日本人が外国でショッピングをした場合、免税手続きを取ることで、ある程度の還付金を受けることができます。特に現地のブランドなどは、国内よりもお得に購入できることが多いので、海外旅行の際には是非利用したいシステム!
でも、免税手続きって結構面倒くさいんですよね。
ただでさえ複雑な決まりごとが色々あるのに、現地の言葉で現地のスタッフさん相手に対応しなければならないため、思った以上に手間と負担がかかります。
しかし、今回の旅では、その免税手続きがとっても楽になりました!
なんと、特別な人だけが利用できる「VIPラウンジ」で免税手続きをしてもらえることになったのです。
以下では、ごく普通の旅行客である私が経験した特別なラウンジでの免税手続きについて、利用することになった経緯から、ラウンジ内の様子、具体的なサービス内容まで、詳しくご紹介したいと思います♪
きっかけは1通の招待状
私がVIPラウンジを利用することになったのは、1通のメールがきっかけです。
その日はロンドン滞在中、何の気なしにメールをチェックしていると、このような「招待状」が届いていました。
メールの件名には「Your invitation to our VIP Lounge in London」とありました。
どうやら「Global Blue Lounge(グローバルブルーラウンジ)」という特別なラウンジに、無料で招待してくれるようです!
Global Blue Loungeとは?
Global Blue Lounge(グローバルブルーラウンジ)は、スイスのニヨンに本社を置く観光ショッピング税還付会社「Global Blue」が運営するラウンジです。
基本的に、招待された人のみが利用可能。
高額なショッピングをするようなVIPを対象とするラウンジであり、ラグジュアリーな雰囲気の中で、専任のスタッフさんが免税手続きをサポートしてくれます。
サービス内容
公式サイトによれば、ラウンジで提供されているサービスは下記の通り。
グローバルブルーVIPラウンジは加盟店各社にとって強力な差別化要因を提供し、加盟店各社の優良グローブショッパーに、最高のアフターサービス体験を提供します。このサービスによりゲストは豪華な雰囲気の中でのんびりとリフレッシュしながら、快適な払戻しサービスを受けることができます。 またこのラウンジは、効果測定可能な特別なラウンジ内での広告を通して、旅行目的地に滞在中の高額消費グローブショッパーとつながるための、ユニークな方法を提供します。(Global Blue公式サイトより)
うーん、機械翻訳っぽい感じでちょっとわかりにくいかも?
ちなみに、英語版のサイトにはこのように書かれていました。
まとめると、多言語対応スタッフが免税手続きのケアをしてくれるため、本来空港で必要な複雑な手続きを簡素化できるようです。
さらに、近隣のイベントやショッピングに関する情報も得られるとのこと。ちょっとしたコンシェルジュのような機能も期待できそうですね。
利用条件は?
さて、気になるのはGlobal Blue Loungeの利用条件ですが…。
残念ながら、このラウンジの具体的な招待基準は明らかにされていませんでした。ただし、公式サイトには以下のような記載があります。
Accessible to VIPS, via a personal invitation from local stores…
どうやら、ラウンジへの招待状は各加盟店の判断で送られているようです。
私が招待された理由は?
ちなみに私が招待されたのは、前日のショッピングが理由ではないかと推測されます。
私は今回のロンドン滞在中に「バーバリーアウトレット」でコートを購入していました。
購入金額は18万円ほど。
VIPと言われるほどの金額ではないかもしれませんが、一般庶民としては結構高額なショッピングをしています。
バーバリーで買い物をした翌日に招待メールが届いたので、ここで条件を満たした可能性が高いのではないでしょうか。
ということで、私のケースを分析すると、下記のような招待基準が導き出されます(あくまで予想です)。
ただ、バーバリーアウトレットでは、一昨年にも15万円ほど購入しています。もしかすると累計金額で条件を満たした可能性も否定できません。
ラウンジを利用できる都市は?
ちなみに、Global Blue Loungeは、2019年現在7つの都市で利用することができます。
今回利用したロンドンを含め、いずれもヨーロッパの主要都市ですね。Global Blueがスイスの会社だからでしょうか。
日本国内やアジアでは今のところ利用できないようですが、ここ数年で設置箇所が増えてきているようなので、そのうち利用できる日が来るかもしれません。
Global Blue Lounge ロンドン支店
さて、今回招待されたロンドンのGlobal Blue Loungeは、ウエストエンド地区・ショッピングエリア「メイフェア(Mayfair)」の中の静かな場所にあります。
どこかで聞いた住所だと思ったら、グローブ・トロッター本店のある通りでした。2017年から毎年来ていますが、確かに周りは高級店ばかり。VIPラウンジを設けるには一番適した場所でしょう。
ラウンジ内部へいざ潜入!
Global Blue Loungeのエントランスはこんな感じ!
うっかりすると見落としてしまいそうな、街並みに溶け込むシックなドアに、控えめな表札が掛けられていました。
中を覗いてみると、さらにガラス張りのドアが。
ちょっと見えにくいかと思いますが、階段の脇にレセプションデスクがありまして、ここでインビテーションを見せると、エレベーターで2階に上がるよう指示されました。
エレベーターを降りた正面にはロゴの入った看板がお出迎え。他に誰もいないので、なんだかドキドキしちゃいますね。
右手には、またまたレセプションデスクがありました。ここでもまたメールを見せて、いよいよラウンジに入室です!
ラウンジ内の様子
Global Blue Lounge内の様子はこんな感じです♪
アイコニックな真っ赤なソファがとってもお洒落!
こちらが奥側から見たところです。
それほど広くはありませんが、壁面の落ち着いたグリーンと、花柄のスツールや花の絵がどこかホッとする雰囲気を醸し出す、とっても上品な空間でした♪
あちこちに「FABIANA FILIPPI(ファビアナ・フィリッピ)」というブランド名とその商品が展示されているのは、おそらくこのラウンジとスポンサー契約か何かが結ばれていて、そのプロモーションの一環なのでしょうね。
スタッフさんが免税手続きをサポート
着席すると、ルカさんという男性スタッフが自己紹介の上、早速手続きを進めてくれます。
「多言語対応スタッフ」とのことでしたが、訪問時には日本語を話す方はいらっしゃらず。ただ、ルカさんはかなり丁寧に、間違いなく理解できるようゆっくりとした英語で話してくれたので、特に問題はありませんでした。
手続きに必要なものは、こちら。
- お店で作成してもらった免税手続き書類
- パスポート
- 返金先のクレジットカード(現金希望の場合は不要)
航空券は必要ありませんでしたが、いつ出発するのかだけ口頭で確認されました。
ちなみにバーバリーアウトレットロンドンでショッピングした際には、こんな感じの免税手続き書類を貰っていました。
下半分の「COSTOMER DETAILS」は、名前や住所など購入者の情報を記入する欄となっているのですが、ラウンジ訪問に先立って埋めておいたところ、「素晴らしい!!貴方はなんてファンタスティックな仕事をしてきて下さったんでしょう!」と大げさに喜んでくれましたので、褒められたい方は事前に記入しておくのがオススメです(笑)
もちろん、記入方法がわからない方には、きっと手取り足取り教えてくれるでしょうから、心配はご無用!
書類を渡したら、あとは待つだけです。
シャンパンとお茶のサービス
ラウンジ内で待っている間には、ドリンクのサービスを受ける事ができます。
もちろん無料なのですが、VIPラウンジだけあって、セルフのドリンクバーのようなものではなく、スタッフさんが丁寧にサーブしてくれました。
各地でサービス内容は異なるのかもしれませんが、このロンドンのラウンジでは、歴史ある英国紅茶ブランド「Fortnum and Mason(フォートナム&メイソン)」が公式パートナーを務めているため、「典型的な英国紅茶体験」を楽しむことができるとのこと。
そしてもう1つ。見逃せないのが、「Perrier-Jouet(ペリエ・ジュエ)」のシャンパンサービスです!
せっかくの機会なので、どちらも頂いてみるとしましょう♪
まずはペリエ・ジュエのシャンパンから。この通り、なみなみと注いでいただきました。
ペリエ・ジュエ・グラン・ブリュットは、ヴィクトリア女王やナポレオン三世、グレース・ケリーといった各国の王侯貴族に愛されたシャンパンで、洋梨や桃、グレープフルーツを感じさせるフルーティーな香りと柔らかな奥行きが特徴とのこと。繊細で華やかで、とっても美味しいシャンパンでした♡
そして続いてはフォートナム&メイソンの紅茶を。
アフタヌーンティーの本場イギリスらしく、優美なティーセットで提供されました。ホワイトティーとブラックティーの希望を聞かれて、ホワイトティーをオーダー。その温かさといい香りに癒されます。
大都会ロンドンのど真ん中でありながら、静かで素敵な空間の中こんなおもてなしを受けられるなんて、非日常感溢れる贅沢な時間ですね。
無料Wi-Fiも使えるので、とても有意義な時間を過ごすことができます。
あっという間に手続完了!
シャンパンや紅茶を楽しんでいると、ルカさんが書類を手に戻ってきました。
美味しいシャンパンやお茶を飲んでいる間に全てが済むなんて、なんて楽ちんなんでしょう!
プロの方にしっかり書類チェックをしてもらえるので、慣れない手続きでも不安なく出来ますし、とてもステキな経験ができました♪
なお、手渡された封筒の左上や印鑑には、「EARLY REFUND」の表示が。通常、返金までは1〜2ヶ月かかるといくつかのサイトに書かれていましたが、これならもしかするともっと早く返金されるかもしれません(結果は後述)。

今回、私はクレジットカードへの返金を選びましたが、現金での払い戻しを希望する場合はその場で受け取れる(手数料3.5ポンド)とのこと。
イギリスポンドでの還付でも良い方は、現金受け取りが手っ取り早いでしょう。
空港での手続きは?
というわけで、こうして無事にラウンジでの手続きが済んだわけですが、ではもう空港では何もしなくていいのかというと、実はそうではありません。
イギリスは今のところEUに加盟していますので、EU圏を出る際の出発空港で税関のスタンプをもらう必要があるとのこと。
今回、私はイギリスが最後のEU滞在国ですので、ヒースロー空港の「Travelex(トラベレックス)」で、書類にスタンプをもらわなければなりません。
トラベレックス?
トラベレックスは、Globa Blueをはじめとした、複数の払い戻しサービス会社の支払業務と税関業務を代行するイギリスの会社です。外貨両替サービスで有名ですので、免税手続きをしたことがなくてもご存知の方が多いかもしれません。
慣れない空港だと探すのが大変そうですが、VIPラウンジ利用者なら心配不要。利用空港を伝えれば、どこにいけばよいのか事前に教えてくれます。
『ヒースロー空港のターミナル5』から出発することを告げると、「じゃあここで!」と写真を見せてくれました。これを見ておけば、当日空港で迷う確率はかなり減りそうです。
トラベレックスのカウンターは、出国前と出国後の二箇所に設けられています。
原則として、該当する商品を手荷物として預け入れる場合は、出国する前にチェックインカウンターフロアのトラべレックスで。また、荷物を機内に持って入る場合は、出国後のトラべレックスで手続きを取ることができます。
手荷物を機内に持ち込む場合 → 出国後のトラベレックス
ただ、カウンターで商品を提示さえ出来ればいい話なので、機内持ち込みの場合でも出国前のトラべレックスを利用して問題なさそうです。現に私はそうしました。
ヒースロー空港でのVAT払い戻しについて、詳しくはこちらをどうぞ。
公式https://www.heathrow.com/file_source/Heathrow/Static/PDF/Airport_guide/vat-refund-leaflet_JA.pdf
聞くところによると、出国後のトラべレックスカウンターの方が空いていることが多いのだとか。出国前カウンターには長蛇の列が出来ていることも多々あるため、状況に応じて出国後のカウンターに行く方がいい場合もあるでしょう。
ヒースロー空港ターミナル5のトラべレックスへ
ということでやってきました!ここがヒースロー空港ターミナル5の出国前トラべレックスカウンターです。
ルカさんに見せてもらったファイルには、朝6時から営業と書かれていましたが、この時の時刻は午前5時25分。
開業35分前だというのに、なぜか営業中でした。
何事でも、遅くなることはあっても早まることはないであろうヨーロッパ(偏見?^_^;)なのに、一体なぜこんな時間から営業しているのでしょうか。
ヒースロー空港公式サイトでも6時開始となっていたので、結局真相はわかりませんでしたが、早いうちにこの件を片付けておきたかったのでこれは渡りに船!しかも日中だと1時間待ちということもザラだそうなのに、流石にこの時間ならほんの数人しか待っていません。いいタイミングです。
スタンプだけで手続完了
さっそく並んで待っていると、程なく順番が回ってきました。
VIPラウンジでもらった書類とパスポートを出したところ、さっそくスタッフさんがガチャン!とスタンプを押して書類を回収。商品については、口頭で「全部揃ってますか?」と聞かれただけで、一切チェックされずでした。
控えを封筒に入れて送る必要があるのかと思って説明を待っていると、「これでおしまいです!」とのこと。あまりにもあっという間すぎて、思わず再度「えっ、これでもう大丈夫なんですか?」と確認してしまいましたが、間違いなく手続きは完了したようです。
もちろんこちらで書類を郵送する必要もなし。ちょっぴり不安が残りますが、ラウンジでしっかりチェックしてもらっているので大丈夫なはず。返金されるのを待つとしましょう。
なんと当日中に返金が完了!
日本に帰国してしばらく後、一体いつ頃に返金されるのかなぁと思いつつ、ふとカード明細をチェックしてみると…
えっ、当日返金されてる!?
日付は隠してありますが、飛行機に乗ったその日のうちに還付が完了していました。
さすが「EARLY REFUND(アーリーリファンド)」!
スピーディーすぎてびっくりです。
この「EARLY REFUND」がVIPラウンジ特典なのかどうかは定かではありませんが、もしそうだとすると嬉しい特典ですよね。
免税手続きの返金額は?
今回の免税手続きによる返金額は「20,998円」でした。
バーバリーアウトレットでは、前述の通り約18万円ほど購入していましたので、約2万円の返金により、実質16万円程度で購入できたことになります。
ちょっとした手続きで、ここまでお得になるのであれば大満足です!
トラべレックスには手数料あり?
ちなみに、実際の返金された額は、お店で購入した際に告げられる金額とは少し違いました。
おそらくトラべレックス側の手数料が引かれているのでしょう。
事前にヒースロー空港トラべレックスの口コミを見てみたところ、「多額の手数料を取られる」という苦情が山のように見受けられまして。一体いくら返ってくるんだろうと思っていたのですが、結果的に予想よりは戻ってきました。
実際の還付額:20,998円
手数料:1,735円
為替レートによる多少の差額もあるでしょうが、手数料はおそらく7~8%といったところでしょうか。
EUから帰国するならイギリス発以外にした方がいいと言う方もいるほど、トラべレックスは悪名高いようですが、このくらいなら許容範囲。とりあえず無事に返金されてホッとしました!
最後に
ということで今回は、ロンドンにある「Global Blue Lounge」について詳しくご紹介しました♪
思いがけず招待状を頂けたおかげで、こんなスペシャルな体験ができて得した気分。毎回ちょっと不安な免税手続きに心強いサポートを得られた上、早々に返金を受けられ、思い切って利用してみて正解でした!
ちなみに、バーバリーでの買い物時にはVIPラウンジに関する案内はまったくなく、後日メールで招待状が届くだけ(顧客情報として、メールアドレスは以前からバーバリーに登録済みでした)。
ちょっと大きめの買い物をしたら、メールを見逃さないようチェックしておくことをオススメします。
ロンドンのVIPラウンジは、数々のハイブランドショップやフォートナム&メイソンなど一大ショッピングエリアにありますので、ショッピング合間の休憩場所にもぴったり!
もしチャンスがあったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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