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【ミラノ観光】初めてでも迷わないドゥオモ入場ガイド~アクセス・チケットの種類と購入方法

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イタリア ミラノ ドゥオモ

イタリア・ミラノを代表する建築物、ドゥオモ(ドゥオーモ/大聖堂)

1386年にミラノ公国領主のジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命によって、聖母マリアに捧げるため、およそ500年という長い時間をかけて建設されました。

高さは108.5m、奥行き157m、面積が1万1,700㎡。面積はバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次ぐ2番目、体積もフランスのボーヴェ大聖堂に次ぐ2番目と、世界最大級のゴシック建築です。

現在では、ミラノを訪れる誰しもが一度は目にする、一大観光スポット。

今回は、実際の経験と公式サイトの情報を元に、アクセス、チケットの種類や、入場方法について詳しくご紹介します!

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ドゥオモへのアクセス

ドゥオモへ行くなら、渋滞がなく初心者でもわかりやすい「ミラノ地下鉄 (Metropolitana di Milano)」が便利です。

ミラノメトロマップ

メトロ1番線、または3番線の「Duomo」駅が最寄り。

切符の種類や買い方はこちらをどうぞ。

電車を降りたら、「Duomo」の表示に従って進むだけです。

ミラノ ドゥオモ駅

階段を登ると、真正面にドゥオモがそびえています。

イタリア ミラノ ドゥオモ

思わず息をのむ壮麗さですね!

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チケットはオンライン購入が便利!

数年前まで無料で見学可能だったドゥオモ。現在は有料となり、入場チケットを購入する必要があります。

2019年2月にホームページがリニューアルされ、ウェブ上での購入が簡単になりました!

チケットの種類

チケットは大きく分けて、コンバインチケットシングルチケットがあります(いずれも払い戻し不可)。

コンバインは複数の施設に、そしてシングルチケットは一つの施設に入場できるチケットです。

コンバインチケット

コンバインチケットには4種類あります。

大雑把に言うと、共通しているのは主だった施設への入場券が含まれているということ。生じている価格差は、屋上へのアクセス有無・アクセス手段の違いですね。

CATHEDRAL/大聖堂 CRYPT OF ST. CHARLES/大聖堂内の地下聖堂 ARCHAEOLOGICAL AREA/考古学エリア DUOMO MUSEUM/大聖堂美術館 CHURCH OF SAN GOTTARDO/サン・ゴッタルド教会 ROOFTOPS (by lift)/屋上(エレベーター使用) ROOFTOPS (by stairs)/屋上(階段使用) ROOFTOPS
(Fast Track by lift)/屋上(優先エレベーター)
CULTURE PASS/カルチャーパス(€4-€8) ×  × ×
DUOMO PASS LIFT/ドゥオモパスリフト(€9-€17) × ×
DUOMO PASS STAIRS/ドゥオモパスステアーズ(€7-€13) × ×
HAST TRACK PASS/ファストトラックパス(€13-€25) × ×

それぞれのチケットで生じている価格差については、高い方が大人一般、安い方が6-12歳または26歳以下の学生に適用されるものです。

シングルチケット

見たいものだけ見る場合に便利なのがシングルチケットには、以下のような種類があります。

CATHEDRAL/大聖堂 €2-€3
ARCHAEOLOGICAL AREA – BAPTISTERY OF SAN GIOVANNI ALLE FONTI/大聖堂内考古学エリア
  • 考古学エリアのみ €2-€4
  • 大聖堂入場券付き €3-€6
ROOFTOP/屋上
  • 優先エレベーター  €13-€23
  • エレベーター €7-€14
  • 階段 €5-€10
DUOMO MUSEUM – CHURCH OF SAN GOTTARDO IN CORTE/大聖堂美術館 €1-€3
なお以下の施設については、もともと入場無料なので、シングルチケットの販売はありません。
  • CRYPT OF ST. CHARLES ACCESS INSIDE THE CATHEDRAL(大聖堂内地下聖堂)
  • ARCHAEOLOGICAL AREA – BAPTISTERY OF ST. STEPHEN(北エレベーターからアクセス可能な考古学エリア)

オンラインでの購入方法

オンラインでチケットを購入する場合、カレンダーで日にちを選択して進みます。

ミラノ大聖堂チケットの買い方

ここで気になるのはチケットの有効期間ですよね。

「オンラインチケットに日時制限はない」とも書かれているため、違う日に行っても大丈夫だと思いますが、その一方で、「2015年12月31日までは有効云々」とよくわからない文言もありますので、心配な方は実際に訪れる日のチケットを買っておく方が安心でしょう。

また、どの日も「午前9時」しか選択できません。

これについては、「The time written on the ticket is the opening time the Polo Museale and it’s not binding as far as the time chosen for the visit is concerned.(チケットに書かれている時間はPolp Musealeのオープン時間を記載したもので、訪問時間を制限するものではない)」とありますので、何時に行っても問題ないと思われます。

チケット手数料について

オンライン上でチケットを購入すると、前売り手数料として1枚あたり50セント、サービス手数料として€1.5がかかるとのことでした。

なお、オンラインチケットは現地受け取り(手数料無料)、郵送(日本への送料€39.99)、プリントアウト(€2.5)、いずれかの方法で使用出来ます。

現地受け取りの場合は、これからご紹介するチケットオフィス窓口で番号札をもらって待つことになりますが、聞くところによれば、一般の購入待ちとは別の種別なので、それほど待たずに済むというお話です。

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チケットオフィスについて

2019年の公式サイト大規模リニューアル以降、チケットオフィスに関する情報が確認出来なくなっています。
おそらく、なくなってしまったというわけではないと思いますが、営業時間等に変更の可能性あり。
以下、2017年に訪れた際の様子をそのまま残しておきます。ご参考までにどうぞ。

公式サイトで紹介されているチケット売り場は、以下の2つです。

・チケットオフィス 1

場所:SALA DELLE COLONNE, Piazza del Duomo, 14/a
営業時間:12月25日以外の毎日 8.00 am 〜 6.30 pm.
(最終チケット 6.00 pm)

・チケットオフィス 2

場所:Palazzo Reale – Piazza del Duomo, 12 at the Grande Museo del Duomo
営業時間:水曜以外 8.45 am 〜 6.00 pm
(最終チケット 5.00 pm)

チケットオフィス1へ

私は現地で一番大きく案内が出ていた、以下のチケット売り場に行くことにしました。

ミラノ ドゥオーモ チケットオフィス

訪問時には、これがチケットオフィス1なのか、それとも2なのかはっきりしなかったものの、おそらく1の方なのではないかと思われるため、以後「チケットオフィス1」としてご紹介します。

ミラノ ドゥオーモ チケット売り場

チケットオフィスでの購入方法

チケットの買い方は、窓口か自動販売機かの2種類です。

今回は、私が実際に訪れたチケットオフィス1について、窓口で購入する場合の方法、自動販売機で購入する場合の方法を、それぞれご紹介していきます。

窓口で購入する場合

機械操作に不安がある場合は、窓口の方が無難です。まず入口で整理券を受け取り中へ。

ミラノ ドゥオモ チケット購入整理券

壁に電光掲示板が設置されており、自分の番になると整理券の番号(私の場合「T159」)が表示されます。

ミラノ ドゥオモ チケット購入整理番号

電光掲示板には、整理券の番号の隣に窓口の番号も表示されます。自分の番号が表示されたら、整理券を持って指定の窓口に向かいましょう。

窓口には大きく番号が掲示されているため、迷うことはないはずです。

ミラノ ドゥオモ チケット売り場

窓口の近くの待ちスペースには、ちょっとしたお土産やさんもあります。待っている間に、素敵なお土産を物色するのも良いでしょう。

ミラノ ドゥオモ ショップ

ドゥオモのオリジナル商品がたくさん揃っています。

ミラノ ドゥオモショップ

それにしても、この日はかなり進みが遅く、5分に一人呼ばれるかどうかといった具合で、呼び出しに応じる人がいないこともしばしば。

ここまで待ち時間が長いと、真面目に待っている人はそんなにいないように思いますので、実際にはそんなに待たずに済む可能性もありますが、せっかちな私は早々に自動販売機に切り替えることにしました。

自動販売機で購入する場合

自動販売機なら、整理券は必要ありません。ただ列に並び、順番を待つだけです。

機械は全部で4台あり、支払いはクレジットカードのみ。表示は英/伊/独の3ヶ国語となっていました。

画面に直接サインするのですが、何が悪いのか何度も振り出しに戻ったりで、殆どの人がスムーズに発券出来ず…。

私もどこにクレジットカードを通すのかわからず、後ろに並んでいた人に助けを求めてしまいました。

皆同じ様に、グループで話し合ったり、周りに聞いたりしていましたので、機械の操作や、見知らぬ人に話しかけるのが苦手な方は、窓口の方が無難でしょう(当時、自販機の周辺に係の方はいませんでした)。

結局、並び始めて15分ほどでチケット(Duomo pass A)を購入することが出来ました。

ミラノ ドゥオモパスA

一見、レシートのようなペラペラの紙ですが、ドゥオモ入場やエレベーターを利用する時、リーダーにバーコードをかざす必要がありますので、汚したりなくしたりしないよう気をつける必要があります。

チケットオフィス2は美術館の中

帰国後にこちらのサイトで調べたところによれば、もう一つのチケットオフィス2は美術館内にあり、私が行ったところよりも空いていることが多いそうです。

ミラノ チケット売り場

(http://www.artisantraveller.comより引用)

混雑している時には、こちらも一度覗いてみると良いでしょう。

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ドゥオモ入場方法

それでは、チケットを買ったらいよいよ入場です!

イタリア ミラノ ドゥオモ

入場時間

オープン時間は下記の通り。

毎日: 8am-7pm
最終チケット: 6pm
最終入場: 6.10pm

ただし、特別行事や天候の理由等で、変更になる可能性もあります。訪問される際は、こちらの公式カレンダーからご確認をお願いします。

早い時間帯の入場がオススメ!

私が訪れた平日朝9時ごろは、ほぼ止まることなくスムーズに進みましたが、12〜16時ごろはかなり長い列ができていました。特に夏場は暑い上に照り返しもきついので、できるだけ早い時間に来た方が良さそうですね。

入場前にセキュリティチェックあり

ドゥオモ内部への入口は正面下、右側です。レーンが用意されているので、一目でわかると思います。前の人に続いて進みましょう。

ミラノ 大聖堂 入口

なお、入口の直前で兵士によるセキュリティチェックがありました(気軽にカメラを向けられそうな雰囲気ではなかったので、写真はありません)。

ポケットをあらかじめ空にする、バッグの錠を外す等の用意をしておくことをおすすめします。

禁制品

公式サイト上で、持ち込み禁止品に上がっているものは以下の通りです。

  • ヘルメット
  • ガラス製品
  • 鋭利なもの
  • 大きな荷物、バックパック等

この他、私は持っていたペットボトルの水をその場で飲んで見せるように指示されました。毒性や可燃性のある液体でないことを確認したかったようです。

セキュリティチェックを抜ければ、あとは素晴らしい建物内を自由に見学することができました!

ミラノ大聖堂の内部

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ドゥオモ・テラス(屋上)への入場方法

続いて、屋上への行き方です。

屋上に繋がるエレベーターへの入口は、建物の外側、ドゥオモ正面から見て左手後方の壁沿いにあります。

ミラノ ドゥオモ エレベーター乗り場

こちらも午前中早い時間なら、ご覧の通りほとんど列もありませんでしたが、日中になると、かなりの人数が待っていました。

ミラノ ドゥオモ エレベーター乗り場

2018年、エレベーターにファストレーンが設定されました。
また次回訪れた際に、入口の様子などをチェックする予定です。

ドゥオモの正面入口と同様に、こちらでもセキュリティチェックが行われています。

ミラノ ドゥオモ エレベーター前のセキュリティチェック

大聖堂入場時と同様に、あらかじめ荷物を見せやすいように準備しておくといいですね。

改札を通ってエレベーターへ

セキュリティチェックを受けた後は、数人ずつ改札を通ってエレベーター前まで進みます。ここで入場券のバーコードをスキャンしましょう。

ミラノ ドゥオモ エスカレーター前

なお、帰る時にもバーコードのスキャンが必要なので、ここに戻ってくるまでチケットを無くさないよう、十分注意して下さい。

エレベーターは1基のみ

屋上へのエレベーターはたった1基だけ。しかも小さく、一度に入れるのは6~7人程度です。

ミラノ ドゥオモ エレベーター前

ここまで来れば、絶景のテラスまでは後ほんの少し。

ミラノ ドゥオモ エレベーター

屋上からは絶景が

エレベーターを降りて少し歩くと、そこにはミラノの街並みが広がります。とっても素晴らしい眺めでした!!

ミラノ ドゥオモ テラスからミラノの街を眺める

階段でも上れますが、エレベーターなら体力を使うことなく屋上までたどり着けるので、お年寄りやお子さん等には特にオススメ!

ドゥオモを訪れた際には、ぜひ利用してみて下さいね。

まとめ

今回は、ミラノ一の観光スポットといっても過言ではない、ドゥオモのアクセスとチケット情報、入場方法までをご紹介しました。

建物内はもちろんのこと、屋上も素晴らしい造形となっていて、何時間でも過ごせそうな素晴らしい施設でした。

ツアーを利用する人も多いかと思いますが、自分で行けば、好きな時間に好きなだけ鑑賞することが出来ます。

チケットの購入もそれほど難しくはありませんので、ぜひ一度はチャレンジしてみて下さい!

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我が家はこの方法で、ここ数年の間に複数回海外旅行に出かけています(それまでは、5年に1度でも行ければ御の字という感じでした)。

2015年12月 陸マイルを貯め始める
2016年7月 ANAビジネスクラスで大人3名フランス・ドイツへ
2017年6月 スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅
2017年11月 家族4人ANAビジネスクラスでシドニーへ
2018年1月 家族4人ANAエコノミーで台湾へ
2018年3月 ANAエコノミーで上海へ
2018年6月 ANAビジネスクラスで母娘パリ旅行
2018年10月 JALエコノミーでホーチミンへ
2019年1月 家族4人ANAビジネスクラスでホノルルへ
※国際線の場合、マイルで補填できる航空運賃の他に諸税がかかります。

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