青々とした森林、美しい砂浜と透明度の高い海など、自然の神秘と共に息づくインドネシア・バリ島。
リゾートホテルの中だけで過ごしても、大満足できること請け合いですが、2回目以降の滞在ならちょっと遠くまで足を伸ばすのもオススメ!
とはいえ、バリ島は公共交通機関が充実しているとは言い難いですし、荷物を持っての移動が億劫なこともありますよね。
そこでオススメなのがカーチャーター(運転手さん付きで車を貸し切ること)!
お手頃価格で気軽に好きなところへ行くことが出来てしまいますので、バリ島観光はもはやカーチャーター一択と言っても過言ではありません。
いうわけで今回は、実際のバリ島カーチャーター体験談をご紹介します♪
バリ島旅の記録も是非どうぞ!
バリ島観光ならカーチャーターがおすすめ!
前述の通り、バリ島観光なら車をチャーターするのが鉄板。
バリ島にはいくつかチャーター会社があるのですが、今回は評判のいい「バリ恋ツアー」さんにお願いすることにしました!
こちらの会社のカーチャーターサービス概要は以下の通りです。
- 完全プライベートなので他のお客さんに気を使う必要なし
- 予約担当、ドライバー兼ガイドさんともに日本語対応可(一部英語のみの方もいらっしゃるようなので、しっかりリクエストしておく方が安心かもしれません)
- 急な行き先変更にも柔軟に対応
- 綺麗な車で冷房、Wi-Fiも完備
- リーズナブルな料金設定
- 観光中重いスーツケースを持ち運ぶ必要なし
- ホテル送迎つき
- 空港直行も可能
- 日本円で支払い可(現金のみ。インドネシアルピー、USドルの場合は予約時に要申出)
具体的な料金は?
しかし、一口にリーズナブルといっても、どの程度のお金がかかるのかわかりませんよね。
ということで、具体的な料金形態はこちら。
利用時間 | 6人乗り車※ | 12人乗り車 |
4時間 | 4,000円 | – |
6時間 | 5,000円 | |
8時間 | 6,000円 | |
10時間 | 7,000円 | |
12時間 | 8,000円 | 12,000円 |
延長1時間あたり (上限2時間) |
1,000円 | 1,000円 |
※5人乗り車の場合もあり
運転だけでなく、現地日本語ガイドまでしてもらえてこの価格なら、かなりお得感があるのではないでしょうか。
人数が多いほどお得になります♪
ホテル・空港送迎付き!ただし条件あり
今回のスケジュールは、11-17時。
南部ヌサドゥアにあるホテルから北方のウブドへ向かい、観光後はそのままデンパサール・ングラライ国際空港まで送って頂くことにしました。
これならスーツケースごとドアtoドアで運んでもらえて楽々です。
逆に空港→観光→ホテルという順でもお願い出来るのですが、繁忙期である7-9月は空港ピックアップ不可とのことですのでご注意ください。
リッツカールトン・バリを出発
今回宿泊したのは、ザ・リッツカールトン・バリ。
前回のセントレジス・バリに続き、大変素晴らしいホテルでした!
チェックアウトしてすぐ観光に出られるように調整していたのですが、ガイドのアグンさんは時間前にエントランスにスタンバイして下さっていて、おかげさまでスムーズに合流できました(主張激しめなシャツのおかげでとってもわかりやすい!)。
さあ、ウブドに向けて出発です♪
自分の行きたいところに行ける!
ちなみにチャーター予定は6時間で、ウブドまでは片道1時間半ほどかかります。
そうたくさんは周れないかなと思い、2箇所だけ希望することにしました。
- アタバッグのお店「バリハンディ」
- バリ名物「バロンクッキー工房」
あとはその場の判断で、お昼ご飯+αが出来たらいいなと思った次第です。
バリハンディ
では、まずはお買い物です。
バリ島・ウブド名物といえば、「アタバッグ」が有名!
アタバッグとは、インドネシアに自生する植物「アタ」を原料とし、職人さんが手作業で編み上げて作るバッグのことです。
丈夫な材質で、大事に使えば100年も持つのだとか。洋服にも和服にも合わせやすい素材感が魅力です。
バリ島土産の定番として知られ、ウブドに名店があると聞いていたので、この機会にぜひ行ってみたいと思っていました。
ということで着きました、「BALI HANDY(バリハンディ)」!
お店の中にはオリジナルのバッグがずらりと並びます。
日本人客が多いということで、店員さんも日本語堪能でびっくり!
しっかり作業工程の説明を受けつつ、見学することもできました。
これだけたくさんあると迷ってしまいますが…
これからの季節にぴったりな2点を購入しました。
構造にもよりますが、このくらいの大きさだと一つ2000円〜4000円くらいです。
もちろんクレジットカードもOK。日本国内よりもお得に購入できて大満足です!
レストランでランチ
お買い物が済む頃には、お昼も大分過ぎていましたので、すぐ近くのレストランに案内していただきました。
「Semar Kuning」というお店です。
なんと車から入口までは傘でエスコート!気分はさながらお姫様でしょうか。
さらに、入店時には伝統衣装を着た綺麗なお姉さんからお花のプレゼントと、エンターテインメント性抜群のレストランです。
店内は欧米のお客さんばかり。外国人観光客専用レストランなのでしょう。
奥にはガネーシャ像が鎮座し、オープンエアで開放感に溢れています。
席に着くと、可愛らしいウェルカムドリンクが運ばれてきました。
さらに、お通しのスナック3種です。
日本では味わえない独特のスパイス使いが病みつきになりそう!子供も気に入ってパクパク食べていました。
ミネラルウォーターは、インドネシアのバトゥール山近辺で採水されたもののようです。とてもオシャレな瓶ですね。
肝心のお料理ですが、私はBBQリブにしました。
我ながら、バリ島まで来てアメリカ料理?と思わなくもなかったのですが、好物なものでつい。
とはいえ、思いの外アジア風味で美味しかったです。
娘はナシゴレンを注文しました。
なんだかんだ、ホテルでもあまりインドネシアらしいものを味わっていなかったので、いい機会でした。
観光客向けとのことで辛すぎることもなく、口に合った様子です。
ローカルなお店も惹かれますが、バリ人の辛くない=日本人には辛いことも多いそうなので、子連れにはこちらのレストランで正解でした。
お会計は全部で3,800円ほど。
インドネシアの割には大変お高く、まさしく外国人価格ではあるものの、その分料理のクオリティも保証されていますし、お手洗い含めお店全体的に清潔と、安心感があってよかったです!
バロンクッキー工房
続いて訪れたのは、バロンクッキー工房。
工場長さんのお家を兼ねているということで、本当に普通の民家です。
自力では間違いなく辿り着けなかったことでしょう。
商品見本が東屋に並べられていました。
元々はバリ島土産として評判がよく入手も簡単だったそうなのですが、コロナ禍以降生産量が減り、訪問当時は限られたスーパーでしか購入出来無くなっていたため、ここまで足を伸ばしたというわけです。
2023年6月からは、デンパサール・ングラライ国際空港での販売が再開されています。
バリ島の食材を練り込んだ無添加のクッキーは、素朴で子供にも安心の美味しさ。
実は、日本人のオーナーさんがプロデュースされています。
商品は、大(88,000IDR)/中(66,000IDR)/小(40,000IDR)の3種類。
いろんな味があるので迷ってしまいますね。
どれにしようか考えていると、お店の方に味見用のクッキーをいただきました。
食感は固めで、甘さ控えめ。少し懐かしさを感じさせるクッキーです。
バリ島の聖獣であるバロンを象っていて、いかにもお土産にぴったりですよね!
サイズを取り混ぜて5箱購入したのですが、帰宅後一つ食べ始めると止まらなくなってしまい、あっという間に2箱消費してしまいました。
意外な穴場?ポロ・ラルフローレン・アウトレット
さて、これで希望していたスポットは周り終えたわけですが、まだちょっと余裕がありましたので、帰り道沿いにあるポロ・ラルフローレン・アウトレットに寄って頂くことにしました!
ポロ・ラルフローレンはご存じの通りアメリカのブランドですが、ここインドネシアでも商品を作っているのだそうです。
店内の撮影許可をいただきましたので、少しだけご紹介しますと…
男性・女性・子供用とたくさんの商品が所狭しと陳列されていました。
ちょっとびっくりしたのが、日本語を話せる店員さんがぴったりとマンツーマンで接客してくれること。
今まで色々な国でアウトレットに行きましたが、これは初めてのことでした。
アウトレット専売品の他、正規品の値引きもあり、日本価格の50%ほどで購入することができます。
今回留守番の夫と次女のために何枚か購入しましたが、あまり日本では見かけないデザインを安く買うことができてよかったです!
デンパサール国際空港へ
ウブドを後にして、デンパサール国際空港へ。
11時から始まったツアーは、17時すぎに終わりを迎えました。
ジャカルタ行きの便は20:15発ですので、本当にちょうどいいスケジュールで、行きたいところだけ観光出来て大満足です!
半日お世話になったアグンさんは、日本企業にお勤めだったこともあり、日本語堪能で運転もお上手ですし、細かいところまで配慮いただき、安心してお任せすることができました。
車も非常に綺麗、冷房はもちろんWi-fiに電源も完備されていて、これ以上ないくらい快適なツアーでしたので、皆さんもバリ島にお出かけの際は、ぜひお願いしてみてください!
最後に
ということで、今回はバリ島カーチャーターについて詳しくご紹介しました。
バリ恋ツアーさんは定評もあり、お願いする前から安心感がありましたが、実際は思っていた以上にクオリティの高い体験ができました。
昨年のインド訪問時も同様でしたが、公共交通機関が発達していない国では、現地に詳しい方に同行していただくのが何より確実で効率的ですね。
動ける時間が限られていれば尚更のことです。
ちなみに、リッツカールトン〜ウブドまでは1時間半、ウブド〜空港が1時間15分ほど。
当初、ホテルのカーチャーターサービスを考えていたのですが、お値段約3倍・英語対応のみ・希望する時間ではウブドまで行けないとのことでしたので、バリ恋さんにお願いして正解でした♪
今回はウブド奥地にある有名なライステラス↓までは行けなかったので、次回はもっと長めの時間でお願いしたいなと思っています。