日本全国の空港に14箇所設置されている「国内線JALサクララウンジ」。
JALの上級会員を対象に、搭乗までの時間をのんびりリラックスして過ごせるよう、無料のドリンクやスナックなどを提供しています。
数ある中でも今回ご紹介するのは、福岡空港JALサクララウンジ！
ラウンジ自体は2017年にリニューアルオープンしましたが、2019年に福岡空港国内線ターミナルが綺麗に生まれ変わったことで、エントランス付近の印象も一変しました。
以下ではエントランスから中の様子、そして利用条件等も含めて詳しくレポートします♪
福岡空港JALサクララウンジへのアクセス
さて、サクララウンジがあるのは2階出発フロア南側。赤丸で囲んだところです。
ANAのラウンジと隣り合って立派なエントランスがありますので、すぐわかるかと思います♪
JGC&ファーストクラスそれぞれにチェックインカウンター・保安検査場設置
エントランスはダイヤモンド・プレミアラウンジと共通ですが…
中に入ると、右手がダイヤモンド・プレミア対象者用の「JALファーストクラスエントランス」、左手がサクララウンジ用の「JALグローバルクラブエントランス（JGCエントランス）」と分かれていました。
ちなみに正面にある書は「リアルタイムに変化していくデジタルアート」。訪れた時間によって趣が変わるのだとか。夜は暗闇の中で金色に輝く文字へと変化するそうなので、いつか見てみたいものです！
どちらのカウンターから入っても、行き着く先は結局同じレセプションデスクなのですが、せっかくなので今日は左側のJGC側から行ってみましょう。
荷物を預ける方はチェックインカウンターで手続きを。特になければ、そのまま奥の保安検査場へと進みます。
保安検査場を出ると、正面にラウンジへと続くエスカレーターがあり、ここでファーストクラスエントランスから出てきたお客さんと合流します。
ちなみにエスカレーターの左には、搭乗待合室側からの入口が。一般の保安検査場から搭乗待合室内に入った場合は、ここから入場可能です。
エスカレーターを上った先には、ダイヤモンド・プレミアラウンジと共通のレセプションが設けられており、各々ここで入室手続きすることになります。
サクララウンジ利用条件
さて、サクララウンジに入室するための条件はこちら！
- JAL国内線ファーストクラスにて当日当該空港よりご出発、または同クラスに当日お乗り継ぎのお客さま（同行者1名さまもご利用可能）
- JAL国際線ファーストクラス、ビジネスクラスからもしくは同クラスへ翌日午前6時までにお乗り継ぎのお客さま
JALが運航する他社便名のコードシェア便と他社が運航するJAL便名のコードシェア便の一部は除きます。 国際線ファーストクラスをご利用のお客さまは、同行者1名さまもご利用可能 - JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ各会員（同行者1名さまもご利用可能 ）
- 同行者2人目、3人目はラウンジクーポン、おひとりさま1枚でご利用可能
※いずれの場合も3歳未満は同行者数に含まれず
この他、ドコモのプラチナクーポンで利用する方法もあります。私も実際にノンステータス時代、那覇空港で利用しました♪
半永久的にJALサクララウンジを使うには、人気TV番組「沸騰ワード10」でもおなじみ、JGC修行がオススメ。その魅力の虜になる人続出中です♪詳しくはこちらの記事をどうぞ！
サクララウンジの全容
それではさっそく中に入ってみましょう。
サクララウンジのフロアマップはこちら。大きく分けて、シーティングエリアとダイニングエリアの2つから成っているようですね。
喫煙室はダイヤモンドプレミアラウンジと共用で、あいにくシャワーやマッサージチェアはありません。
シーティングエリア
入口正面には、どこか和を感じさせるモダンなカウンター席が設置されていました。
特徴的なのは、こちらの茶筌を思わせるペンダントライト。柔らかな曲線を描き、無機質になりがちな空間を優しく彩っています。
シーティングエリアの左半分を占めるソファエリアは、JALらしい赤をアクセントカラーに取り入れた、とっても落ち着く雰囲気。
カウンター席の正面は駐機場となっており、飛行機を間近に感じることができます。
各席に掛けられたランタンも、なんだかレトロで可愛いですよね♪
クローク
シーティングエリア内には暗証番号式のクロークが用意され、スーツケースやお土産品などを預けることができます。
ちなみに、一旦買い物などでラウンジを出る場合でも、飛行機搭乗時に忘れさえしなければ、預けっぱなしでも構わないとのことでした。
コピー機
さらに一角には、コピー複合機も完備。最近はあまり使っている人を見かけませんが、いざという時にあると助かる存在です。
お手洗いも和風で素敵！
一番奥にあるお手洗いは、白木調×黒ですっきりスタイリッシュな印象。
シーティングエリアの温かみがある色調も素敵ですが、お手洗いはこのくらい明るい方が清潔感があっていいですよね！
洗面所には、ダイソンの蛇口＆ハンドドライヤー一体型という最新式。
今のところサクララウンジの他では見かけたことがないので、毎回よく出来てるなぁと使いながら感心してしまいます（笑）。
ダイニングエリア
そしてサクララウンジ最大の魅力は、何と言っても無料でドリンクやスナックを楽しめるということ！
ここ福岡空港でも、充実したラインナップを備えています。
ドリンクメニュー
まず冷蔵庫にはウーロン茶・牛乳・アップルジュース・トマトジュース。
一時期、サクララウンジの牛乳が美味しいと話題になりましたので、初めての方はぜひ一度お試しを。トマトジュース＋ビール＝レッドアイを作るのもオススメです！
ジュースサーバーでは炭酸水からコーラ、野菜ジュースなど様々なドリンクを楽しめます。
ビールの銘柄は、キリン一番搾りとアサヒスーパードライ。
最近はすっかり慣れてしまいましたが、考えてみると生ビールが好きなだけ無料で頂けるって、かなり凄いことですよね！
アルコールは、その他にも焼酎とサントリーローヤルウィスキーが。
焼酎の銘柄は、おなじみ黒霧島と黒白波です。ウイスキーだけ、ということも多い他空港のサクララウンジと異なり、二本も焼酎が置いてあるのがさすが九州ですね。
ちなみに、スナックはご覧の通り「あられミックス」でした！
伊丹空港や松山空港のサクララウンジでは、個包装のJALオリジナルスナックが置いてありましたが、これがある空港とない空港の違いは何なのでしょうか。今度聞いてみたいなと思っています。
温かい飲み物が欲しい方には、コーヒーマシン（ブレンド・エスプレッソ・カフェラテ・カプチーノ）や…
日本茶や紅茶のティーバッグも用意されています♪
ちなみに、ドリンクカウンターを擁するダイニングエリアはこんな感じでとってもスタイリッシュ！
テーブル席とカウンター席が用意されていて、用途に応じて使い分けることができます。
搭乗時間まで、こんな素敵な空間でドリンクとスナックを楽しめるのはやっぱり最高ですね！
最後に
ということで、今回は福岡空港のJALサクララウンジについて詳しくご紹介しました♪
2017年リニューアルということで、インテリアも設備も最新式。とっても居心地のいいラウンジです。
窓が大きく、飛行機を眺めながら過ごせるのもいいですよね。
機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください！
これまでに訪れた空港ラウンジ訪問記はこちらから↓
JALサクララウンジ設置空港
2022年現在、JAL国内線サクララウンジは以下14空港に設けられています。
ちなみに、国際線のサクララウンジは以下の空港に設置。意外と（？）ワールドワイドに展開されています！
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- ダニエル. K. イノウエ国際空港（アメリカ・ハワイ）
- サンフランシスコ国際空港（アメリカ）
- フランクフルト空港（ドイツ）
- スワンナプーム国際空港（タイ）
- ニノイ・アキノ国際空港（フィリピン）
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