ウィーン・シュヴェヒャート国際空港にあるオーストリア航空ビジネスラウンジ(Austrian Airlines Business Lounge)は、洗練されたデザインと快適な空間が特徴!
ラウンジ内では、オーストリアらしいおもてなしを感じられる食事や飲み物が提供され、旅のひとときをより特別なものにしてくれます。
窓からは滑走路の眺めを楽しむことができ、旅行の高揚感がさらに高まること間違いなし♪
同空港ではシェンゲン内外用でラウンジが分かれているのですが、今回訪れるのは日本便搭乗者も対象となる非シェンゲンGゲートエリアのオーストリア航空ビジネスラウンジ!
アクセス・利用条件・インテリアとサービスまで詳しくご紹介します。
ウィーン・シュヴェヒャート空港に到着!
ということで、出発当日のウィーン・シュヴェヒャート国際空港。
オーストリア航空はターミナル3発着です。
今回は娘も一緒でしたので、Uberを利用しました。
ウィーン市内から約20km、20分強で到着するのでギリギリまで観光に時間を使うことができます。
今年は幸運にも2度ウィーンを訪れる機会に恵まれました。
ホテルもとっても快適でしたし、
美味しいものや宮殿コンサートもしっかり堪能!
食べたかったやつ❣️
美味しすぎて2日連続で来ちゃった😚 pic.twitter.com/yD81eZGs4q— 理系マイラー (@rikei_miler) August 23, 2024
この旅でより一層ウィーンが好きになりました♪
セネター&ビジネス専用チェックインエリア
さて。
ターミナル3内にはオーストリア航空セネター&ビジネスクラス用チェックインカウンターが設けられています。
チェックインはオンラインで済ませていましたので、バゲージドロップのみ利用。
一見普通のチェックインカウンターなのに、完全無人なのがちょっと新鮮でした!
オーストリア航空ビジネスラウンジ非シェンゲン(Gゲートエリア)へのアクセス
今回ご紹介するラウンジがあるのはここ。
保安検査場は長蛇の列でしたが、優先レーンが利用できたため、入口まで10分かからず辿り着けました。
セネターラウンジ併設
こちらにはセネターラウンジとビジネスラウンジが併設されていますが、案内されたのはビジネスラウンジの方。
本来、ANA SFC=スターアライアンスゴールドを持っていれば、一段上のセネターラウンジにも入れるわけですが、多分勘違いされたか見落とされたかだと思われます(実はこれまでにも何度かありました)。
お隣のセネターラウンジは前回利用済み。
今回はビジネスラウンジを見学してみたかったこともあり、訂正せずそのままこちらへお邪魔することにしました。
オーストリア航空ビジネスラウンジの概要
ラウンジの概要は以下ご覧ください。
営業時間 | 午前5:30~午後11:00 |
サービス |
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利用条件 |
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今回はオーストリア航空ビジネスクラス搭乗&SFC保有(スーパーフライヤーズカード)で条件を満たしました。
特典航空券の原資となるANAマイルは、ポイントサイトを使うことで効率よく貯めることができます!
インテリア
室内はオーストリア航空らしくポップで明るい雰囲気!
グリーンとレッドの組み合わせがヘルシーな印象です。
奥から入り口側を見るとこんな感じ。
それほど大きなラウンジではないものの、席間に程よいゆとりもあってリラックス出来そうですね。
リラクゼーションエリア
シアーカーテンで隔てられた奥にはリラクゼーションエリアを完備。
3台ほどベッドが設置されていて、窓の外には飛行機を望みます。
しばらく眺めていると、日本で見かけない飛行機も何機か見られました。
航空ファンにとっては至福の時間ですね!
シャワー
シャワールームは化粧室と共にラウンジ内に設けられています。
常時施錠されているため、レセプションのスタッフさんに申し出る必要があります。
中はコンパクトながら明るく清潔。
小さな洗面台とトイレも併設されていました。
用意されているアメニティは最小限なので、必要があれば持参しましょう!
ドリンク
それではラウンジ内で提供されているドリンクをチェック!
冷蔵庫の中にはソフトドリンクやミネラルウォーター、瓶ビールがたっぷり収納されています。
一見した限り、生ビールのサーバーはありませんでした。
コーヒーとティーバッグは、いずれもウィーン高級食料品店ユリウス・マインルの物を提供。
数年前までは無印だったカップにもユリウス・マインルの証が。
こんなところにもオーストリアらしさが感じられますね!
コーヒーマシンのお隣には、ラクトフリーミルク・牛乳・生クリームサーバー完備で、専用グラスまで用意されているという徹底ぶり。流石カフェ文化で有名なオーストリアですね!
ビジネスクラスでは、機内サービスとしてフライングシェフのスペシャルコーヒーを10種も提供しています!
美しいフレーバーウォーターは、レモンとグレープフルーツの2種類。
今回はオーストリア6回目の訪問にして、ようやく伝統的ドリンク『アルムドゥードゥラー』を頂く機会に恵まれました!
ウィキペディアによると、その詳細は以下の通り。
アルムドゥードゥラー(Almdudler)はオーストリアの清涼飲料水。レモネードの一種で、ハーブエキスが配合されている。ウィーンの実業家であるエルヴィン・クラインが考案し、1957年に発売開始した。1973年に自社生産を取りやめ、他社に製造販売権を販売する形に変更した。それ以降はオーストリアを含む数か国で、数多くのメーカーによってライセンス生産されている。
普段砂糖入りの飲み物を嗜まない私には少々甘かったのですが、日本ではまず味わえませんし、牧歌的なラベルも可愛らしくていい経験になりました!
スナック&食事
続いてフードメニューはと言いますと、お部屋中央のアイランドカウンターと入口のワゴンで提供されています。
カウンターにはサラダバーや焼き菓子、
スープやパンなどなど。
他にも数種類のコールドカッツがありました。
ワゴンの方では、スタッフさん手ずから本格的なオーストリア料理をサーブしてくれます。
この日のメニューはこちら!
- フィッシュパテ/マスタードバターソース・ポテト・ブロッコリー・ロマネスコ・ズッキーニ
- ほうれん草と羊乳チーズのクヌーデル/グリーンビーンズクリーム・ニンジン・豆・ディル
馴染みのないメニューだと、文字だけでは理解しにくいですよね。
その点、こちらではきちんと見本を展示してくれているので安心です!
どちらもとても美味しそうだったのですが、すぐ後に機内食が待っているので、ここは涙を飲んで我慢…。
本格的なお料理の他にも、マルシェのように豪快にディスプレイされたフルーツコーナーや、
キャンディ、ナッツといったスナックもたくさんありました!
なんだか数年前のセネターラウンジより豪華なような?
何事も改悪縮小が当たり前の中、大満足の滞在でした!
最後に
ということで、今回はウィーン国際空港のオーストリア航空ビジネスラウンジ非シェンゲンをご紹介しました!
- 場所は手荷物検査後のゲートGエリア
- ビジネスクラス搭乗またはスターアライアンスゴールド提示で利用OK
- 仮眠室・シャワーあり
- ユリウスマインルのコーヒーや高級ケータリングサービス『DO&CO』の本格メニューを提供
実はこの二月前のエバー航空便搭乗時、もう一つの非シェンゲンラウンジ(Dエリア)を案内されたのですが、そちらは小さめかつ暗め&古めでまたちょっと違う雰囲気でした。
今のところエバーが個人的トップエアライン!ラウンジもGにしてもらえたら言うことなしなのですが…きっと駐機場所などの問題で難しいのでしょうね。
Dラウンジの方もいずれ訪問記を公開する予定です。
また、2027年には新しいラウンジも開業予定だとか。
またウィーンを訪れる日が今から楽しみです!
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