ヨーロッパで日本人に人気の都市といえば、「パリ」と「ロンドン」のツートップ!
これら2つの都市はフランス・イギリスと海を隔てた国ではありますが、意外と簡単に行き来することが出来ます。
もちろん飛行機も利用できますが、個人的にオススメなのは高速鉄道『ユーロスター/Eurostar』!!
本記事ではユーロスターの魅力について、チケットの値段や予約方法・買い方、そして当日の乗り方まで、全て解説していきます!
今回は特典航空券でエールフランス・ビジネスクラスに搭乗。念願のヨーロッパ家族旅行が実現しました♪
ユーロスターとは?
まずユーロスター(Eurostar)とは、ヨーロッパの各国を結ぶ国際列車。
最高速度300km/hの高速鉄道であり、ロンドンーパリ間を約2時間半で移動することができます。
イギリスとフランスの間にはドーバー海峡が存在していますが、ユーロスターは海中に設置されたユーロトンネルを抜けて走行。
新幹線のように気軽に乗ることができますし、ヨーロッパの田園風景を見ながら移動できるのも、旅情が感じられて嬉しいポイントです。
ユーロスターの路線図
ユーロスターは元々、ロンドン、パリ、ブリュッセルを結んでいましたが、2023年後半よりベルギーを本拠地とする高速鉄道『タリス』と統合しました。
これにより路線が大幅に増え、アントワープ、ケルン、デュッセルドルフなど、ヨーロッパの幅広い目的地への接続が可能に。
また、冬にはスキー場へと誘う『ユーロスター スノー サービス』、夏はマルセイユやアヴィニョンなどバカンス地へダイレクトに繋ぐ季節運行便も設定される等、様々なニーズに対応しています。
主な路線をまとめると以下の通り。
・ベルギー発便
・フランス発便
・ドイツ発便
・オランダ発便
では、各路線が具体的にどこを走っているのか、出発都市ごとの路線図を見てみましょう!
図内の線は、それぞれ以下を表しています!
- 青の実線=ユーロスター直行便
- 青の点線=ユーロスター接続便
- 紫の実線=ユーロスター直行便(季節限定)
- 紫の点線=ユーロスター接続便(冬限定)
- 赤の点線=他社高速鉄道との主な接続先
イギリス発便
まずはイギリス・ロンドン便。
(ユーロスター公式サイトより)
アムステルダム、ロッテルダム、リール、パリ、ブリュッセルに直行できる他、乗り継ぎ便を利用することで、ドイツ・フランス全土にアクセス可能です。
ベルギー発便
ベルギー・ブリュッセルからは、ロンドン・アムステルダム・ロッテルダム・ブリュッセル・ケルン・パリ等の都市までダイレクトにアクセス。
(ユーロスター公式サイトより)
風光明媚な南フランスへも、季節運行便が走っています。
フランス発便
フランス発便は、イギリスの他、ベルギーやオランダ、ドイツへ直行便が運行されています。
(ユーロスター公式サイトより)
ドイツ発便
ドイツ発は国内・フランス・ベルギーへ直行便が運行されているものの、ロンドンやオランダ方面へは乗り換えが必要です。
(ユーロスター公式サイトより)
オランダ発便
オランダからはロンドン・ベルギー・パリ、そして季節によっては南フランスまで直通です。
(ユーロスター公式サイトより)
今回はパリーロンドン間を体験!
ということで、色々な路線があることがお分かり頂けたでしょうか。
中でも今回は、ユーロスターで一番歴史の長い『パリーロンドン』間の体験を元に、チケットの買い方や電車の乗り方を解説していきたいと思います。
ロンドン〜パリ&ロンドン〜ブリュッセル間は、1994年11月14日に運行開始しました!
ユーロスターを安く買うには?
ではまず、ユーロスターの予約方法・購入方法から。
ユーロスターのチケットは、『ユーロスター公式サイト』からオンラインで購入可能です。
また公式サイト以外に、『omio』や『Klook』といった旅行代理店等でも取り扱いがあります。
公式か代理店か、どちらを選ぶか悩みどころではありますが、今回私は「公式サイト」から直接購入することにしました。
その理由としては、下記の通り。
・サードパーティーで購入したチケットは、適用される運賃規則が公式と異なる可能性もあり、予想できないトラブルに繋がることがある。
今回は子供連れの家族旅行ということもあり、より安心できる公式サイトを利用しました。
ただし下記のような場合は、公式サイトよりも代理店を利用した方が安く買えることがあります。
・代理店の独自セールが開催されている
・ベストプライス補償対象商品になっており、交渉次第で価格が下がる
どこで購入するのが最善!とは一概に言えません。
チケットはいつから発売開始?
ユーロスターのチケットは、「搭乗日の330日前」に発売されます。
原則として安い運賃は早いうちに完売する傾向があるため、すでに予定が決まっている場合には早めに購入するのが安心です。
ただ一方、直前にセールが開催され、値段が下がることもあります。
我が家も張り切って予定の半年ほど前に購入しましたが、それよりずいぶん後に安くなっていたのを見て非常にショックでした。こればかりは運もあります。
ユーロスター公式サイトでの予約方法
ということで、今回は「ユーロスター公式サイト」でのチケット予約方法・購入方法をご紹介します!
ユーロスター公式サイトへ行き、トップページから出発地等の情報を入力しましょう。
右端黄色の『Search』ボタンを押すと、次画面で検索結果が表示されました。
ユーロスターのチケットは『スタンダード』・『スタンダードプレミア』・『ビジネスプレミア』の3種類です。
上の画像からも分かるように、スタンダードが最安で、スタンダードプレミアが真ん中、ビジネスプレミアが最も高額。
値段が高いチケットであるほど、サービスも豪華になっていきます。
クラス別サービスと運賃規約
3クラスのサービスと運賃規約は以下の通り。
スタンダード | スタンダードプレミア | ビジネスプレミア | |
サービス内容 |
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チケット規約 |
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「スタンダード」と「スタンダードプレミア」の主な違いは、席の快適性と車内食の有無。
できるだけ安い方がよいという方は「スタンダード」、ちょっと贅沢したいなら「スタンダードプレミア」という感じでしょうか。
一方、最高クラスの「ビジネスプレミア」はというと、手荷物許容量から食事のクオリティ、さらに出発時に優先レーンやラウンジが使える上に、キャンセルや払い戻し時の自由度も高いなど、ダントツトップクラスのサービスが提供されています。
値は張りますが、とにかく快適に旅したいという方には最適でしょう。
どのクラスがおすすめ?
どのチケットを購入するべきかは予算次第であるものの、個人的には「スタンダードプレミア」がイチオシ。
これまで、「スタンダード」と「スタンダードプレミア」には乗車したことがあるのですが、その少ない経験に現地Youtuberさんのレポートを併せて考慮すると、値段とサービス内容のバランスがとれた「スタンダードプレミア」が一番いい落とし所なのかな?という印象です。
特に、スタンダードとの差額が10ユーロ前後なら、絶対に買い!!
スタンダードプレミアの乗り心地やサービスについては、後半で詳しくご紹介します♪
なお、ビジネスプレミアはなぜ選択肢から外れるのかと言いますと、優先レーンやラウンジ利用権が付くとはいえ、片道6万円はちょっと高すぎるかな、と…。
特に家族4人分ともなると、およそ24万円!
2時間ちょっとの乗車時間でこの金額を支払うと考えると、残念ながら我が家にとっては現実的ではありませんでした。
ユーロスターの特別割引運賃
ご参考までに、ユーロスターには通常運賃の他、特別割引も設定されています。
- 子供料金(4-11歳)
- ユース割引(26歳以下)
- シニア割引(60歳以上)
- グループ割引(10人以上)
- Eurail&Interrail料金
- 車椅子ユーザー料金
- ハンディキャップ同伴者料金
より詳しくは、公式サイトをご一読ください。
支払いへ
日時が決まったら、いよいよ支払いです。
会員登録すると予約管理が楽&ポイントが貯まる!
チケットは15分間保持されますので、その間に手続きを済ませましょう。
ゲストとして購入することもできますが、後々予約管理が楽になる上にポイントも貯まりますので、せっかくなら会員登録しておくことをお勧めします。年会費は不要です。
登録に必要な情報はこちら。
チェックアウト画面の入力方法
また、続く購入画面にも日本語訳など入れてみました。ご参考になれば幸いです。
最後に金額を確認し、『Buy now』を押せば完了です!
ユーロスター乗車前の準備
さて。
チケットを購入し、いよいよ出発が近づいてきたら、事前に用意しておくべき事が2つあります。
それがこちら。
- チケットのダウンロードまたはプリントアウト
- 駅到着推奨時刻の再確認
チケットはスマホ表示が便利
ユーロスターのチケットは、紙にプリントして持参してもいいのですが、あらかじめスマホアプリからウォレットに保存しておくと、より便利です。
1. iPhone または Android用のアプリをダウンロード
2.「Your bookings」に移動し、6文字の予約番号と姓を入力、またはログイン
3. 黄色いボタン「View your tickets」をタップし、「Add to Apple Wallet」で端末に保存
これで準備は万端、あとはコードを駅の自動改札機に読み取らせるだけでOKです!
駅には何分前に到着すべき?
ユーロスターの出発時刻は、当然のことながら電車が動き出す時間。
ただし日本と違って注意すべきは、乗車前に荷物検査やパスポートチェックが行われるため、数十分〜数時間前に駅に到着する必要があることです!
どちらかというと、新幹線よりも飛行機に乗る時に近い感覚でしょうか。
特に混み合うロンドン発着便では、改札が出発30分前に閉まりますので要注意!!
具体的に何分前に駅に到着すべきか、というのは時期や路線によって異なりますが、チケットに駅到着の推奨時間が書かれていますので、これを参考にしましょう。
パリから出発する場合
それでは、実際の乗車方法へ。
パリ便を利用する場合は『パリ北駅(Gare du Nord)』発着です。
ユーロスターの乗り場は日本でいうところの2階
車や徒歩で来て、駅正面から中に入ればわかりやすいと思いますが、RER2番線で地下に到着した私たちは、どこに向かえばいいのかわからず、早々に迷ってしまいました。
というのもタリスと統合した関係なのか、『Eurostar』というそのものズバリ!明確な表示がどこにも見当たらなかったから。
とりあえず『Train/電車』の表示を目指して、スーツケースを転がしつつダッシュ!!
道行く親切な皆さんのおかげで、どうにか1階(日本式2階)にあるユーロスター乗り場に辿り着く事ができました…!
実を言うと、ホテルからこの北駅まではRER乗り換えなし&10分程度の乗車時間だったため、すっかり油断して何と逆方向の電車に乗ってしまうという…。
北駅に到着したのが到着推奨時間を切った出発40分前で、このまま乗り遅れるのでは?!とパニック状態に。
なんとか間に合って何よりでしたが、やはり旅先では早め早めの行動を心がけなくてはいけませんね…。
ホテル情報はこちら!
油断さえしなければ、北駅・シャルルドゴール空港どちらにも最高の立地です♪
乗り遅れたらどうする?
ちなみに、もし万一乗り遅れてしまったら…
- スタンダード&スタンダードプレミア…空席のある次便に50ユーロで振替可能
- ビジネスプレミア…無料で変更・払い戻し可能&乗車補償あり(ロンドン-オランダ間除く)
との規定がありました。
ビジネスプレミアは運賃が高いだけあって、さすがの柔軟性ですね!
しかし、スタンダード・プレミアはまだしも、スタンダードは元のチケット運賃より振替手数料が高くなってしまう可能性もありますので、やはり極力乗り遅れだけは避けたいところです。
乗車までの手順
保安検査場前には、出発時刻ごとにレーンが設けられていますので、確認して列に並びます。
随分長い列になっていましたが、ここまで来れば一安心です。
ちなみにお隣はビジネスプレミア専用の優先レーン。
この通りガラガラで、全くストレスなく出発できるのは羨ましい限りです。
駅によって異なりますが、ここパリ北駅のビジネスプレミアレーンは、出発15分前まで開放されています。
ただスタンダードクラスでも、子供を連れている人は途中から優先レーンへ誘導してもらえました。
このおかげで、おそらくかなり早く進めたものと思われます。さすがヨーロッパは子連れに優しいですね!
パリからロンドンへ発つ場合は、まずEU出国審査、続いてイギリス入国審査と、2ブース梯子でパスポートチェックが入る流れです。
保安検査と出入国審査が終わったのは、出発の24分前。すでにゲートが開放され、皆さんホームへと向かうタイミングでした。
待合室内にはコーヒースタンドなど、いくつかお店があります。
スタンダード・プレミアでは軽食が出ますが、ボリュームは控えめ(特に朝食)なので、たくさん必要な場合は早めに来て購入した方がいいかもしれません。
プラットホームはワンフロア下。
エスカレーターで降りていき、乗車します。
電車の側面に号車番号が表示されていますので、チケットと照合して乗り込みましょう!
スタンダードプレミアとビジネスプレミアは、各車入口にスタッフさんがいて、検札の後、席まで案内してもらえます。スタンダードチケットでは中に入る事が出来ないようになっていました。
ロンドンから出発する場合
次に、ロンドンから出発する場合の乗車方法です。
ロンドンでは『セント・パンクラスステーション(St. Pancras)』発着となります。
前泊もおすすめ
ちなみにお隣はハリーポッターの「9と4分の3ホーム」でお馴染み、キングスクロスステーション。
カートが置かれた記念撮影コーナーもあるのですが、年末年始はなんと2時間待ちで、近づくことすら出来ませんでした…。
数年前まではガラガラで写真も撮り放題でしたが、知名度が高まるにつれ混み合うようになり、最近は普段でも1時間程度待つことが多いようです。
セントパンクラスとキングスクロス両駅には、素晴らしいホテルが直結・隣接していますので、朝早い出発なら前泊するのもおすすめです♪
ユーロスター乗り場は日本式1階
セントパンクラス駅では地上階にユーロスターの乗り場が設けられており、遠目にも目立つ大きな電光掲示板がありますので、迷うことはまずないでしょう。
ロンドン発便は早めの到着が吉
…が、しかし。
乗り場自体はわかりやすいのですが、おそらくこのセントパンクラスがユーロスター駅の中で一番混み合うと思われます。
この日は出発まで1時間30分以上あるにもかかわらず、すでに100mほどの行列ができていました。
時々スタッフさんが回ってきて、どの便のための列なのか教えてくれます。
かなり待った後で実は該当しない事がわかり、再度並び直しを指示される方も少なくありませんでしたので、時間を無駄にしないようご注意ください。
しばらくして、ユーロスター乗り場に辿り着きました。
いくつかレーンがあり、入口付近に出発時刻が書かれた案内がありますので、再度確認してから進みましょう。
ちなみにビジネスプレミアレーンは一番奥に設けられていました。
パリと同様、こちらも待ち時間0。皆さんドライブスルー状態です。
一方のスタンダードレーンでは、並び始めてから30分ほどでようやく改札を潜り保安検査場内へ。その後パスポートコントロールに進みます。
前回のユーロスター乗車時は、厳しめの審査官に当たった記憶がありますが、今回は往復ともに柔和な対応でホッとしました。もしかしたら子供が一緒だったからかもしれません。
審査が終わり先に進もうとしたところ、『あっ、ちょっと!』と呼び止められ、何かと思ったら『子供さんの名前はどういう意味があるんだ?』と。入国に全く関係ない質問で和みました(笑)
復路でも待合室でまったりする間もなく、ゲートがオープン。
相当余裕を持って来たつもりだったので、こんなにバタバタになるとは予想外でした。
イギリスからの出発時、特に混み合うシーズンは要注意です!
余談ですが、ロンドン発便では日本語ペラペラなフランス人乗務員さんが担当してくれて(語学学校で2年間勉強されたのだそう)、とっても嬉し・楽しかったです♪
スタンダード
では肝心の車内の様子を見てみましょう♪
まずはスタンダードクラスから。
車内は2-2の配列で、誰も座っていない状態ではゆったりして見えます。
こちらは数年前、実際にスタンダードで旅した時に撮った写真。
この時は空いていたので問題なかったのですが、満席時はちょっと窮屈かもしれませんね。
スタンダードプレミア&ビジネスプレミアのシートマップと比べると、どのくらい差があるのかがわかりやすいと思います。
(左:スタンダード/右:ビジネスプレミア&スタンダードプレミア。ユーロスター公式サイトより)
とはいえ、ロンドン〜湖水地方など、他社の長距離鉄道に比べれば随分快適に感じました。
カフェバーあり
スタンダードクラスは唯一軽食が含まれていません。
ただ、車内にはユーロスターカフェという売店があり、軽食やドリンクを購入可能です。
(ユーロスター公式サイトより)
メニューは公式サイトをご覧ください♪
ビジネス・プレミア
では続いてビジネス・プレミアへ。
すでにお気づきの方も多いかもしれませんが、シート自体はスタンダード・プレミアと同じです。
ビジネス・プレミアは、乗車前にプライオリティレーンや専用ラウンジを使えること、
(ビジネスプレミアラウンジの様子/ユーロスター公式サイトより)
チケットの柔軟性が高いことなど、シート以外に重きを置かれているのが実態です。
そして、スタンダード・プレミアともう一つ明らかに違う点は、食事がより豪華なこと!
スタンダード・プレミアでは「朝食・昼兼夕食」の2パターンの一方、ビジネス・プレミアでは「朝食・昼食・夕食」の3種類があり、しかもフランス人有名シェフ、レイモンド・ブラン氏が監修したスペシャルメニューが提供されているんです!
ドリンクにはシャンパンも含まれますので、より優雅に過ごしたい方にはよさそうですね♪
スタンダード・プレミア
では、今回搭乗したスタンダード・プレミアをご紹介します。前述の通り、シートはビジネス・プレミアと共通。
座席配列は1-2と、1席減るだけで随分ゆとりが感じられますね。
テーブル席は向かい合わせになりますので、家族連れにもピッタリ。
バックシェルシートのため、背もたれを倒す時も後席に気兼ねする必要はありません。
各席にイギリス・EU両方の電源ソケットを完備。USB-Aにも対応しています。
席間に設けられた読書等もスタイリッシュですね。
朝食
続いて、スタンダード・プレミアのお食事をご紹介します。
出発して15分ほど経った頃、各席に配膳されるのですが、まず10:15までの出発便で提供される朝食がこちら!
- チーズペストリー
- フルーツ
- ヨーグルト
- オレンジジュース
- ホットコーヒー/紅茶
朝は甘いものとコーヒーで軽く済ませる人が多い、ヨーロッパならではの献立です。
普段から似たような食生活を送っている私にとっては良かったのですが、日本人らしく塩気のある朝食が好きな娘や夫は物足りなかった様子。
ボリュームも控えめなので、朝食対象便では何か持ち込んでおく方がいいかもしれません。
昼/夕食
そして、10:15分以降の出発便で提供されるランチ/ディナーは…
アルコールドリンクも無料
朝食とは打って変わり、食事の前にアルコールドリンクが登場!
もちろん何を選んでも無料ですし、おかわりも勧めてもらえます。
中でもオススメは、ユーロスター限定のビール『NOMAD』!
この通り、パッケージも可愛いのですが、フレーバーも華やか&フルーティーで女性好みな感じ!
ユーロスターのためだけに醸造された特別なビールということで、この機会にぜひ味わっておきたい一本です。
メインは2種類
そして、肝心のお食事がこちら。
メインは2種類から選べます。
この日は、ファラフェルとケールのサラダ。
そしてもう一種類が、チキンのパイロールとビーツのサラダでした。彩豊かでしっかり野菜が食べられるのも嬉しい♪
ちゃんとしたデザートまで付いていて、満足度高しです!
実は今回、往復の電車賃はほとんど同額でした。
しかし食事の内容はこの通り大違いでしたので、もし可能なら是非10:15以降の出発便をオススメしたいところです!
ユーロスターを下車
ロンドン-パリ間の乗車時間は、2時間と少し。
スタンダードプレミアなら、快適なシートや食事の楽しみがあるおかげで、目的地まであっという間です!
乗車中、明るい時間にはユーロトンネルの入口も見えますよ♪
パリ・ロンドンいずれに到着する場合でも、乗車前に全ての審査が完了しているため、下車後は出口へと向かうだけ。
改札もありませんので、そのままスムーズに駅の外へと出られます。
今回も素晴らしい旅をありがとうございました!
最後に
ということで、今回はユーロスターの概要からチケットの予約・購入方法、実際の搭乗レポートまでお届けしました。
ロンドン-パリ間を移動するなら、やはりこのユーロスターが断然便利でオススメです!
ただし、最近のユーロスターは異常気象や突然のストライキで、大幅な遅延・欠航も珍しくありません。
実際私たちも、あと少し予約便がずれていたら、帰国便の搭乗日までにパリまで戻れないという憂き目に遭うところでした。
大陸側にいればまだ救いがあるのですが、一旦イギリス側に取り残されてしまうと、その先の数日間、ユーロスターはもちろんフェリーや飛行機もあっという間に完売、フランス側に帰る手段がなくなり、文字通り詰んでしまいます。
万一何か困ったことが起こった時は、Xのユーロスター公式アカウントをチェック!ダイレクトメールにも丁寧に対応してくれますので、恐れずにコンタクトを取ってみてください。
また同時に、旅程に十分な余裕を持つこと、そして出来れば旅のキャンセル保険に加入しておくことをオススメします。
ユーロスターで、ぜひ安心安全で楽しいご旅行を!
陸マイルを貯めて気軽に旅に出よう
航空会社のマイルは、飛行機搭乗やクレジットカード決済ではなく、ポイントサイトを使うことで大量に貯めることが出来ます。
我が家はこの方法で、お盆・正月は必ず家族全員で宮崎に帰省するほか、海外旅行にも毎年複数回出かけられるようになりました!
マイルを貯めて、気軽に旅行へ出かけましょう♪