ANAから2019年の新規就航路線が発表されました!
今回新たにANAの便が就航するのは、オーストラリア西部の【パース】!!
以前から噂されていましたが、とうとう決定したんですね。
パースへは、これまで日本からの直行便がなかったこともあり、シドニーなどに比べるとあまり馴染みがないかと思いますが、「世界で最も住みやすい街」の上位にランクインしたこともある素敵な都市なのだそうです。自然が豊かで、留学先・移住先としても非常に人気が高いとのこと。
この度、そんなパースへ直行便が出来るという嬉しいニュースを受けて、現在ANAから発表されている内容と、パースという都市についてまとめてみました!
パースはどこにある?
まず、パースがオーストラリア大陸のどこにあるのかと言いますと…ここ!
観光地として名高いゴールドコーストやシドニーとは反対の、西海岸に位置しています。
オーストラリアの約3分の1を占める「西オーストラリア州」の州都、それがパースです。
ANAパース直行便就航の概要
現時点で発表されている情報は、以下の通り。
就航時期:2019年9月1日
発着地:東京(成田)
頻度:週7往復
使用機材:B787-8(184席仕様:ビジネス32席, エコノミー152席)
ANAでは、平成30年度から5カ年の中期経営計画で、国際線旅客の路線拡充による成長戦略を掲げており、今回の新規就航もその一環。
シドニーに続いて豪州2都市目、世界全体で見ると44都市目の就航となる見込みです。
直行便就航のメリット
前述の通り、オーストラリア・パースへは、これまで日本からの直行便がありませんでした。
現時点で日本からパースに向かう場合、どこかで乗り継ぎする必要があります。
例えば、今東京からパースへ行こうと思ったら…
東京発、パース行きを試しにスカイスキャナーで検索してみると…
最短でも、香港乗り継ぎで14時間ほどかかります。
他には、シンガポールやクアラルンプールを経由(いずれも所要15時間程度)するのが一般的なルートのようです。
直線距離で見ればすぐそこなのに、西ヨーロッパ片道(約12時間)と比べても、お釣りがくるほどの時間がかかることがわかりますね。
実際のフライト時間は?
パース便のフライト時間も正式に発表されました!
NH882 パース21:45 → 成田08:25(翌日)
新規就航のメリット
ANAが新規就航することで発生する一番のメリットは、何と言っても「国際線特典航空券が取りやすくなる」ということ!
みなさんご存知の通り、マイルを利用して特典航空券を発行すれば、航空運賃無料(諸税別途)で手に入れることができますが、国際線特典枠に開放されている席数(特典枠)には厳しい制限があります。
有償チケットでは空席の場合でも、特典航空券で予約しようとすると、座席を確保できないことが多々あるのです。特に、3人以上の特典航空券を取るのは至難の技。エコノミーならまだしも、ビジネスクラスとなると、更に難易度は上がります。
また、時期によっても特典航空券のとりやすさは違い、夏休みやお正月ともなれば、予約開始(搭乗日の355日前(出発日含まず)午前9時)から電話の前にスタンバイする人も多く、想像を絶する争奪戦となっています。
ところが、新規路線の就航時は、その争奪戦が大幅に緩和される可能性があります!!マイルで特典航空券の発券を狙っている方には最高のチャンスなのです。
ウィーン新規就航では取り放題でした
新規就航の場合、予約可能な355日分がいっぺんに開放されるため、希望日・希望人数の特典航空券がグッと取りやすくなります!
実際に、先日新規就航が決定したANAウィーン線の予約開始時には、ゴールデンウィークも夏休みも3~4人分ビジネスクラスの特典航空券が取り放題に(平SFCの場合)。
私も今年のパリに続き、また母娘旅をしようと、二人分のビジネスクラスの特典航空券をゲットすることに成功しました!
次の年末年始に、家族で暖かいパースへ行くのも夢ではないかもしれません。
2月7日予約開始!実際の開放具合は?
気になる予約開始日ですが、なんと、いつの間にか2019年2月7日と決定!
5月あたりになるかと思っていたので、完全に予想外です。
さらっと調べてみた感じでは、ANA SFCの場合でビジネス、エコノミークラスいずれも2席ずつ特典開放されているような印象でした。
予約一斉開始に伴い、2020年の1月下旬までまんべんなく空席がある状態とはなりましたが、それほど開放席数がないので、家族全員でとなるとちょっと難しいかもしれませんね。
成田→パースの必要マイル数
現時点で発表されている、オセアニア方面(ZONE10)国際線特典航空券必要マイルチャートはこちら。
今後、特に変更がなければ、エコノミークラスが37,000〜50,000マイル、プレエコ54,000〜67,000、ビジネスクラス65,000〜80,000ということになりそうです(時期によって変動)。
パースはこんなところ
ANAの発表では、どちらかというとビジネス客の取り込みを見込んでいるようですが、パースは「世界で最も美しい街」とも称されていますので、ぜひこれを機に、観光に行ってみたいですよね!
パースではコアラ抱っこOK
個人的には、オーストラリアに行く目的の半分以上は珍しい動物を見ること。日本よりも間近に貴重な動物たちと触れ合うことができて、特に小さい子には良い情操教育にもなります。
そして、パースでは「コアラを抱っこできる」というのも大きな魅力!
シドニー始め、コアラの抱っこを禁止している都市(州)は意外と多くあります。
抱っこOK | 抱っこNG |
●Western Australia(西オーストラリア州)/パース ●South Australia(南オーストラリア州)/アデレード ●Queensland(クイーンズランド州)/ブリスベン |
●Northern Territory(北部準州)/ダーウィン ●New South Wales(ニューサウスウェールズ州)/シドニー ●Victoria(ビクトリア州)/メルボルン ●Australian Capital Territory(首都特別地域)/キャンベラ ●Tasmania(タスマニア州)/ホバート |
抱っこできるのは半分以下の3州のみ。
というわけで、パースという選択肢が増えたのは、とっても喜ばしいことだと思います!
まとめ
以上、ANAから発表されたパース直行便の新規就航についてお知らせしました。
・乗り継ぎなしでパースに行けるようになる
・予約開始時にマイルで特典枠航空券が取りやすくなる可能性大!
・パースは観光にも適した魅力あふれる街
・コアラも抱っこできる!
治安もよく、日本との時差もほとんどないため、子連れ旅行先としてもバッチリなオーストラリア。なかなか特典航空券が取れない中、今回の新規就航決定は朗報です。予約開始日を期待して待ちたいと思います!
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我が家はこの方法で、ここ2年の間に複数回海外旅行に出かけています(それまでは、5年に1度でも行ければ御の字という感じでした)。
2015年12月 陸マイルを貯め始める 2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ 2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅 2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ 2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ 2018年3月 ANAエコノミーで上海へ 2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行 2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ |
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