今年も残すところあと3日。色々不自由なことも多い一年でしたね。
思うように旅行もできない2020年でしたが、一つだけこれまで以上の実績を達成できたことがあります。
それは、マリオットの宿泊実績が100泊を超えたこと!
海外はもちろんのこと、国内も自由には動けない期間が長かった中、実質3ヶ月でここまで宿泊実績を積み上げることができたのは、自分でも意外な結果です。
今回はその方法や目的、今後の展望についてまとめてみました!
2021年の実績報告はこちら♪
どうやって100泊以上達成した?
今年のマリオット系列ホテルでの宿泊数は、正確には【103泊】。
これまでは年間40泊程度がやっとでしたが、今年はどうして100泊に到達できたのかと言いますと、要因は大きく4つあります。
- エリートナイトクレジットプレゼント
- SPG継続特典
- ホテル宿泊費の相場下落とGo Toキャンペーンの併用
- アロフト東京銀座のフラッシュセール
新型コロナ感染拡大に伴う特別対応
まず一つ目は、新型コロナ感染拡大のため、ステータス維持・向上のためにホテル修行がしたくとも、今年の上半期はほぼ旅行ができない状況となりました。
マリオット側もこれを鑑みて、会員にエリートナイトクレジット(宿泊実績)をプレゼントすると発表!
ステータスに応じてもらえるクレジット数は異なりますが、私はプラチナ会員だったため、25泊分を頂けることに。
100泊の4分の1ですから、これは相当な助けとなりました。
SPG継続特典
さらに、クレジットカード「SPGアメックス」の会員には、継続特典として毎年5泊分の宿泊実績が追加されます。SPGアメックス、侮れませんね。
エリートナイトクレジットと合わせると、なんと30泊分!
ホテルに泊まることなく、約3分の1が稼げた計算になります。
ホテル宿泊費の下落とGo Toキャンペーン
そして、インバウンド客の減少でホテルの宿泊費が全体的に下落したことも大きな要因です。
つい昨年までは、都内のマリオット系列ホテルに泊まろうと思ったら、ほとんど2万円台後半からと、とても気軽に泊まれるお値段ではありませんでした。
しかし旅行や出張もままならない中、ホテル需要が大幅に落ち込んだため、現在では1万円台前半で泊まれるケースも珍しくありません。
そしてGoToトラベルキャンペーンを併用すれば、さらにお得に。都内でこれほど安くマリオット系列ホテルに泊まることは、これまでにないことだったのです。
私の場合は、仕事も家庭もありますし、あまりあちこち動きたくないタイプなので、ハシゴするというよりは、基本的に生活圏内にあるホテルに長期で滞在することにしました。
その一つが、2017年のプラチナチャレンジでもお世話になった、コートヤードバイマリオット東京ステーションです。
今回は途中からチタンになったこともあり、一番いいお部屋「フォトグラファーコーナーツイン」にアップグレードして頂けたのもいい思い出。
またいずれ、お部屋の様子をレポートしたいと思っています。
アロフト東京銀座のフラッシュセール
さらにもう一つメインの宿泊先となったのが、アロフト東京銀座!
アロフト東京銀座は、通常一泊20,000円ほどのホテルですが、10月初旬に一泊12,100円と、とってもお得な料金が発売されたため、twitter等で大変話題になりました。
今季日本に初上陸したアロフトは、最先端でアーティスティックな空間がセールスポイント。新しいだけあって清潔ですし、スタッフさんもフレンドリーで、居心地の良さには定評があります。
スイートルームも、他とは一味違う楽しさ満点!特にメゾンマルジェラのアメニティとレコードが最高でした♪
機会があれば、ぜひまた泊まりたいホテルです。
都外もちょっぴり
ということで、今年は基本的に都内で宿泊実績を積んだわけですが、新型コロナ感染拡大前の1月に沖縄に行ったのと、ちょっと落ち着いてきた9月から11月にかけては、ちょこっとだけ一人旅にも出かけています。
これまでは毎年国内外を問わず観光に帰省にと家族旅行を満喫していましたが、今年は複数人で旅行するのはリスクが高いかなと、お正月に旅行したっきり。
来年はどうにか状況が上向いてくれることを願うばかりですが、内容はどうあれ、とりあえず目標の100泊に到達できたので、それなりに満足しています。
100泊しただけではアンバサダーにはなれない
それでは100泊に到達すると、何かいいことがあるのでしょうか?
結論から言うと、100泊に到達しただけでは、得られるステータスも特典もありません。
皆様ご存知の通り、マリオットボンヴォイではエリートメンバーを5つに区分しています。到達条件はそれぞれ以下の通り。
ランク | 到達条件 |
シルバー | 年間10泊 |
ゴールド | 年間25泊 |
プラチナ | 年間50泊 |
チタン | 年間75泊 |
アンバサダー | 年間100泊+対象利用金額20,000ドル |
基本的には1年間当たりの宿泊数に応じてランクが上がって行きますが、アンバサダーだけはそれだけでは足りず、20,000米ドル(約200万円)の年間利用実績が必要になっています。
1年間でホテルに200万円使うのは、とてもじゃないけど無理です…。
なぜ100泊を目指したの?
それでは、一体何の目的があって100泊もしたのかと言いますと、それはライフタイムプラチナの獲得を目指しているから!
マリオットボンヴォイでは、暦年ごとに到達できるステータスの他、生涯を通じた宿泊数の累積で獲得できて、半永久的に効力を持つライフタイムエリート会員資格を設けているのです。
ANAのミリオンマイラーと同じようなシステムですね。
私の場合は、SPGアメックスのおかげで、例え一泊もしない年であっても、退会しない限りゴールド会員であり続けることができますので、目指すのはもちろんプラチナ一択。
ライフタイムプラチナを獲得できれば、年毎の宿泊数に関係なく、ずっとラウンジ利用やアップグレード、16時までのレイトチェックアウトといった魅力的な特典を享受し続けることができます。
ただし、ライフタイムプラチナの到達条件は600泊+プラチナエリート資格保持が10年。
まだまだ長く険しい道のりです。
先が長すぎて、条件到達前に廃止や改悪されないか、ちょっぴり心配な今日この頃…。
来年の展望は?
予定していた海外旅行もナシ、お盆も今度のお正月も帰省できず、日常生活さえ制限され、新型コロナには煮湯を飲まされてばかりでしたが、働き方改革や感染予防の意識が上がったりと、考えようによっては良い面もあったのかもしれません。
都内のホテルで宿泊実績が積めるようになったことも、私にとってはそれなりに幸いなことでした。
もちろん欲を言えば、タイや中国など、もっとコスパの良いホテル大国に行ければなぁ、と思わなくもありませんが…。
最近またステイホームが叫ばれるようになり、ホテル修行も一旦終了。この年末年始も、帰省・旅行いずれも諦め、家で静かに過ごす予定です。
来年以降がどうなっていくのかは情勢次第だと思いますが、ある程度改善が見られた段階で、Go Toトラベルキャンペーンも再開される見通しとのこと。
このまま国外に出られない状況が続いたとしても、インバウンド回復にも時間がかかるでしょうし、しばらくは今年と同じようなコスパで実績を積んでいけるのではないかなぁとぼんやり考えている次第です。
マリオット系列ホテルのエリート会員になる方法
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
SPGアメックスにお得に入会する方法
用もないのに16泊はちょっと…という方には「SPGアメックス」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、SPGアメックスには、入会次年度以降、毎年1泊分の無料宿泊券が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)という非常に強烈な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
SPGアメックスは年会費のかかるクレジットカードですが、紹介プログラムを使えば、お得に入会することが出来ます。
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