「メズム東京オートグラフコレクション(mesm TOKYO AUTOGRAPH COLLECTION)」は、2020年4月27日にマリオットインターナショナルが誇る「オートグラフ コレクション」の一員として、東京・港区竹芝に誕生しました。
噂によれば、隅々まで工夫を凝らした最新鋭設備に、大都会東京を間近に感じられる素晴らしいホテルなのだとか。
一体どんな空間が広がっているのでしょうか?宿泊客に提供されているサービスとは?
今回は、子連れで宿泊した時の様子を詳しくご紹介します!
コロナ禍ではサービス内容が変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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立地は浜松町駅から徒歩6分
メズム東京があるのは、東京のウォーターフロント・竹芝。
JR浜松町駅から徒歩6分という立地です。
「WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)」というこちらのタワー棟の高層階(16~26階)を占めており、客室は17~26階の全265室。
大都会にありながら、浜離宮の緑や隅田川・東京湾の青を身近に感じられる稀有なホテルとなっています。
“TOKYO WAVES”をコンセプトに、絶えず変化する東京の“今”に根ざしたサービスやコンテンツを展開することによりゲストに新たな発見を提供する、今までにない新しいスタイルの全265室のラグジュアリーなホテルです。壮観な東京ベイエリアや歴史ある浜離宮恩賜庭園といった美しい眺望、そして五感にも心地よい刺激を与えるアートや音楽といった、豊かな地域資源と芸術の一体感を活かし、都会のエネルギーとクリエイティビティーが出会う東京のライフスタイルのアイコンを目指します。隅々までこだわり抜いたインテリアデザインの刺激と遊び心に満ちた心奪われるパブリックスペースや、空間や家具のディテールに現代的に再解釈した和の要素を施し、最高級の中に“和”を感じる客室にすることで、格式だけでなくトレンドも感じられるおもてなしを提供いたします。(メズム東京公式サイトより)
目の前には、浅草やお台場を往復する各遊覧船の発着所がありますので、船でホテルにアクセスするのも素敵ですね♪
レセプションへ
それではさっそくホテルの中へ入ってみましょう。
この日は1階の車寄せから入りましたが、同じ建物の1~3階を占めるショッピングセンター「atre(アトレ)」からもエレベーターでアクセス可能です。
入ってすぐの受付で体温チェックとアルコール消毒を受けて、エレベーターでレセプションのある16階へ向かいます。
16階のロビーは天井が高く、天の川のような装飾がきらめていました。
そこここに置かれたメズム東京テーマカラーのミッドナイトブルーが、洗練された雰囲気を醸し出していますね。
この奥には、朝食会場のレストラン「シェフズシアター」があります。
レセプションデスクはこちら。
上級会員用レーンは見当たりませんでしたが、希望された他のお客さんは、隅っこにあるこちら↓のデスクに案内されていたようです。
さてさて、それではチェックインへ。
手続きの前に、こんな綺麗なウェルカムドリンクを出していただきました♪
ハーブのドリンクということで、甘すぎずさっぱりとしたお味。真四角の器も可愛らしいですね。
2022年訪問時はありませんでしたので、もしかしたら廃止されたのかも?
マリオットボンヴォイ特典・お部屋のアップグレード
チェックイン時のお楽しみは、マリオットボンヴォイの特典の1つである『お部屋の無償アップグレード』。
マリオットボンヴォイに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回「マリオットボンヴォイ・プラチナステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイート」を含めた上のお部屋がアップグレード対象となっています。
アップグレード結果は?
さて、気になる結果は…?
………
……
chapter1のガーデンビュー・バルコニー付きとなりました!
chapter(チャプター)とは聴き慣れない言葉ですが、ここメズム東京では、お部屋のグレードをチャプター1~4の4つに分けており、上に行くほどラグジュアリーな仕様となっています。
ちなみに、バルコニー付きのお部屋はチャプター1の中で3番目にいいお部屋。
全体で見ると、アップグレードは1カテゴリーに止まりましたが、今回は上のカテゴリーがほぼ満室だった上、SPGアメックスの無料宿泊特典を利用していましたので、十分ありがたい結果です。
chapter1 ダブル,ガーデンビュー,バルコニー付き ←アップグレード!
chapter1 エグゼクティブ キング/ダブル
chapter1 エグゼクティブツイン,ガーデンビュー
chapter2 キング
chapter2 キング,ガーデンビュー,バルコニー付き
chapter2 エグゼクティブ
chapter2 エグゼクティブキング,ガーデンビュー,バルコニー付き
chapter3 スイート
chapter4 スイートリュクス
チャプター1のお部屋とは
お部屋のご紹介に入る前に、チャプター1がどういうお部屋なのか、公式サイトを確認してみましょう。
17階~26階に位置し40㎡の広さを持つモダンでスタイリッシュなデザインのchapter 1は、ツインタイプとキングタイプをご用意しております。 浜離宮恩賜庭園を一望する美しいガーデンビューをご堪能いただけるバルコニー付きのお部屋や、心地よい風を感じながら水と緑に囲まれた空間でお寛ぎいただけるクラブラウンジ「club mesm」が利用可能なエグゼクティブクラス(24階~26階)のお部屋もご用意しております。 客室の中では、Bluetooth(R)スピーカーを内蔵したスタイリッシュなデジタルピアノ「Privia(プリヴィア)」を全部屋に配置しているほか、オリジナルアメニティ「THE BLEND(ザ・ブレンド)」でお部屋の中に居ながらも五感を魅了してインスピレーションを創出する体験をお楽しみいただけます。
(メズム東京公式サイトより)
最新機器を備えながら、自然を身近に感じられるお部屋のようですね。
ちなみに今回は、21階のお部屋となりました。
間取り図
全体の間取り図はこんな感じ!ベッドが2つあるタイプのお部屋です。
ドアを開けると、ずいぶん奥行きがあります。
新しいだけあって、どこもかしこもピカピカです♪
ベアブリックに仕掛けあり!
扉のすぐそばには、何やら不思議な雰囲気のベアブリック?
プレートには、フラッシュを焚いて撮影するように書かれていますので、試してみると…
おお〜!模様が浮き出ました!
これは「NINJAINK®(ニンジャインク)」という特殊なカラーインクによるもの。
ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスと小松プロセスが企画開発した再帰反射性カラーインクで、フラッシュの光により、見えないグラフィックを撮影することが出来るのだそうです。
このネーミングセンスといい、和風の佇まいといい、外国のお客様に喜ばれそうですね。
トイレ
お部屋に入って右手にあるのがトイレ。すっきりシンプルな洗い場付きです。
バスルーム
そして左手にはバスルームが。
大理石調に整えられた室内は、レトロモダンな美しさです。
スツールもあり、ゆったりと髪を乾かしたりお化粧できるのが女性に嬉しいポイント。
洗面台
洗面台は深めのシングルボウルです。
最近は台上にハンドタオルだけ用意されているホテルも多いのですが、フェイスタオルを掛ける場所もちゃんとあるのがいいですね。
余談ですが、タオルがフッカフカで感動しました!
アメニティがお洒落!
そして、目を引くのはこちらの本。
洗面台に本?と思って開いてみると…
中にはアメニティがパズルのようにぎっしり!
取り出してみますと…
- 歯ブラシ
- シャワーキャップ
- 泡だてネット
- バニティキット
- ヘアブラシ
こんなところにも、メズム東京の並々ならぬこだわりと言いますか、遊び心を感じさせました。
バスローブ
ふと振り向くと、そこにはバスローブが。
ベルトが帯&帯締めみたいになっていて、これも日本らしさを意識しているのでしょうか。
写真ではわかりづらいのですが、開いてみると実はボタンで前を止められるようになっているため、パジャマとしても使えます。
しっとりと肌触りがよくて、寝心地抜群でした♪
子供用アメニティはリクエスト制
ちなみに、子供用アメニティもお願いすれば持ってきていただけました。内容は、歯ブラシ、スリッパ、オールインシャンプー。
このシャンプーは、「ジャムレーベル」というメーカーの商品です。
髪と肌の専門家が5年がかりで作り上げたというラインで、低刺激なのにほんの少量ですばやく豊かな泡がたち、コンディショナー不要で洗い流せば全て完了、という手軽さが子供にぴったりなシャンプー!
普段から無添加・低刺激なものを使っているので、宿泊先でこういったものを用意してもらえるのはとてもありがたい限り。
私も使ってみたところ、髪の毛はサラフワ&肌はツルツルになって、とっても気に入りました。
浴室
さて、浴室はこんな感じです。ベッドルームとはガラスで仕切られていて、いかにも都会のホテルといった印象。
シャワーヘッドはレインとハンドの2本ありました。
洗い場付きなので、水漏れを気にする必要はありません。やっぱり日本人はこのタイプが落ち着きます。
写真は撮りませんでしたが、自動給湯式で、満水になると勝手にストップしてくれるのも素敵ポイント。
同じマリオット系列では、シェラトン都でもこのタイプでしたね。
バスソルト付き
浴槽には、バスソルトも2つ添えられていました。
お湯に溶かすとブルーになり、こちらもホテルのテーマカラーを意識したものと思われます。
シャンプー
最近は環境保護のため、マリオット系列ホテルでも、使い捨てプラ容器の廃絶に向けての取り組みが進んでいます。
ということで、シャンプー・コンディショナー・ボディソープは大きなディスペンサーでの提供でした。
こちらは木村拓哉さんのCMでおなじみ、「BULK HOMME(バルクオム)」というブランドのものです。
謳い文句は「メンズスキンケアのベーシックを追求し、世界中の男性の肌へ新しい価値を提供するスキンケアブランド」ですが、メズム東京オリジナルとして、男性も女性も心地よく使える、嗅覚と触覚に訴えるバスアメニティを開発したのだそう。
確かに、ユニセックスな爽やかな香りが印象的でした。
クローゼット
バスルームを出てさらに進んだ右手には、クローゼットが。
中にはスリッパ、ハンガー、アイロン台と荷物台が収まっていました。
その脇にあったのは、2足の雪駄。窮屈な靴や靴下を脱いで履くと、なんとも言えない開放感がありますね。
荷物台の引き出しの中には、セーフティーボックスとアイロンに…
靴磨きとランドリーバッグが入っていました。
ベッドルーム
それでは、いよいよメインのベッドルームへ。
バスルームやお手洗いを広めに取っていることもあり、それほど大きくはありませんが、このホテルならではの魅力がたっぷり詰まっています。
全室ピアノ付き♪
まず驚いたのは、なんと全てのお部屋に電子ピアノがあること!
もちろん本物で、いつでも気が向いた時に弾くことができます。
普段楽器に触る機会が少ない子供たちは大喜び!飽きることなく延々と遊んでいて、いつものホテルステイとは一味違う楽しさがあったようです。
隣近所の迷惑にならないか、子連れだとただでさえ音が気になるものですが、「防音仕様なのでその心配はありません」とのこと。私たち自身も、他のお部屋からの音は全く聞こえませんでした。
ベッドはふかふか
真っ白いリネンに覆われたベッドは、幅135cmが2台。ちょっと小ぶりなダブルサイズ、といった感じでしょうか。
さすが高級ホテル、ふんわりもっちりとしたスプリングで、とても快適に眠れました。
昔懐かしい黒電話
ベッドのそばに置かれていたのは、昭和生まれにはなんとも懐かしいフォルムの黒電話。
子供たちはダイヤル式の電話を見たことも触ったこともないはず…。レトロで可愛いですね。
ミニバー
ベッドの正面にあるキャビネットは、全て無料のミニバーとなっています。
上に並んでいるのは、湯沸かしポットとコーヒー一式、ミネラルウォーター。フィルターで淹れる形式はちょっと珍しいですね。アンティークっぽいカッパーゴールドなのもステキ。
コーヒーは猿田彦珈琲のものです。同じマリオット系列では、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのクラブラウンジでも採用されています。
コクが深く本格的な味わいが、ホテルステイをより上質なものにしてくれますね。
メズム東京オリジナルのミルキー
引き出しを開けると、紅茶・コーヒー・フレッシュなどとともに…
ペコちゃんマークの小箱が2つ入っていました!
メズム東京の制服に身を包んだペコちゃん、ちょっと斬新です。
ちなみにこの制服を人が実際に着用すると、こんな感じ。
全てのスタッフ(メズム東京では“タレント”と呼びます)さんが、このヨウジヤマモトさんによる、ホテルにはちょっと珍しいカジュアルなデザインを身にまとっています。
上海のWホテルでも、同じくカジュアルダウンした制服が採用されていて、最初は「あれっ?ホテルの人なんだ!」とびっくりしたことを思い出します。メズム東京に初めて来た方も、その斬新さにちょっと驚かれるかもしれませんね。
箱の中には、おなじみのミルキーが入っていました。
大抵のホテルの無料ミニバーは大人向けですので、こういうラインナップはとっても嬉しいものです。
抹茶も
さらに下の引き出しを開けてみますと、なんだか抹茶が似合いそうな器がある…と思ったら、奥に茶筅まであるではないですか??
引き出しの1段目をよくよく見ると、しっかり抹茶のパウチがありましたので、さっそく点ててみることに。
まさか都会のホテルでこんな体験が出来ようとは。
久々に味わう抹茶の美味しさはもちろんのこと、すごく新鮮なひとときで感激でした!
そうそう、ミニバーの下には冷蔵庫も入っていまして、こちらのミネラルウォーター・ビールともに無料で楽しめます。
25階には、アルコールドリンクメニューが充実したラウンジ(クラブメズム)もあり、プラチナ会員なら無料で使うことができますが、お部屋でいただくビールはやっぱり格別ですね。
お部屋のコントロールからチェックアウトまでタブレットで
なお、こちらのお部屋では照明からクーラー、カーテンの操作はもちろん、緊急ブザー、チェックアウトまでこちらのタブレットで操作することができます。
プリンスギャラリー紀尾井町でも同じような感じでしたが、いかにも最先端シティホテルっぽいですね。
バルコニーからは最高の眺めが!
そして最後にご紹介するのが、このお部屋最大の魅力。
椅子とテーブルが備えられたバルコニーです。
ハワイにあるホテルのラナイを彷彿させるこちらのスペース。
この通り、東京のベイエリアを一望出来るのです!
遠くスカイツリー、そして足元には浜離宮の豊かな緑が広がっていました。
風に吹かれながら、心なごむひととき。何にも替え難いものですね。
メズム東京にお泊まりの際には、ぜひこのガーデンビュー・バルコニー付きを選ぶことをオススメします♪
最後に
ということで、今回はメズム東京のchapter1 ダブル,ガーデンビュー,バルコニー付きについて詳しくご紹介しました。
こちらのホテルはモダンジャパニーズと言うのでしょうか、最新鋭の設備なのに、どこかレトロ感も漂っていて、「今までにない新しい」「最高級の中に“和”を感じる客室」との紹介文そのままが体現されています。
おそらくメインターゲットとして想定されていたのは、オリンピックに合わせて来日するインバウンド客だったのかもしれませんが、日本人にとっても、古くて新しい素敵な経験が出来るホテルでした!
チャプター2の宿泊記はこちら↓
ホテル概要
ホテル名 | メズム東京オートグラフコレクション |
リワードカテゴリー | 6(無料宿泊必要ポイント:40,000/50,000/60,000) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | あり |
住所 | 〒105-0022 東京都港区海岸1-10-30日本 |
電話 | 03-5777-1111 |
部屋数 | 265部屋 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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