台湾発のフルサービスキャリア「スターラックス航空/Starlux」は、2018年創立&2020年に運航スタートしたばかりの新興エアライン。
本格始動からほんの数年にもかかわらず、オリジナリティ溢れる魅力で着々とファンを獲得しています！
これまで、その概要や素晴らしいシートをご紹介してきましたが、今回はラウンジ編。
スターラックスは機内サービスと同様、ラウンジもオリジナリティ豊かで一見の価値ありなんです！
なんと、台湾を代表する有名店のコラボメニューを提供。
行列に並ぶことなく、出発前ギリギリまでご当地の味を堪能することが出来ちゃいます。
さっそく本拠地・台北桃園国際空港ターミナル1にある直営ラウンジ「GALACTIC ラウンジ」へと行ってみましょう！
関連記事も併せてどうぞ。
桃園国際空港T1スターラックスGALACTIC ラウンジへのアクセス
スターラックス航空ギャラクティックラウンジへのマップはこちら！
（スターラックス航空公式サイトより）
出国審査を終えて制限エリア内に入ったら、「貴賓室/VIP LOUNGE」の表示を頼りに進み、ワンフロア上がります。
すると、ラウンジが多数並ぶフロアが姿を現しました。
ここに来るのは初めて訪台した2018年以来でしょうか？
通路を丁度半分ほど進んだあたりにあるこちらがGALACTIC ラウンジのエントランスです！
ロゴに煌めく星マークは北極星を表しているのだとか。
さっそく中に入ってみましょう！
スターラックス航空GALACTIC ラウンジ利用条件
こちらのラウンジを利用できるのは、以下いずれかの条件を満たしたスターラックス運航便の搭乗客です。
- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- COSMILE EXPLORER
- COSMILE INSIGHTER
現状スターラックス航空はどの航空連合にも属していないため、他社ステータスでは入室できません。
スターラックス航空GALACTIC ラウンジ営業時間
肝心の営業時間ですが、公式サイトによると「運航便のスケジュールに応じる」とのみあり、具体的には明記されていませんでした。
ラウンジ内で提供されるメニューブックには「5:15〜」という記載がありましたので、おそらく朝5時前後にはオープンしているものと思われます。
GALACTIC ラウンジの中はとてもスタイリッシュ！
GALACTIC ラウンジはとってもコンパクト。
シーティングエリアは1枚の写真に収まるほどの面積しかありません。
一番奥にはテーブルが6セットほど。公式キャラクター（？）のスヌーピーと写真が撮れるスポットもあります。
奥から入口側を見るとこんな感じ。
一部にはハイバックのソロチェアもあって、とってもスタイリッシュです！
「ギャラクティック＝銀河」を名に冠するだけあって、宇宙船の中にいるようなユニークな雰囲気も魅力的ですね。
入れる人数に限りがあるため、満席時は並びのプラザプレミアムラウンジを案内されることもあるようです。
充実のフードプレゼンテーション
このラウンジ、特筆すべきはフードプレゼンテーションの充実ぶり！
台湾ならではの美味しいものを取り揃えているんです。
ドリンク
まずドリンクコーナーを見てみますと、コーヒーマシンに…
トワイニングのティーバッグが数種類。
ビールはアサヒスーパードライでした。台湾では日本製品や日本語を見かける機会が他のどの国よりも多いように思います。
スパークリング・赤白ワインに加えて、各種リカーも揃っています。
ロイヤルサルート21年があるのが何気にスゴイ！！
さらに冷蔵庫の中には、見たことのないドリンクがたっぷり収められていました。
何やら健康に良さげ、且つオシャレな瓶に目移りしてしまいますね！
ハニーレモンや杏仁などなど、どれも美味しそうです。
フード
続いてブッフェコーナーへ。
冷菜
サラダバーは銀河を意識したと思しきディスプレイになっています。トングがいつ見ても綺麗なところも好ポイント！
温菜
温菜コーナーには揚げたてのフライドポテトや、
野菜のスープにバオズ。
本格的なメイン料理も4種類ほど置かれていました。
主食
パンコーナーにはデニッシュとちょっとした惣菜パン。
デザート
食後に嬉しい甘いものもしっかり用意されています。
ショーケースにはケーキが2種類。
これから機内食が待っていますので、控えめなサイズ感も嬉しいですね。
台湾らしさ満点！
そしてギャラクティックラウンジで最も素晴らしいポイントが、台湾で話題のお店の商品を味わえること！
目を惹く冷凍庫にはジェラートが3種類。
こちらは台南で2012年に創業した人気店「蜷尾家 ニナオ ジェラート/NINAO GELATO CLASSICO」のものです。
ミルク・チョコレート・季節のフルーツの3種類が提供されていました。
この日の「季節のフレーバー」はパッションフルーツ。
さっぱり爽やかで美味しかったです！
日本にも上陸したことがあるのですが、新型コロナの影響なのかすでに全店撤退してしまっており、現在は台湾でしか食べられません。
台北に、しかも空港にいながら味わえるなんて嬉しすぎますね♪
カウンターに並ぶシリアルバーは、「林銀杏」という素材にこだわったお店の商品だそう。
ビーガン対応＆厳選されたオリーブオイルを使い、低温でじっくり焼き上げたという本格派です！
オーダーメニューでも人気店とコラボ！
ラウンジの規模を考えればこれだけでも十分なラインナップですが、なんとこちらではオーダーメニューまで提供されています。
レストランさながらに、席に着くやメニューブックが渡されました。
ファーストクラスラウンジならこのようなサービスも珍しくありませんが、ビジネスクラスラウンジでは超貴重！
ちょっと見づらいので、以下書き起こしてみます。
| 朝食 （05:15~11:00） |
|
| ランチ/ディナー （11:00~18:00） |
|
台湾通の皆さんならお気づきかと思いますが、行列のできる2つの有名店とのコラボメニューが提供されています！
それが阜杭豆漿と福州世祖胡椒餅。
特に阜杭豆漿は台湾観光ガイドブック常連店なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
観光客だけでなく地元民にも人気の阜杭豆漿。来店タイミングによっては30分以上待つことも珍しくありません。
そんな人気店のメニューが空港ラウンジでいただけるなんて驚きです。
この機会を逃すまいと、阜杭豆漿のセットを注文してみました！
ステキなお茶のボトルも台北の人気店「京盛宇/Jing Sheng Yu」の商品です。
こちらもさらっと完食できそうな可愛らしいサイズ！
豆乳もさることながら、添えられた胡麻餅も美味しい♪
今回の滞在はかなり短く、ご当地グルメを巡る余裕もほとんどなかったため、最後の最後にこうして味わうことができて大満足でした！！
最後に
ということで、今回は台北桃園国際空港ターミナル1のGALACTIC ラウンジ訪問記をお届けしました。
- Galacticラウンジを使えるのは自社便エリートメンバーとアッパークラス搭乗者
- 日本路線はターミナル1発着
- コンパクトなため、別ラウンジを案内されることも
- 阜杭豆漿など台湾の名店監修のメニュー多数提供！
とてもビジネスクラスラウンジとは思えないサービスには大満足！
今のところ、スターラックス航空に乗る時しか入室できませんが（今後ワンワールド加盟が有望視されている模様）、アラスカ航空マイルを使えば比較的容易に特典航空券に交換することが出来ますので、ぜひ一度お試しください。
ちなみに2024年1月には桃園空港ターミナル2にも自社ラウンジがオープンしました。
新・GALACTICラウンジ誕生💫
2月1日、台北桃園空港ターミナル2にGALACTIC ラウンジがプレオープン🪐
時空を旅する宇宙列車をコンセプトに、ファーストクラス専用エリア（17席）やシャワールームを新設。嘉義鶏肉飯など台湾グルメのアラカルトを提供します🥢ご利用条件はリプライ欄を確認⏬ pic.twitter.com/qUdfLoqXNY
— STARLUX Airlines Japan (@starluxjapan) January 30, 2024
ターミナル1のラウンジより広く、サービスも充実しているらしいのですが、日本路線搭乗者はあいにく利用することができません。
ターミナル2発着なのは、米国・シンガポール・タイ・フィリピン線などなど。いつかは体験してみたいですね！
関連記事
