念願のスターアライアンスファーストクラス特典航空券で行く世界一周旅行。
羽田空港を出発した後、1ヶ国目タイ、2ヶ国目にイギリスに滞在。
いよいよヒースロー空港から、ドイツ・フランクフルトを経由して、3ヶ国目のイタリア・ミラノへ旅立ちます。
イタリアに行くのは今回が初めて!美味しいものや美しい街並み、楽しみなものが盛り沢山。一体どんなところなのでしょうか。
前の話はこちらからどうぞ。
初めてのルフトハンザ
ヒースローからフランクフルト、そしてフランクフルトからミラノまでは、ルフトハンザドイツ航空を乗り継いで向かいます。
イタリアが初めてなら、ルフトハンザも初めて。
ヒースローを発った機内では、コーヒーを浴びるというハプニングがあったものの、美味しい機内食に感動!
フランクフルト空港では、出発遅れとトラブルにより降機が最後になってしまった関係で、乗り継ぎ時間がギリギリになり、ラウンジに寄る時間が取れませんでした。
どうにか無事搭乗できたミラノまでの機内も、フレンドリーなCAさんや最高のドイツビールに癒やされつつ、快適なフライトを満喫。
ドイツに住んでいた頃はお金もなかったので、専らエア・ベルリンやジャーマンウィングスなどのLCCばかり利用していましたが、ルフトハンザはさすがフラッグキャリア(もちろん、今回はビジネスクラス利用だったこともありますけれども)。今回の旅行でかなり大好きになってしまいました。
光り輝くイタリアに到着!
スイス・アルプスを越えた辺りから、機窓から見える風景に変化が見え始めました。
空は果てしなく青く、眼下にはイタリアらしい赤い屋根が続きます。ドイツまでが曇っていたこともあって、全てが眩く光り輝いているよう。
飛行機は定刻通り、無事ミラノ・リナーテ国際空港に着陸しました。
ターミナルまではバスで移動。
さすがは太陽の国イタリア。燦々と太陽が照りつけ、サングラス無しでは歩けないほどでした。
ミラノ2つの国際空港
ミラノには、このリナーテ空港と、マルペンサ空港の2つの国際空港があります。
両者の位置関係はこんな感じ。
リナーテの方は、ミラノのシンボル・ドゥオモ等があるミラノ中心市街地から、わずか8kmほどの所にあるのに対し、マルペンサはおよそ50km離れており、日本で例えるなら、羽田と成田のような関係にあります。
リナーテもれっきとした国際空港ではあるものの、現在のところ、日本からの直行便はありません。
今回、私はロンドンからミラノに来るにあたり、マルペンサとリナーテ、どちらでも選べるフランクフルト経由を選びましたが、できるだけ陸路移動を短くしたく、リナーテを指定して航空券を手配することにしました。
マルペンサ近辺には特筆すべき観光名所もありませんので、時間を有意義に使うためにも、これで正解だったと思っています。
ヒルトン・ミラノまで移動
ドイツ・フランクフルトで既にEU入国のスタンプはもらっているので、この空港では審査を受ける必要はなく、荷物を受け取って外へ出るだけです。
ヒースローではロストバゲッジが多いことで有名ですが、今回も問題なく荷物を受け取ることができて一安心。
それでは、宿泊先のヒルトンミラノまで移動しましょう。
リナーテ空港では白タクに注意
空港を出るまでに、何人かに「タクシー?」と声をかけられましたが、色々なサイトで見るに白タクの可能性大ということでしたので、構わずに外へ。
リムジンバスは片道5ユーロとリーズナブル
正面出た所には、ミラノ中央駅へ向かうリムジンバスもありました。
こちらは片道5ユーロとお手頃だったので悩みましたが、21インチのグローブトロッターは座席まで持って行くことが出来ず、貨物室に預けなければならないとのこと。
何しろ数日前にロンドンで買ったばかりのほぼ新品。出発まで監視のない貨物室前に放置するのが怖かったので、タクシー一択となりました。
心配し過ぎかもしれませんが、何しろこんな高級品を持ち歩くのが初めてなもので…。
私はタクシーを選択
乗り場にはタクシーが何台も列をなしており、簡単に乗車することが出来ました。英語はあまり通じませんでしたが、ヒルトンミラノと伝えるとすぐにわかってもらえて、スムーズに出発。
ヒルトンミラノに到着
ヒルトンミラノまでは、20分20ユーロで到着しました。
一人だと、割高感は否めないものの、平日オフピーク時間で道路も空いていたため、そこそこ安く済んだようです(ミラノのタクシーは、週末だとちょっと高くなるとのこと)。
ヒルトンミラノは立地も良く、朝ごはん充実!
ヒルトンミラノの設備は若干古さも感じさせましたが、清潔にしてありました。アップグレードもしてもらえましたし、中央駅までほんの2、3分だったので観光にも便利。
さらに特筆すべきは、朝ごはんの充実ぶり!世界一周旅行では、ロンドン・ミラノ・ニューヨークのヒルトンに宿泊しましたが、このホテルが断トツに美味しくて、豊富な品揃えでした。
まずはミラノのシンボル、ドゥオモを見学
ミラノに来たら絶対に外せない観光地といえば、なんと言っても「ドゥオモ」です。
日中、遅くなるほどに混雑するとのことだったので、ミラノに着いた翌朝、さっそく出かけてきました。
ヒルトンミラノから出かける場合は、徒歩3分のところにある中央駅から地下鉄(メトロ)に乗って、乗換なしの4駅6分。
3kmほどしか離れていませんので、散歩がてら行けないこともない距離ですね。
中央駅からメトロを利用
さて、中央駅に着いたら、まずは切符を購入しなければなりません。
切符は、駅内にある自動販売機でも買えますが、長蛇の列が出来ていました。
いかんせん観光客が多く、機械の扱いに慣れていない人ばかりで、かなり待ち時間が長い様子…。
ということで、私は改札近くの「タバッキ」というお店で切符を購入しました。
タバッキとは、日本で言うキオスクのようなお店で、改札周辺にいくつもあるのですが、そのいずれでも公式のメトロチケットを販売しています。
タバッキなら、機械を操作する必要なく、対面で購入可能。英語も通じましたし、クレジットカードも問題なく使えました。行列の割には回転も早かったです。
2日間(48時間)有効な切符を購入
この時私が購入したのは、2日(打刻後48時間)有効の8.25ユーロの切符。
この他に、以下のような種類があります。
- 片道切符:€1,50(90分有効)
- 10回券: €13,80(90分有効)
- 1日券: €4,50(24時間有効)
- 夜間チケット(20:00以降): €3,00
片道切符が1.5ユーロですから、6回以上乗れば元が取れる計算ですね。
正直なところ、それほど乗るかどうかはわからなかったのですが、いつ見てもチケット売り場が混んでいたので、毎回並んでいては時間がもったいない!万一使用回数が下回ってしまっても、時間節約のためと割り切ればいいかと思った次第です。
が、メトロのチケットはバスやトラムと共通なので、結果的に十分元は取れました。電車だとちょっと行きにくいところにも、気軽にアクセスできてよかったです。有効回数を気にすることなく、短距離でも躊躇なく乗れたのもとっても便利でした。
2日丸々ミラノ観光に費やせるのなら、2日券を買うのがオススメです。
メトロ3番線でドゥオモへ
それでは、3番線に乗ってドゥオモへ向かうとしましょう。
ドゥオモ駅到着
イタリアの電車は遅れることも多いと聞いていましたが、きちんと定刻通りの運行でドゥオモ駅に到着。
「Duomo」という表示を目指して進んでいくと…
階段を上った真正面にどーん!とドゥオモが登場!
あまりの荘厳さ、美しさに鳥肌が立ちました…!
実は、20数年前に放送されていたアニメ世界名作劇場「ロミオの青い空」が大好きで、いつかは実物を見たいと思っていたので、本当に来られるなんて夢のようです。
500年という途方もない時間を費やして作り上げられたゴシック様式の建物は、細部まで細やかに美しく造成されています。
重機もない時代に、一体どうやってこれだけの高さに積み上げたのでしょうね。
興奮冷めやらぬうちに、さっそく入ってみたいと思います。
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