海外旅行の楽しみといえば、ホテルで頂く異国情緒あふれる朝食もその一つ。
パン一つとっても、日本とは全く違う味わいだったりして、外国に来ているんだなぁとしみじみ実感できるものです。
今回ご紹介するのは、ドイツ・ミュンヘンにあるマリオット系列ホテル「ルーマーズ・ミュンヘン・オートグラフ・コレクション」の朝ごはん!
見た目が美しいだけでなく、お味も抜群、しかも地元の名物料理まで網羅されていて、素敵な思い出になること間違いなしです。
以下、オシャレすぎる店内の様子と合わせて、詳しくご紹介します♪
フォトジェニックなルーマーズミュンヘン・デラックススイートルーム宿泊記はこちら!
アクセス方法と観光情報も詳しくまとめています。
おすすめお土産特集も併せてどうぞ♪
朝食会場はレストラン「IZAKAYA」
ルーマーズ・ミュンヘンの朝食会場は、地上階にある日本食レストラン、「IZAKAYA(いざかや)」です。
レストラン入口はホテルロビー内にあるのですが、残念ながらタイミングが合わず、写真を撮ることが出来ませんでした。
なお、マリオットボンヴォイ・プラチナ以上のメンバーの場合、特典として滞在中毎日の朝食が無料となります(バウチャーとの選択式)。
さっそく中に入ると、存在感抜群&ムーディーなバーカウンターがどーんと構えています。
居酒屋というよりもお洒落なバーのような雰囲気で、いかにも大人な空間です。
全体的に洋風ながら、お店のアイコン的存在であるこの木組の魚は、和風と言えるかも?
さて、このレストランIZAKAYA。
お昼や夜の時間帯は、握りや天ぷらなどの日本食を頂けますが、宿泊者向けの朝食時間帯には、ヨーロッパの定番メニューを提供しています。
訪問当時は、ブッフェ×オーダー制のハイブリット式を採用。
コロナ禍でも、充実したメニューが揃っていました!
ブッフェメニュー
では、まずブッフェカウンターからご紹介しましょう。
ミネラルウォーター
ブッフェ台にあるドリンクは、ミネラルウォーターのみ。ジュースやコーヒーなどはオーダー制です。
このミネラルウォーターは初めて見ましたが、白鳥マークがとっても可愛い!
パッケージに「MONACO(モナコ)」とありますが、これはモナコ公国のことではありません。
実は、このミュンヘンもイタリア語で「モナコ」なのです。
つまり、AQUA MONACO=ミュンヘンの水。
アクアモナコは、地元の美味しい水を提供したいという思いからスタートした会社で、このミネラルウォーターもミュンヘンで採水されたものです。
赤が炭酸なし・青が炭酸入りで、いずれも滑らかな飲み口でした。
パン
そして、こちらはドイツの朝食に欠かせないパン。
ドイツパンからデニッシュまで、様々に用意されていました。
ヨーロッパでパンといえばフランス、というイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、ドイツパンもまた違う味わいでなかなかのもの。
特にブレートヒェンと呼ばれる小型パン(手前の箱に入っているプチパン)は、豊富なバラエティが楽しいだけでなく、外がパリッと香ばしく、中はふわふわもちもちで、独特の滋味深さを堪能できます。
パンには欠かせないジャムやヌテラ、
バターやクリームチーズなども、こんな風に可愛らしい保存瓶入りで提供されていました。
いちごマークが特徴的なこの「WECK(ヴェック)」のガラスキャニスター、日本でも一時期流行しましたが、実はドイツ生まれのメーカーです。
ビジュアルもさることながら、蓋付きで衛生的ですし、洗って再利用できるところが、エコ大国・ドイツらしさを感じさせますね。
冷菜
サラダコーナーには、トマトやきゅうりが入ったスタンダードなものと、中東発祥のパセリを使った料理「タブーリ」をラインナップ。
スモークサーモンやハムなどのコールドカッツも、少しずつ小分けにされていました。
ヨーロッパのホテルに泊まると、見たこともないようなハムがずらーっと並んでいて、どれにしようか迷ってしまいますが、こうして予め綺麗に盛り付けられているのもいいですね。
自分では選ばないものが入っていて、思いがけない発見があったりします。
デザート
デザートコーナーには、色とりどりのフルーツが詰められた瓶や、
ビルヒャーミューズリーも。
ビルヒャーミューズリーとは、オートミールを牛乳やジュースに一晩ほど漬けておき、柔らかく冷たくしてフルーツなどと一緒に食べるものです。元々はスイスで生まれた調理法なのだとか。
この他、ヨーグルトも飲むタイプ・食べるタイプと揃っていました。
ヨーロッパのヨーグルトは脂肪分が多いのか、まったり濃厚で大好きです。パッケージもオシャレですよね。
この中央にある、チェック柄がレトロ可愛いアルペンヨーグルトは、ウィーンのルメリディアンでも見かけました。
ラベルがドイツ語なので、てっきりドイツ、またはスイス、オーストリアいずれかの商品だと思っていたら、意外やイタリア・南チロル地方にあるメーカーでした。
南チロル地方は、イタリア国内にありながら、7割程度の人々がドイツ語を話す地域なのだそう。
公式サイトによれば、レモンやいちごなど、現在7フレーバー展開中。
変わったところではコーヒー味もあるらしく、いつか機会があれば味わってみたいものです。
アラカルトメニュー
IZAKAYAの朝食では、ブッフェ以外にも、席まで運んできてくれるアラカルトメニューがあります。
メニューを書き起こしてみました。
卵料理 |
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セイボリー |
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スイーツ |
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ヴィーガン |
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全ての公式メニューをご覧になりたい方はこちらをどうぞ♪
実食
では、実際にいただいたアラカルトメニューをご紹介しましょう。
エッグベネディクト
まずはエッグベネディクト!
ウェイターさんが席まで持ってきてから、胡椒をかけてくれました。サービスも本格的です。
卵にまろやかなオランデーズソースとベーコンの塩気が相まって、とーっても美味♪
量より質派の私には、もうちょっと食べたいな、くらいのボリュームなのも、すごく良かったです。
ベイクドビーンズ
続いてこちらはベイクドビーンズ。
イギリスの朝食メニューとしてお馴染み、白インゲン豆をトマトソースで煮込んだお料理です。
15年ほど前にロンドンで初めて食べて以来大好きになってしまい、見かけたらつい頼んでしまうメニュー。
小皿にちょっぴりを予想していたところ、直径20cmくらいの大きなボウルになみなみと入っていたのでちょっと驚きましたが、やっぱり美味しい〜!
低脂肪高タンパクで、罪悪感なく食べられるのも嬉しいポイントです。
アボカドエッグ
そしてこちらがアボカドエッグ。
しっかり目のドイツパンの上に、アボカド、ドライトマト、カッテージチーズ、ポーチドエッグが乗っています。
見た目も華やかですし、エッグベネディクトの豪華版といった感じで栄養もたっぷり!
塩のみでシンプルに味わいましたが、いろんな具材の食感も楽しい一皿でした♪
パンケーキ
ドイツパンだけでなく、こちらのパンケーキも主食としてオススメです。
直径7cmくらいのプチパンケーキは、外側サクッと中ふわっふわ。
サイズもお味も最高で、毎日飽きずに注文していました。
ちなみに、メープルシロップをヌテラに変えてもらうこともできます。
カロリーはお高めですが、せっかくのサクサク感を損なわず最後まで美味しく頂けるのは、メープルシロップよりヌテラの方かもしれません。
ヴァイスヴルスト
そして、個人的にイチオシなのが、このミュンヘン名物ヴァイスヴルスト(白ソーセージ)!
ホテルの朝食なので、正直それほど期待はしていなかったのですが、サイズも品質も市内有名ビアホールと全く遜色ない本格仕様で、いい意味で裏切られました。
しっかりと専用の甘いマスタードも付いていますし、ストウブの器も可愛すぎます。むしろビアホールよりいいかも?
おかげで滞在中、一度も街で白ソーセージを購入する必要がなくなり、なんだか得した気分でした(笑)
白ソーセージは、保冷術が乏しい時代、傷みやすいため午前中しか食べられなかったもの。
当時とは事情が変わり、今では大抵いつでもありつけますが、こうして朝から頂けると、一層の満足感がありますね♪
最後に
ということで、今回はルーマーズ ミュンヘン オートグラフコレクションの素敵な朝食についてご紹介しました!
見た目だけでなく質にもこだわりが感じられ、毎日朝が待ち遠しく感じられるほど。
いつも以上に元気でいたい旅行中には、朝食の美味しさは特に重要です。
その点、ルーマーズミュンヘンは手抜かりなし!
ミュンヘンにお泊まりの際には、ぜひ検討してみてください。
ホテル概要
ホテル名称 | ルーマーズ ミュンヘン・オートグラフコレクション (Roomers Munich, Autograph Collection) |
マリオット・ホテルカテゴリー | 5(無料宿泊必要ポイント30,000/35,000/40,000) |
所在地 |
80339 MunichLandsberger Strasse 68 Germany |
階数 | 地上7階・地下2階 |
クラブラウンジの有無 | なし |
部屋数 | 280室 |
開業 | 2017年 |
マリオットボンヴォイのエリートメンバーになるためには
マリオットボンヴォイのエリートステータスを取得するには、基本的に何度もマリオット系列のホテルに宿泊しなければなりません。
例えば、チタンエリートであれば年間75泊。プラチナエリートでも年間50泊が必要です。
この数字を見てしまうと絶対に無理だとしか思えませんが、私の場合は、特別な方法を使ってチタンエリートのステータスを取得しました。
その方法が「プラチナチャレンジ」です。
プラチナチャレンジとは
プラチナチャレンジは、通常よりも少ない宿泊回数でエリート会員のステータスを取得できるキャンペーンです。
上述のように、チタンエリートになるためには通常75泊が条件ですが、私の場合はたったの9泊でステータスを取得することができました。
現在、少し改悪されたようですが、それでも16泊でプラチナステータス(通常年間50泊必要)を取得することができます。かなりお得な制度ですよね。
マリオットアメックスプレミアムなら一気にステータスを獲得できる
用もないのに16泊はちょっと…という方には「マリオットアメックスプレミアム」がオススメ。
このクレジットカードを持てば、自動的にゴールド会員に昇格できるため、最初の宿泊からゴールド会員向けの特典を受けることができます。
例えば、お部屋のアップグレードやレイトチェックアウトもゴールド会員の特典に含まれています(一部対象外ホテルあり)。
また、マリオットアメックスプレミアムには、年間150万以上決済すると、カード更新時に毎年1泊分の無料宿泊特典が貰える(50,000ポイント以下のホテルで使用可)というお得な特典もあります。マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する機会がある場合には、ぜひとも入会しておきたいカードです!
マリオットアメックスプレミアムは、絶大な人気を誇った「SPGアメックス」の後継カードです。
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