全国14空港に設置されている「JALサクララウンジ」。
JALグループの搭乗客の中でも、限られた人しか利用することができない特別な空間です。
ご当地色を生かしたスタイリッシュで快適な空間の中、搭乗までのひと時を優雅に過ごすことが出来るのですが、中でも今回ご紹介するのは、新千歳空港のJALサクララウンジ！
利用条件から、お部屋の中の様子、コロナ禍でのサービス内容まで詳しくご紹介します。
新千歳空港JALサクララウンジへのアクセス
ではまず、ラウンジへのアクセス方法から。新千歳空港では、国内線ターミナル南側にJALサクララウンジが設けられています。
サクララウンジ利用対象者なら、JGC用のチェックインカウンターと専用保安検査場を利用可能。
カウンターで手続きを終えたら、そのままお隣の黒いエントランスから保安検査場へと、スムーズに搭乗待合室内に入れるようになっていました。
ただし、ファーストクラスチェックインとは異なり、保安検査場とラウンジは直結していません。
検査を受けて一旦搭乗待合室に入った後、少し右手に進んだこちらの入口からラウンジへ入ることになります。
ドアをくぐると、エスカレーターが。正面左奥に見えるのは、ファーストクラスチェックインから続く専用保安検査場です。
ファーストクラスチェックイン＆ダイヤモンドプレミアラウンジ編は、こちら↓からどうぞ。
エスカレーターで上がったところが、サクララウンジ＆ダイヤモンドプレミアラウンジ共通のレセプションです！
国内線サクララウンジ利用条件
国内線サクララウンジの利用条件はこちら。
- JAL国内線ファーストクラスにて当日当該空港よりご出発、または同クラスに当日お乗り継ぎのお客さまと同行者1名
- JAL国際線ファーストクラス、ビジネスクラスからもしくは同クラスへ翌日午前6時までにお乗り継ぎのお客さまと同行者1名
- JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ各会員と同行者1名（同行者2人目、3人目はラウンジクーポン、おひとりさま1枚でご利用可能）
- JMBクリスタル会員（会員ご本人様のみラウンジクーポンにてご利用可能）
- ワンワールドエリートステイタスの「エメラルド」もしくは「サファイア」会員
私は昨年獲得したJGP（JGCプレミア）ステータスで利用しました！
レセプションデスクに置いてある機械に搭乗券やJALカードをかざせば、入室手続きは完了です。
左手奥へと進みましょう。
新千歳空港サクララウンジの全貌
新千歳サクララウンジのフロアマップはこちら。ピンクで囲ったところです。
（JAL公式サイトより）
クローク
入ってすぐのところには、ダイヤルナンバー式のロッカーを完備。一番下の段には、スーツケースも入ります。
通話ブース
ラウンジ内では通話禁止のため、必要な方はこちらの通話ブースへ。ドア付きで、プライバシーもバッチリです。
お化粧室
小松空港や松山空港など、小さな空港にあるサクララウンジでは、室内にお手洗いがないこともありますが、さすがは国内屈指の規模を誇る新千歳空港。
しっかりと、ゆとりあるサイズのお化粧室がありました。
白木調で明るさ・清潔感が感じられます。ちょっと雪見窓を思わせる鏡も素敵ですね♪
コピー＆FAX
サクララウンジには、コピー＆ファクス機も用意されていました。
もちろん無料で利用することができますが、ファクス受信はできません（送信のみ）。
ラウンジエリア
では、メインとなるラウンジエリアを見てみましょう！
JALさんらしく、赤をアクセントにした室内。
窓側にはカウンター席も。
ここからは、駐機場を一望することができます。
さらに、スタイリッシュなテーブル席も用意されていました。
ダイニングエリア
続いてこちらは、ドリンクカウンターを擁するダイニングエリア。
カウンターの中央には、正面の人と視線が合いにくいように照明が吊るされていました。機能性はもちろん、見た目にも和が感じられて素敵です。
おつまみ＆ドリンクメニュー
それでは、カウンターに置かれたメニューを見てみましょう！
まずはビールサーバー。
銘柄は国内主要メーカーの以下4種です。
- キリン一番搾り
- サントリーモルツ
- アサヒスーパードライ
- サッポロクラシック
羽田空港や伊丹空港のサクララウンジでは、サッポロ黒ラベルが置かれている一方、新千歳ではご当地限定のクラシックとなっていました。
沖縄・那覇空港ではオリオンビールや泡盛を提供するなど、随所にご当地色を取り入れているのも、JALサクララウンジの特色の一つです。
ジュースサーバーはちょっと旧式？コカコーラやオレンジジュース、冷たいお茶類がラインナップされていました。
以前は冷蔵庫にピッチャーで入っていたトマトジュースは、卓上のサーバーで復活。
傍らには、おつまみとして亀田製菓のおせんべい（ソフトサラダ・カレーせん・ハッピーターン）が並んでいます。
一種類だけ出しておいて、なくなったら違う種類を補充、という方式のサクララウンジも多い中、いつも3種類常備されていると、選ぶ楽しみがあっていいですね。
こちらはティーバッグ。日本茶・紅茶・インフュージョンなど揃っています。
そしてこちらはコーヒーマシン。
コーヒー豆は、「JAL CAFÉ LINES」という、日本航空のオリジナルブレンドを採用しています。
公式サイトでは、以下のように紹介されていました。
くつろいだ空間に欠かせないコーヒー。JALはコーヒーに徹底的にこだわっていきます。JALのオリジナルコーヒーは、香り豊かで、心地よい爽やかな酸味が魅力的なコーヒーに生まれ変わります。世界中のコーヒー豆を知り尽くしたコーヒーハンター川島良彰氏と、焙煎・抽出のスペシャリストである石脇智広氏をアドバイザーに迎え、共同開発したJALでしか飲めないオリジナルコーヒーです。
（JAL公式サイトより）
近年、ANAでもオリジナルコーヒーが提供されていますが、機内だけでなくラウンジでもこうして旅気分を満喫できると嬉しいですね♪
最後に
ということで今回は、新千歳空港のJALサクララウンジについて詳しくご紹介しました！
2016年6月にリニューアルが完了しており、ジャパニーズモダンなインテリアにご当地らしいメニューなど、隅々まで洗練された素敵な空間でした。
現在は新型コロナの影響で、サービスが一部縮小されていますが、ピッチャーをサーバーに変更するなど、できるだけ以前と同じサービスを提供しようというJALさんのお心遣いを感じます。
JALのステータスがなくても、ドコモのクーポンやファーストクラスに搭乗することで入室可能ですので、機会がありましたらぜひ立ち寄ってみてください♪
JALサクララウンジ設置空港
実は国内線JALサクララウンジは、全ての空港に設置されているわけではありません。2021年5月時点では、以下の14空港だけ。
ちなみに、国際線のサクララウンジは以下の空港に設置。意外と（？）ワールドワイドに展開されています！
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
- ダニエル. K. イノウエ国際空港（アメリカ・ハワイ）
- サンフランシスコ国際空港（アメリカ）
- フランクフルト空港（ドイツ）
- スワンナプーム国際空港（タイ）
- ニノイ・アキノ国際空港（フィリピン）
これまでの空港ラウンジ訪問記はこちら↓
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