陸マイラー活動を始めて半年あまり、念願叶ってANA特典航空券を発券し、夫と義母をフランス・ドイツに連れて行ってきました!
ANAプラチナメンバー(上級会員)であっても、国際線ビジネスクラス特典航空券を三人分取るのはかなり難しく、一時は不可能かと思われましたが、おかげさまでどうにか実現することができました。
今回は、初めてANA国際線ビジネスクラスを利用するという、庶民中の庶民な我が家にとっては史上最高にラグジュアリーな旅に。
陸マイラーになる前は、ANAのビジネスクラスなんて一生に一度乗れるかどうか…と思っていましたので、本当に夢のようです!!
今回は、念願の羽田空港国際線ターミナルのANAラウンジ初訪問の様子を中心に、詳しくご紹介したいと思います!
特典航空券を取るまでの経緯
取るのが難しいと評判(?)のANA特典航空券。
空席待ちから発券に到るまでの詳細はこちらをどうぞ↓
初の羽田空港国際線ターミナルへ!
今回乗る予定のパリ行きは、お昼前出発です。
ANAラウンジをしっかり満喫すべく、朝9時ごろには到着できるよう、早めに羽田空港へと向かいます。
Uberを使って楽々移動!
いつもは地道に電車を乗り継いで行くわけですが、今回は足の悪い義母と大きなスーツケースが一緒ですので、思い切ってUber(ウーバー)を使うことにしました。
ハイヤーで空港に行き、ビジネスクラスで海外へ…なんて贅沢なんでしょう!!
自分の家族だけだったら電車一択ですから、これが最初で最後かもしれません(笑)。
ハイヤーを頼んだら、タイミングよくブラックバンがやってきました。大人三人でもゆったり座れますし好都合。乗車人数や荷物が多い時は、ハイヤーでなくブラックバンの配車をお願いした方がよいかもしれません(2018年から、ブラックバンの配車には1,000円の追加料金がかかることになりました)。
白い手袋の運転手さんが恭しくドアの開け閉めまでしてくださって、庶民恐縮です。
あっという間に羽田空港国際線ターミナルに到着!
車に乗り込んで数十分。高速もスムーズに進んだので、あっという間に羽田空港に到着しました!
タクシーでは、運転が荒かったり、行き先を説明してもなかなかわかってもらえなかったり、現金のやり取りも面倒だし、クレカなど出そうものなら「え~っカードですかぁ?現金ないの~?」と渋られるなんてこと、よくありますよね。
その点、Uberなら運転も丁寧で快適ですし、すべてタブレットorスマホで完結しますので、手軽で楽々。
最近は都心に出る時には、ついついUberを使ってしまいます。
まだ試したことのない人には絶対オススメ。一度は使ってみるべし!
なお、Uberで空港に向かう際は、決済用クレジットカードに海外旅行保険が「利用付帯」のカードを設定しておくと、自動的に保険が有効になるので便利です。
私たち夫婦は、日頃の陸マイラー活動のおかげで海外旅行保険が「自動付帯」のカードを複数枚保有していますが、今回は普段クレジットカードを使わない義母が一緒だったので、義母の分の保険を手厚くするためにUberが役立ってくれました。
羽田空港国際線ターミナルで出発の準備
海外旅行に行く時はいつも成田空港発着だったので、初めて見る羽田空港国際線ターミナルにワクワク!
成田空港よりこぢんまりしていて、体力のない私達にとってはちょうどいい感じです。
海外でのインターネットはグローバルWi-Fiで
まずは申し込んでおいたレンタルwi-fiを受け取ります。
今回も、2月にシンガポールへSFC修行に出た時と同じ、グローバルWiFiにしました。
価格.com限定料金で、3Gプランが7日間6,510円でした。公式料金では10,160円(受取手数料500円含む)。なかなかの値引率ではないでしょうか。
4G以上のプランには価格.com限定価格の設定がないようですが、フランス・ドイツはフリーWiFiスポットが多いこともあり、ほとんど不便には感じませんでした。
ただ一度だけ、4Gにしておくべきだったか…と思う出来事がありましたけれども。
詳しくはこちら↓(フランスの田舎町ジヴェルニーで電波が届かず、電車に乗り遅れてチケットを無駄にしました…。)
このグローバルWiFi、事前に受取場所を確認しておいたんですが、超方向音痴の私にはカウンターまでたどり着くのがとても難しかったです。
ほとんど看板などが出ておらず、空港フロアマップにも表示がない上、細い通路を進んだ奥にひっそりと設置されています。
2階改札付近にあるインフォメーションデスクを左に見ながら、通路を進んだ一番奥と覚えておけばOKです。
電車orモノレールでアクセスする場合は改札を出てすぐ、入国検査場に向かって左手の通路を進むだけなので、そんなに難しくないと思います。
(※上2画像はいずれもグローバルWiFi公式HPより)
ビジネスクラス専用のチェックインカウンターで荷物を預ける
ではでは携行品の準備も整ったことですし、チェックインカウンターで荷物を預けましょう。
ANAプラチナ会員&SFC会員になって初めての海外旅行!
ビジネスクラス&プレミアムメンバー優先チェックインカウンターへ向かいます。
今回はビジネスクラス利用なので、仮にプラチナ会員でなくても同様のサービスを受けられるわけですが、SFC修行&陸マイラー活動の集大成と思えば、やっぱり感慨深いものがありますね。
スーパーフライヤーズカード(SFC)とパスポートを提示して無事手続き完了。荷物にもオレンジ色のプライオリティタグが付けられました!
以前は国内線でも、プレミアムメンバーやプレミアムクラス利用者にはこのタグが付けられていたんですが、最近は国際線のみとなったようです。
国内線では、白いバゲージタグ自体の印字を一般搭乗客と異なるものにして、優先バゲージであることを判別しています。
優先レーンから出国!
羽田空港の国際線ターミナルには、“EDO MARKET PLACE(エド マーケット プレイス)”と称した色々なお土産屋さんや食事処があるようなので、ちょっと見てみたい気持ちもあったのですが、今日はラウンジで朝ごはん!と決めていましたので、早々に向かいます。
優先レーンで出国審査場へ
途中、保安検査場にも優先レーンが設けられていました。なんとレッドカーペット。
通常レーンも全く混んでいなかったので、正直あまり有り難みは感じられませんでしたが、使えるものは使っておかないと、という悲しい庶民のサガです。
初めての羽田国際線ANAラウンジ
出国手続きも無事に済み、110番ゲート付近のANAラウンジにやってきました!
ANAラウンジ利用条件
羽田空港国際線のANAラウンジに入れるのは、ANAグループ運航便および、スターアライアンス加盟航空会社運航便、スターアライアンスコネクティングパートナーへの(からの)乗継便の乗客のうち、以下いずれかに該当する人です。
- ANAダイヤモンドメンバー
- ANAプラチナメンバー
- ANAブロンズメンバー(4,000マイルまたは3アップグレードポイントが必要)
- ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)メンバー
- ANAミリオンマイラー(ラウンジアクセスカード保有者/ANAグループ運航便・コードシェア便搭乗時のみ対象)
- スターアライアンスゴールドメンバー
- ANAグループ運行便またはスターアライアンス加盟航空会社運行便のビジネスクラス搭乗者
- ANAグループ運行便またはスターアライアンス加盟航空会社運行便のファーストクラス搭乗者
- ANA SUITE LOUNGEご利用券
- 有料ラウンジサービス利用者
同行者は何人まで?
さらに、ANAラウンジの入室資格者には、同行者が認められる場合があります。
同行者 | ||||
ステータス・当該クラス | 一人目 | 二人目 | 三人目 | 四人目 |
ANAダイヤモンドメンバー | メンバー本人のステータスカード提示 | 4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
ANAプラチナメンバー | メンバー本人のステータスカード提示 | 4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
ANAブロンズメンバー | 4,000マイル または ANAアップグレードポイント3ポイント |
× | × | × |
ANA SFC | メンバー本人のステータスカード提示 | × | × | × |
ANAミリオンマイラー (ラウンジアクセスカード保有者/ANAグループ運航便・コードシェア便搭乗時のみ対象) |
メンバー本人のステータスカード提示 | 4,000マイル | 4,000マイル | 4,000マイル |
スターアライアンスゴールドメンバー | メンバー本人のステータスカード提示 | × | × | × |
ファーストクラス搭乗者 | 当該クラス利用者と一緒に入室 | × | × | × |
ビジネスクラス搭乗者 | × | × | × | × |
ただし2021年5月3日から、同行者には細かい条件が追加されました。
本人のステータス | 同行者の条件 |
ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー ANA「プラチナサービス」メンバー ANA「ブロンズサービス」メンバー ANAスーパーフライヤーズ会員 スター アライアンス・ゴールドメンバー |
|
ファーストクラス搭乗者 |
|
ファーストクラス搭乗者は以前と変わらず、同日にANA便やスターアライアンス便に乗る人であれば、一緒にラウンジに入れる一方、ANAダイヤモンドをはじめとするスターアライアンスゴールドメンバーの同行者は、同じ便に乗る人に制限されることになったというわけです。
羽田空港ANAラウンジ室内の様子
手続きを済ませたら、早速ANAラウンジの中へ。
廊下には、飛行機の特別塗装でもよくお目にかかるANA×スターウォーズコラボフィギュアが置いてありました。
保安検査場も出国審査場も全く混んでいなかったのですが、ラウンジ内は結構な混雑ぶりです。
入口付近には3人分の空きがなかったので、奥の方に陣取りました。
夫は今回がANAラウンジ初体験です!
夫いわく、今回の旅で一番楽しみにしていたことの一つだそう。
タダビールにタダごはん、タダシャワーと、「好きな言葉は無料と節約」と言う夫にとってはまさに天国(笑)まさか、重度の飛行機恐怖症の彼の口から、「空港に行くのが楽しみ」なんて聞ける日が来るとは思いませんでした。
今後は宮崎に帰省する際にもラウンジを使えますから、その言葉だけでもSFC修行やってよかった!としみじみ思う今日この頃です。
その後に訪れた時のANAラウンジレポートはこちら↓
ミールコーナー1の品揃え
110番ゲート付近のANAラウンジ内には、2箇所にミールコーナーがありますが、まず入口付近の方から。
ビールサーバーはアサヒスーパードライ。
焼酎コーナー、今期は鹿児島でした。
スープはオニオンコンソメ。
お馴染みの唐揚げ&ポテトに…
今月の焼きそばはお好みソース味でした。
「福井県産レタスを使用したサラダ」と「豆と豆乳のサラダ カレー風味」。
スタッフドオリーブ、クラッカー、チーズ、アップルゼリー、チョコレート、モカサブレ、杏仁豆腐。
パン三種(エスカルゴシナモンシュガー、パン・オ・ハーブ、ポンデケージョ)。ジャム、バター。
ヌードルバー。
ちなみに注文できるメニューは下記の通り(ANA公式HPより)。
おにぎり(鮭・梅)、いなり、巻物(たらこマヨネーズ)でした。
ミールコーナー2は奥にあり
最初、入口にしかミールコーナーがないんだと思ってわざわざ遠くまで取りに行ってましたが、実は奥の方にも設置されていました。
ちょっと分かりづらいのですが、↓写真奥左手にあります。この写真は自分の席から撮ったので、最初からここに行けば楽だったのですが、最後化粧室に行く時になってようやく気づきました。
こちらはあまり利用者がいないためか、全体的にキレイな気がします。
ただしスープなど、こちらには置いてないものもありました。
その代わり?ビールサーバーはこちらの方が充実しています。
キリン一番搾り&サッポロ黒ラベルの2台。夫キリン派、私サッポロ派なので、返す返すこっちに来るべきでした…。
実食!
ご存知、ANAとマイルのパパじゃない?のテラヤマさんを真似して、さっそく記念撮影です。
初めてのANAビジネスクラス機内食が満腹で食べられないと残念すぎるので、控えめに頂いてきました。
豆と豆乳のサラダが想像していたよりおいしかったです。唐揚げもカリカリで、ビールが進みました!
前回シンガポールに行った時にANAスイートラウンジを利用した際は、もっと色々なお料理がありましたが、普通のANAラウンジだと一気に品数が少なくなるんですね。これは知りませんでした。
その後訪問した、国内空港最高峰である「羽田空港国際線ANAスイートラウンジ」の様子はこちらから。レストラン「ダイニングh」で大満足の夕食を頂きました。
ANAラウンジ シャワー
いつも国際線ラウンジではシャワーをお借りするんですが、さすがに朝一番だとそんな気にならなかったので、夫だけ利用してきました。
写真で見る限り、成田空港ANAスイート&アライバルラウンジのシャワールームより若干手狭かな?
スタイリッシュかつコンパクトにまとめられていました。
搭乗前にシャワーを浴びられるのって、本当に贅沢ですよね〜。
出発までの2時間弱ANAラウンジをたっぷり満喫して、搭乗ゲートへ向かいます!
次回はいよいよ、憧れのビジネスクラスに搭乗です♪
<次の話(第2回)>
これまでの搭乗記はこちらでまとめています(リンク集)
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