ANAビジネスクラス特典航空券で行く、オーストラリア・シドニー旅行2日目。
前日の天気予報では、この日は雷雨の予報でしたが、いざ明けてみれば、ところどころ陽も差す薄曇り。
この様子なら、無理して初日からフェザーデール動物園まで遠出する必要もなかったような気もするものの、早めにメインの目的を果たしておく方が後々気が楽になるので、これでよかったのだと思います。
今日は、昨年シドニーに来た時に感動したお店に家族を連れて行きたいと思います!
前日、コアラやカンガルーに触れる動物園に行った時の話はこちらからどうぞ。
ランチは絶品マレーシア料理「Mamak」
前日は強行軍で体力を消耗したので、この日の朝はホテルでゆっくりして、お昼から出かけることに。まずはお昼ご飯です。
正直に言うと、オーストラリアにはそんなに食べ物が美味しいイメージはなかったのですが、初めてシドニーに来た時、たくさん素敵なお店があってびっくりしたことを、昨日のことのように思い出します。
日本に帰ってからも、折に触れ「シドニーのあのお店に行きたいな…」と思うこともしばしば。1年でまた戻って来ることが出来て、本当に幸せです。
今回行きたいお店は、新規も含めて5つ以上あるのですが、最初は中でも一番行きたかったマレーシア料理店「Mamak」へ向かうとしましょう。
前回訪れた時の様子はこちら。
昨年は4回もマレーシア・クアラルンプールに行きましたが、Mamakを超える味には出会うことが出来ませんでした。辛いものがちょっと苦手なので、本場の味付けだと私にはスパイシーすぎるのかもしれません。
ウェスティンからMamakまでの道のり
宿泊先のウェスティンシドニーからMamakまでは、最寄駅のマーティンプレイスから電車でタウンホールまで行き、そこから歩くことにしました。
タウンホールからは650mほど。他に、バスもいくつかの系統で通っていますが、お店近くには停留所がないので、いずれを選んでも歩く距離はほぼ変わらないようです。
Mamak到着
開店まもなくだったので、お店前には行列もなく、すんなり着席することが出来ました。
ここに来たら外せない!ロティ
こちらの名物の一つが、ロティ。アフリカ〜東南アジアまで広く食べられているパンのような食べ物です。
ロティと一口に言っても、種類は様々。こちらのお店では、以下のメニューを提供しています。
●Roti telur(ロティ・テルア)$8.50…卵入り
●Roti planta(ロティ・プランタ)$8.50…バターたっぷり
●Roti bawang(ロティ・バワン)$8.50…赤玉ねぎ入り
●Roti telur bawang(ロティ・テルア・バワン)$9.00…卵・赤玉ねぎ入り
●Murtabak(ムルタバ)$14.50…スパイシーミート、キャベツ、卵、赤玉ねぎ入り
前回はスタンダードなロティ・チャナイにしましたが、今回はバターたっぷりのロティ・プランタにしました。
注文から10分ほどで到着!写真では分かりにくいですが、一辺の長さは20cmくらいあります。
焼き立てあっつあつ。バターの豊かな香りがふわ〜っと辺りに漂いました。
これこれ、これですよ〜!1年間ずっと食べたかったのは!!
相変わらず外側サクッと、内側ふんわりで、もうたまらない美味しさです。夫もあまりの美味しさにびっくり。
カレーソースはほんのちょっぴり辛いので、子供達は食べられないかもと思いましたが、なんのその。奪い合うようにして完食してしまいました。
一人静かに美味しさを噛み締めるのも悪くありませんが、家族もこんなに喜んでくれたのを見て、シドニーに連れてこられて本当に良かったなとしみじみ。
絶品の炭焼きサテー
もちろん、食べたくて食べたくて、夢にまで見たサテーも注文しました!
12本入りで、チキンとビーフを半々で注文。22AUD(≒1,800円)です。
甘々こってりしたピーナッツソースをたっぷり付けて頂きます!お肉にも甘めの下味がついていて、ほんのり纏った炭の香りも最高。
思わずビールが欲しくなるところですが、あいにくお昼の時間は提供していないとのことでした。残念。
マギーゴレン
お次はマギーゴレン14.50AUD(≒1,280円)。
ミーゴレンはよく聞きますが、マギーゴレンは初めてです。メニューには、「A popular mee goreng variation using Maggi noodles.(マギーヌードルを使った人気のミーゴレン)」と書かれていました。基本はミーゴレンなんですね。
子供が食べやすいよう、香辛料なしにしてもらいました。甘辛い麺に、香ばしく痛められた卵やイカ・エビがたっぷり入っていて美味しかったです!
どのお料理も、家族全員大絶賛、大満足の昼食となりました。
皆さんも、シドニーに行ったら是非訪れてみて下さいね。
お店の情報
住所:15 Goulburn Street, Haymarket, Sydney
電話: (02) 9211 1668
営業時間:
ランチ 11:30 – 2:30 (月〜金) | 11:30 – 5:30 (土日)
ディナー 17:30 – 22:00 (金・土は2時まで)
※予約不可
なお、クレジットカード使用は30AUD以上から、VISA/MASTERは1.4%、アメックスは2%の手数料がかかりますのでご注意を。
シドニーの豪奢なデパートQVBへ!
食後は、タクシーでクイーンヴィクトリアビルディング(QVB)へ向かいましょう。
クイーン・ヴィクトリア・ビルディングとは、シドニーのジョージ・ストリート沿いにある19世紀ロマネスク・リヴァイヴァル様式の建築物。
現在は、たくさんのテナントを擁するショッピングモールとなっています。日本ではなかなか見ることのない、とても歴史を感じさせるモールですし、シドニーを代表する建物でもありますので、家族にも見せたいと思っていたのです。
元はコンサートホールとして使われていただけあって、内部もとても豪華!
窓には、見事なステンドグラスを贅沢にはめ込んであります。
パリのパッサージュを思い起こさせる、レトロでシックなテナントの数々。
外国らしいおもちゃがたくさん
とっても可愛いおもちゃ屋さんもあって、子供達ご機嫌です!
日本でおなじみのシルバニアファミリーなども置いてありますが、大部分は外国らしい、見たことのないおもちゃばかり。
当然、あれも欲しい、これも欲しい!となりますが、「こういう時のためにお小遣い貯めて置かなきゃね」でなんとか納得してくれました。これから毎日頑張って洗濯物をたたむそうです(笑)。好きなものを買えるくらい貯まった頃に、また来られるといいなぁ。
クリスマスツリー
この時はクリスマス前だったので、モール内には立派なクリスマスツリーも飾られていました。
吹き抜け部分にそびえ立つ巨大なツリーです。
ショッピングモールとは思えない荘厳さ。なんとも煌びやかですね。
結局、ここでは特に何も購入しませんでしたが、見ているだけでも十分楽しかったです。まるでテーマパークのようでした。
DAVID JONESでお買い物
続いて、すぐそばにあるDAVID JONES(デイヴィッド・ジョーンズ)ヘ。
子供達が二段ベッドに寝るようになったので、可愛いリネンを買いたかったのですが、あいにく寝具フロア改装中。
仕方ないので、地下でもう一つの目的である「バイロンベイクッキー」を購入しました。
このクッキー、お高いけれど美味しいんですよね〜。
ただし!帰国時に空港の免税店でも、実はたくさん取り扱われているのを発見しました。前年来た時には見当たらなかったのですが、免税店で購入する方が安かったです。ちょっとショック。
品揃えもなかなかです。19.95AUDで売っていたクッキー缶が、こちらでは18.90AUDでした。
例えば、デイヴィッドジョーンズで買う場合でも、一定額以上購入すれば、免税手続きを経て同程度の額になるのでしょうが、我が家はそんなにたくさん買い物しませんでしたので、最初から免税されている空港で買えばよかったと思った次第です。
さらに、どうせ荷物が増えるなら、滞在中よりも帰る間際の方が楽なので、購入を考えている方には、空港免税店がオススメです。
素敵な街並みを眺めながらホテルまでお散歩
デイヴィッドジョーンズからは、徒歩でウェスティンまで帰ります。
美しい町並みを見ながら家族揃ってのお散歩は、とっても楽しいひと時!
スーパーcolesでお土産購入
今日はウェスティンをチェックアウトして、サーキュラーキーのマリオットに移動しますので、その前にスーパーのcoles(コールス)でお買い物。
マリオットの近くにはスーパーがないため、あらかじめお土産を買っておこうという算段です。
「日本のお店と違うね〜。あれは何かな?」と興味津々。
今回のばらまき用お土産は、前日夜に初めて食べて気に入ったポテトチップスにしました。
どれも美味しいのですが、中でもローズマリー&タイム味のさつまいもチップスが、特に珍しくて洗練された味でした。
食べきりサイズの小袋で、一つ2.65AUD。日本円でおよそ200円ちょっとです。
おやつにしてもよし、おつまみにもよしで、大好評でした!オススメです。
チェックアウト!サーキュラーキーへ
それでは、一晩お世話になったウェスティンをチェックアウトして、サーキュラーキーのマリオットへ移動します!
マリオットまでは遠いと思い込んでいたので、迷う事なくタクシーに乗ってしまいましたが、実は一本道&距離も650mほどしか離れていません。シドニーの街はとってもコンパクトです。
タクシーだと、一方通行を回避して遠回りするため、思っていたより時間がかかりました。料金は10AUD(≒820円)ほど。
スーツケースを持った上に、小さな子供と一緒に歩くのは大変なので、我が家はこれでよかったと思っていますが、大人だけの身軽な旅なら、徒歩でも問題なく移動可能です。
シドニー・ハーバー・マリオットにチェックイン
シドニーでは2泊だけの予定でしたので、当初、ホテルは移動せずに過ごす予定でいました。
しかし、こちらのホテルはシドニー観光で訪れない人はいない、オペラハウスやハーバーブリッジのすぐ近く。
シドニーのホテル開拓もしたいし、どうせサーキュラーキーに行くなら、ついでのようなものということで、こちらに移動して来たというわけです。
シドニーマリオットハーバーマリオットのお部屋の様子は、こちらからどうぞ。
こちらのホテル、豪華なウェスティンと比べると、設備自体は正直なところ見劣りするものの、よかったのは何と言ってもラウンジが使えたこと。
ウェスティンにもラウンジはあるのですが、SPG無料宿泊では利用不可となっていました。
特に、こちらのホテルの周りは観光地で、気軽に寄れるお店が少ないので、ラウンジをいつでも利用できるというのは大きなメリット!
SPGアメックスを作っておいて、本当に良かったです。
ラウンジ内で提供されているサービスについては、こちらでご紹介しています。
サーキュラーキーを気軽に散策できるのが何よりの魅力
一息ついたら、さっそく周囲を散策!
まずはシドニー観光のハイライト、サーキュラーキーへ。美しいハーバーブリッジに、大きな船も停泊していて、皆大はしゃぎ。
もちろん、オペラハウスも一望できます。
ホテルから徒歩2、3分でこんな景色が見られるなんて、本当に贅沢ですよね。
ひとしきり楽しんだら、駅前の広場で鬼ごっこしてみたり。
カスタムハウスの前でポーズを決めてみたり。終始ウキウキです。
このカスタムハウスは、1845年から1990年まで使用された国内初の税関で、1788年にイギリスの入植船が着岸した際に国旗を掲揚した場所と言われています。歴史を感じさせる佇まいですね。現在、中は市立図書館やカフェ、レストランが入っているそうです。
街並みがとっても綺麗で、特にお金のかかることをせずとも、見て回るだけで十分楽しめるのもシドニーのいいところ。
普段の生活では、余裕がなくてなかなか構ってあげられないのですが、親子で密な時間を過ごすことができました。
翌日はいよいよ最終日です。日本では見ることの出来ないカモノハシを見たくて、ホテルのコンシェルジュやフェイスブックで問い合わせ等々、夜も更けてからバタバタ…。
果たしてどんな1日になるのでしょうか。次回へ続きます。
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