宮崎への帰省もいよいよ最終日!
小さい子供連れだとやることが多すぎて、いつもあっという間です。
復路便の出発は11時15分。10時頃宮崎空港に到着しました。
さて今回は、宮崎出身の私達夫婦が自信を持ってオススメする宮崎土産を紹介したいと思います!
空港で購入できるものというと結構限られるものですが、宮崎ブーゲンビリア空港はなかなかに品揃え豊富。本当に美味しいお土産がたくさんあるんです♪
宮崎空港は宮崎ブーゲンビリア空港に改称
ところで昨年、宮崎空港は「宮崎ブーゲンビリア空港」に名称を改めました。3,000通以上寄せられた中から選ばれたそうですが、私の周囲ではあまりよい反応を見聞きしません…。
「ブーゲンビリア」とは、上の写真に写っているピンク/赤のお花で、宮崎空港にはたくさん咲いているのですが、県民にそこまで浸透しているかというとそうでもなく、特に男性は花に興味のない方も多いので、「そもそもブーゲンビリアって何よ?」という認知度の低さがしばしば見受けられます。
実は我が夫も「宮崎フェニックス空港」で応募したんですけど、残念ながら落選。
フェニックスは宮崎県の木で、それこそ小学生のうちから皆知っている宮崎のシンボルなので、フェニックス空港の方がよかったんじゃないかなぁ?と、負け惜しみですが私は今でも思っています(笑)
宮崎空港にはANAプレミアムチェックインあり
正面玄関から入ると、真正面にANAプレミアムチェックインが配置されていました。以前からここにあったかな?新しく出来たように思いますが、SFC修行を始める前は意識したことがなかったので、今回初めて気が付いただけかもしれません。
昨年のお盆の一般レーンは、それはそれはものすごい混雑で、荷物を預けるまで30分以上並んだんですよね。
次回夏に帰省する時には、ここを使える身分になるはず。活用出来る日が今から楽しみです!
プレミアムチェックインについて、詳しくはこちらをどうぞ。
荷物が多い復路は特にオススメ!ANA快速宅空便
それほど荷物を持たずに旅行する我が家ですが、宮崎に帰省するとお土産が多くなるため、帰りはいつも宅空便で荷物を預けます。
宅空便とは、ANAとヤマト運輸が提携して行っている宅配事業で、預けた荷物を到着地空港で受け取る必要なく、指定先まで届けてもらうことが出来るサービスです。
快速便の料金体系
20kgまで料金は一律1個1,000円。一人あたり3個までですが、宅空便でない普通の預け手荷物の重量と合算となり、超えた分は超過料金が必要となりますのでご注意ください。
詳しくは下図ご参照ください(図中一番上の左側に、25kgと書いていますが、5kg分は超過料金がかかるという図式です)。
宮崎-東京でそれなりのサイズの宅急便を出そうと思ったら、とても1,000円では済まないので、大助かりです。
ただし、支払いは現金又はクーポンのみで、クレジットカード払いは出来ません。
スーパー宅空便なら当日着指定も可能
12時までに目的地に到着する便に乗るなら、当日18時以降配達を指定できる「スーパー宅空便」、それ以降の到着なら翌日受け取る「快速宅空便」を利用することが出来ます。
いずれも料金は変わりません。
子ども用品など、出来るだけ早めに届けてもらいたいものも多いので、これは助かりますね♪
地元民オススメ!宮崎空港で買えるお土産
さて、荷物を預けて身軽になったところで、自宅用のお土産を探しに行きましょう。
1階にもおみやげ屋さんはありますが、2階の方が店舗数も品数も多いです。
オススメしたいお土産はたくさんありますが、ハズレのないものを厳選してご紹介したいと思います。
鉄板!焼肉セット
エスカレーターを上って右手の売店にあった「マキシマムと焼肉のたれ」。これはもう絶対おすすめ。間違いない組み合わせです!
「マキシマム」は中村食肉が製造販売する万能調味料。シンプルにお肉にふりかけるも良し、ドレッシングに混ぜたり、フライの隠し味にしたり、何に入れても美味しいと大評判です。オリジナル・ゆず・わさびがラインナップ。個人的にはゆずが一番好きです。
マキシマムとセットになっているのは、宮崎市の南、日南市にある戸村フーズが販売する宮崎シェアダントツNo.1、「焼肉のたれ」!これはもう是非是非試していただきたいです。これを知らない宮崎県民はいないはず。焼肉のたれといえば間違いなくこれです!
大学進学で宮崎を離れた時、初めてこのたれのありがたさを知りました…。
たれとしてはもちろんのこと、炒めものに使っても美味!上京当初、代表的メーカーならまぁ大差なく美味しいんじゃない?とエ◯ラやモ◯ン◯ンなど購入したことも有りましたが、やっぱり違うんです。あの味じゃないとダメ。これに代わるものはないと言っていいでしょう。全国和牛能力共進会で二連覇を成し遂げた宮崎牛。その産地で一番人気のタレの美味しさ、推して知るべしです!!
宮崎牛とこのセットを買って帰れば完璧ですよ♪
ふかふか♪変わりチーズ饅頭
続いて、店内に進むと実演販売を行っている「味のくらや」さんがあります。
皆さん、宮崎名物「チーズ饅頭」をご存知でしょうか。宮崎のお菓子屋さんなら、和洋問わずどこでも販売しているもので、その名の通りクリームチーズが入ったおまんじゅうです。洋菓子屋さんだと、おまんじゅうというよりクッキーに近いものだったりします。
宮崎市内には「わらべ」という、CAさん御用達のチーズ饅頭があります。予約しないと買えないほどの人気で、私も住んでいた頃は度々購入していたんですが、ここ数年気に入って毎回買って帰るのが、この「くらや」さんの和風チーズ饅頭!
レーズンが乗ったふっかふかの蒸しパンに、クリームチーズが入ったものです。レーズンが苦手な方にはオススメできないのですが(汗)、私はこのありそうでなかった組み合わせにハマってしまいました。
購入翌日までしか日持ちしないため、専ら自宅用にしています。中身はこんな感じ!↓
一見目新しくはありませんが、黒糖の配合率とふわふわ加減が完璧、レーズンがいいアクセントになりつつ、クリームチーズが全てをまろやかに包み込む…これがすごく美味しいんですよ~!宮崎でないと食べられない(と、思う)ので、ぜひ試してみてください♪
運が良ければ揚げたても?おび天本舗
くらやさんの反対側にあるのが、先日居酒屋粋仙さんの記事でご紹介した「飫肥(おび)天」を売っている「元祖おび天本舗」さんです。
実演販売を行う時間帯もあり、揚げたてを頂けることも。今回は購入しませんでしたが、いろんなおび天があって、どれもとっても美味しいですよ。オススメはゆでたまごが入っているものと、紫蘇の実が混ぜてあるもの。お醤油をちょっぴり付けていただくと、いい塩梅に甘辛くてご飯にもお酒にもぴったりです!
ブランダジュール…?
宮崎市内にあるケーキ屋さん「ブランダジュール」も間違いない美味しさです。以前は空港二階に小さな屋台があり、名産品であるマンゴーや金柑を使用した上質なお菓子を買うことが出来たのですが、今回は何周してもお店を見つけることが出来ず。
他店の店員さんにお聞きしたところ、「今はお店がなくなったんです。違うお店が一品だけ取り扱ってますよ。」ということで案内していただきました(お忙しい中ありがとうございました!)。
ほんとに全く違うお店。ショーケースの一番下にありました。「宮崎煎茶ブラウニー」。
ブランダジュールのものなら、まぁ大きなハズレはないだろうと購入。保冷剤について何も言われなかったので??と思って箱を見ると、常温保存可の商品でした。
宮崎マニア(に私がしました・笑)の上司と同僚に配りましたが大好評!
「美味しい!甘すぎずぺろっと食べられちゃうね!」ということです。ただ、「なんで宮崎でお茶?」と言われてしまいました…。
実は、宮崎は荒茶生産量で全国4位なんです。まったく広報されていないので、知らない方が多いんですよね。河野知事さん、ぜひもっとPRを!
宮崎空港の最新お土産ランキング
ここまでご紹介した他にも、宮崎空港で買えるお土産はたくさんあります。
2019年時点の最新情報はこちら!
2018年秋にお土産売り場がリニューアルされて、ラインナップも大幅に増加しました♪
搭乗待合室へ
いよいよ出発時刻が近づいてきましたので、搭乗待合室へ。ここ数年でリニューアルされて、とっても綺麗になりました。
搭乗予定のNH608便はB767-300です。
宮崎空港のラウンジはANA/JAL共用「大淀」
宮崎空港にはクレジットカードラウンジもなければ、ANAラウンジもありません。
あるのは、ANAとJALの共同ラウンジ、「大淀」だけです。大淀とは、県下で一番大きな川の名前。
下の写真にある通り、ANAとJALのプレミアムメンバーのみ入ることが許されます(当然スーパーフライヤーズカード=SFC会員含む)。
遅くとも今年の夏には、中がどんな風になっているのか確かめることが出来そうです。
2019年追記:リニューアルオープンしたラウンジ大淀の様子をこちらで詳しくご紹介しています!
宮崎発羽田行き・NH608に搭乗!
我が家には2歳児がいるため、希望すればダイヤモンドメンバーより先に機内へ入ることが出来るのですが、そこは飛行機恐怖症の夫、絶対に首を縦には振りません。
まぁ夫に無理させてまで事前改札にしたいわけでもないので、いつものごとくVIP搭乗(最後に乗ること)にしました。
機内は空いていて、6列目に座りましたが、5列目は全て空席でした。プレミアムクラスも半分くらい空いていたと思います。アップグレードポイントを使えるようになったら、家族皆でプレミアムクラスにしたいなぁ。終日満席が続く沖縄線ほど難しくはないかもしれません。
荒天で揺れが激しかった往路便に比べ、復路便はわりと安定飛行でした。
さようなら宮崎!また夏帰ってきます!
SFC修行完了。プラチナ基準に到達しました!
今回の旅行で、晴れて50,000プレミアムポイントに到達し、めでたく4月から事前プラチナサービスを受けられる運びとなりました!
4月2日、ANAのHPもANAカードバージョンのグレーからプラチナブルーへ変化♡
プラチナ事前サービス提供開始としっかり記載されていますね。
事前サービスとは?こちらで詳しく解説しています。
SFC修行もひと段落ということで、今後は年に数回程度しかお世話になる機会もないかと思いますが、陸マイラーとしての活動はこれからも続けていきますので、しっかり稼いでプラチナ期間中に搭乗する機会をできるだけ増やせればいいなと思っています!
陸マイラーについてはこちらをどうぞ。
SFC修行でかかった費用
私のSFC修行は、振り返ってみるとほんとにあっという間に終わってしまいました。
一体総額いくらかかったのかといいますと…
純粋な航空券だけの代金は、456,560円でした!
PP単価は9.13。SFC修行前に手配していた、今回の宮崎往復が足を引っ張った(PP単価約15)割には、まあまあいい感じです。
これに追加で、株主優待券がおよそ2万円弱、宿泊費(国内外合わせて4泊)が2万円弱。地上交通費もちょこちょこかかっていますから、総額およそ50万円ちょっとですね。
私の場合、家庭の事情で早くSFC修行を終わらせたかったので、全て自腹で行いました。50万円、まったく安い金額ではありません。
しかし、余裕を持って計画できるのであれば、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに交換し、さらにスカイコインに換えることで、手出しなしでSFCを取得することも可能です。具体的な貯め方はこちらをどうぞ!
最後に
今回で、ANA SFC修行体験記は全て終了となります。
我が家は夫婦共に実家が宮崎ですので、毎年帰省で飛行機を利用すること、また、飛行機恐怖症の夫が少しでも快適に旅行できればと思い、SFC修行に臨みました。
私自身、元航空会社地上係員で、プレミアムメンバーに強い憧れがあったことももちろんあります。
先月SFC修行を解脱したばかりなので、まだ実際に特典利用には至っていませんが、夫がANAラウンジや手荷物の優先返却を利用するのを今から楽しみにしてくれているので、SFC修行をやってほんとによかったなと思っています。
なにしろ、以前はできれば帰省したくない、考えるのも嫌だという位だったのですから。数ヶ月前から次の帰省が楽しみだなんて、まったく別人のようです。
SFC修行中のことをこうして書いたり話したりしていただけでも、だいぶ飛行機が身近に感じられるようになったらしく、前回の帰省時、いつもより落ち着いていたのも嬉しい驚きでした(離陸後はやっぱり脂汗ダラダラでしたが、いつもは搭乗してすぐそうなるので、だいぶ進歩しました)。
大きな出費ではありましたが、精神的にはとても大きな効果を実感しています。飛行機恐怖症のご家族がいる方、SFC修行は結構良いお薬にもなるみたいなのでおすすめです。
末筆となりましたが、拙い文章にお付き合い下さったすべての皆様に、心から感謝申し上げます。「いつも読んでます」「楽しみにしてます」など、応援メッセージもたくさんいただき、どれほど励みになったことか分かりません。
体験記は終わっても、有益な情報はどんどん発信し、皆様と共有し続けていきたいと思いますので、「理系マイラーとSFC修行」を今後とも何卒よろしくお願いいたします!
SFC取得後の旅行記はコチラ↓
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