「サンフランシスコでおすすめ!マリオット系列ホテル3選」と題しまして、前回のパレスホテルに続き、第2弾としてご紹介するのが、「ザ・リッツカールトン・サンフランシスコ」!
サンフランシスコの中でも、高級街区である「ノブヒル」に位置しており、世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルの中でも最上位ブランドである「ザ・リッツカールトン」らしく、ホスピタリティ満載で素敵な滞在が約束されたホテルです。
今回は、クラブルーム&クラブラウンジを中心にレポートします!
今回はZIPAIRサンノゼ線でサンフランシスコへやって来ました!
ジップエアは、LCC価格でフルフラットに乗れるのが大きな魅力です。
6月には、サンフランシスコ直行便就航!
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ザ・リッツカールトン・サンフランシスコへのアクセス
リッツカールトンサンフランシスコは、チャイナタウンの程近く、ノブヒルと呼ばれる地区に位置しています。
地図では分かりづらいかと思いますが、「ヒル=丘」の名が示す通り、結構な坂の上にあるため、歩きでのアクセスはお勧めできません。
私は前日宿泊したパレスホテルから、朝の散歩がてらチェックインだけ先に済ませておこうと、バスに乗って向かったのですが、バス停を降りてからがもう大変。
きつい坂を登り、怪しげな階段(ゴミが散在していて、とても治安が悪そうでした)を上がりと、とてもスーツケースを伴える道のりではなく、まずは身軽な状態で来て本当に良かったと安堵したものです。
来る方角によっては、問題なくアクセスできるのかもしれませんが、子連れや荷物がある場合は、最初から迷わずタクシーやUberを使うのが無難だと思います。
いざチェックイン!
では、さっそく中へ入りましょう。
荘厳な雰囲気、美しい佇まいは、流石リッツカールトン。
建物自体は1909年に完成したものですが、1991年にフルリノベーションを行っています。手掛けたのは、日本の鹿島アソシエーツ。
サンフランシスコ市内で日本人だと伝えると、「日本人はあまりサンフランシスコに来ない、もっとたくさん来て欲しい」と色んな人から言われましたが、パレスホテル然り、意外と日本との繋がりが深い街なのかもしれません。
見るからに白亜の一流ホテルなのでドキドキしてしまいますが、ドアマンさんがとてもフレンドリーで救われました。
なんとなく、雰囲気はウィーンのインペリアルホテルにも通じるものがあります。
全部で336室ある割には、ロビーはこぢんまり。
今回は、クラブラウンジアクセス付きのお部屋を予約しているため、直接ラウンジに行って手続きすることも出来るのですが、チェックイン後は早めに観光に出ようと思っていたので、一階のレセプションでお願いすることにしました。
無償アップグレード結果は?
チェックイン時のお楽しみといえば、無償アップグレード。
マリオットに加盟しているホテルでは、エリートメンバー(上級会員)のステータスを保有していると、その日の空き状況次第で、予約したお部屋よりも高いカテゴリーのお部屋に無償で案内してもらえるのです。
私は今回、マリオットボンヴォイ「チタンステータス」を持っての宿泊。
プラチナ以上のステータスがあれば、「スイートルーム」を含む豪華なお部屋にアップグレードしてもらえる可能性があるのですが…
今回は…
アップグレードなし!
予約通り、クラブレベルルームに留まることになりました。
- 客室
- 客室シティビュー
- グランドデラックス
- コーナールーム
- Nob Hill スイート
- クラブレベル
- クラブレベルシティビュー
- エグゼクティブスイート
- クラブレベル エグゼクティブスイート
- リッツ・カールトン・スイート
- プレジデンシャル・スイート
リッツカールトンサンフランシスコは、アップグレード厳しめとの口コミが散見されました。スイートナイトアワードも受け付けていないので、どうしても泊まりたいお部屋がある場合は、最初から予約しておくのが吉と思われます。
ただ2024年、スイートナイトアワードは「ナイトリーアップグレードアワード」にリニューアル。ザ・リッツカールトンも申請対象に加わりましたので、現在は事情が異なるかもしれません。
8階のクラブルームへ
この日のお部屋は8階、クラブラウンジと同じフロアです。
エレベーターを降りると、そこはクラブラウンジ!
思いがけず、突然レセプションのスタッフさんとご対面になるのでびっくりしました(笑)。
しかしドアマンさんたちと同様、ここのスタッフさんもとても親切で、滞在中すごくお世話になりました。
ラウンジは24時間オープンしていて、いつでも好きに飲食できます。
サービス内容については後ほどご紹介するとして、お部屋へと向かいましょう。
クラブルームの全貌
今回のお部屋はこちら!861号室です。
ドアを開けると、明るく爽やかな雰囲気のお部屋が現れました♪
歴史を感じさせる重厚な外観も素敵でしたが、この港町らしい白とブルーの軽やかな雰囲気もいいですね。
お部屋の概要は以下の通りです。
面積 | 36-43㎡ |
スペシャル特典 |
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ベッドと寝具 |
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部屋の特徴 |
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バスとバスルームの特徴 |
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家具と調度 |
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食事、飲料 |
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インターネットと電話 |
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おもてなしサービス |
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エンターテインメント |
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バリアフリールームの特長 |
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バスルーム
お部屋に入って右手にあるのがウェットエリア。
壁から床まで大理石造りで、映画に出てきそうな気品漂うバスルームです。
トイレ
ユニット式も多い中、お手洗いがドア付きで独立しているのが嬉しい!
浴槽付き
小さめではあるものの、きちんと浴槽も付いています。
アメニティ
公式サイトでは、リッツカールトンお馴染み・アスプレイのアメニティを提供とありましたが、おそらく環境保全対策の一環なのでしょう、別メーカーのディスペンサーに変わっていました。
メーカーはフランス・パリ生まれのフレグランスブランド、ディプティック。複雑で奥行きのある香りに癒されます。
洗面台の上には、歯ブラシセットとカミソリ。
そして、ディプティックのボディクリームと靴磨き・シャワーキャップ・靴べら・マウスウォッシュ・ソーイングキットなどが並んでいました。
欧米では、一流ホテルであっても必要最小限のアメニティしか置かれていないことが珍しくありませんが、こちらは流石の品揃えです。何も不足はありませんでした。
バスローブもきちんとドアにスタンバイしています。
クローゼット
ウェットエリアの正面にあるのが、こちらのクローゼット。
中には、予備のバスローブ、荷物台にスリッパ。
その他には、ちょっと珍しい壁掛けタイプのセーフティボックスに、
アイロン一式が収納されていました。
ちなみに、クラブルーム宿泊者には1滞在中2枚までアイロンがけのサービスもあるのですが、今回は一泊だけだったこともあり、結局利用せず。
昨年滞在したJWマリオットニューヨークで、洗濯・アイロンサービスの便利さに開眼したので、連泊する方にはぜひおすすめです。
ベッドルーム
そしてこちらがメインとなるベッドルーム!
奥側から見ると、お部屋の広さがよくわかります。
ベッド
一人には贅沢すぎるキングサイズベッドは、文句なしの寝心地です。
入室した時から、なぜか枕元のラジオが付いていました。偶然にも、流れてくるのがどれも好きな音楽ばかりで嬉しかったです。
次に泊まったホテルでも全く同じだったのですが、これもサンフランシスコ流おもてなしの一つなのでしょうか。
テレビ
ベッド正面にあるテレビでは、YouTubeやNetflixも見られます。
英語漬けで疲れた時に、普段家で見ているのと同じ日本語チャンネルが見られるのは嬉しいものです。
デスク
傍らにはデスクもありました。
ミニバー
ミニバーには、おしゃれなパッケージの商品がずらり。
下の冷蔵庫と併せて、いずれも有料です。
無料のコーナーはこちら。
ミネラルウォーター2本とネスプレッソ、TEA&COMPANYのティーバッグが2種類というラインナップです。
ただ、飲み物はクラブラウンジでいつでも入手できますので、ほぼ手をつける機会はありませんでした。
窓からの眺め
窓の外はこんな感じ!
正面奥には、サンフランシスコの街を一望できるコイトタワーがそびえています。
カウチに腰掛けつつ、海や家々を眺めるのは、何物にも変え難いひとときです。
滞在中、ずっと良いお天気だったのも幸いでした!
クラブラウンジ
それでは続いて、クラブラウンジへと行ってみましょう。
案内文書には、朝7時から夜9時までの営業と書かれていましたが、スタッフさんによると深夜は無人になるものの、24時間オープンしているとのことでした。
ラウンジ内の様子
サンフランシスコ・リッツのクラブラウンジは、それほど大きくはないものの、明るい雰囲気のダイニングと…
アットホームなリビングエリアで構成されています。
ドリンク
コーヒーや紅茶などは終日利用可能。紙コップも備えてあって、部屋に持ち帰ることができます。
ちなみに上の写真、左に並んでいるコーン状の箱がティーバッグです。開けてみると、こんなふうに可愛らしい葉っぱのタグが付いていて、デザイン性も抜群!
メーカー「Tea Forte:ティーフォルテ」とは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)出身のデザイナー Peter Hewitt氏が2003年に創設したプレミアムティーブランドです。
日本にも東京や宮城に取扱店があるようですが、円安の影響もあってか、一杯500円ほどもする超高級品でビックリ!
ANA国際線ファーストクラスで採用された実績もあるようです。
どうしてもこのお茶をお土産に買って帰りたくて、半年後のサンフランシスコ再訪時は、市内を探し回りました!
温かい飲み物だけでなく、冷蔵庫の中のドリンクも取り出し自由。ペプシコーラなどのソフトドリンクの他、
ミネラルウォーターもたくさん入っていました。
4回のフードプレゼンテーション
クラブラウンジでは、下記の通り4つの時間帯に分け、フードプレゼンテーションを実施しています。
- 朝食 7:00-11:00
- ランチ 12:00-16:00
- オードブル&カクテル 17:00-20:00
- デザート&コーディアル 20:00-22:00
順番にチェックしてみましょう!
朝食
まずは朝食から。
カウンターには、フレッシュジュースやホットコーヒーが並びます。
お料理は、奥のカウンターに用意されていました。
手前から、各種パン類。
フルーツやヨーグルト。
固茹で卵に、
スクランブルエッグ、ベーコン、ワッフルなどなど。
コールドカッツもありました。
最近日本でも流行りのオートミール、
アメリカらしいシリアルも!
エッグステーションはなく、シンプルなラインナップではありますが、物価高のアメリカでお値段を気にせず好きなものを好きなだけ頂けるのは、やはり嬉しいものですね。
ランチ
12時から16時までは、軽食が出ます。
こちらは温かいスープ。この日はブロッコリー&チェダーチーズでした。
個分けにされたサラダなどの冷菜と、パン、フルーツ。
本格的なサンドイッチも、各種取り揃えられています。
この時間からはアルコールドリンクも登場!
お昼からスパークリングワインをお供にいただくランチは、贅沢の極みですね。
この他、スナックやクッキーなども用意されていました。
オードブル&カクテル
そして17時からはオードブル&カクテルタイム。より一層お酒のラインナップが充実します。
ワインも赤・白・ロゼ・泡と勢揃い!
表には出ていませんでしたが、ビールも頂けました。
このアンカー・ブルーイング・カンパニーは、サンフランシスコの地ビール会社なのですが、2017年にサッポロホールディングスに買収されたのだとか。
お酒のお供には、カラフルなサラダや…
ファラフェルやオープンサンドに、
カナッペなどが並んでいました。
男性には少ないかもしれませんが、私にはちょうどいい量。お野菜多めなのと、あまり日本では見かけない食材・料理で嬉しかったです!
このラウンジには、インドネシア・バリ出身の専属スタッフさんがいらっしゃったのですが、日本映画マニアのとても親日家な方で、ラウンジに行くといつも席までやってきて、ずーーーっと話し相手になってくれてました。
スパークリングワインも、3口飲んだら継ぎ足される状態だったので、結局何杯飲んだのかわかりません(笑)。
おかげさまで全く退屈せず、英会話の練習もできて大変ありがたかったです。
実は、この翌月ハワイに行く予定だったのですが、スタッフさんとお話しするうち、久しぶりにバリに行きたくなってしまって、急遽旅先を変更しました!
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デザート&コーディアル
フードプレゼンテーションの最後は、デザートの時間。
提供されていたのは、レモンタルト、シナモンケーキ、バニラクレームブリュレの3種です。
この日はとても体力・気力を消耗したので(夕焼け目指してゴールデンゲートブリッジのベストスポットまで行ったはいいが、なかなか帰りの車が捕まらず極寒の中遭難しかけました)、しばしダイエットを忘れ、全種類いただきます!
どれもねっとりと甘くて、さすが外国の味♪眠る前に、心も体も癒されます。
サービスのクオリティはもちろん、スタッフさんの温かいホスピタリティのおかげで、十二分に楽しむことができました!
最後に
ということで、今回はアメリカ合衆国カリフォルニア州のザ・リッツカールトン・サンフランシスコについて詳しくご紹介しました。
クラブルームは、一般のお部屋に比べると140ドルほど高かったのですが、1日4食+アルコール含むフリードリンクに、専属スタッフさんのサービスまで付いていると考えれば、決して損ではないと思います。
ちなみにバリのスタッフさんには、こんなビュー&サンセットスポットリストも頂きました。
あまり日本のガイドブックには載っていない場所もあって、参考になります。
この方だけでなく、みなさん総じて親切なホテルでしたので、ファミリーやカップルはもちろん、私のような一人旅でも、きっと楽しい滞在になること間違いありません!
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ホテル概要
ホテル名称 | ザ・リッツ・カールトン サンフランシスコ |
所在地 | 600 Stockton St, San Francisco, CA 94108 U.S.A |
エグゼクティブラウンジの有無 | あり(有料) |
階数 | 地下1階、地上9階 |
部屋数 | 336室 |
開業 | 1991年(2015年改装済み) |
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