フランスのフラッグキャリア、エールフランス航空(Air France)。
美意識が随所に反映されたビジネスクラスでは、終始優雅なフライトを楽しむことができます。
しかも本拠地パリから出発する便の機内食では、本格的なフランス料理を提供!
旅の終わりまでフランス気分を満喫するなら、エールフランス一択なのです♪
さらに今回は話題の新ビジネスクラスに搭乗できるということで、素晴らしい旅の締めくくりになりそう。
一体どんな旅になるのでしょうか?ぜひ最後までご覧ください!
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フライト詳細
まず、今回のフライト詳細は以下の通りです。
便名 | AF0272 |
区間 | パリ (Paris) – 東京 (Tokyo) |
出発時刻 | 14:40 |
到着時刻 | 12:05 |
フライト所要時間 | 13時間25分 |
搭乗クラス | ビジネスクラス |
パリ シャルル・ド・ゴール国際空港に到着
さて、出発当日の朝。
滞在していた凱旋門近くのホテル『プラザ・エトワール』から、Uberに乗り込みまして…
シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Eに到着しました!
当初は行きと同様にRER線で移動するつもりだったのですが、メンテナンスにより午前中の運行が不安定とのことで、急遽Uberを使うことに。
25分ほどとあっという間に到着したので、Uberにして正解だったと思います。
CDG→パリ市内は渋滞が多く、車より電車の方が早いイメージでしたが、平日朝の逆方向ならこんなにスピーディーなんですね!
スカイプライオリティ専用チェックインカウンター
車寄せから空港ターミナルに入ると、そこはビジネスクラス・スカイプライオリティ用のチェックインカウンター前。
ちょうどいいので、こちらで手続きしましょう。
しばし待ちの後、無事搭乗券をゲット!
出国審査場でもビジネスクラス専用レーンを利用しまして…
シャトルに乗って、指定されたLエリアへと向かいます。
ここまで来れば、あとは搭乗までラウンジでのんびり…のはずでしたが、搭乗口がいつの間にかMエリアへ変更されていたようで、Lゲートを潜ることができず。
もう一度シャトルに乗って先に進むよう促されまして…
結局Mラウンジに落ち着きました。
こちらも広々としていてとってもオシャレ!フランスらしい空間でフランスらしい美食を味わい、大満足の滞在でした♪
いよいよ搭乗
ラウンジで4時間ほどゆっくり過ごし、まもなく搭乗時刻となりました。
この日の搭乗口はM27。
あいにくの空模様ですが、飛行機は定刻通り運航の予定です。
出発30分前に搭乗が開始!
振り返れば、今回は久々の家族4人海外旅でした。
パリでは素敵なホテル&美味しいグルメを堪能し…
ユーロスターでロンドンにも足を延ばしました。
上の子も中学生になり、だんだん親と一緒に出かけたがらなくなってきましたので、こんな旅行はもしかしたらこれで最後かも?
そう考えると、胸に迫るものがありますね。
今回はJALマイルを貯めてエールフランス特典航空券を入手!
エールフランス特典は比較的空きを見つけやすいのでおすすめです♪
新型ビジネスクラス…のはずが?
さて。
最初に触れた通りこの復路フライトは、ある意味この旅行で一番楽しみにしていたことの一つ。
2023年中に導入されたばかりのプライベートドア付き新型シートが採用されているんです!
(エールフランス航空公式サイトより)
プライベートドアといえば、近年カタール航空やANAでも採用されていて、よりプライバシーを重視した作りが人気。
飛行機に乗りたがらない夫も、これを体験できるなら!と楽しみにしていました。
真新しいシートというだけでも心躍ってしまいますよね♪
…が、しかし。
なんと。
ゲートを潜る際に座席変更のエラー音が鳴りまして、機材変更されたことが発覚!!
正直、これには家族全員大ショックです。
突然のL→Mへのエリア変更はそういう理由だったんですね。
次いつエールフランスに乗れるかわからないですし、このために旅程を考えたところもありますので、残念極まりないところですが、こればかりは致し方ありません…。
A350-900ビジネスクラスシート
というわけで、この通り旧型のシートとなってしまいました。
とはいえ比較的新しい機材ですので、往路よりキャビンが明るくモダンな印象。
心なしかコントロールパネルもよりスタイリッシュです。
収納
サイドボックスには、あらかじめポーチとミネラルウォーターが入っていました。
これ以外にはマガジンラック程度と、それほど収納力は高くありません。
足先の余裕はこんな感じ。
横はともかくとして、縦幅は十分です!
配列
元々の配席は1-2-1の横並びでしたが、シップチェンジに伴い子供達が窓側席の前後になりました。
夫と私は通路の隣同士です。
飛行機恐怖症の夫は離れ離れになることを何よりも恐れていましたので、これはせめてもの救いでした。
さて、日本に向けていざ出発です!
エールフランス・ビジネスクラス機内食メニュー
水平飛行に入るや、ドリンクサービスがスタートします。
今回私の列は日本人CAさんが担当だったのですが、とても気さくでお話ししやすくて、一瞬でファンになってしまいました。
近年、外資系エアライン搭乗時に日本人CAさんに当たることは稀。
https://rikei-miler.com/travel/garuda-indonesia-jkt
その点エールフランスのビジネスクラスでは往復ともお一人ずついらしたので、言葉に不安のある方でも安心ですね。
これから提供されるパリ発便の機内食は本拠地フランスで作られていますので、一層本格的な味わいを楽しめます!
アペタイザー
まず届くのはアペタイザー。
- クリーム・バターナッツかぼちゃ・ニンジンとセロリアックの角切り、トーストした西洋カボチャの種
前菜
しばらくすると前菜が届きました。
- フォアグラのテリーヌ、クリスマス風味の洋梨のチャツネ
- アーティチョークとピスタチオのバリエーション
いかにもフランスらしいメニューではありませんか?
フォアグラはあまり食べ慣れていないのですが、とても濃厚で美味しくいただきました。
パン
温められたパンも絶品です!
クラストはパリパリ、クラムはもっちりと小麦の香り高く、ついおかわりしたくなってしまう美味しさ。
さすがはフランスです。
メイン
メインは4種類ありますが、私たちはそのうち3種類を事前に予約していました。
牛肉
- 牛肉チャック(肩ロース)、アラビカコーヒー、ニョッキ、燻クリのムースリーヌ
ほろほろに柔らかく煮込まれた牛肉と大好きなニョッキの組み合わせは個人的ナンバーワン!
夫婦とも大正解なチョイスでした♪
鶏肉
長女は鶏肉料理をセレクト。
- 鳥肉と酒粕のスープ、カリフラワーのムースリーヌ ジャスミン紅茶風味
読んだだけではどんな味なのか掴めないのですが、長女曰くとにかく美味しかったとのことでした(語彙力)。
魚
そしてこちらが次女が注文したお魚料理です。
- スケトウダラ、キャラウェイソース、ヒラタケ、クリーム・クロゼッツ・パスタ
きのこの食感がフワフワのお魚に合っているのと、ハーブの香りが効いていて美味しいとのことでした(次女は食レポが趣味)。
デザート
食後にはチーズやアイスクリーム、ケーキなどを選択できます。
私は行きの便でもオーダーしたオペラにしました。
上品なお味で、食べ応えあるサイズも嬉しい♪最後まで大満足のお食事でした!
バー
1回目の機内食が終わると、ギャレー付近にバーが登場します。
各種飲み物に…
スナックも色々!
往路便とは全く違うラインナップです。
出発地が違うからなのか、それともCAさんの裁量が大きいのでしょうか。
2回目の朝食
着陸1時間30分前になると、最後の機内食が提供されます。
メニューは2種類あったのですが、私の列はもうオムレツしか残っていないとのこと。
でも、どれもとても美味しかったです!最後に本場のブリオッシュを味わえたのも嬉しい♪
次女は卵が苦手なのでちょっと心配でしたが、運よくそちら側の通路ではサーモンが一つだけ残っていたそうで、無事ゲットしていました。
このハーブ入りのチーズも美味しいんですよね!
スモークサーモンに目がない次女、とても嬉しそうに食べていました。
往路でもそうだったのですが、着陸前の食事は搭載数にだいぶ偏りがある様子。
好き嫌いが多い方は、出来るだけ前方の席をアサインしたほうがいいかもしれません。
ただ、もしかしたら自社エリートメンバーが優先される仕組みで、座席番号は関係ない可能性もあります。
羽田に到着!
その後も飛行機は順調に航路を進み…
約13時間の飛行を終え、無事東京羽田空港に到着!
晴れ晴れと澄み切った青空が眩しいですね!
こんなに長く日本を離れていたのは久しぶりのことですし、しかも年末年始を挟んだので何だか不思議な感じがします。
年越しはやはり日本の方が実感があっていいかなと思いつつ、外国でのカウントダウンもとてもいい経験に。
おかげさまで素晴らしい旅となりました!
今回の経費
ご参考までに、今回かかったマイルと諸税は以下の通りです。
JALマイル 440,000 マイル
諸税 89,980 円
(東京-パリ往復 エールフランス航空ビジネスクラス 4人分)
諸税額は時期によって変動しますが、JALの場合、一人当たり10万円ほど。家族4人なら44万マイルと別に、約40万円必要になります。
その点、エールフランスなら一人約2万円3千円ですので、かなりお得感がありました。
最後に
ということで、今回はパリ発東京行きエールフランス航空ビジネスクラス搭乗記をお届けしました!
- シャルル・ド・ゴール空港のエールフランスラウンジはパリらしさ満点
- 新シートのはずがシップチェンジにより旧シートに…。
- パリ発便は日本発便より一層機内食に力を入れている印象
- 間食のチョイスは少なめなので、人によっては持ち込みがベター
新型シートを体験できなかったのは心残りですが、年末年始で4人分のビジネスクラス航空券を取れただけありがたいです。
エールフランス航空バンザイ!
またいつか、ご縁があることを祈っています♪
〜これまでの搭乗記まとめ〜
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