JALが初めて国際線を就航してから、今年で70周年を迎えます。
その記念すべき最初の就航地がアメリカ西海岸のサンフランシスコ!
当時はDC-6B型というプロペラ機(別名City of Tokyo)で、ウェーク島とホノルルを経由して30時間以上もかかったのだとか。
その後、時代の最新機材へと変遷を重ね、現在の飛行時間はおよそ3分の1になりました。
就航から70年経つ現在のサンフランシスコ便はどのような感じなのでしょうか?
本記事では、搭乗から降機まで写真たっぷりにレポートします!
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本日のフライト
本題に入る前に、今回のフライト詳細は以下の通りです。
便名 | JL001 |
区間 | サンフランシスコ-東京・羽田 |
出発時間 | 12:00 |
到着時間 | 15:10 |
所要時間 | 11時間10分 |
シート | ビジネスクラス |
サンフランシスコ国際空港に到着
ということで、3時間前にサンフランシスコ国際空港に到着しました!
ちょうどJALチェックインカウンターがオープンしたところです。
オンラインチェックイン済みですし、預ける荷物もありませんので、さっそく出国しましょう!
サンフランシスコ国際空港からJAL便に搭乗する場合、ブリティッシュエアウェイズのラウンジを案内されます。
おしゃれな空間で特にドリンクが充実♪お食事もヘルシーで美味しく、大満足でした。
搭乗開始
出発30分前、搭乗口へ。
駐機場にはすでにJAL機B777-300ERがスタンバイ中です。
また左手には、1時間後に出発する成田便の飛行機も見えました。
サンフランシスコ便は正味10時間ほど。
いったいどんな旅になるのでしょうか?
ビジネスクラスキャビン
前回のJALビジネスクラス搭乗からしばらく経ちましたが、今回もシートは変わらず「JAL SKY SUITE」。
お久しぶりと思いつつ、シートマップを見てみると…
…ん?
あれ??
ビジネスクラスのシート配列が2-3-2になってる?!?!
以前乗った別機種では、こちらの2-2-2配列だったと記憶しています。
実際はどんな感じなのかと言いますと、こちら!
あまり他では見かけないシートデザインではありませんか?
真ん中の席はモニターの左右から通路へアクセスできるのものの、やはりどうしても窮屈な印象がありました。
3人での旅なら良さそうですが、そうでなければ窓側の2席いずれかを抑えたいところです。
窓側席
というわけで、本日の座席は窓側A席です!
座って正面を見るとこんな感じ。
横一列は微妙に前後して配置されているため、乗り出さない限り並びのお客さんの顔までは見えません。
通路への出口はこのくらいの幅がありました。
そこまで幅が広いわけではないものの、圧迫感が感じられるほどでもなく。
程よいおこもり感があって、一人旅にはうってつけです!
お隣とのパーテーションは離陸後閉じることができます。
シート機能
パーテーション下の肘掛け内にはテーブルを収納。
大判一枚タイプで前後にスライドはしませんが、回転させることはできます。
手前にはシートコントローラーが付いていて、部位ごとに細かく調整できる仕様です。
顔の右手には、ヘッドフォンのフックを兼ねた読書灯が。
もちろん電源も完備されていました。
JALビジネスクラスのアメニティ
ビジネスクラス搭乗時のお楽しみといえば、アメニティもその一つ!
2023年10月時点では、Maison Kitsuné(メゾンキツネ)とのコラボポーチが提供されていました。
2024年からは、順次「ヘラルボニー」へと切り替わります。
(JAL公式サイトより)
外側はシンプルなJALカラーですが、裏地はメゾンキツネらしく可愛らしいデザイン。
そしてなんとアイマスクもキツネ仕様になっています!
これはブランドのファンならずとも嬉しいですね♪
また、JALビジネスクラスアメニティに含まれる保湿マスクは、このようにウェットシート付きの濡れマスクなこともポイントです。
乾燥する機内ではこれがあると大助かり。フライトを一層快適にしてくれること間違いなしです。
お化粧室
ビジネスクラスではお化粧室にもアメニティが用意されていることが多いのですが、JALはと言いますと…
ロンドン発のパフューマリー、Miller Harris/ミラーハリスのローションが2本と、モンダミン&歯ブラシセットが用意されていました。
ウェルカムドリンク
荷物の整理を終えて座っていると、ウェルカムドリンクが提供されます。
この日はアルコールドリンクではなく、オレンジジュースかコールドプレスジュース(パイン・リンゴ・生姜)の2種類でした。
後者を選択しましたが、体に良さそうなお味です。
離陸!
飛行機は定刻通りに滑走路へ。
今回の旅ではフリートウィークでアクロバットショーを見学したり、
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ピア39でアシカを見たり、
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念願のクラムチャウダーを食したり。
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前回入手できなかったお土産も買いに行けましたし、
インフレ&円安の中、ホテルのクラブラウンジサービスは非常に重宝。スイートルームにして頂けたおかげでとても快適な滞在となりました!
最初のサンフランシスコ訪問から約半年。
こんなに早く再訪することになるとは思いませんでしたが、これまで訪れた米都市の中でもかなり気に入りました!
次回ももしかしたらそれほど遠くないかもしれません。
機内食のスタート
飛行が安定すると、さっそく機内食のスタートです。
まずはナッツとオリーブ&シャンパン。
しばらく後に前菜のお膳が届けられました。
- 茸の白和え 栗
- ほうれん草のお浸し
- 茄子田楽と海老
- 茶碗蒸し いくらのせ
- 鶏もも肉のくわ焼き、季節野菜の南蛮
久々(というほど長く滞在したわけでもありませんが)の和食、お醤油やお出汁の味わいにホッとします。
続いて主菜。
- 牛バラ肉煮込み、大根、蒟蒻
- 豆腐と鯛のつけ焼き、ネギ、青梗菜
- ご飯
- 味噌汁
メインはかなり薄めの味付け。
コロナ禍からこちら、JAL・ANAともに機内食のクオリティが以前とは変わったような…?
気のせいでしょうか。
自分の味覚が変わった可能性もありますが、最近は外資系エアラインの方がわかりやすい味で好みかもしれません。
締めのデザートはマンゴーパンナコッタでした!
ブッフェカウンター
1回目の機内食が終わると、次の本格的なお食事は着陸2時間前となります。
その間お腹が空いた時には、ビジネスクラスのバーカウンターへ行ってみましょう!
可愛らしいデコレーションの下、チョコレートやおつまみ系スナック、ドリンクが用意されており、自由に好きなものをいただけます。
こちらの小箱は、ニューヨーク近郊のショコラティエによるボンボンショコラ。
キャラメル&オレンジのクリーミーなガナッシュが美味しかったです!
ベッドモードに
食後は座席をベッドモードにして、存分にくつろぐとしましょう。
JALビジネスクラスでは、寝心地の良いエアウィーブのマットレスが提供されています。
セッティングするとこんな感じ!
この通りパーテーションがすっぽりと体を覆い隠してくれますので、CAさん以外から見られる心配は0。
ANAなど、各席ドア付きのビジネスクラスシートもありますが、それに勝るとも劣らないプライベート性の高さを誇ります。
やはり女性の一人旅なら、断然この窓側席がいいですね!
しばしの間、映画に没頭したり微睡んでみたり、まるで家にいるようにくつろいで過ごすことができました。
着陸前の機内食
正味9時間ほどのビジネスクラスフライトでは、時間が過ぎるのもあっという間です。
着陸2時間前の機内食は洋食をチョイスしました。
- スペインチーズのソフトポレンタ 茸のラグー
- ブレッド
- ヨーグルト マンゴーソース
ポレンタとは、とうもろこしの粉で作られるおかゆのようなお料理。
消化に良さそうな食感とお味でした。
東京上空遊覧コース
食後はコーヒーを頂きつつ身支度を整えていますと、眼下に陸地が広がってきました!
ラッキーなことに、この日は東京都心コースを航行。
東京スカイツリーに、
東京タワーもこんなに近い!
レインボーブリッジもこんな角度から見られたのは初めてかもしれません。
素晴らしい快晴の中、東京のシンボルを網羅することができて、最後まで得した気分でした!
今回も快適な空の旅をありがとうございました♪
今回の経費
ご参考までに、今回のフライトでかかった全費用は以下の通りです。
ブリティッシュエアウェイズ 77,250Avios
諸税 37,790円
最後に
ということで、今回はJAL最初の国際線就航地・サンフランシスコから羽田までのビジネスクラス搭乗記をお届けしました!
プライベート感あふれる座席や親切なCAさんのおかげで、心からリラックスできた約10時間でした。
2024年1月24日には、新たなビジネスクラスが誕生する予定。
次回はそちらの方にも搭乗してみたいと思っています!
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