グアムの玄関口、アントニオ B. ウォン・パット国際空港(以下、グアム国際空港)。
比較的コンパクトな空港ではありますが、必要な施設は全て揃っており、もちろん空港ラウンジも設置されています。
グアム国際空港にあるラウンジは、「サガンビスタラウンジ」と「ユナイテッドクラブ」の2つ。
そのうち、日本人旅行者の利用も多いJAL便の指定ラウンジとなっているのは、前者の「サガンビスタラウンジ(The Sagan Bisita Lounge)」です。
サガンビスタラウンジは、プライオリティパスでも利用可能ですが、JAL専用エリアが設けられているのも大きな魅力。
今回は、グアム国際空港サガンビスタラウンジについて、ラウンジの場所や利用条件、そしてJAL専用エリアの様子まで詳しくご紹介したいと思います!
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サガン・ビスタラウンジへのアクセス
では、まずラウンジへのアクセスから。
グアム国際空港の保安検査場から、徒歩2分の場所にあります。
(JAL公式サイトより)
保安検査を受け、制限エリアに入ったら…
中央の通路を右折し、4-8番搭乗口方面へ。
進むことしばし、7番搭乗口の向かい側にあるのが、サガン・ビスタラウンジの入口です!
サガン・ビスタラウンジの概要
営業時間は以下の通り。
利用条件
- JALビジネスクラス&エリートメンバー
- 大韓航空ビジネスクラス&エリートメンバー
- 中華航空ビジネスクラス&エリートメンバー
- フィリピン航空ビジネスクラス&エリートメンバー
- ワンワールドエメラルド会員
- ワンワールドサファイア会員
- プライオリティパス
- ルックJTB会員
- ダイナースクラブカード
- ドラゴンパス
サガン・ビスタラウンジ内の様子
サガン・ビスタラウンジの中はこんな感じ!
L字状のフロアに、テーブル席がずらりと並んでいます。
バスルーム
奥には化粧室があり、個室のうち一つはシャワールームになっていました。
壁にかかっているのはシンプルなソープのみで、タオルなども備え付けられていませんでした。
もしかしたら、お願いするとタオルは借りられるのかもしれません。
とてもシンプルな設備ではありますが、常夏のグアムで飛行機搭乗前に汗を流せるのはありがたいですね。
ドリンク&フードカウンター
それでは、ラウンジで提供されている飲料&軽食メニューを見てみましょう。
ドリンク
冷蔵庫の中には、コーラやミネラルウォーター、トマトジュースの他ビールやワインなどの酒類も。
さすがグアム、日本のアサヒスーパードライもありました。
コーヒーマシンは故障中でしたが、ポットにホットコーヒーが入っていて、棚にはクリーマー・砂糖はもちろん、ヘーゼルナッツ&フレンチバニラのコーヒーメイトも用意されています。
スタバのようにコンディメントで自分好みのコーヒーに出来るのが嬉しいですね!
そのお隣には、赤ワインとスピリットが並べられていました。
フード
続いて軽食のコーナーへ。
韓国の方が多いこともあり、マルちゃんラーメンのお隣には辛ラーメンが置かれています。
フルーツはリンゴとオレンジの2種類。
ホットドックコーナーがあるのがいかにもアメリカらしい!
焼きたてのウィンナーを挟んで作るホットドックは、子供が「すごく美味しい!」とベタ褒めでした。
この他には、サンドイッチと…
ちょっとしたサラダにスライスオレンジ、ケーキが用意されていました。
時間帯によってメニューは変わるものと思われます。
JAL専用エリア誕生!
そして、サガンビスタラウンジはこれだけではありません。
2019年7月、サガンビスタラウンジ入って右奥に、JAL専用エリアが登場しました!
JAL専用エリアの利用条件
こちらのエリア、JAL便利用なら誰でも入れるというわけではなく、対象者はビジネスクラス搭乗者とJMBサファイア以上のエリートメンバーに限定されています。
利用条件(JAL便利用が前提)
- JALビジネスクラス搭乗者
- JMBダイヤモンドメンバー
- JMBサファイアメンバー
- JALグローバルクラブプレミア会員(JGP)
- JALグローバルクラブ会員(JGC)
サガン・ビスタラウンジ自体はプライオリティパスなどでも入れますが、ここだけはJALサクララウンジ等の利用条件と同等ということですね。
JAL専用エリアの営業時間は、14:00~17:00。
サガン・ビスタラウンジが早朝の3時からオープンしている一方、JAL専用エリアはJAL便に搭乗することが前提条件のため、「JAL便のチェックイン開始〜出発までの時間帯にのみ」営業しています。
JAL専用エリア内の様子
JAL専用エリア内はこんな感じ。
サガンビスタラウンジ全体の面積に対して、3分の1程度でしょうか。
席間の距離は、こちらの方が心持ち広いような気がします。
ドリンク&フードカウンター
このエリアには、専用のブッフェカウンターも設置されていました。
冷蔵庫のメンテナンス中のため、ドリンクは少なめ。
ただ、こちらのFRESCAやオレンジスパークリングはここでしか見かけなかったので、多少差別化されているようです。
アルコールは赤白ワインのみ。ビールやリキュールは見当たりませんでした。
フードコーナーには、カレーライスや唐揚げ、ポテトなど。
そのお隣にはサンドイッチ、カットフルーツ、チップス、デニッシュなどが並んでいます。
実際にいただいたメニュー
この日はまだお昼を食べていなかったので、カレーライスと唐揚げを頂きました♪
これぞまさしく昔ながらの家庭のカレー。子供達は給食のカレーに似ていると喜んで食べていました。唐揚げも和風の慣れ親しんだ味です。
締めはケーキとフルーツ。
このケーキ、アメリカなのに全く甘すぎることもなく、どこか懐かしさを感じさせる味で大満足でした。
JAL専用エリアのフードラインナップは、より日本人向けを意識してあるのかもしれませんね。
搭乗口へ
お腹も満たされたところで、出発時間が近づいてきました。
搭乗口へと向かいます。
帰国よりもひと足先に日本風の食事を楽しみ、しっかりリラックスすることも出来て、今回もラウンジのありがたみを実感できました!
最後に
ということで、今回はグアム国際空港の「サガン・ビスタラウンジ」について詳しくご紹介しました。
最近は円安とアメリカ国内のインフレで、特に家族連れの場合、食費も馬鹿になりません。
そんな中、しっかりした食事とアルコールまで無料のラウンジは大変ありがたい存在です。
それほど広いラウンジではないものの、JAL専用エリアが設けられているのも素晴らしいですね。
グアムから出発の際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。