パリの観光地人気ランキングがあれば、きっと3指に入るであろう『凱旋門』。
その正面には、かの有名な一大ショッピングストリート『シャンゼリゼ通り』がまっすぐに通っています。
これらのスポットは、パリに訪れたら見ずに帰れないと言っても過言ではありません。
そこでオススメのホテルが、シャンゼリゼ通りに面した唯一の5つ星ホテル「パリ・マリオット・シャンゼリゼ・ホテル」!
今回は、ホテル全体の雰囲気から、お部屋の様子、朝食会場で提供されている数々のメニューまで、「パリ・マリオット・シャンゼリゼ・ホテル」の魅力を徹底的にご紹介したいと思います♪
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パリ マリオット シャンゼリゼ ホテルの魅力
今回ご紹介する「パリ・マリオット・シャンゼリゼ・ホテル(Paris Marriott Champs-Elysees Hotel)」。
その最大の魅力は、なんと言っても抜群の立地!!
パリを観光するにあたって、立地のよさを優先するなら、絶対に候補に入れておくべきホテルです。
シャンゼリゼ通りに面しているため、ホテルから一歩出れば、そこには美しいパリの風景が広がります。フランスらしい優雅な雰囲気を味わうことができる、極上のホテルです。
パリ マリオット シャンゼリゼ ホテルへのアクセス
パリ マリオット シャンゼリゼ ホテルは、凱旋門から700m進んだ場所にあります。
パリの玄関口であるシャルル・ド・ゴール空港からのアクセスもよく、日本人観光客にも利用しやすい場所です!
ホテルに到着!
エントランスはこちら♪
一見ホテルとはわからないくらい間口は狭めですが、ひときわシックなファサードと、上に掲げられた国旗が目印。
ちなみに狭いのは入り口だけで、2階から上は一棟丸ごと分の幅がありました。
日中はもちろん、夜明け前でも入口には常にドアマンさんが立っていて、毎回ドアを開けてくれます。
パリ随一の目抜き通りという場所柄、地元の人のみならず色んな人で賑わっていますが、こうして常に人の目があると、ホテルに用がない人は入りにくいでしょうし、安心感がありますね。
ロビーの様子
中に入って、階段・エスカレーター・エレベーターで上がったところがロビー階です。
ホールは吹き抜けになっており、上にはガラス張りの窓が。最初の訪問時は日没後だったため、全体的に落ち着いた雰囲気でしたが、朝になるとこんな感じでしっかり光が入ります。
ホテルにチェックイン!
それではチェックインをしましょう。
マリオットボンヴォイのプラチナ以上だと、ラウンジで手続き出来るホテルも多いのですが、あいにくこのホテルにはラウンジが設置されていません。
全員がレセプションデスクで手続きすることになるのですが、スタッフさんにパスポートを渡すと、こんなウェルカムドリンク&スイーツとおしぼりを出してくれました♪
お水を出してくれるホテルはヨーロッパでも結構ありますが、お菓子とおしぼりは初めて。
スーツケースを転がしつつ、スリに狙われないよう急ぎ足でここまでやってきたところでしたので、心身ともに癒されました!
マリオットボンヴォイ特典・アップグレード結果は?
さて、チェックイン時のお楽しみは、マリオットボンヴォイの特典の1つである『お部屋の無償アップグレード』。
マリオットボンヴォイ系列ホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に案内してもらえるのです。
私は今回「マリオットボンヴォイ・チタンステータス」を持っての宿泊なので、運が良ければスイートルームを含めたお部屋へアップグレードされる可能性も。
さて、今回の結果は…?
……
ファミリールームとなりました!
- デラックス ←もともと予約していたお部屋
- スーペリア
- テラス
- ファミリー ←アップグレード!
- シャンゼリゼビュー
- ジュニアスイート
- パーラー
- スイート
- プレジデンシャルスイート
この日は週末で満室に近い状態。その中で一番いいお部屋にしていただきました。
そこまで大幅なアップグレードではありませんでしたが、もともと予約していたカテゴリーよりも5〜12平米広いお部屋だということで、十分ありがたいですね♪
さっそくお部屋に行ってみるとしましょう!
ファミリールームはこんなお部屋
この日のお部屋は3階の310号室。
ドアを開けると、確かになかなかの広さ!
ちなみに右手のドアはバスルーム、左手のドアはおそらく改装の影響で残ったのであろう、開かずのドアとなっていました。
ベッドルーム
ベッドルームの全景はこんな感じ!
奥から見ると、パリの一等地にしてはかなり広々としているのがおわかりいただけますでしょうか。
ベッドの正面にはテレビがあり、寝転びながら観ることができますが、日本のチャンネルは映りませんでした。
クローゼット
クローゼットにはセキュリティボックスとスリッパ、シューミット、バスローブ、アイロン&アイロン台が用意されています。
ミニバー
お部屋の片隅には、ミニバーも設置。
内容は、ネスプレッソと湯沸かし器、マグカップ、持ち出し用の紙コップ、栓抜き、そして無料のコーヒー・紅茶・ミネラルウォーターでした。
下の開きには冷蔵庫が入っており、中にはソフトドリンクからアルコール、スナックまで色々と入っています。
中のものを取ると自動的にチャージされてしまいますので、用がなければ手を触れないのが吉。
前述の通り、ホテル内にラウンジはありませんが、徒歩30秒のところに23:30までオープンしているスーパー・モノプリがありますので、ドリンクなどはそちらで調達するのがオススメです。
デスク
お部屋の入り口付近には、パソコン仕事に便利な椅子とデスクも。
実を言うと、このホテル滞在中かなりWi-Fiの調子が悪く、日中は特に繋がらないこともしばしば。ならば久しぶりに有線LANを使おうかと思ったのですが、コネクターのつまみ部分が折れていて、結局利用することが出来ませんでした。
このお部屋だけかもしれませんが、24時間サクサク進まないと困る!という方は、ご自分でモバイルWi-FiやSIMカードを調達しておいた方が安心かもしれません。
または一階にビジネスセンターがありますので、そちらを利用するのもいいでしょう。
窓の外はロビー
ところで、このお部屋で一番「おおっ?」と思ったのが、窓からの眺め。カーテンを開けてみると、そこに広がるのはパリの街…ではなく、なんとロビーフロア!
以前宿泊したロンドン・ヒースロー・ヒルトンも、ロビーが見えるお部屋だったことを記憶していますが、あちらは一応外の様子も伺えました。
街の風景が全く見えないお部屋というのは、今回が初めてかもしれません。スタッフさんの話によれば、シャンゼリゼ通りが見えるお部屋は、192室中たった9室しかないのだそうです。
やはりせっかくのパリなので、窓越しに外の賑わいを感じたかったなぁ…と思う一方、道路から遠い上に24時間信頼できるスタッフさんが見えるというのは安心感がありますし、何よりとにかく静か。これまでで一番ゆっくり眠ることができました。
ホテルに何を求めるかは人それぞれですが、室内でもパリ気分を満喫したい方は、最初からシャンゼリゼビュールーム等、外に面したお部屋を予約した方が確実だと思います。
ロンドンのセントパンクラス・ルネッサンスホテルでも、外の風景が見えないお部屋を体験しました。
バスルーム
さて、バスルームはどうなっているのかと言いますと、こちら!
大きな洗面台と、右手にトイレとシャワーブース、
そして左手が浴槽となっています。
アメニティはロクシタンのバーベナシリーズ。シャワーキャップと爪やすり、コットンなども付いています。
浴槽側にはシアバターの固形石鹸と、入浴剤も置いてありました。
水回り全体的に古さが感じられるのは否めませんが、アメニティは充実していますし、浴槽があるのが特にありがたかったです!
朝食はロビー階のレストランで
お部屋の紹介が終わったところで、次は朝食会場へ向かいましょう。指定されたのはロビー階の一番奥にある「Le Restaurant」。
営業時間と料金は以下の通りです。
<朝食営業時間>
月〜金 6:30-11am
土日 7-11am
<料金>
コンチネンタルブレックファスト:28.00 EUR
フルアメリカンブレックファスト:42.00 EUR
マリオットボンヴォイのプラチナ・チタン・アンバサダーメンバーは、特典としてフルアメリカンブレックファストが無料となります。
朝食会場の雰囲気
レストランの中はそれほど広くなく、こぢんまりと落ち着いた雰囲気。暖かい色の照明と並んだ赤い椅子が、どことなくパリっぽい♪
エッグステーション
レストランの中央には、エッグステーションが設けられていました。後ろにそびえる凱旋門が印象的ですね。
エッグステーションで作ってもらえるのは、以下のメニュー。
- オムレツ
- 目玉焼き
- スクランブルエッグ
- 具・付け合わせ(ハム、玉ねぎ、マッシュルーム、トマト、チーズ、ほうれん草)
注文すると◯分後に来てください、と言われますので、頃合いを見計らって取りに行きます。
自分好みの焼きたてオムレツが食べられるのは、ホテル朝食の醍醐味ですよね♪
ただ、訪れた時間が早かったからか、コックさんは常駐しておらず、注文のタイミングを測るのに苦労しました(笑)。
ブッフェメニュー
卵料理以外は自分で取るブッフェ形式です。
サーモンやハム、チーズに…
ミックスリーフ、フルーツ、ヨーグルト。
ヨーロッパの朝食に欠かせないヨーグルトには、容器入りとドリンクタイプも用意されていました。
さすがフランス、パンはどれを食べても美味しかったです!
こちらはシリアルバー。脂肪分の異なる牛乳3種類が添えられていました。
ホットミールコーナーには、おかゆと野菜ヌードルに…
ウィンナーとベーコン。
パンケーキもありました。
さらに、マッシュルームソテーなどなど。
ジュースやミネラルウォーターもカウンター上に揃っています。
コーヒーや紅茶は、スタッフさんにお願いすれば持って来ていただけました♪
実際にいただいたのがこちら。
パリに来たらやっぱりパンが食べたい!ということで、いつもより糖質多めになってしまいましたが、バルサミコ酢とオリーブオイルだけで頂くサラダや、ウィンナーなどもちゃんと美味しくて、大満足の朝食でした♡
最後に
ということで、今回はパリ・マリオット・シャンゼリゼ・ホテルについて詳しくご紹介しました。
ホテル全体的に若干古さも感じられますが、お掃除は行き届いていますし、落ち着いた雰囲気の中で静かに過ごしたい人にはとても向いているホテルだと思います。
その最大の魅力は、何と言っても立地の素晴らしさ。
一歩外に出れば、ホテル内とは別世界!大にぎわいのシャンゼリゼ通りですし、誰も歩いていない時間帯の凱旋門も楽しむことができます。
メトロの駅まで徒歩3分、バスの停留所は30秒。
どこに行くにも本当に便利で、私のような弾丸旅行(パリ2泊)では、ほとんど時間を無駄にすることがなかったのが何より助かりました。
パリ中心地のホテルを探している方には是非オススメです!
今回の旅の記録はこちら。
ホテル概要
ホテル名 | パリ・マリオット・シャンゼリゼ・ホテル (Paris Marriott Champs Elysees Hotel) |
ホテルランク | |
リワードカテゴリー | 7(無料宿泊必要ポイント:50,000/60,000/70,000) |
エグゼクティブ/クラブラウンジの有無 | なし |
住所 | 75008パリ70 Avenue des Champs-Elyseesフランス |
電話 | +33 1 53 93 55 00 |
階数/部屋数 | 7階/192部屋 |
開業 | 1997年(2009年リニューアル) |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
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例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
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