンジジュースかスパークリングワインの二択。
外資系エアラインでは(多分)見たことがありませんが、日系ではプラカップでの提供です。
安全性を考えてのことなのでしょうね。
飲み終わると飛行機はすぐに離陸!東京へ向かって一直線です。
ANAビジネスクラスの機内食
飛行が安定すると、本格的に機内食のスタート。
搭乗前から今日は和食を食べると決めていましたので、ファーストドリンクは石川県・農口尚彦研究所の日本酒『山廃 美山錦』にしました。
何にでも合わせやすく爽やかな飲み心地でなかなかの美味しさ。高評価も納得です。
アミューズ
日中出発するロングフライトでは、まずアミューズから提供されます。
この日は小さなキッシュと海鮮の和え物でした。
和食をオーダー
メインは和食、または洋食(2種)からの選択制。
先述の通り、今回は和食をお願いしました!
路線によって和洋の人気が偏るようですが、先日のハノイ線では洋食が売り切れ。

食べたいメニューがあれば、事前に予約しておくことをお勧めします。
和食は、「前菜・小鉢・煮物」。
「主菜・御飯・味噌汁・香の物」、
そして最後に「デザート」と、三段階で配膳されます。
当便の機内食は出発地であるドイツで作られているのですが、見た目もお味も日本でいただく和食そのもの。
一足早く故郷に帰ってきたかのように、寛いだ気持ちにさせてくれました。
個々人の食べるペースに合わせつつ、ドリンクの希望なども随時配慮して頂けるのが、さすがビジネスクラスですね。
着陸前の食事
到着の2時間前になると、最後の機内食が提供されます。
この時も和洋からチョイス可能。
本便では和食が人気のようです。ギリギリでありつけてラッキーでした!
デザートはヨーロッパでお馴染みのモーベンピックのヨーグルトとフルーツ!
これでしばらく食べ収めになりますので、じっくり味わっていただきました。
次にドイツの地を踏めるのはいつになるでしょうか。
着陸
出発から約13時間経ち、飛行機は無事、東京羽田国際空港に到着!
今回も快適な空の旅をありがとうございました!
最後に
ということで今回は、ドイツ・フランクフルト発東京羽田行き、ANA224便ビジネスクラス搭乗記のご紹介でした。
快適なシート、充実したアメニティ、そして機内食のクオリティはさすが日系エアライン。
乗客一人ひとりへの細やかな配慮と高品質なサービスは、まさに「日本のおもてなし」の真髄を感じさせます。
普通に購入しようとすれば片道60万円程度ですが、ポイントサイト経由でANAマイルを貯めれば、半年以内の搭乗実現も不可能ではありません。
ご興味のある方はぜひトライしてみてくださいね。



関連記事


