香港の五つ星ホテル、「リッツ・カールトン香港」。
2011年に、世界で最も高いところにあるホテルとしてオープンしました。
香港・九龍半島の摩天楼の中にそびえ立つ、490mのインターナショナル・コマース・センター(ICC)102〜118階を占め、ビクトリアハーバーや香港島の壮大な景色を堪能することが出来るとっても素敵なホテルです!
今回は、リッツ・カールトン香港のアクセス事情について詳しくご紹介したいと思います。
リッツ・カールトンに宿泊する方だけでなく、香港滞在中に九龍駅周辺を行き来したいという方にも、ご参考になれば幸いです。
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九龍駅にはもう一つ、同じマリオット系ホテル『W香港』が直結しています。
リッツ・カールトン香港ホテル概要
まずはホテル概要から。
名称 | リッツ・カールトン香港 |
住所 | International Commerce Centre (ICC), 1 Austin Rd, West Kowloon, 香港 |
階数 | 102階から118階 |
客室数 | 312室 |
ホテルランク | |
チェックイン時刻 | 14:00 |
チェックアウト時刻 | 12:00 |
(2019年時点)
九龍駅からリッツ・カールトン香港へのアクセス
香港は「香港島」と「九龍半島」の2つのエリアに大別できますが、リッツ・カールトン香港があるのは、九龍半島側。
最寄り駅は、香港国際空港から香港島までを結ぶ高速列車「エアポートエクスプレス」の九龍駅です。そして嬉しいことに、リッツ・カールトン香港は九龍駅に直結しています。
九龍駅からリッツ・カールトン香港までの行き方
九龍駅からホテルまでは、ショッピングモール「ELEMENTS」を通って徒歩5分ほど。雨に濡れる心配もありませんし、モール内のテナントもとっても充実しているので、あっという間の道のりです。
まず、電車を降りたら出口方面へ向かいましょう。案内板にはリッツ・カールトン香港の中国語名である「香港麗思卡爾頓酒店」の文字が。
英語でも書かれているのですが、小さくてちょっと見づらいので、中国語の語感だけでも覚えておくといいかもしれません。また、展望台「天際100(Sky 100)」も同じ方向なので、どちらかを目指していけばOKです。
エレメンツを通って展望台方面へ
九龍駅の上がショッピングモールELEMENTS(エレメンツ)です。
エレメンツとは風水の五行思想を指し、モール内はその名の通り、五行(火・水・木・金・土)それぞれの名がついたエリアに分けられています。
リッツ・カールトン香港があるのは「金」のエリア。「METAL 金」の表示に従って進みましょう。
週末ということもあり、モール内はかなり賑わっています。進んでいくうちに、「リッツ・カールトン香港」の文字は消えてしまいましたが、天際100/酒店(中国語でホテルの意)という表示を頼りに奥へ。
途中からリッツ・カールトン香港の表示も復活しました。同じマリオットボンヴォイ系列ホテルである「W香港」もこのビルに直結しているため、まとめて「酒店(ホテル)」と表示されていたんですね。
エスカレーターで上のフロアへ
リッツ・カールトン香港の到着ロビーは9階。ここまで歩いてきたフロアから、エスカレーターを2度上がります。
ここからがちょっとわかりづらいのですが、このエレベーターホールまで来たら、右手の奥へ進みましょう。
エントランスに到着
エレベーターの脇まで来ると、ひっそりと隠れるように佇むリッツ・カールトン香港の入口が見えました!
中に入ってすぐのところにあるエスカレーターを上ると…
リッツ・カールトン香港の9階アライバルロビーに到着です!
ここにはスタッフさんが何人か常駐しており、目を合わせただけですぐに寄って来てくれました。
チェックインは103階のレセプションロビー、またクラブフロアに宿泊する場合は、116階のクラブラウンジで行うこととなります。
途中ちょっとわかりにくいところもありましたが、無事に到着できて一安心。
天候に左右されることもなく、基本的にずっとバリアフリーな道のりなので、大きなスーツケースがあってもラクラクですね。
チェックイン時のアップグレード結果~お部屋の様子はこちらをどうぞ↓
リッツ・カールトン香港に泊まるなら、ぜひ利用してみて欲しいのがクラブラウンジ。その豪華絢爛な内容はこちらで詳しくご紹介しています。
リッツ・カールトン香港から主要観光地へのアクセスは?
それでは続いて、リッツ・カールトン香港から主要観光地へアクセスしたい場合の交通事情について解説します。
宿泊する前に色々調べてみたものの、現地の事情がよくわからず、結局ホテル到着後にコンシェルジュの方に相談しました。
香港MTRでアクセスできる場所
まずは香港の電車路線図を見てみましょう。リッツ・カールトン香港に直結する九龍駅は、図中の赤枠で囲んだところです。
九龍駅には、先述の通り「エアポートエクスプレス」と「香港MTR(Tung Chung線)」が乗り入れています。
観光客がよく利用する施設へ行く場合の、交通手段や所要時間を表にまとめてみました。
目的地 | 路線名 | 所要時間 |
香港国際空港 | エアポートエクスプレス | 直通・24分 |
香港/中環(香港駅直結) | エアポートエクスプレス | 直通・2分 |
香港ディズニーランド | Tung Chung線+ディズニーランドリゾート線 | 乗換1回・1時間30分 |
上記の通り、香港国際空港や香港島へのアクセスは上々ですね!香港ディズニーランドまでだと結構時間がかかるものの、乗り継ぎは一回だけなので簡単です。
香港島まではたったの2分と近く、ちょっと遊びに♪も気軽に出来ちゃいます。香港駅から左右に移動したい場合は、MTRにトラムもあるので全く不自由しませんでした。
スターフェリーに乗る場合はタクシー併用
九龍半島と香港島を結ぶ交通機関には、スターフェリーもあります。
情緒あふれるレトロな客船で、香港らしい風景を眺めながらのひととき。しかも片道50円ほどととってもリーズナブル!単なる移動手段を超えた魅力がありますよね。
私も香港に来たからには一度は乗ってみたい!と思っていたのですが、残念ながら諦めることになってしまいました…。
その理由はこちら。スターフェリーの路線図です。
九龍半島側フェリー乗り場 | 香港島側フェリー乗り場 |
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香港島側には中環・湾仔と2つの乗り場があるのに対し、リッツ・カールトン香港がある九龍半島側には、尖沙咀(チムサーチョイ)の1つだけしかありません。
リッツ・カールトン香港から尖沙咀の乗り場までは2kmほどあり、そこまで行くには30分に一本のバスを利用するか、はたまたタクシーに乗るかといったところ。電車だと、離れた駅からかなり歩く必要があります。
時間・体力的事情から、泣く泣く諦めたわけというです。
とは言いつつ、やっぱりいつかは乗ってみたいもの。もし次回訪れる機会があれば、まず九龍からエアポートエクスプレスで香港(中環)に行って観光し、そこからスターフェリーでチムサーチョイへ。買い物を楽しんだ後、タクシーでホテルまで帰るというルートが一番効率が良さそうな気がしています。
尖沙咀はタクシー利用がベスト
一大ショッピングエリアの尖沙咀(チムサーチョイ)へは、上でも触れた通り、電車やバスだと結構不便なところにあります。
この地域には、「クッキーストリート」と呼ばれる香港名物の美味しいクッキーを販売するお店がたくさんある他、驚異的なレートで換金できる「重慶大厦(チョンキンマンション)」などもありますので、香港に来たら是非とも立ち寄りたいスポットです。
最初はちょっと歩いてでも電車に乗ろうかと思っていたのですが、運行間隔も結構長いようなので、コンシェルジュさんに相談の結果、タクシーを利用することにしました。所要時間は約10分、片道の運賃は35HKD(≒490円)ほど。
特に買い物帰りは荷物も多く、その上雨も降っていたので、結果として大正解だったと思っています!
最後に
今回は、リッツ・カールトン香港のアクセスについてご紹介しました。
・九龍駅からリッツ・カールトンまでは徒歩5分程度
・九龍駅からは「エアポートエクスプレス」と「香港MTR(Tung Chung線)」を利用可能
・香港国際空港、香港島へのアクセスは良好
・香港ディズニーランドは乗り換え1回だけでOK
・尖沙咀へはタクシーがベスト
九龍駅に直結しているだけあって、香港島や香港国際空港を利用するにあたっては、これ以上ないほど便利なホテルです。
ただし周辺には目ぼしいお店や名所があまりない印象。
ただし、リッツ・カールトン香港のクラブフロア滞在者には、空きが有る限り何度でも使える高級車での片道送迎サービスが付いていますので、これが利用できるならかなり便利になると思います。
詳しくは、こちらの記事をどうぞ!
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