動物園の人気者「コアラ」。
日本にもコアラを見ることができる動物園はいくつかありますが、実際に触ったり抱っこしたりすることはできません。コアラは見た目によらず?神経質な生き物なので、過度のストレスを与えないために、触ることが禁止されているのです。
でも、旅行先でコアラを抱っこしている人の写真を見たことはありますよね。どうすれば、コアラに触ることができるのでしょうか?
その答えは「オーストラリア」です。
オーストラリアと言えばコアラ、コアラと言えばオーストラリア。コアラの本場であるオーストラリアに行けば、コアラに触ったり抱っこしたりすることができます。
以下では、オーストラリア・シドニーのコアラが触れる動物園の様子を、現地の旅行記とあわせて詳しくご紹介していきいます
ANAマイルでオーストラリア旅行を実現
今回は、ANAビジネスクラスを使って、家族4人、オーストラリア・シドニーに訪れました!
もちろん庶民の我が家が、4人分ものビジネスクラスチケットを購入できるわけはありません。今回も、陸マイラー活動で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用します。
ANAの国際線特典航空券は取りづらいとの評判ですが、数ヶ月にわたってトライし続けたところ、幸運にも空席待ちが成功し、子供二人と夫を連れて行けることになりました。
出発当日は、ANAダイヤモンドメンバー特典のスイートラウンジやダイニングhを堪能し、子供達は初めての「ベッドになるお椅子」に大喜び。9時間のフライトで、体調や機嫌を崩すことなく、無事シドニーに到着することが出来ました。
ザ・ウェスティンシドニー到着
1日目の宿泊先は、シドニーのCBD(ビジネス中心区域(Central Business District))にある「ザ・ウェスティンシドニー」です。
ウェスティンといえば、言わずと知れた世界的高級ホテルチェーン。特にこのシドニーのウェスティンは、歴史を感じさせる瀟洒な佇まいと、広々とした客室が魅力です。
内部の様子はこちらで詳しくご紹介しています。
航空券だけでなく、このホテルもスターポイントを使って無料で宿泊しました。何かと出費の多い子連れには嬉しい限りです。
スターポイントとは、世界的ホテルチェーンSPG系列のホテルで貯めたり使ったりできるポイントのこと。今、紹介プログラムで入会すると、最大12,000ポイントを獲得することが出来ます。詳しくはこちら↓
さっそくお出かけ
夫がしばらく飛行機酔いでぐったりしていたので、初日はこのままホテルでゆっくりしようかとも考えましたが、翌日からはあいにく雨の予報。今日を逃すと、家族を連れて行きたかった郊外のフェザーデール動物園に行くのが難しくなってしまいます。
そうなってしまえば、シドニーに来た意味も半減することになる(個人的に)ので、ここはちょっと頑張ってもらって、お昼過ぎから出かけることにしました。
詳しい行き方や園内の概要はこちらでご紹介しています。
サンドイッチをBig Bite on Pittで購入
この日は、朝8時ごろ機内食を食べたきりでしたが、疲れからか誰もまだ食欲がないということだったので、どこかでお昼ご飯をテイクアウトし、動物園に持って行くことに。
昨年のシドニー旅行の際にも重宝した口コミサイト「Zomato(ゾマト)」で調べたところ、ホテルから徒歩7分ほどのところにある「Big bite on pitt(ビッグバイトオンピット)」というサンドイッチのお店が駅までの通り道にある上、評判も良さそう。
そうと決まればさっそく出発です!
その名が示す通り、お店はピットストリートに面しています。通りに沿っててくてく歩いて行くと、目的の250番地を発見。外国の住所はわかりやすくていいですね。
お店は奥まったところにあります。お昼時ということもあって、順番待ちの列が外まで続いていました。
店内はこんな感じ。壁際にずらっと並んで、まずショーケースの奥にいる女性の店員さんに注文し、出来上がったら右端の男性店員さんに代金を支払って商品を受け取るシステムです。
メニューはこちら。お店のHPからお借りしました。
サンドイッチは一律11ドル、支払いは現金のみとなっています。
ローストビーフやツナ、サーモン、ターキーといろいろありますが、共通しているのはバジルオイルとレモン&チャイブ(浅葱)マヨネーズを使っていること。耳馴染みのない調味料ですが、何だかこだわりが感じられますね。
私はシュニッツェル(カツレツ)をオーダー。店内はガヤガヤしている上、特に紙の控えなどもないので、自分の注文をしっかり覚えて、よく耳をすませていないと聞き逃してしまいます。
慣れない仕組みに少々緊張しましたが、5分ほどで無事に注文品をゲット。
写真では分かりにくいかと思いますが、とっても巨大です。手のひらには収まりませんし、厚さも規格外。大人でも半切れでお腹いっぱいになりそう。これは食べるのが楽しみですね。
それでは、お昼ごはんも無事確保したことですし、ここからタウンホール駅まで3分ほど歩いて、電車でフェザーデール動物園に向かいます。
最寄駅ブラックタウンへ
タウンホールから、動物園の最寄り駅ブラックタウンまでは約50分。車内では夫も子どもも爆睡…。
おかげで、到着する頃には大分体力が戻った様子でした。
ブラックタウン駅から動物園までは、さらに3kmほどあります。昨年来た時は、1人だったこともありバスに乗りましたが、今回は4人ですし、体力温存のためにタクシーを選択することにしました。
ブラックタウンはそこまで大きな駅ではないものの、タクシーは駅前に沢山停まっていますので安心。これなら気軽に利用できますね。
動物園まであと少し!なんとかお天気ももってくれそうですし、急いで出発しましょう。
フェザーデール動物園に到着!
タクシーに乗車して5,6分。目的地のフェザーデール動物園に到着しました!
電車で眠って、すっかり元気満タンになった子どもたち。動物園を前にしてテンションMAXです。ではでは、さっそく入場するとしましょう。
ファミリーチケットでちょっとお得に
前回は、空港で貰えるガイドブックの中に20%オフクーポンが入っていましたが、今回の来豪では残念ながら見つけることが出来ませんでした。
というわけで、ファミリーチケットA(大人2・小人2)88ドルを購入することに。バラバラに買うより10ドルお得になります。
チケットと一緒に、園内マップももらえました。昨年来た時から比べると、ちょっとリニューアルされたみたいですね。さっそく入ってみましょう!
可愛いカンガルー達がお出迎え
入ってすぐ、小さな可愛いカンガルーたちが出迎えてくれました。一応形ばかりの柵はありますが、隙間が大きいので、柵の外にもたくさんのカンガルーが出て遊んでいます。
これには子どもたち大喜び!園内で売っている餌(1ドル)を買って、さっそくあげてみることにしました。
カンガルーも慣れたもので、手を差し出すと、ちょこんと前足をのせて餌をもぐもぐ…
こっ…これは…たまらなく可愛い♡♡♡
子どもたちが体を撫でても全く嫌がる様子は見せず、されるがまま。
カンガルーとこんなに近くで触れ合えるなんて、日本ではめったに出来ることではありません。都会に住んでいると、動物に触る機会自体なかなかないので、子どもたちも期待していた以上に喜んでくれました!入場早々、連れて来た甲斐があったな〜と幸せな気持ちに。
放っておいたら、一日中でも飽きずに構い続けていそうですが、お天気もそんなに長く持ちそうにないので、次のコーナーへ。なお、奥にもカンガルーコーナーがありますので、餌の残りもそのまま持って移動しましょう。
動物園の目玉、コアラコーナー
続いてやって来たのは、一番の目的だったコアラコーナー!
以前はこんなゲートはなかったような。
どうやら、新しく「コアラエンクロージャー」という展示コーナーが出来たようです。まずは、そちらに向かいます。
コアラエンクロージャーはウォークイン形式の展示コーナー
ここがそのエンクロージャー入口。ドアには「ウォークイン」と書かれていました。
特に料金などはかかりません。そのまま入るだけです。
中に入ると、自然そのままを模した鑑賞スペースになっていました。
お昼は眠っていることが多いコアラですが、ここにいた子達は皆木登りをしたり、ユーカリの葉っぱを食べたりと、元気な様子を見ることができます。
手を伸ばせば届きそうなくらい近くでじっくりコアラを観察できるのが嬉しいですね。これもなかなか日本では体験できないことなのではないでしょうか。
コアラと記念撮影
コアラをゆっくり観察したら、続いて記念撮影へ。
以前は無料で撮影してもらうことが出来ましたが、最近有料になったとのこと。
コースは25ドル・35ドルの2種類あり、どちらも撮影・写真(プリント&データ)料込みですが、もらえるプリント枚数が異なります。
●25ドル:6″×9″サイズ1枚、6″×4″サイズ2枚、デジタルコピー
●35ドル:12″×8″ & 6″×9″サイズ各1枚、6″×4″サイズ2枚、デジタルコピー
我が家はデータさえ入っていればいいので、25ドルコースにしました。1グループ大人4人までOKです。
撮影スペースに入ると、スタッフさんが子供達の身長を即座に見極めて、それぞれにあった踏み台を用意してくれました。
「コアラのお尻あたりを触ってあげてね〜」と声をかけられ、準備が出来たらはいチーズ!
写真のデジタルコピー等のデータには、動物園のカメラで撮ったものが使われますが、自分のカメラもあらかじめ渡しておけば、スタッフさんが数枚撮ってくれます。
子供達は初めて触るコアラに大感激!「ふわふわってしてて、すっごく可愛くてドキドキした〜♡」との感想でした。昨年来、子供達にも味あわせてあげたいと思っていた感動を、ようやく共有することが出来ました。連れて来られて本当に良かったです。
他にも動物たくさん!
カンガルーやコアラにふれあうことで、ここに来たメインの目的は達成されましたが、他にもたくさんの可愛い動物がいます。
こちらもオーストラリア固有の有袋類、ウォンバット。
巨大なワニ。
オーストラリアの国鳥、エミュー。
フェアリーペンギン。世界最小のペンギンで、こちらもオーストラリア〜ニュージーランドに生息する生き物なのだそう。
まるでおもちゃみたいに鮮やかで、まん丸い目のグリーンツリーフロッグ。
色合いから、熱帯雨林の奥深くにいそうな感じがしますが、住宅地にもよく現れる身近なカエルなのだとか。普段、カエルはあんまり得意ではないものの、このカエルは全体的にまるっとしたフォルムで可愛かったです。
奥のカンガルーコーナーには、入口にいたよりも大きいカンガルーがたくさん待っていました。
どの子も大人しく、よく人に慣れていて、とっても可愛かったです!
スタンプラリーも
動物を見るだけでなく、園内にはいたるところにスタンプ台が置いてあって、ラリーを楽しむこともできます。
特に何かいいものがもらえるわけではないのですが(笑)、ハンコや印鑑が好きな子供達は競ってスタンプを集めていました。
昼食はピクニックエリアで
園内には、食事を取れるピクニックエリアも。
フェザーデールは、動物園特有のあの臭気もありませんし、あちこちに石鹸付きの手洗い場も用意されていますので、安心して食事することが出来ます。
それでは、ピットストリートで購入しておいたサンドイッチを頂きましょう!
やっぱり4人で分けるくらいでちょうどいいくらいの大きさ。パンはふっかふかもっちり、お肉も大きく、お店こだわりのバジルオイルとマヨネーズが爽やか。とっても美味しいサンドイッチでした。
ただ、ちょっと衣がしけってしまっていたので、長時間持ち歩くならシュニッツェルよりもグリルチキンやハムの方が良かったかもしれませんね。
なんにせよ、満足満足。ごちそうさまでした!
ちょうど食べ終わったあたりでポツポツ雨が降って来ましたので、そろそろ帰るとしましょう。
シドニーへ
動物園を出たはいいものの、流しのタクシーが捕まらず。
バス時刻表を見たところ、ちょうどタイミングが良かったので、バスでブラックタウン駅へ戻ることにしました。
ブラックタウン駅からシドニーまでは、往路よりも停車駅の少ないインターシティに乗車。セントラル駅まで40分ほどです。
セントラル駅で地下鉄に乗り継いで10分。約1時間かかって、ホテル最寄のマーティンプレイス駅まで戻って来ました。
ブラックタウンまではほとんど濡れずにすみましたが、こちらはすでに本格的な雨模様になっていました。でもホテルはすぐそこなので大丈夫!家族皆大満足、本当に楽しい1日でした。
最後に
無事初日から、今回の旅行第一の目的だった小旅行を終えることが出来て何よりでした。
その後はもう外食に出かける体力もなく、ホテル裏のスーパーでビールにおつまみ、サラダ、パン、スープ、カップ麺などを購入。
色々買った中でも特に気に入ったのは、このレッドロックデリというメーカーのポテトチップス。
右のハニーソイチキンは日本人にも馴染みのある照り焼きチキン風味。美味しくないはずがありませんね。
左はジャガイモではなくさつまいもチップスです。フレーバーもユニークで、にんにく・ローズマリー・タイムが使われています。とってもオシャレな味わいの虜になり、お土産用に後日買い込むほど気に入ってしまいました。
食べ終わった子供達は、2人ともそのまま倒れこむように就寝。
長時間の国際線に加えて、不慣れな国での移動、そして動物園でのはしゃぎ疲れが出たのでしょう。
ちょっと詰め込みすぎたかなとも思いましたが、今振り返っても「とっても楽しかった!」「オーストラリアにまた行きたい!」と言ってくれるほどなので、親としても充実した1日でした。
子供達がいると大変なことも増えますが、楽しみや喜びはそれ以上。これからも毎年こういう旅行が出来たらいいなぁと思いました。
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