2017年11月、アジア初進出となるホテルブランド「モクシー」が、東京錦糸町に誕生しました。
モクシーとは、世界最大のホテルチェーンであるマリオットインターナショナルが展開するホテルブランドで、2014年にミラノからスタート。
お値段リーズナブルなのにスタイリッシュで、お部屋・共用部とも遊び心に溢れ、活気に満ちたホテルステイを楽しむことができます。
比較的高級志向の強いマリオットインターナショナル系列の中では、カジュアルなブランドに位置付けられており、東京都内では最安!
ホテル修行(エリート会員になる為に宿泊実績を積み上げる行為)のために、こちら選ぶ方も多いようです。
今回は、そんなモクシー東京錦糸町の宿泊記をお届けします。
その他のモクシー宿泊記はこちら!
持っているだけでゴールドメンバーになれる特別なクレジットカード「アメックスマリオットプレミアム」もご紹介しています♪
モクシー東京錦糸町へのアクセス
モクシー東京の最寄り駅は、JR錦糸町。
墨田区錦糸町といえば、古くから都内でも指折りの歓楽街です。
駅の北側は再開発が進んでいるものの、モクシー東京のある南側には、今でも昔ながらの独特の雰囲気が漂っており、正直なところ、女性一人や子連れにはちょっと不向きなエリアと言わざるを得ません。
夜道や一人歩きが心配な方は、もし事情が許すのであれば、都営新宿線の住吉駅から向かうのがオススメ。
錦糸町駅からよりも、ちょっぴり(約100m)遠くはなりますが、閑静な住宅街を抜けるコースなので、誰でも不安なく歩けるかと思います。
アバンギャルドなエントランス
さて、モクシー東京錦糸町の入口がこちら!
なんともインパクト大な、真っピンクに輝く唇がお出迎え。アロフトやWとも通じるものがありますね。
レセプション
中に入ると、こちらもかなりポップな雰囲気!
正面にはセルフチェックイン機があります。
てっきりここで手続きをするのかと思いきや、スタッフさんが出てきて奥へと案内してもらえました。
バーカウンターがレセプションを兼ねるという、普通のホテルとは一味違う作りです。
(モクシー東京錦糸町公式サイトより)
ロビーエリアにもビリヤード台が置いてあったりと、開放的な雰囲気が漂っていました。
アップグレード結果は?
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
モクシー東京錦糸町では、1クイーンかツインかというベッド数の違いがあるだけで、ルームカテゴリーに差はないとのこと。
つまり、無料アップグレードはなし!という結果でした。
選択式ウェルカムギフト
プラチナ以上を対象とした選択式ウェルカムギフトも、嬉しい特典の一つです。
内容は以下の通り。
アンバサダー チタン プラチナ |
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ゴールド |
|
10ドルクーポンが一番お得
今回私は、3つのウェルカムギフトのうち、10ドル分のクーポンを選択しました!
1泊1名につき10ドル。以前はまとめて使ってもOKでしたが、2022年4月からは一日一枚ずつしか使えなくなっています。
このクーポンは、レストランやバーで使用可。
モクシー東京錦糸町では、たとえプラチナ会員でも朝食は無料になりませんので、このクーポンを使ってお安く召し上がる方が多いそうです(詳しくは後述)。
フリードリンクサービス
ちなみに、モクシー東京錦糸町では、宿泊者にフリードリンクサービスを行っています。
以下メニューのうち、ソフトドリンクは何杯でも無料!
アルコール |
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ソフトドリンク |
|
一部エリートメンバーのみならいざ知らず、このサービスは宿泊者全員が対象で、しかも24時間いつでもOKという太っ腹加減。
一階のロビーで頂くもよし、お部屋用にテイクアウトをお願いするもよし。
子供はジュースやホットチョコレートがお気に入り。コーヒー類もなかなか本格的なお味で、大人も大満足でした♪
アルコールはウェルカムドリンク券で無料に
なお、アルコールドリンクは有料ですが、ウェルカムドリンク券として、一人一杯ずつ無料になるチケットを頂けました。
せっかくここに来たからには、ホテル名を冠した「モクシーシグネチャーカクテル」がオススメとのこと。
グレープフルーツジュースとパッションフルーツリキュールを使用し、さっぱりフルーティーな飲み口です。
お酒に弱い方は、ノンアルコールも選べるのが嬉しいですね。
2022年の再訪時は、大人のイチゴミルクをいただきました。
見た目と違ってほとんど甘さはなく、甘い飲み物が苦手な私にも、飲みやすかったです!
ラウンジこそないものの、24時間好きな時にソフトドリンクを楽しめる上、10ドルクーポンのおかげでお酒類もかなりたくさん頂いてしまいました。コスパ最高です!
908号室ツインルームの全貌
では、さっそくお部屋を見てみましょう♪
今回は9階の908号室となりました。建物は地下1階、地上10階なので、だいぶ上の方にアサインしていただいたようです。
ドアを開けると、壁も床も板張りでスッキリシンプルな室内。
レセプション周りの様子から、てっきりもっと弾けた感じのお部屋かと思いきや、かなりナチュラルな雰囲気なのが意外でした。
客室概要は以下の通りです。
面積 | 18㎡ |
設備等 |
|
客室アメニティ |
|
バスルーム
入ってすぐ左はバスルーム。
お手洗い・洗面台・シャワーブース一体型の作りです。
アメニティ
このウェットエリアのアクセントカラーになっているのは、ビビッドなピンク。
洗面台に置かれたハンドソープや、
ドライヤー(モクシーのために作られたとしか思えない完璧な色合わせですが、市販されている模様)に、
アメニティのゴムに至るまでピンクという徹底ぶり!
アメニティボックスの中身を全部出して並べてみると…
以下の通り、基本的なアイテムが揃っています。
- ブラシ
- シェービングセット
- 歯ブラシ
- コットン・ヘアゴム・綿棒
- サニタリーバッグ
シャワーブース
モクシー東京錦糸町では、バスタブがついているお部屋はありません。全てシャワーブースのみ。
シャワーブースには、ベッドルーム側に網入りガラスをはめ込んであり、ちょっとレトロな外国っぽい雰囲気です。
シャワーヘッドは、レインとハンドの2種類。
備え付けのリンスインシャンプー&ボディウォッシュもこの通りピンクでした!
壁がクローゼット?
では、続いてお部屋の方へと進みましょう。
まず目につくのは、壁にかけられた諸々の道具たち。靴べらから荷物置き、椅子にテーブルまで掛かっています。
限りあるスペースを有効活用するため、壁をクローゼットがわりにしているよう。他のホテルではなかなか見ない光景ですよね。
ベッドルーム
ベッドルーム全景がこちら!
ブラウンのベッドボードに、スチールのランプがオシャレです。
共用部やバスルームとは打って変わって、落ち着いた雰囲気なので、老若男女問わずにゆったりと休めそう。
窓側から見るとこんな感じ。シャワーブースがほんのり透けて見えます。
壁にかかっていたテーブルと椅子を、ベッドの間に置いてみました。
あまりゆとりはありませんが、一人で仕事をする分には問題なしです。
枕元には無料のミネラルウォーターに電話、目覚まし時計、ティッシュやメモ帳に…水色のおたまじゃくし?
初めて見るものだったので、ひっくり返してみたりボタンをいじってみたり…色々ネットで調べることしばし。
スピーカーか何かかと思いきや、ギターのような電子楽器とのこと。とんと音楽の才能がない私はうまく活用できませんでしたが、子供は楽しんで使っていました。
電話機は、一見昔の黒電話のようですが、実はプッシュ式です。
元来のダイヤル式だったら、最早使い方がわからない人も多そうですね。
その下にはランドリーバッグやパジャマを収納。お部屋にセーフティボックスはありません。
パジャマを壁に掛けてみました。この通り、ズボンなしのシンプルなワンピースタイプです。
大柄な男性には、ちょっと小さく感じられるかも?
ベッド正面には50インチの大型液晶テレビを設置。
そのお隣にはアートフレームがかけられています。なんだか手前の絵柄、どこかで見たことがあるような…
そう、皆様ご存知、東京スカイツリーですね!
東京スカイツリーがあるのは、同じ墨田区の押上。こうしてお部屋の窓からも、てっぺん部分を臨むことができます。
周辺にはマンションもありますが、真正面にはそれほど人の気配を感じる建物がなく、快適に過ごすことができました!
モクシー東京の朝食
続いて、モクシー東京錦糸町の朝食のご紹介です。会場は一階の「Moxy Cafe&Bar」。
宿泊者だけでなく、誰でも利用することができるレストランとなっています。
先述の通り、モクシー東京ではプラチナ以上のステータスがあっても、朝食は無料になりません。
が、一食1,300円(外部利用者は1,600円)と、ホテルにしてはお手頃価格です。
メニューはこちら。
モクシー朝食メニュー | |
和食 | 1,600円(宿泊者1,300円) |
洋食 | 1,600円(宿泊者1,300円) |
キッズ | 650円 |
ブレックファストドリンク
コーヒー |
お茶はこの中から選ぶことができます。
- 煎茶
- マンゴティー
- パッションフルーツティー
- ペパーミントティー
- キャメロニアンゴールド
- アールグレイ
- ライチ&ローズ
- カモミール
和食
和食のセットは、ご飯とお味噌汁にサラダ、れんこんのきんぴら、焼き魚、卵焼き、たくあん、フルーツという献立。
洋食
洋食はこんな感じ。
こちらは娘の朝ごはんでしたが、スクランブルエッグか目玉焼きが選べたように記憶しています。
デザートなどはセルフ
メインの和洋食セットの他、カウンターにはヨーグルト、バター&ジャム、シリアル、納豆、ふりかけも用意されていました。
NOW+WOWスペース
朝食会場と同じ1階には、NOW+WOWスペースと称した共用エリアが設けられています。
手前にはサッカーゲームや卓球台。
そして奥には、PC作業にぴったりのコワーキングスペースに…
打ち合わせに使えそうな半個室も用意されていました。
こちらのスペースでは、外国人向けのスタンダップコメディショーなど、各種イベントが不定期で開催されていたようですが、コロナ禍の現在は全て休止中。
コワーキングスペースはかなり人気のようで、いつ見ても数人のお客さんがお仕事をされていました。
卓球の道具は、バーカウンターで貸し出してくれます。
すぐ隣にお仕事中の方がいらっしゃるので、音には気を遣いますが、子供たちは初めての卓球に大喜び。
大人から子供まで、色々な楽しみ方が出来るホテルでした!
最後に
ということで今回は、マリオットインターナショナル系列モクシー東京錦糸町について詳しくご紹介しました。
モクシーは、単なる宿泊場所を超えた遊び心満点のホテル。
趣向を凝らした空間の中で、エネルギッシュなホテルライフを送れること間違いなしです!
浅草や東京駅周辺へのアクセスもよく、使い勝手の良いホテルだという印象を受けました♪
私は宿泊実績2倍キャンペーン時に滞在しましたが、おかげさまで2021年は200泊を突破!
リーズナブルで、プラチナチャレンジにもおすすめです。
ホテル概要
ホテル名称 | モクシー東京錦糸町 |
所在地 |
〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-4-2 |
エグゼクティブラウンジの有無 | なし |
子供の添い寝条件 | 添い寝利用宿泊無料: ベッド1台につき17歳以下1人まで(2021年3月時点) |
階数 | 地上10階 地下2階 |
部屋数 | 205室 |
開業 | 2017年11月 |
最寄駅 | JR・錦糸町駅/都営地下鉄新宿線・住吉駅 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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