ファーストクラスでの世界一周旅行も、2カ国目。
最初の訪問国であるタイ・バンコクから12時間のフライトを終え、ロンドン・ヒースロー空港に無事到着しました。
イギリスは実に11年ぶり!前回来た時には、苦い思いもたくさんしましたが、今回は一体どんな旅になるのでしょうか。
不安半分、期待半分のロンドン旅の始まりです。
ヒースローエクスプレスでパディントンへ
搭乗した飛行機は、早朝7時前にヒースローに着陸。さっそく観光!と行きたいところですが、まずはホテルに荷物を置いて一休みしましょう。
以前はロンドンの地下鉄(通称チューブ)で市街地まで出ていましたが、今回はヒースローエクスプレスを利用。乗車時間はチューブのほぼ4分の1、わずか15分です。
切符の買い方や料金、乗り方についてはこちらをどうぞ。
ヒースローと言えば、市街地から遠く離れた僻地にある空港というイメージでしたが、実はこんなに便利な移動手段があるんですね!非常に快適でした。
ヒルトン・ロンドン・パディントンはアクセス至便なホテル
ヒースローエクスプレスの終点、パディントン駅で下車して、ホテルへ。
今回手配したパディントン駅直結のヒルトンは、建物自体にはかなり年季が入っているものの、どこへ出かけるにもとっても便利なホテルでした。
ANAダイヤモンドとのステータスマッチで獲得したヒルトンダイヤモンドのおかげで、エグゼクティブラウンジを使うことができ、とても助かりました。
もう疲れて食事に出る元気がない…という時でも、気軽に立ち寄って、何かしらつまめるって素晴らしいですね!
ロンドンはショッピングが充実
その後、ロンドンには数日滞在しましたが、
あまりの寒さに耐えかねて、郊外にあるバーバリーアウトレットまでコートを買いに走った他、
夫のお土産にエッティンガーの財布を探し回り、
そして、ハロッズバーゲンではグローブトロッターも購入。これがロンドン訪問の第一の目的でしたので、念願叶ってとっても嬉しかったです。
以前来た時は、若かったこともあって、バックパッカーに近い貧乏旅行でしたので、ロンドンにこんな楽しみ方があったとは初めて知りました。
とにかく、見るもの全てが素敵。トラッド好き、ショッピング好きな方には堪えられないこと間違いありません。
ロンドンを後に
ロンドンを心ゆくまで満喫した後は、ドイツ・フランクフルトを経由して、イタリア・ミラノへ発ちます。名残惜しい限りですが、ロンドンともこれでお別れです。
…が、いざ空港へ向かおうとした時、ここで思いもよらぬトラブルが。
なんと、ヒースローエクスプレスが、事故のため運休になってしまったのです!!
この電車の定時運行率はかなり高いと聞いて安心していたのに、何もこのタイミングで運休しなくても…(涙)。
駅員さんにどうしたらいいか尋ねると、「切符はそのまま使えるので、地下鉄で行って下さい」との無情なお言葉。ヒースローエクスプレスなら、空港まで15分で行けるところ、4倍の約1時間。しかも乗り継ぎも必要です。
それに、地下鉄とヒースロー・エクスプレスでは、運賃にもだいぶ差があるはず。もしこの事態を予測できていたなら、往復切符を買わなかったのに…。
なんて、後から言っても仕方ありません。幸い、この日は翌日午前のフライトに備え、ヒースロー空港近くのホテルに前泊する予定でしたので、飛行機に乗り遅れる心配はないのです。気を取り直して、地下鉄で向かうことにしました。
地下鉄でヒースロー空港へ!
道中、悪いことばかりではありませんでした。エレベーターがなく、階段でスーツケース2つをどうにか運ばないと!と気合を入れていると、どこからともなく颯爽と英国紳士が現れて、「手伝いますよ!」と重い方のスーツケースを運んでくれました。
そして車内でも、同じく空港に向かうというオーストラリア人の女性(下写真左の方)と意気投合し、世間話をしながら、1時間の移動を退屈することなく過ごすこともできました。
乗り合わせた地元の方々もとっても親切で、「あなた、スーツケースが転がっちゃうから壁際に来た方がいいわよ!座って休んだら?」等々と誘導してくれて、大助かり。
もしヒースローエクスプレスが使えていたら、数分の一の労力と時間で空港まで行けたはずですが、きっとこんな風にたくさんの人の優しさを感じることは出来なかったでしょう。
最後の最後に、とっても嬉しい体験ができました。
総括:ロンドンのイメージが180度変わる旅でした
無事、ホテル最寄のヒースローターミナル4駅に到着。
10年前にロンドンを訪れた際には、お店でお釣りを投げ返されたり、空港の搭乗待合室で帰国便の出発を待っていたら、たくさんの欧米人が同じ場にいるのに、なぜか私だけ警備員からピンポイントで「ここから出て行け!言うことを聞かないなら別室に来てもらうことになる」と脅されたりと、散々な目に会いましたが、今回は会う人会う人とっても親切で、楽しい思い出がたくさんできました。
グローブトロッターを買いに行く時、バスで乗り合わせたおばあさんには「日本は素晴らしい国ね!京都と東京に行ったことがあるのよ」と話しかけられ、「ハロッズの食品館が素晴らしいから行ってみてね」と教えてもらったり、ヒルトンで居合わせたお客さんからも「日本人?私が一番好きな国なのよ!」と褒められたり、本当にいいことばかり。そういえば、バーバリーの店員さんにもそう言ってもらえました。
日本人でよかったなと思いつつ、日本の恥になることのないよう、気をつけないといけないな、と改めて考えさせられました。
あと、生まれてこのかた、毎回どこに行っても日本人には見られなかったのに、今年はこのロンドン含め、一発で日本人でしょ?と当てられたのが不思議でした。歳を取ったせいでしょうか(笑)。
とにかく、グローブトロッターを買うためとはいえ、苦い思い出ばかりのロンドンを訪れることにちょっぴり不安もありましたが、結果から言うと、来て大正解でした!
また近いうちに、是非とも戻って来たいものです。
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