2023年6月、福岡の中心地・大名に九州初上陸のラグジュアリーブランドホテル『ザ・リッツカールトン福岡/The Ritz-Carlton Fukuoka』がオープン!
隅々まで上質さを感じさせるハード面はもちろんのこと、ホスピタリティ溢れるスタッフさんとのコミュニケーションも楽しく、思い出に残る滞在となること間違いありません。
ということで今回は、2024年最新版の「ザ・リッツカールトン福岡」宿泊記をお届けします!
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ザ・リッツカールトン福岡とは?
『ザ・リッツカールトン福岡』は、同ブランドホテルとして日本国内では6軒目。九州初のリッツブランドかつ、初の5つ星ホテルでもあります。
高さ111メートル、地上25階建ての18階〜24階を占めていて、部屋数はスイートルーム20室を含む全167室。
全室50平米以上の広さを誇り、市街地を望む「福岡スカイライン」、大濠公園や舞鶴公園側の「パークビュー」、博多湾から能古島の眺望を楽しめる「ベイビュー」と、表情の異なる3タイプのお部屋が揃っています。
ザ・リッツカールトン福岡へのアクセス
ザ・リッツカールトン福岡があるのは、福岡の中心、大名地区。
最寄りの天神駅から電車に乗れば、博多駅まで6分、福岡空港もわずか11分と、どこに行くにも至便です。
ホテルは『大名ガーデンシティタワー』という複合施設の18〜24階に入っています(ボールルームは3階)。
タワー1階に専用エントランスが設けられていますので、こちらから中へ入りましょう。
さすがは世界のリッツ、ドアマンさんに名前を告げただけで『スイートルームにお泊まりのチタンメンバー様ですね、いつもありがとうございます』とご挨拶いただいたのでびっくり!
お聞きしたところ、その日到着するアンバサダー&チタンメンバーの名前は、出来る限り覚えていらっしゃるのだそうです。
世界中のマリオット系列ホテルに宿泊してきましたが、記憶にある限りこのような細やかなご対応は初めてのことで、初っ端からとても感激しました!
エレベーターホールまでの間にあるこちらは、コンシェルジュデスクでしょうか。贅沢なゆとりが感じられます。
18階に到着すると、艶やかな日本らしさを感じさせる雰囲気。
チェックインに先んじて通されたロビーは天井が高く、ザ・リッツカールトン日光を彷彿させます。
さて、こちらがレセプション。
さっそくチェックインをお願いしましょう!
ウェルカムドリンクは、色合いの綺麗なバタフライピーティー♪
福岡産梅シロップを注ぐと藍色から宵色に変わるのが、何とも粋な演出でした!
ナイトリーアップグレードアワード申請が成功
さてさて、チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
今回はナイトリーアップグレードアワードが承認され、事前に「プレミアムスイート」へのアップグレードが確定していました♪
詳しくはこちらをどうぞ!
ちなみに『プレミアムスイート』には通常クラブフロアアクセス権が付いていますが、無料アップグレードの場合は対象外となります。
この日は65,000マリオットポイントでの宿泊ですが、プレミアムスイートのお値段は26万円超!
すなわち、1ポイント≒4円で使えたということになります。
おかげさまでかなり得した気分♪
というわけで、さっそくお部屋へ行ってみましょう!
プレミアムスイートの全貌
この日のお部屋は2131号室です。
ドアを開けると、正面には肥前狛犬が鎮座していました。
その右手奥に向かって広いお部屋が現れます!
クローゼット
一番手前にあるのはクローゼット。
一人には十分すぎる大きさですね。
引き出しにはセーフティボックスやスリッパの他、ナイトウェアが入っていました。
こちらのメーカーはロンドン発の『DEREK ROSE/デレクローズ』。
噂によれば、英ロイヤルファミリーやハリウッドスター御用達ブランドなのだとか。
用意されていたサイズはXSとSの二つです。おそらくSが男性向けということでしょうか。
一見何の変哲もないシンプルなナイトウェアですが、特筆すべきはその着心地!
滑らかとろとろで、これまでに経験したことのない肌触りでした。
公式サイトで調べてみたところ、なんとシャツだけで2万円越え!!
全く同じ商品かどうかは定かでないものの、どの商品を見てもお値段は万単位のようです。
ワイキキにあるロイヤルハワイアンのバスローブ以来、かなり欲しい!と思えるナイトウェアでしたが、このお値段はさすが最高峰・リッツカールトンですね…。
書斎
クローゼットのお隣は、通路兼書斎といった感じ。
座った視線の先にはベッドルームがありますが、
仕切りを締め切ることで、このように独立したお部屋のように使うこともできます。
リビングルーム
そしてこちらがリビングルーム!
二面の窓からは、天神駅〜百道浜を臨みます。ベイビューと福岡スカイラインビューを兼ねているというわけですね。
右には博多ポートタワー。左手奥には福岡タワーも見えました!
窓際に置かれたソファは大人2名でも熟睡できそうな大きさ。
広すぎて、とても一人では活用しきれません。
ウェルカムギフト
卓上には茶器と一緒にウェルカムギフトが置かれていました。
中には地元の和菓子店『季のせ(ときのせ)』さんの最中二種が入っています。
フレーバーは季節によって変わるらしく、この時は抹茶小豆と獺祭チーズでした。
日本酒とチーズ、どんな味なんだろうと思ったら、カスタードのようにクリーミーでちょっと意外な美味しさ♪
ツートンカラーの見た目にも、一足先行くセンスが伺えます。
ミニバー
テレビのお隣には、アシンメトリーが洒落たキャビネット。
引き戸を開けるとミニバーになっていました。
奥にあるお水は無料。
ホテルでよく見るペットボトルではなく、繰り返し使用可能なガラス瓶です。見た目もおしゃれですね。
「ノルデックプレミアムウォーター」という特殊フィルターを通したお水で、ホテル館内で再生産されているとのこと。
ノルダックプレミアムウォーターは特許技術で、水がもつ本来の美味しいミネラル、塩分を保ちながら、一方で不純物を徹底的に除去します。雑味のない、水本来の味をお楽しみいただけます。
受賞歴もある北欧デザインの美しいボトル、クリスタルカラフェでノルダックのお水をお楽しみください。館内でボトルを洗浄し、くりかえしご利用いただけます。
(ノルダックプレミアムウォーター公式サイトより)
この時代ならではのサステナブルな取り組みです。
そして一番手前にあったのはティーバッグではなく、だしスープ!
茅乃舎さんのお出汁は美味しいですよね〜!福岡土産の定番です。
ベッドルーム
リビングのお隣はベッドルーム。
羽毛入りトッパーと、目の詰まったリネンの寝心地は最高!
朝までぐっすり、安眠をもたらしてくれます。
バスルーム
浴室はゴージャスなビューバス仕様。
ディプティックは高級感あふれる香りが魅力
アメニティはザ・リッツカールトンお馴染みのディプティックです。
数ある中でもフィロシコスという香りは、イチジクがテーマ。
PHILOSYCOS~フィロシコス~
ギリシャのぺリオン山で過ごした夏の思い出。海に行くには野生のイチジク林を通る必要がありました。高く昇った太陽が地面を暖め、乾いた風がイチジクの木々と果実の香りを運んできました。 フィロシコスは、葉の緑のさわやかさ、白い木の濃密さ、イチジクの樹液など、イチジクすべてに捧げる頌歌です。 オー ド パルファンでは、イチジクの木の別の様相を感じてください。果実の香りが一歩引き、降り注ぐ太陽で熱せられたイチジクの木と樹皮が放つウッディな力強さをホワイトシダーが引き立てます。
(ディプティック公式サイトより)
複雑で奥行きのある香りに、身も心も癒されること間違いありません。
歯磨き粉はマーヴィス
シャンプー類のボトルはもちろん持ち帰り禁止(ペナルティ8,000円/一本)ですが、ドレッサーの中には従前通りのアメニティも用意されています。
特に嬉しかったのが、「MARVIS:マーヴィス」の歯磨き粉&マウスウォッシュが付いていたこと!!
数年前にルフトハンザ・ファーストクラスターミナルで頂いて以来でしょうか。
パッケージからオシャレでテンションが上がります♪
家電も超一級品
さらにアメニティだけでなく、備え付けの家電も超高級品です!
ドライヤーはディプロナイザー27Dという10万円越えのプロ仕様。
リクエスト制のヘアアイロンも感動ものでした!
メーカーは『EVERRON/エヴァロン』。
初めて聞く名前でしたが、普通のヘアアイロンと異なり作用部が熱くならないんです。
髪を焼くのではなく、間接熱で髪の毛を労わりつつ整えてくれるという不思議な使い心地にびっくり!
こちらもお値段4万円オーバーの超高級品でした。
とっても使い良かったので、その感動のまま夫にリンクを送り、
「これを買って欲しい!」
とリクエストしてみたのですが…
無理です!(即答)
案の定あっさり却下されてしまいました。無念。
仕方ないので、またここに来て使える日を楽しみにするとしましょう。
シャワーブースと化粧室
一番奥はシャワールームとトイレです。
シャワーブースにもディプティックのセットが。
しばらくどこにあるのか気づかなかったお手洗いは、ドアを開けると自動で蓋がオープンするタイプです。
24時間いつでも温かく迎えてくれて、一人の滞在だとなんだか心強さを感じました(笑)
福岡の街並みとテレビを観つつのバスタイムは兎にも角にも最高です!
いつもであれば、せっかく生まれ故郷に帰ってきたので、あちこち街歩きしたくなるところですが、お部屋を離れるのがもったいなくて、ほとんどホテルから出ずじまい。
九州贔屓を抜きにしても満足度はトップレベル。
福岡に来たらぜひおすすめです!!
最後に
ということで、今回は2023年新規オープンしたばかりの『ザ・リッツカールトン福岡』のプレミアムスイートについて詳しくレポートしました!
ハード面は外資系ラグジュアリーブランドそのものですが、一方でスタッフさんの接遇は親しみやすく九州らしさ満点。
まるで家に戻ってきたかのようなくつろぎを感じさせてくれました。
次回は素晴らしい朝食をレポートします♪
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