instagramはじめました!フォローはこちら
当サイトの記事には広告が含まれます

<ルフトハンザ搭乗記>ビジネスクラスとエコノミーの違い〜短距離路線のシートと機内食

follow us in feedly

ルフトハンザドイツ航空

ルフトハンザドイツ航空(Deutsche Lufthansa AG/Lufthansa)は、ドイツ最大の航空会社です。

ANA(全日本空輸)と同じスターアライアンス加盟航空会社であり、ANAマイルを使って航空券を発券することができるため、日本在住の方であっても、お世話になる機会も多いのではないでしょうか。

今回、イギリスのロンドンからドイツのフランクフルトへの移動に、ルフトハンザ航空のビジネスクラスを利用する機会を得ました!

これまで何度も国際線に乗ってきましたが、実はルフトハンザの飛行機に乗るのは、これが初めて。

評判のよい航空会社なので、実際に搭乗するのを楽しみにしていました♪

今回は、ルフトハンザ航空のビジネスクラスのシートや機内食等について、エコノミークラスとの違いを含めて詳しくご紹介したいと思います。

スポンサーリンク

今回のフライト情報

まず、今回のフライト情報は以下の通りです。

便名 LH901
区間 ロンドン(ヒースロー) – フランクフルト
出発時刻 09:30
到着時刻 12:05
フライト時間 1時間35分
使用機材 A320-200

ヒースロー空港から出発

ロンドンにはいくつかの空港がありますが、この日利用するのは一番大きなヒースロー国際空港です。

ヒースロー空港ターミナル2

ビジネスクラスに搭乗する場合、機内だけでなく地上でもサービスを受けることができます。

その一つがビジネスクラスラウンジ!

ヒースロー空港ではルフトハンザ直営のラウンジが設けられており、搭乗開始時刻まで美味しい食事やドリンクを頂きながら、ゆったりと過ごすことができるのです。

詳しいレポートはこちら↓でご紹介しています!

スポンサーリンク

いよいよ搭乗

ラウンジでしばしのんびりした後、搭乗口へ。

一時は大幅な遅れの可能性があるとのアナウンスがありましたが、結局10分だけの遅れで機内への案内が開始されました。

ヒースロー空港ターミナル2

この後乗り継ぎの予定もありますので、最小限の遅れで済んで何よりです。ルフトハンザの近距離ビジネスクラス、どんな旅になるのでしょうか。

ルフトハンザ航空のビジネスクラスとは

飛行機に乗る上でまず気になるのは、シートの快適性ですよね。

ルフトハンザ航空のビジネスクラスは、一体どんなシートになっているのかと言いますと…

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラスシート

機内前方から見るとこんな感じです。

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラスシート

一見しただけでは、エコノミークラスとあまり変わらない気がしますね。

シートを横から見ると…

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラスシート

やはり、特別大きいシートでもなければ、足元が広いということもないようです。

ビジネスクラスとエコノミークラスのシートは同じもの

長距離路線のビジネスクラスには、ご存知の通りフルフラットシートが用意されています。

ルフトハンザ航空の長距離線ビジネスクラス(ルフトハンザ公式HPより)

しかし実は、短・中距離の便では、ビジネスクラスとエコノミークラスのシートには差がありません。基本的に同じものが使われています。

では、一体どこがエコノミーと違うのかと言いますと…

3列シートの真ん中が常にブロックされている

ということのみ。

もしかしたら、ぱっと見ではわからないけれども、エコノミーよりシートピッチが広かったりするのかと思いましたが、公式サイトでも「中央が空席でゆとりがある」としか書かれていないので、おそらくシート自体は同じなのでしょう。

ルフトハンザ 中短距離ビジネスクラス

(ルフトハンザ公式サイトより)

短時間(1時間20分)の移動とはいえ、エコノミークラスとビジネスクラスでは、運賃が倍以上違います(某日の運賃:エコノミー51ユーロ、ビジネス152ユーロ)

シートに関して言えば、正直なところそこまでの差は感じられません。

ですが、ヨーロッパは大柄な人も多いので、きっちり3人がけだと窮屈なことも多そう。その点、パーソナルスペースの広さが約束されているのは、嬉しいことに違いありません。

スポンサーリンク

アメニティなどもなし

ちなみに、長距離ビジネスクラスでは必ず置いてある、個人用モニターやスリッパなどのアメニティもナシ。

エチケット袋がとっても薄かったのが印象に残っています。

ルフトハンザドイツ航空 エチケット袋

「目指すは質実剛健」という感じが、いかにもドイツっぽいですね。

今回の世界一周旅行では、ルフトハンザの他にも、タイ航空やスイスインターナショナル航空に乗りましたが、どこもこんな感じで、日系ほどしっかりしたエチケット袋はありませんでした。

スポンサーリンク

ロンドン・ヒースロー空港を出発!

皆が着席した後、飛行機が動き始めました。

本日の機材は、A320-200。168人乗りの飛行機です。

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラスシート 機内誌

ドイツ国内、ヨーロッパ域内ではA320系での運行が多いようですね。

緊急時の案内は、モニターがないため、CAさんの実演でした。

ルフトハンザドイツ航空 セイフティーデモンストレーション

日本ではほとんど見なくなりましたね。なんだか懐かしい光景です。

CAさんは、皆さんとっても気さく!こちらも必要以上に気を使わずに済むのですごく楽でした。

いよいよ、晴れ渡ったロンドンを後にします。

ヒースロー空港を後に

たった数日ではありましたが、楽しい思い出がたくさん出来ました。また近いうちに来られたらいいなぁ。

スポンサーリンク

ルフトハンザ航空ビジネスクラス機内食

離陸後、水平飛行になるや、早々に機内食がスタートしました。フライト時間が1時間20分と短いため、CAさんもせわしなくテキパキ働いています。

お手拭き大活躍

まず配られたのはこちらのお手拭き。

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラスシート お手拭き

日本のものと違って、ものすごく香料が効いていました。さすがは外国製です。

食事中はちょっと残り香が気になるのですが、今回の搭乗では、このお手拭きが大活躍してくれることに!

離陸後しばらくして、乗客にコーヒーが配られた時のこと。

気流の影響で、突然機体が大きく揺れました。飛行機ですから、もちろん揺れることはしょっちゅうあるのですが、この時の揺れは特大級!

テーブルに置いていたコーヒーが、景気よくバシャーッとスカートの上へ。出発直後からコーヒーまみれです…。熱いわシミだらけだわで踏んだり蹴ったり(涙)。

その時、とっさにCAさんやお隣の方から沢山のお手拭きが回ってきたので、ダメ元で拭いてみたところ、界面活性剤のおかげなのか、あっという間にコーヒーのシミを目を凝らしてもわからないくらいにまで消してくれました。

このお手拭きスゴイ!

降りる頃にはすっかり乾いていましたし、とっても助かりました♪

手を拭くには洗浄力が高すぎる気もしますが…(苦笑)

スポンサーリンク

朝食メニュー

さて気を取り直して、お待ちかねの機内食はこちら。

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラス機内食

定刻9時半発の便でしたので、朝食メニューです。フルーツとチーズ、クロワッサン、チアシードの入ったフルーツムースのようなもの。

イチゴジャムはスイス製、バターとコーヒークリームはいずれもドイツ製です。

ルフトハンザドイツ航空 ビジネスクラス機内食

コーヒークリームは植物性のコーヒーフレッシュではなく、ちゃんとした牛乳由来のものなのが嬉しいですね!

さすがは酪農王国ヨーロッパ。

肝心の食事の味はというと、すでにホテルで朝食を済ませていたにもかかわらず、あまりの美味しさにぺろっと完食してしまいました。

特にチーズの美味しかったこと!普段はそんなに好んで食べないのですが、これは香りと塩気が絶妙で、素直に美味しいと感じました。

男性が満足できる量かどうかはちょっと疑問ですが、ルフトハンザの機内食レビューはあまりよくないものが多かったので、いい意味で期待を裏切られました。

スポンサーリンク

ドイツ・フランクフルトに到着

そうこうするうちに、眼下にドイツの黒々とした森が広がり始めます。間も無く着陸のようですね。

フランクフルト

ドイツ全土にあるスーパーマーケット「REWE」のロゴを見つけて、懐かしさのあまり思わず写真撮影。

その後、飛行機は無事フランクフルト国際空港に到着しました。

フランクフルト国際空港

この空港に来るのは10年ぶりくらいでしょうか。

当然のことながら、ルフトハンザの飛行機だらけ!ドイツに来たことを実感します。

スポンサーリンク

またまたトラブル発生

さてさて、このあとは降機して入国審査を受け、ルフトハンザラウンジで休憩し、ミラノ行きに乗り換えるという仕事が待っているのですが…

なんと、職員の長期休暇シーズンのため、人手が足りずボーディングブリッジを動かせないとのこと!

フランクフルト国際空港

なんということでしょう…。

代わりにバス移動になるので、後方のドアから降りるようにというアナウンスが有りました。

フランクフルト

ビジネスクラスは機内前方にあるため、当然、降りるのは最後になってしまいます。

日本ではまずありえない事態ですが、ドイツでは長期休暇を取るのは人間として当然の権利なので、客側が協力するのも当たり前のこと。文句を言う人は誰一人いません。

バスでターミナルへ移動

ぎゅうぎゅうのバスに乗って、ターミナルへ向かいます。

ルフトハンザ

とにかく、乗り継ぎに間に合うことを祈るとしましょう…。

フランクフルトのルフトハンザ機

1時間半お世話になりました。さようなら〜!

最後に

初めてのルフトハンザ航空ビジネスクラスは、シートこそエコノミーと同等でしたが、思いのほか美味しい機内食が食べられて、よい思い出となりました。

エコノミーの倍額以上出す価値があるかと問われると即答はできかねますが、空港内のラウンジ利用料も込みと考えれば、まあ許容範囲なのではないでしょうか(スターアライアンスゴールドを持っていれば、エコノミーでもラウンジを使えるのであまり意味がないですけれども)

降機後は一体どうなったのかというと、あいにく最後にターミナルに到着するバスだったこともあり、入国審査は長蛇の列!

なんとか乗り遅れこそ免れたものの、ラウンジに寄る時間は全く残らず、切ない思いをしました。

フランクフルトのルフトハンザラウンジはぜひ行ってみたかったので残念ですが、これも仕方のないことですね。

もう少し余裕を持って旅程を組んでおくべきでした。

皆さんも、バカンスシーズンにドイツに行く際には、どうぞお気をつけて。

というわけで、ルフトハンザ初体験は、コーヒーを浴びたり、機内食に感動したり、最後のオチもついて、忘れ難く印象深いものとなったのでした。

↓約一年後、念願叶ってフランクフルトのルフトハンザセネターラウンジを訪問する事ができました!!さすが本拠地なだけあって、面積広々食べ物たっぷりでとってもよかったです♪

【最新版】ルフトハンザ航空セネターラウンジ in フランクフルト!フード・ドリンク・シャワー室も完備
ルフトハンザ航空の本拠地”フランクフルト空港”には、上級会員向けのセネターラウンジ(Senator Lounge)が設置されています。 日本ではあまり聞き慣れない名称ではありますが、ランク的にはファーストクラスラウンジとビジネスクラスラウン...

2021年コロナ禍のルフトハンザ国内線搭乗記・ラウンジ訪問記はこちら↓

【最新】ルフトハンザ・ビジネスクラス搭乗記~フランクフルトからミュンヘンへ
ドイツが誇るフラッグキャリア、ルフトハンザ・ドイツ航空(Lufthansa)。 ルフトハンザといえば、フレンドリーで親切なCAさんや、シンプルながら美味しい機内食など、居心地のよいサービスが何よりの魅力です。 そんなルフトハンザ航空、今般の...
【最新版】ルフトハンザ航空セネターラウンジ in ミュンヘン!コロナ禍のフード・ドリンクサービスはどうなっている?
ドイツ連邦共和国のフラッグキャリア、ルフトハンザドイツ航空。 そのハブ空港は、フランクフルトとミュンヘンです。 この2つの空港では、一際ラウンジの数や種類が多く、より充実したサービスが提供されています。 今回ご紹介するのは、ミュンヘン・フラ...

ルフトハンザ関連記事

ルフトハンザ国際線セネターラウンジは本気度がスゴイ!スタイリッシュすぎるその全貌とは?<2024フランクフルト>
飛行機登場前のひととき、食事やシャワーなど充実したサービスを享受できる「エアラインラウンジ」。 各航空会社とも、趣向を凝らしたラウンジを展開しています。 今回ご紹介するのは、ドイツ・フランクフルト空港の「ルフトハンザセネターラウンジ」! ル...
【ルフトハンザ】ファーストクラス搭乗記~世界最高峰のサービスと機内食を一挙公開!フランクフルト~ニューヨークB747-8
ドイツが誇るフラッグキャリア「ルフトハンザドイツ航空」。 堅実、質実剛健なイメージの航空会社ですが、ファーストクラスで提供しているサービスはとっても豪華でこまやか。 これぞ正統派ファーストクラス!という、魅力溢れる空間となっていました。 今...
ルフトハンザの珠玉ラウンジ!フランクフルト空港ファーストクラスターミナルの全貌
世界各国の空港には、飛行機出発前の時間を快適に過ごすための「ラウンジ」が設置されています。 中でも個人的に、ここだけは絶対に行くぞ!と決めていたラウンジがありまして。 それが、ドイツのフラッグキャリア「ルフトハンザ航空」が運営するフランクフ...
【ルフトハンザ搭乗記】ビジネスクラスの絶品昼食メニューと、見たら欲しくなる?機内誌カタログ(フランクフルトーミラノ)
ルフトハンザドイツ航空第一のハブ空港、フランクフルト空港。この空港からは、日本やアメリカなどの長距離線だけでなく、ヨーロッパ域内へ向かう飛行機も数多く出ています。 今回ご紹介するのは、ルフトハンザドイツ航空のイタリア・ミラノ行きビジネスクラ...
ルフトハンザ航空の空港ラウンジを徹底解説!ランク別の入室条件や日本人にオススメの利用方法とは
ルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)は、ドイツ最大の航空会社。いわゆるナショナル・フラッグ・キャリアです。 スターアライアンス加盟航空会社であるため、日本を代表する航空会社”ANA”とも関わりが深く、ANAマイルを使ってルフトハンザ...
本場ドイツ購入!リモワのルフトハンザモデルが日本より約6万円安く買えました
飛行機好きなら誰もが憧れる旅行アイテム、それは、リモワ(RIMOWA)のスーツケース! ご存知の通り、日本ではかなり高額なスーツケースとして知られており、海外旅行者を始めとしてとっても人気があります。 10万円を超えるモデルも珍しくなく、庶...
ドイツ旅行記4:ANA SFCで利用可能!デュッセルドルフ空港ルフトハンザ航空セネターラウンジ潜入レポート
飛行機での旅にあたり様々な恩恵を受けられる、各航空会社の上級ステータス。 例えば、ANAのSFCやプラチナ・ダイヤモンドを持っていれば、ANAだけでなく、スターアライアンス航空会社運行便に搭乗する際にもステータスを活かすことができます。 つ...

その他の搭乗記

これまでの搭乗記はこちらでまとめています(リンク集)

陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう

今回は、ANAのマイルを使ったスターアライアンス特典世界一周航空券で、ルフトハンザビジネスクラスに搭乗しました。

航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。

2024最新版『nimocaルート』徹底ガイド~ANAマイルを最高レート70%で貯める方法
コロナ禍も過ぎ去り、そろそろまたANAマイルを貯め始めようかな、という方も多いのではないでしょうか。 2024年現在、ANAマイルを効率よく貯めるなら『nimocaルート(ニモカルート)』がオススメです! 本記事は、久しぶりに流れをサラッと...
2024最新版『JQみずほルート』徹底ガイド~ANAマイルを最高レート70%で貯める方法
長かったコロナ禍も終焉を迎え、本格的に旅行解禁! またANAマイルを貯め始めようと考えている方も多いのではないでしょうか。 2024年現在、ANAマイルを効率よく貯めるなら『JQみずほルート』がオススメです! 本記事は、久しぶりにポイント移...
【2024年11月最新】モッピーの入会キャンペーンを徹底解説!新規登録で最大2,000円貰える
ポイントサイトの「モッピー」で、お得な入会キャンペーン実施中です!! キャンペーン期間に新規登録すると、入会ボーナスとして最大2,000円分のポイントが貰えてしまいます。 このタイミングでモッピーに出会った方はかなりラッキー。現時点でまだモ...
【2024年11月最新】ハピタス入会キャンペーンを徹底解説!新規登録で最大1,700円貰える<認定ブログ特典あり>
ポイントサイトのハピタスで期間限定の「入会キャンペーン」が実施されています! 新規登録で最大1,700円相当の特典が貰えるお得な企画なので、このチャンスを利用しない手はありません。キャンペーンに関する条件を確認して、お得にハピタスを始めてみ...

我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!

マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪