JAL直営の国内線最上級ラウンジ、それが「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」!
限られた人だけに入場を許された、特別なラウンジです。
JALのラウンジと言えば「サクララウンジ」が有名ですが、ダイヤモンド・プレミアラウンジは、その豪華版と言ったところ。
設置されている空港は少ないのですが、ここ数年、各地で続々と新規/リニューアルオープンしており、より一層洗練された空間で搭乗前のひと時を過ごすことができます。また、ご当地メニューが提供されていることも楽しみの一つ。
今回は、福岡空港のJALダイヤモンド・プレミアラウンジについて、利用条件から内部の様子まで、詳しくご紹介したいと思います!
JALダイヤモンド・プレミアラウンジ設置空港
2021年1月現在、JALダイヤモンド・プレミアラウンジは、国内の主要空港5箇所に設置されています。
マップで見ると、下記の通り(金色のマークが「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」、銀色のマークが「サクララウンジ」です)。
福岡空港のラウンジは、2017年3月にオープンしたばかりで、JALダイヤモンド・プレミアラウンジの中で二番目に新しいラウンジです(一番新しいラウンジは、2018年2月オープンの那覇空港)。
ラウンジ利用対象者
JALダイヤモンド・プレミアラウンジを利用出来るのは、以下の通りです。
|
簡単にまとめると、国内線または国際線のファーストクラス利用者、あるいは、上級会員の中でも最高レベルの会員しか入室が許されていません。
国内線ファーストクラスは+8,000円(当日空きがある場合)で利用可能!シートや機内食も素晴らしく、さらに最上級ラウンジ利用料金も込みなので、かなりお得だと思います♪
私は今回、「3」のJGCプレミア会員として利用してきました。
昨年6月にJGP修行を終え、会員資格を得ていたものの、その後はファーストクラス世界一周など、ANAを始めとするスターアライアンスを利用する機会が多く、なかなか活用するチャンスがありませんでした。

いよいよ今回、満を辞してのJALダイヤモンド・プレミアラウンジ!どんな空間なのか、楽しみでなりません。
福岡空港フロアマップ
JALラウンジの入口は、国内線ターミナル2階「出発保安検査場/南」のすぐそばです。
上記マップの「JALラウンジ」と書かれている場所まで行くと、サクララウンジとダイヤモンド・プレミアラウンジ共通のエントランスがあります。
サクララウンジについては、こちらの記事でくわしくご紹介しています↓
チェックインカウンターはワンワールドサファイヤ/エメラルド用の2箇所
以前は入ってすぐ、奥にカーテンがかけられていましたが…↓
その後無事改装が完了したらしく、先日訪れた際にはカーテンが取り払われ、二手に分かれたチェックインカウンターが設けられていました。
左手 | JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JGC、ワンワールドサファイア |
右手 | JMBダイヤモンド、JGCプレミア、ファーストクラス、ワンワールドエメラルド |
下の写真は、右手にあるファーストクラス・ダイヤモンドメンバー・JGCプレミア用のチェックインカウンターです。
こちらはあくまで手続きが必要な方向けのカウンター。
ラウンジの受付はまた別にありますので、チェックイン手続き不要・荷物を預けない場合は、立ち寄る必要はありません。
ラウンジはワンフロア上の3階
そのまま右側に進み手荷物検査を受けた後、ラウンジへと続くエスカレータが見えてきます。
このエスカレーターで、ラウンジがある3階まで上っていきましょう。
ラウンジレセプション
エスカレーターを上がりきった正面に、ラウンジレセプションがありました。
こちらは、サクララウンジ・ダイヤプレミアラウンジ共用です。
手前にあるのは、著名な書家・紫舟さんの作品。
作品名は以下の通り。
∞を超えて私たちのもつ無限の可能性を、信じてみる。
だれかがつくった常識や制約は、きっと越えられる。
もっと先の自分へ、無限大を超えて。(JAL公式ホームページより)
アートにこだわりを持つ、JALらしいおもてなしですね。
ラウンジマップ
サクララウンジとダイヤモンド・プレミアラウンジの位置関係はこんな感じです。
喫煙室だけはサクララウンジとの共用で、レセプションの近くに位置しています。
サクララウンジとダイヤ・プレミアラウンジの入口は別
レセプションスペース左を見ると、サクララウンジの入口。
右手奥がダイヤモンド・プレミアラウンジとなっています。
受付を済ませたら、さっそく右手へ。いよいよダイヤモンド・プレミアラウンジにお邪魔します!
デザインコンセプト
福岡空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジのコンセプトはこちら。
JALカラーである赤を印象的なアクセントとして取り入れた上質で洗練されたデザインの室内。
軽食やお飲み物をご用意したダイニングエリアと高い収納性を寛ぎのエリアから構成されるゆとりの空間が広がる。(JAL公式ホームページより)
デザインを担当されたのは、以下の方々とのことでした。
小坂 竜氏…マンダリン オリエンタル東京のメインダイニング、新丸ビルの環境デザイン 竹内 宏法氏…「羽田空港JAL国際線サクララウンジ」「W広州FEI」、「LOUNGE by Francfranc」等 |
モダンで温かみのあるインテリア
新たにデザインされただけあって、廊下もモダンで洗練された印象です。
廊下を抜けると、ダイヤモンドプレミアラウンジがお目見えしました!
さっそく中の様子を見てみましょう。
メインエリア
まずはメインエリアへ。
深い色合いの木材をメインに、JALらしく随所に散りばめられたテーマカラーの赤が、お部屋全体に暖かな雰囲気を演出しています。
飾ってある小物にも和の心が感じられますし、とても「日本航空」らしい、素敵なラウンジですね。
最初に訪れた日は、かなりの混雑ぶりでした。平日だったこともあり、サラリーマンの方が多い様子。
ラウンジの奥から見るとこんな感じです。
各席の間にパーテーションのあるソファ席も。
しっかりとした横幅のあるソファなので、大柄な男性でもゆったりリラックス出来そうですね。
窓側の席からは、広々とした駐機場を見渡すことができます。
が、現在は工事中のため足場が組まれており、カーテンが下されていました。8月中旬まではこの状態が続くようです。
マッサージ機
ラウンジ最奥には…
マッサージ機も置いてありました。
2台が向かい合うように設置されています。座って正面を見るとこんな具合。
ラウンジ内が混雑していた割には、あまり使っている人を見かけませんでした。
国内線ラウンジの滞在時間は短めですし、昼間から利用する人は少ないのかもしれませんね。
ダイニングエリア
続いてダイニングエリアへ。
目玉はJAL特製焼きカレーパン!
まず食べるべきは、これでしょう!
ダイヤモンド・プレミアラウンジの名物、JAL特製焼きカレーパンです。
国際線のサクララウンジ・ファーストクラスラウンジで提供されている、JAL特製オリジナルビーフカレーをベースにしたパンなのだとか。
昨年、初めてサクララウンジでJALカレーを食べた時、カレーがあまり好きではないにも関わらず、そのあまりに美味しさにびっくり!

辛すぎず甘すぎず奥深い味で、本当に美味しいんですよね。JALさんのこだわりが感じられる逸品です。
ご当地メニューも外せない
ダイヤモンド・プレミアラウンジの特徴の一つに、前述の通り、各地のご当地メニューを提供していることが挙げられます。
ここ福岡空港のメニューは、地元で有名な「三日月屋」のクロワッサン!
特製焼きカレーパンは11時30分以降にしか食べることが出来ませんが、クロワッサンの方は終日提供されています。カレーパンと同様、こちらも楽しみにしてきました。
なかなか人気のようで、補充されるとすぐ売り切れてしまいましたが、無事に一つゲット!
思っていたよりも小さめです。パッケージの幅は10cmくらいでしょうか。
開けてみると、グラニュー糖がまぶされていて、小ぶりながらしっかりこっくりした味わい!
ラウンジ内にはあまり甘いものがないので(おそらくパンとキャンディくらい)、食後に頂くのにちょうど良かったです。
デニッシュやおにぎり、スープなども
他には、高菜パンやストロベリーデニッシュ、おにぎり。
ANAスイートラウンジと異なり、個包装になっているのが乾燥しにくくていいですね。
この日は福岡らしく、辛子明太子と鶏めしがありました。
また、傍らには「野菜スープ」「味噌汁」も。
お味噌汁の具、スープの種類は、定期的に変わるようです。
ドリンク
続いて、ドリンクコーナーをご紹介します。
まずはビールから。
ラインナップは4種類。
◯サントリー ザ・プレミアムモルツ ◯アサヒ ドライプレミアム豊穣 ◯サッポロ エビス ◯キリン 一番搾りプレミアム |
サントリー、アサヒ、サッポロ、キリンと4大メーカー揃い踏み!さすがは最上級ラウンジ、ビール好きには堪えられない品揃えですね。
カウンターには、サントリーのウイスキー「知多」と、「黒波」「赤鶴」の2種類の焼酎が置かれていました。
赤鶴は、やっぱり鶴丸マーク繋がりで採用されたのでしょうか。サクララウンジでおなじみの柿の種もありますね。
コーヒーマシンでは、ブレンド、エスプレッソ、カフェラテ、カプチーノ、お湯を利用できます。
冷蔵庫の中には、ミネラルウォーター、烏龍茶、トマトジュース、アップルジュース、牛乳が入っていました。
実食
それでは、カレーパンとビールをいただきます!
ビールは量を調節出来ますし、カレーパンも小腹を満たすのにちょうどいい大きさなのが嬉しいですね。
カレーパンは、思っていたよりしっとり。中のカレーが本格的な味わいで美味しかったです。
これまで利用することの多かったANAスイートラウンジでは、ドーナツやワッフルなど甘いものが中心で、あまりビールと合わせる感じではなかったため、そういう意味でも新鮮でした。



ラウンジ内の設備
クローク
ラウンジの入口近くには、スーツケースやお土産品などをしまっておけるクロークが。もちろん無料で利用可能です。
通話ブース
クロークの向かい側は通話ブースが3つ並んでいました。
内部はこんな感じで、椅子と電源付きです。
コピー機
自由に使えるコピー機も、ラウンジ奥にひっそりと。
お手洗い
お手洗いはこんな感じです。一際明るい木材をふんだんに使った清潔感あふれる空間となっていました。
残念ながら、シャワーはナシ。と言っても、国内線ではあまり使うこともないでしょう。
最後に
福岡空港のJALダイヤモンド・プレミアラウンジは、新しいだけあって、モダンかつスタイリッシュで、とっても素敵なラウンジでした!
飲食物にもこだわりが感じられますし、JGPを取っていてよかったなぁとしみじみ実感。
時間帯によっては混雑していましたが、より対象者の多いサクララウンジとほぼ同じか少し広いくらいなので、比較的ゆっくり過ごせるのではないでしょうか。
また次回訪れる日が楽しみです。
その他のダイヤモンドプレミアラウンジ↓



これまでに訪れた国内外の空港ラウンジ訪問記まとめ↓
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